今回で2話完結ですね
それでは本編いきましょう!
1,2の〜サンシャイーン!!
果南ねぇのところに行って3人が海の音を聴いた翌日
「えっ?ほんと!?」
「えぇ」
「うぅ、ありがとー!!」
千歌が桜内さんに抱きつこうとするが彼女はそれをひらりとかわす
「待って?私は作曲を手伝うって言ったの、スクールアイドルにはならない、そんな時間はないの」
「えぇー、そんなー!」
「無理は言えないよ」
「そうだね」
「じゃあ詩をちょうだい?」
「し?」
あぁ、そういえばメンバーと作曲に夢中で歌詞何も考えてなかったな
「しってなに〜?」
「多分歌の歌詞だと思う〜」
さて、一難去ってまた一難みたいだな…
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
私たち4人はまだ手さえつけてないという歌詞を考えるために高海さんの家に向かっています
昨日、説明してと言われたらできないけど、確かに私は海の音を聴くことができた
どうやら2人も聴こえたらしい、漆原くんもくればよかったのに
ただ、私は昨日のことをきっかけに何か変われる気がした、いや、変わろうと強く思えた
だから、今日高海さんに作曲をやると申し出た
自分が変わる第1歩のために、もちろんお礼も兼ねてだけど
でも、まだ歌詞ができてないなんて…
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
バスに揺られること数十分、俺たちは千歌の家、十千万まで来た
「ここって旅館よね?」
そっか、桜内さんは千歌の家に来たことないから…
まぁ、確かに初見の人には何が何だかわからないよな
「うん!ここならじっくり考えれるからね!」
いやいや、あなたたち説明してあげなさいよ…
「桜内さん?ここは旅館に見えるけど、千歌の家でもあるからね
気にしなくても平気だよ」
「そうなの、ありがとう漆は、ら、くん…」
ん?何か歯切れが悪いなと思い桜内さんの目線の先を見ると、そこには舌を出してこちらを見てる?しいたけ
「桜内さん、犬好きなの?」
「えっ?いや、その…」
あぁ、なるほど
「しいたけと遊んだから行くから先に行きなよ、千歌たちにおいてかれちゃうよ?」
「う、うん、わかったわ、ありがとう」
そっか、意外な一面が見れたな桜内さんは犬が苦手なのか
俺はそれから数分しいたけと戯れていた
_________________*__________________
俺が千歌の部屋に向かう途中、美渡さんとすれ違った
何かとても焦っていたが、なんかあったのか?
俺は恐る恐る千歌の部屋の襖を開ける
そこには海老のぬいぐるみをマスクに浮き輪を首から下げる桜内さんが…
なるほど、美渡さんが逃げてきたのはそういうことか…
側や千歌と曜は曜が新しいスマホを買ったようでそれに夢中
桜内さんは立ち上がりゆっくり2人に歩み寄る
彼女から滲み出る黒いオーラに俺の防衛本能は今までとは類ない速さで反応し襖をそっと、気づかれないように閉める
「
「「は、はい…」」
おそらく2人は相当怯えているだろう
覚えておこう、あの3人の中で最も怒らせてはいけないのは桜内さんだ…
とりあえず、ほとぼりが冷めるまでは下でしいたけとあそb…
「漆原くん?早くこっちに来なさい」
「は、はい…」
どうやら観念するしかないようだ…
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
あの後桜内さんのありがたいお言葉を聞いて只今歌詞を作成しているわけだが、それにしても長かった…
ていうか俺何もしてないよね?何で俺まで…
「漆原くん、ペンが止まってるわよ、あと余計なこと考えない」
「は、はい…」
なんで、考えてることがわかるのさ?
女の勘ってやつ?だとしたら最早もうチートだよ…
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
あれから数分経つがなかなかアイデアが浮かばない
「あーぁ」
「どうした?千歌」
「全然思いつかないよ」
「やっぱ恋の歌はやめた方がいいんじゃない?」
「嫌だ!μ'sの『スノハレ』みたいなのがいいの!」
『スノハレ』ねぇ
あれは確かに名曲中の名曲
特に最後なんてもう鳥肌もんだよ
ただ、そんな曲をデビュー曲から意識しなくてもいいと思うけどな…
「だって、恋愛経験ないんでしょ?」
「何で決めつけるの?」
「じゃあ、あるの?」
「え、そ、それは…」
「えっ?千歌ちゃんあるの!?」
そういえばこの2人から恋愛関連の話なんて聞いたことなかったけど、俺が東京にいる間にあったのかな?
「わ、わたしは…」
ん?何で俺の方を見るんだ?今助けを求められても何もできんぞ?
ていうか、俺も気になるしな
「もう!私のことはいいじゃん!」
「それより、曜ちゃんと梨子ちゃんはどうなの?」
「えっ、私は…」
だから、なんで曜までこっちを見る
何もできんぞこっちは
「んー、私もよくわからないって言うか…」
あのー、桜内さん?
あなたまでこっちを見ないでおくれ
「漆原くんはどうなのよ?」
「あっ!そうだよ!りゅうくんは?ないの?」
「りゅう!どうなの?」
何でそんなに迫ってくるの?
