今回も千文字程度の少ない文ですがモチベは続きそうです。
まぁ二週間くらいで一話ずつ出していくと思います。
途中で羽っぽいのが生えた水色の髪の少女と緑髪の少女が邪魔してくる。
「おー...なんか筋肉ムッキムキの人間がいるぞ大ちゃん!」
仁王立ちで大笑いしている。
「や、やめようよチルノちゃ~ん」
大ちゃんと呼ばれた緑髪の少女はおどおどとした頼りない感じがしている。
「俺は今から紅魔館という所に行くんだ、邪魔しないでくれ」
そのまま通り過ぎようとするとチルノがまた仁王立ちで行く手を阻んでくる。
「ここから先は私を倒してから行くんだな!」
そう言うと氷のつぶてが滝のようにこちらに飛んでくる。
「これくらいなら避けるまでもないな」
玄道はその氷のつぶてを身に受けながら前に進む。
「えっ?えっ?だ、大ちゃんどうしよ!!」
「あ、謝って帰ろうよ~!」
「じゃあ、俺は紅魔館に行くから。お前達も気をつけて帰れよ」
玄道はチルノの肩に触れてそのまままっすぐ紅魔館へと走る。
結構早く大きい紅色の門が見えてくる。そして昔の中国を模した様な服を着た女性が門に寄り掛かって寝ている。
「門番か何かだろ?仕事しないで何やってんだこいつ...」
玄道は素通りして門に手をかけたその時脳天に強い衝撃を受ける。
「紅魔館へいらっしゃいませ、すぐに逆方向へとお戻りください。でなければ骨が一本程砕けますよ?」
「やっぱり狸寝入りだったのか。格闘家の骨を折るとは物騒だな」
愉快そうに笑ってから少し距離を取る。
「こいよ、人間の進化とはどれほど素晴らしいかを見せてやる」
玄道の挑発で戦闘は開始される。
門番は素早く玄道の服の襟をつかみ
しかしその次に繰り出された顔面と腹へのパンチは全て受ける。
詠舂拳とは主に体の中心を攻撃範囲としたカンフーの一つであり、首や胸部を手刀や拳で殴るといった物である。
「一秒間に14発、まぁ良い方なんじゃないか?普通の人間なら今ので完璧にダウンだが...俺は地上最強の生物だ。そんな生暖かい技を使うんじゃない」
玄道はカポエイラと呼ばれる柔軟でトリッキーな動きをした武術を使う。
ブレイクダンスのように地面に着けた片手で体を持ち上げそのまま足を大きく開き、持ち上げる勢いと開く勢いで門番の脳天につま先を打ち付ける。
「そちらだって小技しか使ってないじゃないですか、妖怪である私なら人間の骨なんて楊枝を折るかの用にたやすく折れますよ、ええ、折れますとも」
「じゃあ折ってみろ」
次の攻めのための構えをやめて右腕を突き出す。
「えっ...?え?」
「ほら、早く折れって。折れるんだろ?」
「え、いいんですか?本当に折れちゃいますよ?」
「さっきしょっぱなから詠舂拳かましてきた奴の言葉じゃないよな、さっさとやれ」
「え~...わかりましたよぉ...」
門番は玄道の腕を強くつかみ、チューペットを折る感じで力を入れるが、ビクともしない。
「あれ?おかしいなぁ...」
次は思いっきり膝に打ち付けて折ろうとするがこれも意味がない。
「わ~...折れないほど強い人間なんて初めてですよ~、これなら咲夜さんでも苦戦するかも」
「じゃあ、俺は中入るぞ」
門番をむりやり退かして中に入る。
「あら、また美鈴は仕事してないのかしら...まったく、掃除が全然進まないじゃない。これじゃあお嬢様に怒られちゃうわ」