ちょっと忙しくて執筆ができてませんでした(スクフェスやってたわけじゃないし)
今日で3話が終わります、そして龍騎にも動きが…?
それでは今回もよろしくお願いします
本編スタート!
「雨か…」
ライブ当日、ライブの準備やリハーサルのため早めに学校に行くことになっていたのでいつもより1時間ぐらい早い起床を迎えたわけだが、生憎お天道様は俺たちの門出を祝ってくれないようだ
雨は愚か時より雷まで
それでもまだ遠いってことだけでも幸いと言うべきか
俺たちはこの数日間やれるだけのことはやってきた
これだけで絶対成功するとかそういうことを思っているわけではないのだが、成功に見合う努力はしてきたつもりだ
しかし、どうしても人には勝てないものがある
それが自然の力と時の流れ
時の流れなんて言わずもがなだが、自然も同様
対策はできても対抗はできない
もし雨が強くなって人が来れなかったら?
もし近くで雷が落ちたら?
そんな状況が考えられる・・・
やめておこう、こんなこと考えることこそ無駄だ
もしそうなってもその中でやり切るしかないだろう
それに、俺がこんなことではあいつらを不安にさせてしまう
それだけは避けたい
そんな自分に一喝して支度を始める
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俺が学校に着いた時、3人は既に学校に来て準備を始めていた
「あっ、りゅうくん!」
「おっ、千歌が寝坊してないなんて珍しいな」
「むぅ、私だっていつまでも子供じゃないんです〜」
「頭の中はいつまでもお子ちゃまだけどな」
「なんだと〜!」
千歌が頰を膨らませてる
何これリスみたい可愛い
隣で梨子とそれから曜も笑顔を魅せていた
「今何してたんだ?」
「今は立ち位置とかステップの確認だよ、それが終わったらリハーサルするつもりだよ」
リハーサルするならやっぱ照明とかも本番通りの方がいいよな
「じゃあ俺は照明の方手伝ってくるから、流石に全部千歌の友達に任せるのはあれだしな」
照明などの仕事は千歌の友達が引き受けてくれたのでありがたいことに会場準備に関しては滞りなく進んでいる
「じゃあ、中の様子見てくるから」
「うん、頑張ってね!」
「千歌たちもな」
彼は舞台裏に消えていった
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「りゅうくん!入っていいよ〜!」
そう言われて俺は千歌たちのいる部屋に入る
「…すごいな」
目の前の光景に一瞬言葉が出なかった
それぞれのイメージカラーにぴったりな衣装を身に纏った3人
ひとことで言えばそれこそ
「りゅうくん、どう?」
「あぁ、すごく似合ってる」
「ほんと!?へへ、りゅうくんに褒めてもらえた♪」
「私はどう?」
「曜もすごく似合ってるよ」
そういえばこの衣装、曜が一人で作ったんだよな
「えへへ、ありがとう、りゅう」
「あぁ、お疲れさま」
「何言ってるの、本番はまだこれからだよ!」
「それもそうだな」
曜の笑顔につられて俺も少し笑顔になる
梨子に目線を移すとなんだかもじもじしてるように見える
そういえば衣装見せたときスカート丈が短いとか露出が多いとか言ってたもんな…スクールアイドルの衣装ってほとんどそういうもんだと思うけど
彼女自身あんまりこういう服を着ないから恥ずかしいのだろう
「梨子、気になるか?」
「ううん、でもやっぱ私には似合わないかなって」
「そんなことないぞ?似合ってるし、それにかわいい、し」
「えっ!?」
しまった、つい口走った
流石にそんなこと急に言われたら引かれるよな…
しかし、全く予期していなかった返事が返ってくる
「…ありがとう、なんかできる気がする!」
そう言って俺に笑顔を向ける
ドキッとしてしまった自分がいた気がするが…気のせいだろう
そしてさっきから後ろに痛いほどの視線を感じるのだが・・・
「もう!なんで梨子ちゃんには可愛いって言うのに私には言ってくれないの!」
「そうだそうだー!」
後ろで千歌と曜がふくれっ面で迫ってくる
「これは梨子を元気づけるために言ったのであってだな」
「じゃあ、本当はかわいくないのね…」
「いや、そういうことでもなくて…」
「あー!りゅうくんが梨子ちゃん泣かした!」
「泣かしてないわ!梨子違うから、普通にそのかわいいと思うし…」
