あの日の巨人   作:しょうぷー。

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初めましてしょうぷーです!
誤字などがあればいってください。


第一章 あの日の巨人
始まり


あの日、壁に穴が空いた時無数の巨人が攻めてきたあの日

そこで一人の少年の運命は決定づけられた。

 

あの日、マフラーを巻かれた日

そこで一人の少女は寄り添う相手を見つけた。

 

あの日、外の世界の本を見つけた時

そこで一人の少年は夢を見つけた。

 

あの日、自分で自分を裏切った日

そこで……1人の少年は何を思ったのだろう

 

 

 

 

 

 

 

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845年その年は人類にとって大きな出来事があった年だ

100年以上人類に平和をもたらしていた壁が破られたのだ。 普通の巨人の大きさは大きくても20m前後のはずなのにその日現れた巨人は壁を上回る大きさだった。少なくとも50m以上あるその巨人は壁を蹴破って壁に穴を開けた。

たちまちシガシンナ区は巨人に蹂躙され、その後突如現れた鎧の巨人にウォールマリアにも穴を開けられ、たちまち人類は後退して行くしかなかった。この時、シガシンナ区に住んでいたエレンの母カルラは巨人に食べられてしまった。

そしてエレンは巨人を駆逐することを誓い同時に調査兵団入団の気持ちもより一層強くなった。

それから政府が抱えきれなかった、大量の失業者を引き連れウォールマリア奪還作戦を実行した。この作戦にはアルミンの祖父も行っており帰ってくることはなかった。

 

 

 

 

 

 

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自分はいつも一人だった。何をするにもどこかへ行こうとも、そんな日々が当たり前だったし違和感なんてまるで感じなかった、けど今はどうだろうか。周りを見れば仲間がする。絶対に失いたくないそんな仲間が

いつからだろう、こんなことを思い始めたのは

 

「ーーーーーねぇ、何してるの?」

 

そんな感情に浸っていると、ふと隣から声をかけられた。

その人は自分の大事な人、とても可愛らしくてこんな自分には勿体無いぐらい人だ。名前は・・・

 

「巨人だー!逃げろー!!!」

 

「え?大変ーーーはやく逃げよう!」

 

とても可愛らしいその人は自分になにか呼びかけている。

逃げろ、といっているのだろう。けど今の自分は不思議と逃げたいとは思わなかった。むしろ死んでもいいと思っていた。となりいるーーーーは必死に叫んでいるがなぜか頭にはいらない。

そうすると急にお腹に不快感を感じた。視線を向けてみるとなにか大きな手に掴まれているのがわかる。恐らく自分はこの巨人に食べられて死ぬだろう。まだ大切は人が叫んでいるが何を言っているのかさっぱりわからない。

そんなことを思っていると、どんどん巨人の口の方に進んでいるというのがわかる。

そうして自分はそのまま巨人に食べられてしまうのだろう

だけど不思議と後悔などの気持ちはわかなかった。

あるのは……あるのは……よく分からないモヤモヤとした気持ちだけだった。

 

 

 

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「今のはなんだ..」

 

自分が見ていたとても夢とは思えない夢。なぜかはっきりと大事なことだと分かるのに全く思い出せない。今自分はどんな夢を見ていたのだろう?そもそもあれは夢なのか?夢とはまた違うものだった気がする。いったいあれは…

 

そんな考えに浸っている中では当然後ろから忍び寄る人影には気づきはしないだろう。

 

「やっと起きたかカイト、はやく食堂いこーぜ」

 

その人影はもちろん悪人だとか敵だとかではなく、同じ訓練兵団に所属している、エレン イェーガー、とある理由で

巨人に対してすごい恨みを持っているがそこを除けばすごい努力家。

 

「ふぁ〜エレン、まだ寝てていいだろう」

小さなあくびをしている真似をしてエレンにたずねてみる。

 

「なにいってんだ、もうみんな食堂に行ってるぞ」

 

「やべ!もうそんな時間か、はやくしねーと食いそびれる!」

 

「あっおい!」

 

わざわざ起こしに来てくれたエレンを置いていきカイトは食堂に真っ直ぐ向かっている。エレンの立場になって見ればひどい話なのだが、あいにく今回が初めてではないので慣れてしまっている。

 

「あっ!カイトやっと起きたんだ、ご飯はもう出してるよ」

 

「おはようアルミン、メシサンキューな」

 

こいつはアルミン アルレルト エレンの幼馴染の1人

すごく頭が良くて座学一位だそうだ。けど運動の方はあまりいい方ではない。

「カイト、エレンはどうしたの?」

 

「おはようミカサ、エレンならさっき、今日は朝食いらねーから先に行ってくる、って言ってたぞ

 

「そう」

 

この人はミカサ アッカーマン。エレンの幼馴染のもう1人

いつもマフラーを巻いていてすごく綺麗な黒色の髪色をしている。すごく優秀

 

「嘘をつくな!朝飯いるわ!」

 

っと言いながら俺の頭を少し叩いてくる。

 

「なんだよエレン、冗談だろ冗談」

 

「そういう冗談で今まで俺の飯が何回無くなったと思っているんだ!」

 

「すまん、すまん。それじゃあ食うか」

 

