それでは本編どうぞ
次の日の朝
千歌、曜、そして新しく加入した桜内さんは朝練をするため浜辺に来ていた
もちろん俺も千歌に呼ばれてきてはいるが、正直朝はそこまで強くない
とても眠い
そして千歌、お前練習着はどこに売ってたんだ?
そんなデカデカと真ん中に「チ」なんて書かれた服そうそうないと思うぞ?
「でも、練習って言ってもまだ曲も何もできてないのにどうするの?」
「とりあえず今は基本のステップとかだけでもやってみるのはどうかな?」
「そうだね!じゃあ私のスマホで動画撮りながらやろうか、りゅうのスマホにメトロノーム入ってる?」
「一応入ってるよ」
余談だが、俺も実はギターを趣味でやってるからこういう音楽系統のアプリはスマホに入れてる
それから3人は動画サイトを参考にしながら見よう見真似で練習を始めた
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一通り練習が終わったみたいで、今3人は動画を見ながら各々の反省をしてる
それにしても曜はすごいな、いくら高飛び込みをやってるからってそんな細かいところまで気づくだろうか
確かにタイミングがズレているとかなら俺でもわからんこともないが、蹴り上げが弱いだとかよく気づくよな
「じゃあ、もう一回やってみよっか!」
「「うん!」」
あの3人があんなにもやる気なんだ
「俺も何かやれることを探すか…」
別に俺は傍観者としているわけじゃないんだ、これからはマネージャーとして少しでもサポートしないとな
手始めに練習メニューから考えてみるか
練習する3人を見ながら何をするか考えていると
上の方からヘリのような音がする
「ってマジでヘリかよ!」
俺は一人寂しくツッコミをかます
ん?でも何でこんなとこにヘリが…
空の異変に千歌たちも気づいたようで天を見上げてる
確かあのピンクのヘリはどこかで…
「ねぇ、段々近づいてきてない?」
「そんなバカな、こんなヘリポートもない、ましてや砂浜に着陸なんてするバカは…」
どうやらいたようです…
俺たちは急いでヘリから離れる
着陸はしなかったが、ある程度の高度を保ちヘリはなお俺たちそばを飛んでいる
あれって、結構難しいみたいだけど、こっちとしても砂ぼこりが舞から早く離れてほしい…
ほら、目に砂が入ったやん…めっちゃ痛いやん…
全くどんなやつが乗ってるんだ、きっとろくな人間じゃないな
「あれって確か小原家のヘリだって果南ちゃん言ってたよね?」
「あ、入学式の日見たね」
小原家、ってことはまさか…
するとその瞬間、ヘリのドアは勢いよく開けられ、俺の予想は的中した
「チャオ〜☆」
「チャオ〜☆じゃないよ!何してんだマリー」
「あら、リュー!久しぶりじゃな〜い
どう?東京はenjoyしてきた?」
「あぁ、十分…ってそうじゃなくて! 早くヘリをどうにかしてよ!」
「Oh,でもその前にあなたがちかっちね?」
「ふぇ?は、はい」
「今日浦の星に登校したらすぐに理事長室に来てね!もちろん、リューもよ☆」
最後の☆は何だこれは…
そうとだけ言ってマリーはまた淡島のホテルの方へ飛んで行った
「でも、何で理事長室なのかな?」
「なんか、新しい理事長ってあそこの家の人らしいよ?」
新理事長が小原家の誰か?
いや、まさか、そんなバカなことないよな…はは、ははは
こうして俺たちは朝練を止め学校へ向かった
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「いやいや、流石にこれは…」
マリーに言われた通り俺たちは学校に着いてすぐに理事長室に向かった
向かったのはいいんだが…
「えっ?理事長?」
「イエス!でも気にせずに気軽にマリーって呼んでほしいの!」
いや、気になるよ
18で理事長なんてその辺の社会問題より気になるわ
「でも、その制服…」
「Oh!私はここの生徒兼理事長なのよ☆まぁカレー牛丼みたいなものね」
なにそれ、イミワカンナイ…
「たとえがよくわからない」
「わからないのー!?」
「わかるわけありませんわ!」
ほら、ダイヤちゃんも怒ってるやん…
っていつからいたの!?
「Oh!ダイヤ久しぶりー!大きくなって〜」
「触らないでいただけます?」
「でも、
「やかましい!ですわ…」
マリーそういうことされると男の俺は反応に困るからやめてくれ
「It's ジョーク」
「まったく1年の時にいなくなったと思えば、こんなときに帰ってくるなんて、一体どういうつもりですの?」
「シャイニー☆」
この2人のやり取りはかなり久しぶりに見たが、マリーがあの頃よりもぶっ飛びすぎてて見るに耐えない…
「人の話を聞かないのは相変わらずのようですわね」
「It's ジョーク」
マリー少しは自重してくれ
そしてダイヤちゃん、生徒会長がそれ以前に女の子が胸ぐら掴んじゃダメでしょ…
「とにかく、高校3年生が理事長だなんて冗談にもほどがありますわ」
そりゃそうだ、多分散々じらしといてこの辺で「It's ジョーク」なんて言うに違いない
さぁ、言え、言うんだマリー!
