「少しは落ち着いたか?」
「うん、飲み物飲んだらだいぶ楽になった」
「それは良かった」
まさか、コーヒーカップで酔うとは、初めて見た。
ジェットコースターに乗れるってのに、基準がわからない。
「じゃぁ、次行こ!!」
「体が大丈夫ならな」
「全然大丈夫っ!」
本当だろうか・・・また、倒れられても困るし、まだ休めようか。でも、遊園地は初めてだってはしゃいでるし、もっと回ろうか? とも思ったけれど。
「には、見えなそうだ・・・」
「大丈夫だもん! その代わりにちゃんと・・・たて・・・るし・・・」
ふらふらだ。
これじゃ何のアトラクションも乗せてあげられないな。
仕方ない。
「莉音・・・無理しても何もいいことはないぞ、少し休もうな?」
「大丈夫なのに・・・」
言う事を聞いてくれた莉音はベンチへと座る。
そろそろ薬の時間だな。
「莉音、薬の時間だね」
「えぇ、やだ・・・。飲ませて?」
「飲ませてじゃないよ!!! それは流石にやばい。ここで・・・」
顔は見えてはいないが多分赤面状態なのだろう頬の温度で分かる。
「飲ませてってそういう訳じゃなくて、抵抗できないから薬を口の中に入れて欲しいって意味なんだけど・・・」
・・・・・・・・・。
「そうだよな!」
何を勘違いしてるんだか。
俺は薬をバックの中から取り出して莉音の口の中に放り込み水をゆっくりと飲ませて上げる。
ゴクンッと目を瞑りながら飲んでいる姿はとても可愛かった。
「何?」
「なんでもないよ・・・。さ!次!次行こうぜ!」
「う、うん」
◇
あああああああー!疲れた。凄く疲れた。いや、楽しかったけどさ。莉音といる時間はすごく楽しかった。
「じゃあ、帰るか・・・」
「そうだね、今日はありがとう達哉」
「別にいいさ、また来ような!」
莉音は少し照れくさそうに頷き手を繋いで一緒に帰った。
「帰ってきたねー!」
家に帰ってきた時間帯は夜中の2時頃。正直早く寝たい気もするが俺はまだ、レポートが残っているのだ。
「さて、俺はこれこらレポートを仕上げちゃうから先寝てていいぞ」
「じゃあ、お言葉に甘えて眠らせて貰うね!おやすみ達哉〜」
「おう。おやすみ、ゆっくり休めよ」
「分かってるよ」
それから俺は約1時間辺りノートパソコンと睨めっこをしレポートを仕上げた。腕を伸ばし、あくびをする。布団について早く寝よう。
俺は、莉音のいる部屋へと行きぐっすりと寝た。
ーレポートー 愛真 達哉
【毛耳動物人間細胞障】について、この病気はいきなり発症した障害だと思われます。最近調べていて分かったことを今回はまとめたいと思います。毛耳動物人間細胞障はある一部の細胞配列が代わり動物の細胞を取り入れた事から症状が現れました。今回は毛耳動物人間細胞障の発生と思われる事を見つけました。それは、何かしらの細胞が死にその細胞からある何かが生まれこの細胞が出来上がったと見ています。
そして、対象方法は今のところありません。
これで僕のレポートを終了します。