「ふふっ、冗談よ 面白かったからちょっとからかっちゃった」
「梨子、覚えとけよ」
梨子にからかわれて若干悔しいが、まぁ、彼女が元気になったのならそれでいいだろう
「それと、千歌と曜も十分かわいいぞ」
直視して言うことはできなかったが、俺は素直に思ったことを言った
大体梨子の時もちょっと口走っただけで普通こんなこと恥ずかしくて言えんわ
俺の恥ずかしい発言から千歌たちが黙ったままなのでふと2人の方を見ると、2人ともなぜか顔を赤くしてこそこそ話している
「急にはずるいよね///」
「うん、なんかいざ言われると恥ずかしい//」
「なんか言ったか?」
「「なんでもない!」」
何なんだよ…イミワカンナイ
「じゃあ、俺は下行ってるから頑張れよ」
「待って!」
「ん?」
「みんなでなんかこう円陣?みたいなのやらない?」
「俺はいいよ、下でちゃんと観てるから」
「ダメ!りゅうくんもaqoursのメンバーなの!だからりゅうくんも一緒じゃないとダメ!」
本当に俺の幼馴染はお節介で唐突で
温かいな
「わかったよ」
千歌、曜、梨子、そして俺
4人と手が重なる
「待って」
「「「ん?」」」
千歌が手を引っ込める
「手繋ごっか」
「こうやって互いに手を繋いで、ね?あったかくて好き」
「ほんとだ」
「雨降っちゃったね」
「みんな来てくれるかな…」
「もし来てくれなかったら…」
「じゃあ、ここでやめて終わりにするか?」
3人が笑った
千歌が声をかける
「さぁ、行こう!」
表情は真剣そのもの
「今全力で輝こう」
魅せてみろ
「aqours!「「サンシャイン!!!」」」
お前らの輝きを
・・・・・・・・・・・・・・・・
俺は3人と離れ、舞台裏から出ると
「嘘だろ…」
そこに居たのは、十数人
体育館は満員どころか半分も埋まってない
どうして、3人ともあんなに頑張ったじゃないか
雨だから?雷だから?
そんなの、あんまりじゃないか…
「ハロー、リュー」
「マリー、いたのか」
「いたのかって随分rudeね」
「何の用だ?」
「ただちかっち達のライブを観に来ただけよ」
「マリー、あのさ・・・」
俺の声は目の前の彼女によって遮られる
「リュー、あなたが信じてあげなくてどうするの?
幕が開いた瞬間きっとあの子達もあなたと同じ反応をするわよ?
その時あなたがそんなことでいいの?」
「・・・!」
そうだ、俺が下を向いてどうする
彼女達の輝きを見届けるって約束したんだ
たとえ人が集まらなくても最後まで目を離さない
そして幕が開く・・・
千歌たちが手を繋いで姿を現わす
しかし、やはり目の前の光景にその表情は暗い
千歌と目が合う
俺はただ頷いた
それだけで彼女には伝わった
「私たちはスクールアイドル、せーの」
「「「aqoursです!!!」」」
「私たちはその輝きと」
「諦めない気持ちと」
「信じる力に憧れ、スクールアイドルを始めました」
「目標はスクールアイドル、『μ's』です!」
「「「聴いてください」」」
彼女たちの初、そして
『ダイスキだったらダイジョウブ!』
《キラリ!ときめきが〜生まれたんだと
気がついたワケは〜目の前のキミだってことさ〜》
歌い始めると彼女たちにもうさっきまでの迷いの表情はない
ただ
笑顔を届けるために、歌う
《動き出した心は まだ迷いを抱えて揺れているよ
それでもスタート したのは運命かな
気持ちが繋がりそうなんだ」
3人、いや、4人で考えた歌詞、振り
ステージで踊る彼女たちはとても輝いて見えた
《知らないことばかり 何もかもが
それでも期待で足が軽いよ
温度差なんていつか消しちゃえってね
元気だよ 元気を出していくよ!》
その時だった、体育館が真っ暗になった
照明も全部消えた、彼女たちの輝きもなくなった…
こんなのありかよ、人は来なくても頑張って歌って
そしたら今度は停電ですだ?ふざけるのもいい加減にしろ
彼女たちがどういう気持ちで・・・
聞こえてくる声に俺は耳を疑った
「気持ちが、繋がりそうなんだ〜」
「知らないことばかり、何もかもが」
「それでも期待で足が軽いよ」
「温度差なんて、いつか、消しちゃえてね元気だよ、元気を出して…」
照明が消えてもなお歌い続ける3人
しかし、千歌が下を向いて泣いてしまった
そりゃあそうだ、こんな次から次へと
何故こんなに彼女たちは頑張っているのに
そして俺は何してるんだ、なんで俺は今ここに突っ立ってるんだ?
