「改めて自己紹介するわね?私は時空管理局所属のリンディ・ハラオウンです。この次元航行艦アースラの艦長を務めています。」
「僕の名は時空管理局執務官クロノ・ハラオウン。」
「私は通信士のエイミィ・リミエッタ、よろしくね?」
「あ、あの私は高町なのはです。えっと宜しくお願いします。」
「僕の名前はユーノ・スクライアです。」
「・・・俺の名はオルタとでも呼べ。これからのお前達の行動次第では名を明かす事もあるかも知れんがな?」
そして、お互いの自己紹介が終わり、ユーノからの説明と経緯を聞く。
「そう・・その行動は立派ね。」
「だが、無謀でもある。何故、僕たち管理局が来るのを待たないで行動したんだ?」
「それは「それは放置したらより危険だからに決まっているだろう?」オルタ?」
「貴様等が人手不足と言って後手に回っている間に世界が滅びたらそれはその世界の住人が悪いと言うのだろう?だからそう言う言葉が出て来れる。俺の嫌いな人種の答え方だな・・・。」
「なんだと!」
「クロノ、止めなさい!そうね、今の言い方はそう取られてもしょうがない事ね。ユーノさん、気分を悪くさせてごめんなさいね?」
戒翔の言葉にリンディはユーノに向き合い、謝罪とともに頭を下げる。
「い、いえ!気にしていませんから!だから頭を上げて下さい!」
「(ふむ、だいぶだが彼女は意識して行動している様だな・・・その選択を間違えていたら俺はお前達について行かなかったかもな)で、どうするんだ?」
「なのはさん、ユーノさん。彼が言ったように私達は人手不足で迅速な行動が中々出来ないの。だから協力をしてもらえないかしら?」
「は、はい。喜んでお手伝いさせて貰います!」
「僕も・・・なのはをこの件に巻き込んだのは僕の責任なので最後までなのはについてサポートをしていきます。」
リンディの言葉になのはが泡食った感じで答え、ユーノはそんななのはを一度見てからリンディにそう宣言する。
「そう・・・それで黒騎士さん。貴方がジュエル・シードを探していた理由を聞いても?」
「危険な物が自分の世界に落ちて来た。そして、俺はそれを抑える術があった。ただそれだけだ。」
「ではジュエル・シードを渡してはくれないかしら?」
「・・・悪いがそれは出来ない相談だな・・。俺には俺の目的のためにアレを使わせてもらう。勿論、有効活用の為であり惨事を起こす為では決してない。」
「名前も明かさないお前を信用しろと言うのか!?」
「クロノ執務官、貴方は黙っていなさい。」
「しかし!」
「小僧は黙っていろ・・。それでも組織に所属する人間か?やはりまだまだ子供だな・・精神までは大人になれていない・・。いや、合理的かつ打算的に動かないだけまだマシなほうか・・。理由はある女の子を助ける為・・秘術を使うのには膨大な魔力が必要だ。そしてその魔力に見合った物が今回偶然にもこの海鳴市に落ちて来た・・。此処までがヒントだ。後はお前達で考えろ・・・。バハムート、長居は無用だ。さっさと引き上げるぞ。」
《OK》
戒翔の言葉にバハムートが応え、足元にミッド式とは違う魔法陣が現れる。
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「エイミィ!黒騎士の魔力痕追跡は出来るか!?」
「それが見た事も無い術式の魔法だからなのか分からないけど解析が出来なくて追跡が出来ないの・・・」
「なんだって!?」
「こうも容易く私達の前から転移のみで逃げ切るなんて・・・彼は何が・・・確か秘術とか膨大な魔力が必要とか・・・そしてそれに見合う物・・・まさかジュエルシード!?」
「艦長?」
「クロノ、彼の捕縛は禁止します。発見し次第に連絡を・・・。なのはさんもユーノさんも良いわね?」
「しかし」
「異論は認めないわ。これは艦長命令よ!まさか管理局の不正をチラつかせた上での行動では無いわよね・・?」
リンディの呟きに答えれる者はこの場にいる筈も無くリンディはただうなだれるしかなかった。