ファントムオブキル 〜The school story〜 作:進撃のムラサキ
投稿します。
「さて、ではHRを始める。今日は特別日課の5限授業だ。1、2限はいつも通りの授業で3、4限は全校生徒とのレクリエーションだ。そして5限は部活動紹介だ。まぁ、新年度の恒例日課だ」
そしてマサムネ先生は教卓の中から箱を取り出す。
「今回のレクリエーションは3年は一部でペア行動になる。よってそれをくじ引きで分ける。さぁ、出席番号順に引いていってくれ」
僕はちらっと隣の席のロンギを見る。
まぁ出来ればロンギとペアになれればいいなと思いながらクジを引く。
ーークジを引いた結果、僕はロンギとはペアにはなれなかった。
「僕のペアはーーシタか。よろしくな」
「はい、よろしくお願いしますね」
「うん、よろしくねシタ。一緒に頑張ろう」
シタはいつも通りの笑顔で答える。
ーーいや、少しばかり機嫌が良さそうに見えるな。
ナルミはラグナロク、城はスイハとペアになったようだ。
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1限目は眠くなる英語だ。
僕の席の配置は真ん中から右に2列目で前から3番目の席だ。
右側にはロンギ。左側はナルミ。前は城で後ろはティルフィングだ。
僕は姿勢を綺麗に保ったまま寝ていた。
すると額に激痛が走る。
「っ⁉︎痛ったぁ⁉︎」
「赤羽ぇ‼︎私の授業で寝るとはいい度胸だなぁ‼︎あぁ⁉︎」
…おぅ、マズイ。
そういえば今日の英語の先生は僕にとって天敵のブラフマー先生だったのを忘れていた。
僕は助けを求めてナルミのほうを見る。
だが既にナルミは静かに合掌していた。
いや、せめてフォローしてよ⁉︎諦めるの速すぎでしょ⁉︎
ーーーー数分後、勿論僕は廊下に立たされた。
先生に廊下行けと言われる直前、ロンギはアハハ…と苦笑いしていた。
まぁ英語は大体平均点取れるから問題ないねー★
休み時間。
教室に戻るとすぐにナルミに言う。
「おいナルミ‼︎南無三する前にフォローしてくれよ⁈」
ナルミは大爆笑しており、そんな僕とナルミを見て少しオロオロとしているロンギ。
はたから見たらもはやギャグに近いだろう。
だが僕らのクラスメイトは、“あぁ、いつものか”という顔をしている。
「アッハハハハwいやだってさwwwあれはwフォローのしようgブフゥwww」
「ハァ…お前ってやつは…」
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2限目は国語で古典の授業だ。
古典の授業は古典の話が面白いし、興味があるから全然眠くならない。
隣をちらっと見るとナルミが完全に顔を伏せて寝ている。
そこに満面の笑みを浮かべながらも影を落としているバルムンク先生がやって来て、肩にポンと手を置く。
ナルミはぴくっと反応すると顔を上げ、あっヤベェ…という顔をする。
ナルミはさっき俺がしたように僕にフォローを求め、僕を見るがーー
「( ° ▽ ° )」
んなこと知るかと言わんばかりの顔をする。
絶望感が漂う表情になるが知ったことではない。
「ろ・う・か・に…ついて来い♪」
いやまぁそうでしょうね。
今やってるのバルムンク先生の好きな古典の物語だしな。
そのあと、廊下から授業が終わる10分前まで説教の声が聞こえて来たのは言うまでもない。
そして休み時間。
移動するために準備をするがそれと同時にナルミが
「お前、お返しでもあれはないだろ…」
「知らんな。僕はやられたことをやっただけSA★」
「それでも釣りが来るわ‼︎」
そう叫ぶナルミに僕はアハハーと笑いながら流す。
そして3-4限目。
全校生徒のレクリエーション。
現在僕は僕の右足とシタの左足が布で巻かれている。
つまり二人三脚の状態だ。
「なるほど、ペアってこういうことね」
僕はちらっとロンギの方を見る。
ロンギは頰を少しだけ膨らませていた。
シタに関しては、鼻歌を歌っていてかなり機嫌が良さそうだ。
「…んと…ょ…ったなぁ」
ろんぎが小さくだが何か呟いたように聞こえた。
「…?ロンギー、何か言ったー?」
「ふぇ⁈なな、何も言ってないよ⁉︎」
…⁇何か焦っている感じがするけどまぁ何も言わないならいいか。
〜ロンギside〜
「ハァ……びっくりしたぁ…」
私はペアになったアスカロンちゃんが聞こえないくらいの声で呟いた。
まさか零くんに“零くんと一緒が良かったなぁ”聞かれそうになっていたのはびっくりしたなぁ。
それを思い出して急に恥ずかしくなってきた…
ーーあれ?なんで私零くんと一緒が良かったなと思ったんだろう
私は胸のモヤモヤは何かはまだわからないままだった。
さて、第2話どうだったでしょうか?
誤字・脱字、感想などいただけるとうれしいです‼︎