大変長らくお待たせしました。今回は閑話です。イナズマ◯レブンネタ注意(ネタっつーかモロですが)。先に謝っときます、ファンの方々、本当にすいません。
そして魔理沙のキャラ崩壊注意
「ちわーっす旦那ぁ。なんか面白いガラクタでも入荷した...誰だテメェは?」
「人にものを訪ねる時は、まず自分の名前を名乗るのが礼儀じゃないのか? お前」
そいつとの出会いは香霖堂...
「おぉ!? こいつぁ...イナズマ◯レブン3じゃねぇか!! イギリス代表に俺が居る(中の人的な意味で)事で話題の3じゃねぇか! 懐かしいなおい!!」
「聞けよ人の話!?」
そして、最悪の
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「成る程な...お前が色々と噂になっている博麗の神主か...」
「しっかし最近のイナ◯レはあれだな...ジョジョに寄せてる様にしか見えねぇ。化身とか何だよ、スタンドじゃねぇか。それを身に纏ったりするってアニメ版第3部の最終決戦じゃねぇんだからよ。しまいにはアレスだかアキレスだかしらねぇが天秤って...どう見てもメイドインヘブンの一巡後の世界意識してんじゃねぇかぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「だから聞けや人の話ぃぃぃぃぃぃぃ!?」
ほぼ初対面で、しかも数分程度の会話わかった。こいつに普通の精神で会話するのは不可能に近い事と、ある意味噂以上の人物だって事が物凄くわかった。
「あ、そういやテメェの名前を聞いてなかったな。誰だ?」
「やっとか...私は霧雨魔理沙。お前が多分世話になっている博麗の巫女の...ライバルだ」
博麗の巫女のライバル...その日までに、一体何回この紹介をしてきただろうか。勿論実力を考えればまだまだ格下、生まれ持った天才である彼女のライバルというのは周囲が否定してた。私がそう名乗るたびに、身を弁えろという言葉が返されてきた。
...努力で人は変えられるんだ。その為に自分はそれを否定する父の元を去り、今の今まで頑張ってきたんだ...何度も言われても...何度も言われても...
「ふーん。あ、そ。おい旦那ぁ、コレって幾らするんだ?」
否定するどころか、無関心。3度目のそれに私はとうとうキレてしまった。無理もない、否定された気がしたのだ。自分の今までの努力が、目の前の気怠そうな男に否定された気がしたから私は
「おい、いい加減にしろよ。お前」
「あん?」
幻想郷でのルールに測った戦い...弾幕ごっこを申し込んだのだ。
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「ふぃ〜、成る程。随分と派手だった。それだけだ」
「くそ...何で...」
結果は惨敗。向こうの事情は知らないが、相手は初心者の筈だ。なのに向こうは一切苦しい顔などせず、ただただ圧倒的に試合を運んでいた。
私は思わず涙が出てしまった。こんなものなのか? 所詮は凡人だからなのか? まるでそう言われている様な錯覚に囚われて私は泣いてしまった。努力では生まれ持った天才には一切勝てないと思い知らされてしまった。
「何で...私は...何の為に今まで...」
「さて、帰ったら旦那からパク...譲って貰ったDSとソフトで超次元サッカーを...此処電気がねぇから無理じゃねぇかぁぁぁぁぁぁぁ!? なんてこったガラクタ摑まされたじゃねぇか?!」
「これじゃあもう...」
「ああもう誰かいねぇのか? なんか機械とかそんなん扱っている研究所に住んでる奴とか!」
「もう...私は...」
「...」
もし、こいつがその時に励ましの言葉を言ってなければ私は生きる気力すら失っていたと思う。その時の言葉は心に響いた気がしたのだ。多分あいつ自身そのつもりで言ったつもりじゃないんだろうが。
「おい魔法使い」
「...何だぜ?」
「そういや俺の紹介がまだ済んでなかったのを忘れてたな...俺は菊池零治。テメェが言う様に生まれ持っての天才だ。何でも出来て、勝負事にも負けた事は両手で数えられる程度...テメェとは大違いだ」
「イヤミのつもりか...?」
「テメェと違って俺は頑張ることが大っっっっ嫌いだ。年がら年中グータラで、食っちゃ寝食っちゃ寝の駄目人間。努力とはかけ離れた人物だって自負がある...」
「何だよ。じゃあ尚更「テメェはそんな奴相手に逃げて終わるのか?」え?」
「強いだの弱いだの知った事か。そんなもんで価値が決まってたまるか...どう生きたかで決めるもんだろうが」
「どう生きたか...?」
「はっきり言って俺は負け組だ。人生をかなり無駄遣いしている駄目人間。対してテメェは努力という方法で人生を充実させてる勝ち組。番組でいうところのレギュラーキャラだ。なのに俺に一回負けて、逃げんのかよ? こんな努力も何もしないクソ野郎に負けっ放しで良いのかよ?」
そうだった。自分はいつの間にか拘り過ぎていた...勝ち負けも確かに重要だが、大事なのはどう努力して来たのか。どうやって今までを生きてきたかじゃないか。
私はそう気付かされた。他ならぬ目の前の駄神主に気付かされたのだ。
「そうだったな...博麗の巫女のライバル...ひいては誰にも負けない魔法使いになる私がこんなところで挫けちゃ笑い者だぜ!!」
「まぁアレだ。多分テメェが頑張れば俺ぐらい余裕で倒せる日が来るんじゃねぇの? って事だ。つーわけで俺は帰る。折角の買い物が無駄に終わっちまった訳だしマジで死にたい」
「いやそれで死ぬとか大袈裟だろ」
この日から、私はより一層努力する様になった。
「あん? ゲーム舐めんなよおらぁ! こいつは古来より魔力が込められていてな...やり過ぎた人間は次第に取り憑かれて生気を吸い取られて眠りにつくんだ...けれどやめられない止まらない」
「それただ単にゲームに熱中し過ぎて寝不足になった奴だろうが!? つーかわかってるならやるなよ?!」
「馬鹿野郎! 俺にとってゲームは人生そのものだ!!」
「何処の恋愛アドベンチャーゲームだよ?! ゲーム漬けの人生って、そりゃあ負け組確定な訳だぜ!?」
そしてこの日から、私はこの外道駄目人間のツッコミ役をやらされた。こいつのツッコミをする際に何故か知る筈のない知識を知ってしまっているのは気のせいだと信じたい。
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「そろそろツッコミをやめたい。どうすれば良いのぜアリス?」
「私に相談されても無理という言葉しか出ないわ」
To be continued...
※多分わかると思いますが魔理沙は神主に一切惚れていません。