「残念ながらこっちは冗談じゃないわよ」
「「はぁ!?」」
思わず、俺はダイヤちゃんとハモってしまった
そして、マリーは上に委任状と書かれた小綺麗な紙をこちらにちらつかせる
「小原家のこの学校への寄付は相当なものなの」
俺とダイヤちゃんはその委任状に書かれた文字を一字一句漏らさず読んだが…
「そんな、なんで…」
間違いなんてなかったよ…
ていうか、寄付で普通高校3年生を理事長にする?
「実はこの浦の星にスクールアイドルが誕生したという噂を聞いてね」
「まさか、それで?」
「そう!ダイヤに邪魔されたらかわいそうなので応援しに来たのです」
「ほんとですか!?」
「イエス!デビューライブは秋葉ドームを用意してきたわ」
「え、そんないきなり」
「奇跡だよ!」
いや、千歌そんなわけないだろ?
どうせな…
「It's ジョーク」
ほらな
「ジョークでそんなものまで用意しないでください…」
「はは、ところでマリー実際はどこを使っていいんだ?」
「実際にはね…」
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マリーに連れられて来た場所
ここが彼女たちのファーストライブの会場となるわけだが
「体育館か」
「ここでやるの?」
「はい、ここを満員にできたら人数に関係なく部として承認してあげるわ」
「ほんとですか?」
「えぇ」
体育館かまぁスタートとしては悪くない場所だな
「でも、満員にできなかったら?」
まぁ、そうだよな、そんなノーリスクハイリターンなうまい話があるわけないわな
「そのときはスクールアイドルは解散、そしてリューには浦の星を辞めて東京にかえってもらいます」
「「「「えっ?(はぁ?)」」」」
いやー、とんだハイリスクな賭けだな、満員にならなければスクールアイドルは永遠にできず、俺も学校を辞めなければないない
まぁ正直後者はどっちでもよかったが
「どうする?嫌ならやめてもいいわよ?」
「千歌ちゃん、どうする?」
「ここ結構広いよね」
「どうしよう…」
もし満員にできたらスクールアイドルができる!けど、もしできなかったらりゅうくんが学校からいなくなっちゃう…
私はりゅうくんの方を見た
彼の表情は
笑っていた
「やります!」
「えっ、ちょっと!」
「ok.行うということでいいのね」
そうとだけ言ってマリーは俺たちの目の前からいなくなった
「千歌ちゃんなんで?もしできなかったら漆原くん学校やめるんだよ?少しは彼のこともかんがえt「桜内さん」え?」
「俺のことはいいんだよ?たとえ学校を辞めることになっても、どこかに編入するし、こう見えて実はそこそこできるからね」
「でも、そういう問題じゃ…」
「君は優しいね、でも、関心しないな なんで初めから満員にできないなんて思ってるのかな?」
「いや、それは…」
「俺は君たちのことを信じてるから、絶対集まるよ」
「そうね、最初から諦めてたらダメね、ありがとう
彼女が俺のことを名前で呼んでくれた
「俺もできることはやるから、頑張ろうな
だから俺も名前で呼ぼう
だが、俺は重大なことを言わなければならない
おそらく3人は気づいていないだろうが…
「あのさ、さっきまであんなこと言ってたけどさ、曜この体育館の収容人数っていくつだっけ?」
「確か500ぐらい?」
「だよな、じゃあ千歌うちの学校って1クラスだいたい何人だ?」
「えっと、だいたい32とかだよね?」
「あぁ、そうだな じゃあ梨子、今年の浦の星のクラス数は1年生も足して何クラスだ?」
「んーと、1学年1クラスだから…「「「あっ…」」」
そう、もうわかっただろう
「つまり浦の星の生徒が全員来てもこの体育館の1/5にしかならないってことだ」
「「「えー!!」」」
3人の奇声が体育館中に響く
まあ、マリーとしてもこれくらいやらなきゃどうせこの先も無理ってことなんだろう
しかし、
前途多難すぎるな…
俺は前に誰かが言っていたようなことを心の中で思うのであった
今回は会話が多めでほぼアニメでしたね
どの辺で主人公を掘り下げるかは決めてるんでね、そのうち出てきます
また誤字脱字感想等ありましたらお願いします
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