ソードアートオンライン―パシネットライトオブメモリーズ―   作:UKIWA

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集中しいてるときにちょっかいを出されると何か普通以上にムカつきますね
それでは本編どうぞ


明日は雪より謎めいて

         ―エギルサイド―

 

 綺麗に整えられた棚、味を感じさせるカウンター、机、椅子…最近この店にも現実と同じくらいには夜も繁盛している。まあ、今はまだ昼間で人は今誰一人いない

 

 「まったく昼間は仮想も現実も似たようなもんだな」

 

 カウンターで腕を組ながら溜め息をついた。

 カランカラン―古き良さを感じさせる扉のベルが鳴った

 「いらっしゃい」

 

 「おう、エギルしばらくだな」

 

 「なんだクラインか、どうだ怪我の具合は」

 

 はぁ、一番の常連が来ちまったか、まあこいつでもいい話あい…てに!?

 

 「ここがエギルさんのお店ですか」

 

 (ん?クラインの後ろに女の子がいるのだが)

 

 目を擦って見たが少女は消えなかった

 

 「お、おいクライン、お前何か女にでも恨みでもかったのか」

 

 「どうかしたのか」

 

 「お前が女といると何かやらかしたとしか考えられん」

 「おい、俺を何だと思ってやがる」

 

 少女の方を見るとプレイヤーアイコンが確認できた

 

 (クラインが女を連れてきただと!?)

 

 「ちょ、ちょっと来いクライン」

 

 「お、おい」

 

 強引にクラインを壁の隅へよせて話を聞いた

 

 「お前どういう風の吹き回しだ、明日いや、今日にでも雪が降るんじゃねぇのか」

 

 「うるせえいいだろ俺だって女の一人や二人ぐらい連れて来てもよ」

 

 「お前が女のプレイヤーと一緒にいる所なんざキリトがいるとき以外見たことがねえぞ」

 

 「何だと!はぁ、まあそれより待たせてんだからとりあえず勝手にそこらへんに座らせてもらうぜ」

 

 「お、おう」

 

 (まさかクラインが女を連れて来るとはな)

 

 驚きの感情と共にあいつが連れてきた女に少し身構えた

 

 「あの、エギルさんですよね」

 

 「ああ、一応俺がエギルだ」

 

 「やっぱりそうですよね良かった」

 

 彼女はホッとしたような顔をしていた

 

 (なぜ俺がエギルってのがわかったのか、クラインが言ったとは考えずらい、他だとしたら)

 

 「お前さんSAOサバイバーか」

 

 直球のことを聞いたがこの答え以外俺を知っているプレイヤーは少しぐらいだ

 

 「いいえ私は父親がSAOのサバイバーでSAOの話はそれで色々知りました」

 

 「そ、そうか」

 

 (そういう方か、まあ、娘がいるSAOサバイバーもいたからそれもあるのか)

 

 「もう一つ質問いいか」

 

 「どうぞ」

 

 「お前さん、何であいつなんかと一緒にいるんだ  普通、あいつについていくやつは男くらいだぞ」

 

 「それは、先ほどクラインさんと決闘をして、奢らせて頂く約束をしたので」

 

 「あいつと決闘?」

 

 「おいエギル、お前ばっかりカヤちゃんと話をしてずりぃぞ」

 

 クラインは物を取られた子供よりよっぽど達が悪い目で俺を見てきた

 

 (お前がすぐに紹介すればよかったものを)

 

 「お、そういえば彼女と決闘したって言うじゃねぇか、ちゃんと手加減したのか」

 

 「最初は、まあ俺もそうしようと思ったけどよ、その考えは初撃で消えちまったよ」

 

 「まさか、もっとマシな冗談を言うんだな」

 

 仮にも風林火山のリーダーがこの少女に敗けるなど思えなかった

 

 「いや、間違いなく俺は本気でやってカヤちゃんに敗けたんだよ」

 

 「おいおいマジなのか」

 

 彼女の方を見るとしっかりと顔を縦に振った

 

 「そんなに嘘だと思うならカヤちゃんと決闘してみろって」

 

 「ちょ、お前ら待てって」

 

 「カヤちゃんはどうだい」

 

 「私はいいですけど」

 

 「おい、俺はまだやるっていってねぇぞ」

 

 だが俺の返答が聞かれるはずもなく自分の前に決闘のアイコンがでてきた

 

 「わかったわかった、だがまずやるんだったら場所を変えるぞ、店の中で動き回られたら皿なんかのオブジェクトが壊れちまう」

 

 決闘の申し込みアイコンを一度拒否し、決闘のできる場所へ向かった

 

 

―――――――――――闘技場―――――――――――

 

 

 「よし、ここなら決闘する分にはいいだろう」

 

 「それじゃあ二人共、ルールは魔法ありの初撃決着でオーケーだな」

 

 二人共うなずき俺は決闘の申し込みアイコンを確認し、アイコンを押してカウントダウンが始まった

 

 「あ、武器を変えとかないと」

 

 彼女はアイテムリストから刀を取り出した

 

 「刀から弓に変換」

 