割と怖いんだけど…
「っと、まぁ東京にいた時は告られたりはしたかな
結局お付き合いってまで発展しなかったけど」
「あっ、そうなんだ…」
ん?千歌何でそんな悲しそうな顔をするんだ?
俺に経験がないからってそんな落ち込まなくてもいいじゃないか
「なんでりゅうくんは断ったの?」
「は?だって、好きじゃない人と付き合っても相手に失礼だろ?」
「じゃあ、今りゅうは好きな人がいるの?」
「なっ!別にそんなこと…」
「「「どうなの?!」」」
うっ、ものすごい圧力…
「好きな人はいるよ…」
「誰?浦の星の人?それとも中学の人?」
「誰でもいいだろ、だいたい男と女じゃ恋愛における価値観とか違うから俺のは参考にしない方がいいぞ」
「んー、そっか…」
ていうか、だいたい言えるわけないだろ…
「でも、この歌を作った時μ'sの誰かが付き合ってたのかな?」
「んー、どうだろ」
「ちょっと調べてみる」
「ちょっと!歌詞考えないと、もぅ」
「ほんとに千歌はスクールアイドルに夢中だな」
「うん、千歌ちゃんはスクールアイドルに恋しちゃってるからね」
スクールアイドルに恋してるか…
ん?あぁ、そっか
他の2人と気づいたのか俺たちは目を合わせる
「千歌ちゃん、スクールアイドルにドキドキする気持ちとかある?」
「えっ?」
「スクールアイドルの好きなところだったら書けそうじゃない?」
「それならいっぱいあるよ!えっとまず輝いてるとこでしょ?それから…」
あんなに飽きっぽかった千歌がこんなにも夢中になってるなんてにわかに信じられないや
こいつらなら絶対輝ける
そして俺もそばでその輝きを見ていたい
「できた!」
「えっ?もう」
「参考だけど」
「『ユメノトビラ』?」
「うん、私その曲聴いてスクールアイドルになりたいって、μ'sみたいになりたいって」
「μ'sみたいに?」
「うん!頑張って力を合わせて奇跡を起こしてる。私にもできるんじゃないかって、今の私から変われるんじゃないかって、そう思ったの」
「本当に好きなのねスクールアイドル」
「うん!大好きだよ!」
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
私は部屋の中で高海さんの言葉を思い出す
スクールアイドルのことを考えてる時の高海さんはとてもキラキラしてて眩しかった
私の小さかった頃のように
ピアノを弾くのが楽しかった、ピアノを弾いてると空を飛んでるみたいでわくわくした
私は高海さんを羨ましく思った
気づいたら私は『ユメノトビラ』を聴いていた
普通の高校生が踊って歌ってるだけ
それなのに私をこんなにも夢中にする
彼女たちもキラキラしてた
私はもう何日も触っていないピアノに手をかける
あの日のことが思い返されたけど、私は…
ユメノトビラ〜♪ずっと探し続けた
君と僕との繋がりを探し〜て〜た〜♪
気がついた時には私はピアノを弾いていた
そして目の前には高海さんがいた
「隣梨子ちゃんだったんだね」
「そっか、引っ越したばかりで全然気がつかなかった」
「今の『ユメノトビラ』だよね?歌ってたよね?」
「えっ、いや、あれは…」
「ユメノトビラずっと探し続けていた
私その歌大好きなんだ!第2回ラブライブ!の…「高海さん!」えっ?」
「私どうしたらいいんだろう、何やっても楽しくなくて、変わらなくて」
「梨子ちゃん…やってみない?スクールアイドル」
高海さんはまた私を勧誘
「ダメよ!このままピアノを諦めるのは」
「変われたら、笑顔になれたらまた弾けばいい、諦めることないよ」
「失礼だよ、本気でやってる高海さんに、そんな気持ちで…
そんなの失礼だよ…」
「梨子ちゃんが笑顔になれたら私は嬉しい、だってみんなを笑顔にするのがスクールアイドルだもん」
高海さんがこっちに手を伸ばしてる
「
私は思わず叫んでしまう
「それってとっても素敵なことだよ」
また私の方に手を伸ばしてくれる
私もその手を掴もうと伸ばすけど、
「さすがに届かないわね」
「ダメー!」
千歌ちゃんはまだ私に向かって手を差し伸べてる、手すりを半ば飛び越えるぐらい身体を外に出して
私も変わりたい、いつまでもこんな自分は嫌だ
そう思って私も精一杯手を伸ばす
後もう少し、もう少し…
そしてついに私たちの手が繋がった
その日の空には繋がった2人を照らすような、そして光を失った私の新たな出発を祝福するかのような満月があった
どうでしたか?今回はオリ主の方は特に見せ場もなくアニメ中心って感じで書きました
実はこの作品、二期が始まる前には書き終えたいと思ってます
というのも一応アニメでいう11,12,13話の進め方は大方決まっていて
個人的に二期が始まると終わり方が微妙な感じになってしまうと思っているので、それまでに何とかしたいと思ってます
みなさんには今後ともお付き合いいただけると幸いです
ではまた次回お楽しみに
誤字脱字、感想、評価等ありましたらまたお願いします
最後にお気に入り登録してくださった方ありがとうございます