あれから三年の月日が流れた。変わった事と言えばなのはに2人の親友が出来た事との距離が離れた感じと言うか疎遠に近い感じががするくらいか。因みにその二人の親友と並び称されるようになったのが聖祥三女神と言う物だ。たかだか小学三年でその呼称はどうかと思うが…。
「まぁ、積極的に近付いたりしてないから忘れているだけなのかもしれないが…」
俺は自室で寝転がりながらそう呟いていた。
《―――――――――――――――――誰か!》
「ッ!?」
『マスター、この念話は魔力資質を持つ者に対してされているようです。』
「…そうか。なら、なのは…それにあの竜崎だったか?そいつも呼び出されている訳だな…。」
『どうしますか?』
「いまは放置する。が、念の為に隠蔽した状態のサーチャーで監視をしておいてくれ。なにか問題があったら起こしてくれ。」
『了解しました。』
アルの言葉を聞いた戒翔はそのまま睡魔に誘われるまま、眠りに墜ちた。
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『まったく、マスターは人使いならぬ機械使いが荒いですね…。』
マスターが寝た後に私はそう呟きつつも光学迷彩と魔力遮断を施したサーチャーを5基現場に飛ばして様子を見る。
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「ゴアァァァァァァ!!!!」
「ちょこまかと…!喰らえ!
あの銀髪の少年はあの英霊エミヤの能力を持っているのでしょうか…。黒塗りの長弓から赤く光る矢を放ち、思念体の様な者に向けて放ちますが…
『あの距離で外すとは…憑依経験も無しで身体強化も碌にほどこしてない状態…それに身の丈に合わない戦い方…まったくの素人ですねこれは。マスターの脅威にも値しませし、マスターの危惧する事が起きるとも考え辛いですが他に何かの能力を持っているかもしれませんし一応はサーチャーに記録させておきますか…。』
「ちっ、外したか!だがこの俺の必殺必中の一撃から逃れられるものか…!
虚空から捻じれた刀剣を呼び出し、弓に番えて放つがそれもまた大きく外れて余所の家に落ちて大爆発を起こした。
『戦闘スタイルや本人の事は脅威とは言えませんが魔力量とその物量押しの戦法は他の者からしたら脅威になりますがこれは周辺に破壊を撒き散らすだけですね…。見るに堪えませんね…。』
予想に反して彼はアレ以降弓と白と黒の双剣での近接以外はせずになのはちゃんの超長距離砲撃の封印砲で見事鎮圧されたにも拘らずまるで自分の手柄の様に振舞う彼を見て私はそう結論付けてサーチャーとの視覚同調を解き、スリープする事に決めました。
後でマスターに何か言われてもあの映像を見せれば文句は無いでしょう…。