小さき夜天の主と時の御子
「・・・戒翔くん、どこに行ったのかな?」
あれから数ヶ月が経ちなのはは日常に戻るがその場所には御坂戒翔の姿は無かった。
「急にいなくなったけど、他の皆は戒翔がいなくなった事に違和感を感じないのかしら?」
「感じないっていうよりも最初から存在していなかったみたいな感じになってないかな?」
聖祥付属小学校の屋上にて昼食をとっていたなのは達は周りの人間が御坂戒翔という人物の事を忘れている事に不審になりながらも考えていた。
「・・・なのはは何か知らないの?」
「うーん(ジュエルシードの事はアリサちゃんやすずかちゃんに言う訳には行かない)ごめんね、私も分からないの」
「うーん、なのはが知らないってなるとどうしようも無いわね」
「戒翔君の事もそうだけど、先月転校してきた転校生」
「・・・すずか、お願いだからアイツの事を話題に出さないで」
すずかが呟いた言葉に反応したアリサは嫌悪感を露わにしてすずかに言う
「あ、ごめんねアリサちゃん。」
「転校早々に馴れ馴れしいのよ、アイツは・・・何が私達はアイツの嫁なのよ・・・ふざけんなッっての!!!!」
「あ、アリサちゃん、落ち着いてなの!?」
「うがーーーーーッ!!!!」
戒翔が消えて一ヶ月過ぎた頃、なのは達のクラスに転校してきた生徒の事でアリサが激昂し、なのはが宥め様とするが一向に落ち着く事はなかった。
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「・・・ジュエルシード事件に間に合わなかったけど、闇の書事件で俺の力を使って解決すればはやてやザフィーラ以外の守護騎士達にその管制人格を俺のハーレムに加える! セイバー、抜かるなよ?」
『了解した。』
「この俺、竜崎士郎がこの世界のオリ主だ!」
ある一室にいる男子生徒・・・白髪の髪に褐色の肌、そして赤い瞳をした男子生徒【竜崎士郎】は腕に着けた腕輪と会話をし、ナニカを宣言していた。
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「・・・ん?」
「どうしたん、戒翔くん?」
「・・・いや、なんでもない。」
毎日が特売のとても不思議なスーパーに来ていた戒翔とその戒翔が手で押す車椅子に座る少女が不意に振り向く戒翔に聞くが、なんでもないと言う。
「そう? で、今日の晩御飯はなんにするん?」
「・・・そうだな、偶にははやての好きな物でも作るか? 例えばハンバーグとか」
「ええなそれ!」
「そうと決まれば材料を買って家に帰ろうか。」
「うん!」
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「はー、ごちそう様でした!」
「はい、お粗末様」
戒翔が辿り着いた場所は八神はやて・・・後の最後の夜天の主と呼ばれる心優しき小さな少女の所であった。 虚数空間からある方法を使って抜け出した戒翔は何故かはやての家の前で倒れている所を家主であるはやてに拾われて居候をしながらはやての助けをしていた。
「いつ食べても戒翔くんの作るご飯は美味しいなぁ」
「それを言ったらはやての方が美味いさ。 既に店に出しても良い位に腕が良いのだからな」
「もぅ、お世辞言うてもなにも出えへんで?」
食器を片づける戒翔に対してはやてが感想を言うが、戒翔ははやての方が料理が上手いと言うが、はやては頬を赤くしながら返した。
「俺は滅多な事でお世辞は言わないし、ほんとの事しか言わん」
淡々と食器を片づける戒翔はそう言って湯呑にお茶を淹れてはやての前に出す。
「食休みをしたら風呂に入って寝よう。 明日は聖祥大学病院に行って石田先生の診察があるのだから寝坊は出来ないからな?」
「今日も一緒に入ってくれへん?」
「・・・一応介護なのだからはやてが洗い終われば一度俺は上がる」
「むぅ、そないな事言わんでそのまま一緒に入らん?」
「俺にも色々とあるんだよ。」
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「それじゃ、おやすみはやて。 何かあれば言うんだぞ?」
「おおきに、ウチは大丈夫だから 痛ッ!」
「そう言ってお前はなんでも溜め込むだろうが」
ベッドに入り込んだはやてにデコピンをした戒翔は呆れた表情ではやてを見る。
「だからって乙女の肌に何するん! 跡が残ったらどないするん!?」
「その時はその時だ。」
「はぐらかさんでちゃんと言ってくれへんと分からんよ?」
――――――――――――――
「・・・夜天の主の所に落ちたのは偶然か、はたまた運命なのか・・・学校の方は一応なのは達に会わない為に記憶操作をしたが俺と接点が強くある者には効き辛いのが欠点だよな」