今あいつらのためにできることがあるだろ
気づいたら走り出していた
向かった先は…
「ダイヤちゃん!?」
体育館裏の倉庫、そこにはダイヤちゃんもいた
「りゅうきさん?何故?」
「発電機があるかと思って、ダイヤちゃんは?」
「
ありがとう、ダイヤちゃん
いつか、君にも正直になってほしい
「じゃあ、これを運べばいい?」
「ええ、お願いいたします」
発電機を起動させる
「これでなんとかライブ自体は…」
千歌たちはどうなっただろう
「りゅうきさん、千歌さんたちのところへ行ってきては?」
「いや、でも…」
「ここは私があれば大丈夫ですから」
「ありがとう、ダイヤちゃん」
ダイヤちゃんの言葉に甘えて俺はまた体育館に走り出す
「お兄ちゃん!」
「りゅうにぃさん!」
「ルビィ、まるちゃん、どうした?」
「「とにかく早く来て(来るズラ)!!」」
ルビィとまるちゃんに連れられて来た先には
「すごいな…」
ただすごいの一言だった、さっきまでがらんとしていた体育館が今は言葉通り満員という状態だった
あまりよく見えないが、千歌たちの輝きだけははっきりと見ることができた
ライブが終わり
「彼女たちは言いました」
「スクールアイドルはこれからも広がっていく、どこまででも行ける、どんな夢だって叶えられると」
ダイヤちゃんが千歌たちの前に立つ
「これは今までのスクールアイドルの努力と町の人たちの善意があっての成功ですわ、勘違いしないように」
「わかってます!」
「でも、でもただ見てるだけじゃ始まらないって、うまく言えないけど・・・
今しかない瞬間だから・・・!」
「だから!「「輝きたい!!!」」」
そして今日2度目の拍手が3人に贈られる
彼女たちは
空には一本の日差しが雲の隙間から差し込んでいた
・・・・・・・・・・・・・・・・
それからしばらくして解散となった
打ち上げをやろうと千歌が言ったが、俺はこれから行くとこがあり、千歌たちも疲れてるだろうということでまたの機会にとなった
「それにしても開始時刻を間違えてたとはな」
後で聞いた話だが、俺たちは14時開始のところを俺たちは13時30分に開始してしまったらしい
そりゃあ、人が集まんないわけだ
そんなことを考えてる間に俺は目的の場所へと辿り着いた
「漆原さん、どうぞ」
俺は案内され、部屋に入る
「様子はどうだい?」
「最近は、いえ、こっちに来てからは特に何も起こってません」
「そうか、やはり地元の方が落ち着くかい?」
「はい、周りの人もいい人ばかりですし、住みやすいです」
「東京にいるときはどうだったんだい?」
「酷い時は週3日で通う時もありましたね」
「そうか、じゃあ向こうにいた時よりは良くなっているんだね」
「先生、良くなってるはおかしくないですか?寧ろ悪くなると思うんですけど」
「まぁ、気持ちの問題だよ、実際症状はないんだろ?」
「今のところは」
「じゃあ、いいじゃないか 1ついいかい?」
「なんでしょう?」
「本当に君はその選択でよかったのかい?」
「はい、後悔はないです
どちらにせよ僕の運命は決まってました、だったら今の生活を選んでよかったと思ってます」
「君にそう思わせるものが何かあるのかい?」
「そうですね、輝きを見つけました」
「ハッハッハ、そうかいそうかい、君が後悔してないようで安心したよ、自分の思うままに生きなさい」
「はい、ありがとうございました」
そして、俺は先生に挨拶をして部屋を出る
俺が帰路に着いた時、さっきまで日差しが出ていた空は再び薄暗い雲に覆われていた
千「ねぇ、ワーテルさん?」
ワ「千歌ちゃんどうしたんだい?」
千「自己紹介の件なんだけど、一回書き直したら?なんか変更とか色々あったし、あれ雑だし」
ワ「千歌ちゃん、ストレートだね…まぁ、でも確かに変更とか多かったから、少し検討してみるよ」
千「じゃあよろしくね♪あと、本編の方遅れないように!」
ワ「はいはい」
というわけでもしかしたらもう一度自己紹介を書き直すかもしれません
ちょっとaqoursキャラの紹介を適当にしすぎたかなと思いましたので
後書きに一人ずつ紹介していくという方法をとるかもしれません
ご理解の方よろしくお願いします
評価や感想、お気に入り登録してくださった方々有難う御座います
もうすぐでUAが4000いきそうで嬉しいです
これからもよろしくお願いします
長くなりましたがこれにて失礼します
また次回もお楽しみに!