ではどうぞ
とある電柱のそばでケンカをしている青年がいた。
学校の帰りだろう青年は制服を着ていた。対する相手は私服で、片手にはスケボーを持った4人組である。なぜこの2組がケンカをしているかというと…
「ヒィ!なんだよ、お前!」
「問題です!ここにおいてある花は何でしょう!」
いきなりの質問に4人組の1人が答える。
「ええと、この間交通事故で死んだ女の子への…お供え…もの…」
「正~解~」どかっ
言葉と同時に鋭い蹴りが顔面に入る。1人が彼の名前を呼ぶ。
「では何でその花は倒れているんでしょうか?」
と言って指差した先には倒れた花瓶があった。花はまだ新しくつい最近持ってきたものだとわかる。
「それは、俺たちがスケボーをやってて倒しちまったから…」
「またまた正解‼」どかっ
わかりきった答えを言わせていくと同時に言った相手のお腹に蹴りが入る。恐怖からか他の2人からは「ヒィ!」というか細い声が聞こえる。
そして最後は質問ではなく
「じゃあこの子に謝らないとなぁ」
と言って出てきたのは頭から血を流した年場も行かない女の子だった。さらによく見ると女の子の体は透けていた。
4人組は「ギアアアァァァ!!」と叫びながら逃げていった。
それを見て青年と女の子は笑い合う。
「お兄ちゃん、ありがとう。あの人たちうるさかったから。」
「あぁ、気にすんな。花、明日新しいの持ってきてやるから、早めに成仏しろよ。」
と女の子に別れを告げて青年は帰路につく。明らかに体の薄い、そう幽霊である少女に出会っても青年にとってはこれは何でもない日常に過ぎなかった。
青年の名前は黒崎一護。空座町に住む高校一年生で、髪の色は鮮やかなオレンジ色なため不良によく絡まれるが地毛である。彼は人より霊感の強い人間であるためよく幽霊にも絡まれたり、憑かれたりする。ただし、除霊することはできない。
(いや、あの力は除霊じゃなくて消滅だからな…。)
など考えていたらいつの間にか家に着いていた。
(まぁ、考えても仕方ないか。)
「ただいまー。」ガチャ
玄関のドアを開けるとなにかが一護に向かって飛来してきた。
「おそーい!!!」
「ぐはっ!」
不意討ちだったため顔面に回し蹴りをくらってしまう。
「何すんだよ親父!」
「うるさい!うちの門限は7時と決まっている!」
「今時高校生を7時に帰らせる親がどこにいやがる!」
全くである。そしてこの言い合いは殴り合いになり、一護の勝利となる。そして、双子の妹の遊子と夏梨と食事を食べる。これが黒崎家の日常であった。
とりあえずここまでです。
ペースはわからないので書けたら書きます。