『マスター、これからどう動くのですか?』
「取り敢えずは夜天の書が起動するまでは様子見だ。 その間に管理局や他の転生者に遭遇しない様に要警戒だ。 隠蔽、遮断、枷を使って極限までに魔力を相手に悟らせない様にして行動する。」
『了解』
そして、戒翔とナハトが会話した後に就寝して、深夜零時に差しかかる時
「きゃぁぁぁぁぁぁぁッ!?」
「ッ!? ナハト!」
『短距離転移』
すぐさまベッドから飛び起きた戒翔はナハトに指示を飛ばしてはやての部屋に転移する。
「はやて、無事か!?」
「か、戒翔くん、あ、アレ」
「ッ!?」
部屋に転移した事に関してはやてはテンパっているのかツッコむ余裕が無く戒翔が近くに来た事によりベッドに力無く座り込んで戒翔の後ろを指さしていた。
「・・・闇の書の起動を確認」
三角垂の魔方陣の中に跪く女性達
「我等、闇の書の主の名の下に集いし騎士」
「主ある限り、我等の魂尽きる事無し」
「この身の命ある限り、我等は御身の下にあり」
四人の女性戒翔の目の前にはボディスーツを来たピンクのポニーテールの女性に金髪ボブカットの女性、赤いツインテールにした少女に褐色の肌に女性らしさを残したまま近接戦闘に特化したと思える女性の四人が跪いていた。
「・・・」
「・・・気絶してないか?」
『その様ですね』
急に静かになったはやてが気になった戒翔ははやての目の前で掌を振っても反応せず自身があまりしない変顔などをしても反応を示さなかった事に対して感想を述べ、ナハトもそれを肯定する。
「貴様、主はやてに何をしている!?」
「・・・取り敢えずうるさいから少し黙ろうか? はやては今の現状が理解不可能で処理墜ちして絶賛気絶中。 で、俺ははやての家で厄介になっている居候だ・・・話ならはやてを起こさない様にリビングで話せばいいだろう」
「シグナム、コイツの言う事を聞く事なんてないと思うぜ?」
「そこのチビ助が言う様に俺の言う事を聞かないならそれでもいい。 けど、はやてに迷惑を掛ける様な存在なら俺は容赦しないからその心算でいろ」
「む、言ってくれるな・・・ベルカの騎士の前でそれほどの啖呵を言うとは」
「覚悟だなんだっていうんならさっさとしろ。 はやてを寝かせてリビングに行く・・・案内するから大人しくついて来てくれ」
「お、おい」
シグナムと呼ばれたポニーテールの女性は戒翔の行動に慌てて追いかける。
―――――――――――――
「それで、貴様等はその闇の書だったか? それから出て来たと言う事で良いのか?」
「そうだ、我等は闇の書の守護騎士だ。 我等は闇の書の主と共にある」
「・・・今回の場合ははやてがその主って事で良いのか」
「何か問題でもあるのか?」
「・・・いや、この地球では色々と呼ぶのだなって思っただけだ。」
「どういう事だ?」
「いや、なんでもない忘れてくれ。 で、お前達は何がしたいんだ?」
「我等は闇の書の力を復活させ、闇の書の力を我が主に捧げるだけだ。」
戒翔の質問にシグナムは淡々と答える。
「力・・・ねぇ、アイツならそんなもんいらんって言うだろうな」
「何故だ?」
「そもそも闇の書に選ばれたからと言ってもはやては一般人だったんだぞ? それがいきなり力を上げるって言われてもピンとくるわけがないだろう?」
「た、確かにそうだが・・・なら我等はどうすれば良いというのだ?」
「家族として接してくれ。」
シグナムの焦った言葉に戒翔はただ一言だけ告げる。
「家族として? お前が家族なのではないのか?」
「俺は先に言った通り居候だ。 はやての両親は既に交通事故で他界している。 よってお前達がはやての家族として接してくれればアイツの寂しさも少しは紛れるだろうからな」
シグナムの疑問に戒翔は苦笑しながら返す。
「そうなのか」
「だから、はやての事は頼むぞ?」
そういって戒翔はシグナムに向けて頭を下げる。
「ま、待て! 初対面の者にいきなり頭を下げられてもどう返せば位か分からなくなる。」
「しかしだな・・・」
「シグナム、ちょっと待てよ。 こいつの事をまだアタシは信用しちゃいねぇ。」
「ヴィータ!」
「アタシの名は鉄槌の騎士ヴィータ、そして相棒の鉄の伯爵アイゼンだ。」
「御坂戒翔、相棒はバハムート・ナハト。 デバイスを持ってはいるが管理局とは無縁だ。」
「どうだか・・・繋がっていようとなかろうとぶっ潰しちまえば関係ねェ!」
「場所を改めようか。」
『超長距離転移』
「ッこれは!?」
「安心しろ。 お前達と気兼ねなく暴れられる場所に招待しよう。」
八神家のリビングにいた面々はその場から消え失せた。
・・・ザ、ザフィーラが女の子になってしまったorz 誰に需要があるか分からんが戦闘系褐色美女が誕生してしまった・・・forceで出て来るのに此処で被りそうなキャラ出して大丈夫なのか私?