「それで貴方が求める物は?」
「フェイトを家族として迎える事。それだけだ・・」
戒翔の言葉にプレシアは
「何故あの失敗作の・・」
「貴女がどう思おうとも彼女は・・フェイトにとってただ一人の母親なのだから・・。」
「わたしは・・・」
「答えを急ぐつもりは無い。ジュエルシードを集め終えるその時に答えを聞く。」
そう言って戒翔はバハムートから二個のジュエルシードを出すとプレシアに手渡す。
「これで貴女がどう動くかは自由だが・・・その後の事を視野に入れて行動する事を願うよ・・。」
「・・・」
「・・・ではな。」
戒翔は移送方陣を使いその場から消える。
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「わたしは・・・何がしたかったのかしら?」
彼が去ってから玉座に座り直した私は先程の事を思い返す。
「フェイト・・・アリシア・・・、私は何を迷い、求めたのかしら・・・」
アリシアとの思い出、幼き日の生まれたばかりの時のフェイトとの思い出が脳裏に走る。
「そうね・・、私の願いは・・・」
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「貴方は・・黒騎士・・・さん?」
「白の魔導師・・確か、高町なのは・・・だったか?」
プレシアとの会合があった翌日、戒翔は黒騎士の恰好ではなくサングラスを掛け、オーフェンの様な格好でいた。
≪朝からごめんなさいね?今からアースラに転送します。≫
そんな時にアースラ艦長のリンディから念話が入ると足元に魔法陣が展開されてそのまま転送される。
「此処は・・・?」
「あの女の言っていたアースラと言う艦の中だろうな・・。」
次元航行艦の中に転送された戒翔となのは、そしてなのはの肩に乗ったユーノ。そして、合わせるかのようにクロノ・ハラオウンが歩いて来る。
「待たせてすまない・・。さ、こっちだ。あぁ、それとそこの君は元の姿に戻れるのなら戻ると良い。」
「あ、そうさせて貰います。」
クロノが案内しようとした所で思い出したかのように告げるとユーノは今まで忘れていた様な言葉でフェレットからなのは達と同い年の少年へとなる。その後、少しなのはがパニックになるというアクシデントがあったが割愛させてもらう。
「ねぇユーノ君、時空管理局っていったいなんなの?」
「そうだな・・・なのはの世界には警察とか裁判所とかあるよね?」
「うん・・。」
「管理局はその司法の全てを担って動く巨大な組織なんだ。」
「司法の全て・・・か。大層な事をしている割に人材不足が目立つようだが?」
「無駄話はここまで・・。此処が艦長室だ。艦長、執務官クロノ・ハラオウンです。三人を連れてきました。」
「入って下さい。」
そう言ってドアがスライドする。
「(ここ等が選択の時、管理局よ・・・お前達の答えを聞かせて貰おう)」