"貴方に永遠の愛を"   作:ワーテル

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千歌&果南イベが始まりましたね
私は全力で走る予定です!
も、もちろんちゃんと投稿しますよ(遅くなったらごめんなさい)

4話は2回に分けて投稿します



やりたいこと

 

 

 

 

週明けの月曜

 

ライブの功績が認められ、念願のスクールアイドル部創立を果たした

 

「あんなにあっさり承認されるなんてね…」

 

全くだ、あんなのが理事長で大丈夫か?

何だよ「ショーニン!」って

あの判子ってそんな軽々しく押していいものなの?

本気で浦の星の今後が心配になる

 

そんな理事長(笑)から部として認められると同時に部屋を1つ部室としてもらえたのでまぁよしとしておこう・・・

 

 

なんだこりゃ…

 

俺たちが部室となら部屋に着くと、そこは部屋というよりは倉庫というべきほどに物で溢れかえっていた

 

「片付けて使えとは言ってたけど…」

「これ全部!?」

「まぁ、とりあえず片付けるしかないんだ

ほら、千歌やるぞ」

「もぉー…!」

 

それにしてもすごい量だ、たくさんのダンボールにプリントの山

それと今まで使われてなかったせいか埃もだいぶ溜まってる

一刻も早く片付けないとな

 

「ん?んー?んっ!」

「千歌、片付けないといつまでもこのままだぞ」

 

千歌は俺の声なんて上の空という感じで部屋に置いてあったホワイトボードを凝視する

 

「何か書いてある」

「歌詞かな?」

「どうしてここに?」

「わからない」

 

歌詞?何でこんな部屋のホワイトボードに歌詞なんか書いたんだ?

音楽室から運んできたのだろうか、そもそも音楽室でホワイトボードなんて使うのか?

 

「それにしても…」

 

まぁ、まずそんなことよりもこの()()をどうにかしないとな

 

ホワイトボードから視線を外し窓の外を見ると、何か赤いものが動いたよかな気がした

急いで外に出てみるが誰もいなかった

 

「どうしたの?りゅう」

「いや、誰かが覗いているような気がして…」

「ここは今日私たちが来るまで倉庫みたいだったんだよ?そんな人が来るわけないよ、それより早く片付けて練習しよ」

「そうだな」

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

「部室できてた!スクールアイドル部承認されたんだよ!」

「よかったねぇ」

「あぁ〜またライブ観れるかな」

 

マルの目の前にいる女の子はマル中学からの友達

こんなマルと仲良くしてくれるとても大切な友達

スクールアイドルが大好きで、キラキラしてる女の子はこの前の千歌さん達のライブ以来とても楽しそうにスクールアイドルの話をしてくれる

ルビィちゃんもきっとスクールアイドルやりたいんだ…

 

「こんにちはー!」

「こら!千歌、図書室ぐらい静かにしろよ!」

「えー、いいじゃん

あっ!花丸ちゃん とルビィちゃん!」

「ピギィ!」

 

そこにやってきたのは大量の本を持った『スクールアイドル部』の千歌さん達

 

「よくわかったねぇ」

「え?」

「曜、流石にあれはわかるって」

 

りゅうにぃさんの指さす先にはさっきまでマルと話していたルビィちゃん

ルビィちゃんは極度の人見知りだからすぐ隠れちゃうんだけど、そんな扇風機の後ろじゃ丸見えズラ…

 

「こ、こんにちは…」

「かわいい〜!」

「これ部室にあったんだけど、図書室の本じゃないかな?」

「多分そうです、ありがとうございま…」

「スクールアイドル部へようこそ!」

 

マルがお礼を言おうとしたら言い終える前に千歌さんがマルとルビィちゃんの手を取ってきた

って、マルがスクールアイドル?無理無理、そんなの無理ズラ…

 

「結成したし、部にもなったし絶対悪いようにはしませんよ〜」

 

どうしよう、千歌さんが誘ってくれたけどマルには…

 

「こら千歌、ルビィと丸ちゃんが困ってるだろ?