 先ほどの刀の刃がガラスの破片のごとく爆散し、刀の柄の部分だけ残り柄の上と下から発光し、弓が構成された

 

「へぇ、面白い武器を持ってるじゃねぇか、どこかのイベントで手に入ったのか」

 

 「これは、一人限定の超難関クエストで手にいれました」

 

 一人限定の超難関クエストが出ていたという話は聞いたことはなかったがその辺を考えるのは止めておこう

 

 「カヤちゃん頑張って」

 

 クラインがシンプルな応援コールを彼女にした

 

 「はい、頑張ります」

 

 クラインに向けて彼女は笑顔で返したがあいつの方は完全にその笑顔で硬直していた

 

 (あいつ落ちたな)

 

 「あまりあいつをおちょくるなよ」

 

 「クラインさんにですか、それはないですよ」

 

 カウントダウンが10秒をきった

 

 〔5、4、3、2、1〕

 

 

 〔0〕

 

 

 俺は相手のでかたをみるべく相手の外側から回り弓で狙いをつけづらい動きをした

 

 相手は弓矢でねらいをつけて弓矢で射るが外れるか俺の斧にはじかれた

 

 (やはりクラインがてを抜いてやがったか)

 

 まあそうだろうという感情が出てきてた。彼女はスペル詠唱をしていたが、すぐに自分が相手の懐に一気に近づき斧を一振りして決着をつけようとした

 

 「ふんっ」

 

 しかし初撃は寸前の所で回避された。しかし、この距離なら二撃目は逃げられないだろう

 

 「よし、詠唱成功」

 

 (ここでスペル詠唱?)

 

 「ッツ!?」

 

 彼女が自分の二撃目前にスペル詠唱終えたのと同時に自分の背中に衝撃が走り地面に倒れた。今の状況が一瞬の出来事だったため呆然とした

 

 デュエルの終了と〔WINNER:kaya〕の名前が告げられ紫色の文字が上空にフラッシュし、自分が敗けたことを自覚した

 

 「お前さんどうやったんだ」

 

 「それはですね、弓矢の回収呪文を詠唱したんですよ」

 

 「回収呪文?」

 

 聞いたことのない呪文だったが、弓のスキルを上げたことがないから俺が知らなくても無理はないだろう

 

 「まず弓矢をなるべく多く放って戻って当たる所の確率を上げて後は運でやりました」

 

 「なるほど、運だめしの攻撃ならわからない訳だ」

 

 少し苦笑し、彼女のスペル詠唱の正確さから実力者なのはわかった

 

「でも初撃決着じゃなかったら敗けてましたけどね」

 

 「いや、それでも俺は不意をつかれて敗けたんだ。クライン、認めるよこの娘の実力を」

 

 俺は彼女と強く握手を交わした

 

 クラインを見ると、あたかも自分の実力のようにはなを高くしていた。

 

俺はそれをみて尺にさわったのでタイキックをくらわした

 

 「うお、何しやがるんだ」

 

 「何でお前が鼻を高くしてやがる、それよりお前はこの娘に敗けないように実力をつけやがれ」

 

 「否定はできないけどよ、お前だってさっき敗けたじゃねぇか」

 

 「何だ、俺に喧嘩を売ろうてか」

 

 「おおう上等じゃねぇか、お前なんかこてんぱんにしてやるぜ」

 

 俺とクラインは眼をとばしながら睨み合った

 

 「二人共仲が良いんですね」

 

 「「仲がいいわけあるか」」

 

 俺達に割って彼女が話してきたが、先ほどの発言がクラインと重なり彼女はクスクスと笑っていた

 

 「ほらやっぱり二人共同じ答えがでるほど息ぴったりじゃないですか」

 

 俺とクラインは目を合わし、二人共腹から声をだし笑った

 

 「あ、そろそろ20時ですね、私は今日はこれで」

 

 「あ、あのもしよければフレンド申請いいっすか」

 

 「それじゃあエギルさんとクラインさんに」

 

 彼女のフレンド申請が表示され承諾した

 

 「それではクラインさん、エギルさんおやすみなさい」

 

 彼女がアイコンを操作した後、光に包まれ消えていった

 

 「クライン、お前は女にホイホイついて癖があるから気をつけろよ」

 

 クラインの肩を軽く数回叩き店に戻る道へと歩いた

 

 「おい、そりゃあどういう意味だよ」

 

 一人の店主と一人の侍の仮想世界の夜に活気を上げた。

 

 彼らはまだ知らない運命の歯車が加速したことに…

 

 ―――――――――――――――――――――――

      ――ザ・シード中枢――

 

 

 一つの光が仮想の星の夜空に帰ってきた

 

 「ふぅ、よし戻って来れた」

 

 「やっと戻ってきたね」

 

 「あ、戻られてたんですね」

 

 「いいなぁ、僕も早くいきたいなぁ」

 

 「私もエギルさんとクラインさんしかまだあってませんよ」

 

 「あ、僕もそのうちこっちのが終わったらそっちに行くからね」

 

 「わかりました、それではおやすみなさい」

 

 「おやすみカヤ」

 




こころからなんとかかんたらっていえば何でも解決できると思うな
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