再びIS世界に転生したオリ主   作:koh

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書いてて何か違和感を感じていたがわかった。
書いてる束の口調が、ダンまちのヘスティアに似ちゃってるんだ。
……直すのも大変なのでそのまま行きます。


テレビ放送初出演

「終わったか?」

「そのようだな」

「……ッカァー!!しんどかったぁ!!」

 

レーダーを見ても、ミサイルと思われる反応はない。

それを自覚した瞬間、張り詰めた緊張の糸が切れ、気張ってる時は感じなかった疲労感が一気に襲い掛かる。

肉体的な疲労は大したことはない、だが精神面の疲労が非常にデカい。

『護る戦い』がこれほどまでにしんどいとは思わなんだ……

 

『リューくん!ちーちゃん!大丈夫!?』

「私と白騎士は問題ない」

「俺もヴァイサーガも大丈夫だけどよ、大分疲れたぜ」

『それじゃあサッサと戻ってきて!自衛隊と米軍がそっちに向かってる!

 ステルス機能をつけるの忘れないでね!』

「はい、はいっと」

「戻るとするか」

 

ステルス機能を作動させ、スラスターを吹かし、踵を返して束の元へと飛んで帰った。

束お手製のステルス機能、至近距離でも目視すら出来ないトンデモナイものだ。

現に、発動させた俺のヴァイサーガと白騎士は互いに互いを目視できずにいる。

まっ、特に焦ることもない。巡航速度でのんびりと帰らせてもらいますかね。

 

 

 

 

 

「隊長……あの二つの機体はいったい何だったのでしょうか」

「分からん、だがアレが日本を護ってくれたのは確かだ。

 悔しい事だが、我々自衛隊と米軍だけでは、ミサイルには対処しきれなかっただろう」

「確かに、あの機体は日本を救ってくれた。

 少なくとも、今は感謝するべきでしょうね」

「うむ……全員、謎の機体に向け敬礼!」

 

 

 

 

(しかし、誰がミサイルを……?)

 

帰宅途中、物思いに耽ながらスラスターを吹かす。

前世のミサイル来襲……白騎士事変は、束がISの有用性を広める為に起こした自作自演だったが、今回の件では束が事件を起こした様子はない。

ただ、日本を壊滅させたいだけのテロリストにしては、事がデカすぎる。

『日本が射程圏内の核弾頭ミサイル』を全て発射するなど、そこらのテロリストでは不可能だろう。

 

(となると、世界規模のテロリスト?亡国企業か?だが、この時点で日本を攻撃して何のメリットがあるってんだ?そもそも本当にテロリストの仕業なのか?)

 

この時点ではISは……発表されちゃいるが小娘の戯言ぐらいにしか捉えられていないはずだ。それに、デモンストレーションは月面採掘が初めて、つまり性能を知ってるのは限られた身内しかいないはず…

 

(くそっ、わかんねぇ!)

 

ガシガシと頭を掻き毟りたくなったが、ヴァイサーガを纏った今ではそれも出来ない。

とにかく、俺は帰路を急ぐことにした。

 

「たーだいまっと」

 

取り敢えず帰路では何事もなかった。

俺と千冬は地面に降り立ち、ISを待機形態に戻しその束縛から解放される。

 

「リューくぅぅぅぅん!!大丈夫!?怪我はないよね!?」

 

凄まじい勢いで飛びかかり抱きついてくる束、もはやすてみタックルの域である。

 

「みりゃわかんだろ、ピンピンしてるよ」

「束、一夏達は?」

「あっ、いっくんは箒ちゃん達とシェルターに避難してて、まだ戻ってきてないよ。こんな事もあろうかと束さんが事前に作っておいたのさ!居住性はそこらのホテルには負けないよ!」

 

ドヤァ、と胸を張る束。

……デカい。何がとは言わんが。

 

「それはそうとして……ちょっとテレビを見て欲しいんだけど……」

「うん?」

 

携帯テレビを手渡された俺は、促されるままに電源を入れて千冬と共に画面を覗く。

そこには衝撃的な内容が映し出されていた。

 

「迫り来るミサイルの恐怖から私たちを守った謎のパワードスーツのうち、黒いパワードスーツの手掛かりが見つかりました。どうやら、テレビゲーム「スーパーロボット大戦」シリーズに登場するロボットと酷似しているようです」

「オウ……」

「こ、これは……やってしまったな」

 

『居合の構え』をしているヴァイサーガが、クッキリと映し出されていた。

ちょうど、光刃閃のためにエネルギーをチャージしているところを捉えられたようだ。

 

「警察はこの事件にスーパーロボット大戦の発売元であるバンダイナムコゲームスが何らかの関係を持つものとし、強制捜査に……」

「日本のマスコミの野次馬根性も大したもんだね!わざわざ天体用の望遠レンズまで出して撮影したらしいよ!自分の命がかかってるってのにさぁ……ふざけんなよ、まったく」

 

怒気や殺意すら孕んだ声色で束が呟く。

 

「これじゃ、ISは兵器として認識されちゃうかもしれない。私は宇宙開発の為にISを作ったのに……」

「……悪い、俺の軽率な行動のせいで……」

「あ、リューくんを責めてるわけじゃないよ!実際、二人が出てなかったら日本は壊滅してたかもしれないし、仕方ないよ」

「だが束、お前の夢はどうなる?このISで宇宙を開発するのがお前の夢だったんだろう」

「だーいじょうぶだって!まだ資材は沢山あるし、それを見せれば多分なんとかなるよ!そこはこの束さんに任せなさい!」

 

こうは言ってるが大丈夫かなぁ、と思う。

何しろ、技術面で言えばチートもいいところだが交渉面で言えばむしろ人並み以下だ……

だが、それは俺も同じだ。

大人しく事の成り行きを見守るしかないだろう。

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