そんな強引に誘ったって2人がやりたくなきゃダメなんだから」

「でも、2人が歌ったら絶対キラキラする!間違いないよ!」

「で、でも…」

「オ、オラ…」

「オラ?」

「あー!いえ、マルそういうの苦手で…」

「ルビィも…」

 

ルビィちゃんは本当はやりたいはずなのに…

 

「・・・ほら、2人もこう言ってるだろ」

「でも…」

「千歌ちゃん、強引に誘ったら可哀想だよ」

「そうよらまだ入学したばっかの1年生なんだし」

「そうだよね、可愛いからつい…」

「千歌ちゃんそろそろ練習」

「あ、そっか、じゃあね」

「スクールアイドルか…」

 

ルビィちゃんが呟く

 

「やりたいんじゃないの?」

「え!?で、でも…」

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

2人は嘘をついている

1人は誰か他の人を気にして、もう1人は自分に自信が持てなくて

自分の気持ちに仮面を被せて、自分を偽りながら生きている

 

「悪い千歌、今日先帰るよ」

「え?うん、わかったよりゅうくん、また明日ね」

 

居ても立っても居られなくなって気がつけば俺は図書室の電気が消えてるのを確認するとバス停に向かっていた

 

・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「ダイヤさんが?」

「うん、お姉ちゃん昔はスクールアイドルが大好きだったんだけど…」

 

バス停に着くと目的の2人は堤防に乗って話していた

悪いとは思いながらも"スクールアイドル"という言葉が聞こえたので、近くの木に隠れ2人の会話に耳を傾けた

 

「一緒に『μ's』の真似して歌ったりしてたんだ…

でも、高校に入ってからしばらくして…」

 

『それ片付けて、"見たくない"』

 

ダイヤちゃんがそんなことを…

おそらくスクールアイドルをやめた頃だろうけど、そこまで

 

「本当はね、ルビィもスクールアイドル嫌いにならないといけないんだけど…」

「どうして?」

「お姉ちゃんが見たくないって言ってるものを好きでなんかいられないよ」

「何でそうなるんだよ!」

「え?」

「お、お兄ちゃん?」

 

思わず木の陰から出てしまったが、それくらい今のルビィの言葉には我慢ならなかった

 

「なんでダイヤちゃんが嫌いだからってルビィまで嫌いになる必要があるんだ?好きでいればいいじゃないか」

「で、でも…」

「スクールアイドルだってやりたいならやったらいいじゃないか、自分のやりたいことぐらい正直になれよ」

「花丸ちゃんはスクールアイドルに興味ないの?」

「マル!?ないない、ほら、オラとか言っちゃうし」

「じゃあ、ルビィも平気!」

「ルビィ…」

「ルビィちゃん…」

 

普段なら太陽のような無邪気な笑顔もこの日のそれは本来の明るさとは程遠いものだった

 

 

>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

 

 

「これ本当に…最後まで登るの…?」

「はぁ…、はぁ…。でもμ'sも階段上って鍛えたって…」

 

次の日朝練のため弁天島まで来たわけだが…

 

「流石にきついわ、てかなんで俺まで走ってるの…」

 

もう半分、いや、やっと半分というべきか

とりあえずめちゃめちゃ長いんだこの階段

そして何故か下で待ってる筈だった俺まで千歌に強引に引っ張られ上る羽目になってしまった

こんなの上り切れる人いるの?

 

「千歌…?」

 

そう思った矢先、かなりのスピードで下ってくる人が

 

「果南ちゃん!?」

「もしかして上まで走っていったの?」

「一応日課だから」

 

おい待て、待つんだ果南ねぇ、今日課って言ったか?

こんなの毎日上るなんてどんな無尽蔵なスタミナしてるのさ

 

「千歌達こそ何してるの?」

「スクールアイドルやるから、ほら、鍛えなくっちゃ!って」

「ふーん、そっか、まぁ頑張りなよ?」

「すごい息ひとつ切れてないなんて…」

 

確かにこんな階段を上って息切れしてないのはすごいが、それよりも俺が気になるのは・・・

 

 

 

本当はやりたいんだろ、スクールアイドル・・・

 

 

 

>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

 

 

 

「本当!?」

「はい、よろしくお願いします!」

 

その日の放課後、スクールアイドル部に2人の訪問客がやってきた

 

「やったー!!!」

 

まるで子どものように、跳び回る千歌

こいつまだ仮入部だってことを完全に忘れてるな

 

千歌はさておき、仮入部とはいえ、2人が一歩前に進んでくれたことは嬉しかった

大方、丸ちゃんがルビィに提案したのだろう、自分がスクールアイドルをやると言えばルビィも付いて来ると思って

 

 

 

 

でもね丸ちゃん、1番自分に正直になるべきは君の方だよ

 

 

 

 

 

 

 

 

 





今日は七夕ですね
特に意味はないんですけどね(^^;

UAも4000に到達し、お気に入り登録者数も20までいきました
本当にみなさんありがとうございます
これからもご贔屓お願いします
感想等ありましたらまた宜しくお願いします
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