カイトが適当に流し、エレンもそれに応じ席に着く。その隣にミカサが座りミカサの正面にアルミンが座る。決めているわけではないがいつもこいう席順になる。そしてこれからいつもどおりの日常が始まる。

 

 

 

そんなカイトたちが朝食を食べている頃、クリスタやユミルらが座っている今日の朝食には多少なりとも違和感があった

 

「クリスタ、なんか今日のスープ少し量が多い気がしないか?」

 

「そうかな?いつもどおりだと思うけど、ライナーのは多いの?」

 

そう、ライナー達がいるからである。ライナー達と一緒の机で食べることは初めてではないが、今日は「クリスタ、良かったら一緒に食べないか?」と、ライナー自ら誘ってきたのだ。まぁ食事の誘いぐらい同じ訓練兵団に所属していればあるだろう。

しかしそれはいつも通りの日常ならば気にしないのだが、ここ最近の雰囲気がどうしても違和感を覚えてしまうとユミルは考えてしまう

 

ここ最近の雰囲気、それは恋人が欲しいと願う男達のことである。

事の始まりはおしどり夫婦となだかい、フランツとハンナ

が朝食の時間にイチャイチャし始めたことが原因である。

あ〜んしたりあ〜んされたりの繰り返しで、見ていた男達は例外もいたがほとんどのやつが、羨ましい、と思っただろう。

そんなことがあったせいでここ最近は男達がやたらも女子に近い気がする。特にクリスタに。確かにクリスタは容姿がすごく可愛くそしてみんなに優しい。そのことからクリスタのことを女神というものがいるがあながち外れてないと思う。容姿端麗でみんなに優しい女神様

 

 

と、ここまでがここ最近のクリスタの様子である。

 

「本当、変わったな」

 

そうカイトは思う。

今まで見てきたクリスタとは全く違った人を見ている気がする、小さい頃はもっと可愛かったのになぁ、と思わず想ってしまうのはしょうがないだろう。

しかし、この前はおもわずクリスタに接近してしまったがこれから気をつけないといけない。記憶に蓋がされてるとはいえ、もしかしたらがあるかもしれない。

今回の作戦に失敗は許されない。

この前のような失敗は絶対に許されない。

 

そうカイトは改めて今回の作戦の成功を願い食堂を後にする

 

 

 

 

そんな出来事があったせいかカイトは朝に見ていた夢に近いなにかはすっかり忘れていた

 

 

 

そして月日が流れーーー

 

 

 

 

850年

 

明日はいよいよ解散式だ。

ほとんどの者が駐屯兵団か憲兵団へ行くだろう。それが当然だろう。5年前に壁が破られてから今度いつあの巨人が壁を破ってくるか分からない、今人類はあいつらに対抗すべき手を持っていないのだから

コンコンと扉をノックする音が聞こえた、少し考えこの時間帯に来るとすればあいつらうちのだれかだろうと推測する。

入っていいぞと一言かけ、失礼します、と訓練兵として当然の礼儀を持ってその男は入ってきた。

 

 

 

キースはカイトが言ってきた事を理解し、しかし真実かどうか確かめるにもう一度聞き直す。

 

「つまりユスティーツ訓練兵は一足先にに卒業したいと」

 

「はい」

 

短いながらも肯定したその一言にキースは驚きを隠せなかった。なぜなら今まではやく退団した者は1人もいないからである。しかし更に驚いたのはその理由である。

 

「………わかった。特別に許可しよう」

 

まぁいいだろう、と思いキースはこの申請を許可した。

ありがとうございます、とそのまま出て行こうとしたカイトにキースは、待て、と声をかけまだカイトがきかなくてはならない話を始める

 

「貴様はどこの兵団に所属するんだ?」

 

先ほどの会話で順位などは伝えている。あとはどこの兵団に入るかである。カイトの順位は7位であるが特に立体機動の訓練で点数を稼いでいたと記憶している。カイトの順位では憲兵団に入れる。憲兵団に入るためには成績上位10名

にはいらないといけない、とても狭き門なのだ。

 

カイトは少し考え

 

「………憲兵団に入りたいです」

 

その答えにキースは何一つ表情を変えずにみじかく

 

「そうか」

と答え

「最後までしっかり悩め」

とだけ付け足した。

 

そして今度こそカイトはこの部屋から静かにでていった。

 

 

 

 

 

 

カイトが出て行ってから教官室には少し前のように再び静けさがよみがえった。そんななかキースは何かを思い出したかのように一息ついてから

 

「グリシャの仲間か…

 

そうつぶやいた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その日クリスタはいつもと違う日常をみていた。

もうすぐで消灯時間なのに教官のもとへ行くカイトを見たからである。少なくともこの時間帯に教官のもとへ行くカイトを見たことがないクリスタは好奇心でカイトの後ろをつけていった。

ーーーーカイトが教官室に入るのを見届けたクリスタは聞き耳を立てに教官室の扉に近づこうとしようとしたところ後ろから「何てんだ?クリスタ」と、声をかけられ思わず肩がビクッとなってしまった。声をかけた本人、ユミルをにらむクリスタにユミルは特に怖がることなく質問の答えを待っている。しかし、クリスタのにらみはあまり有効ではない。理由は単純で怖くないのだ。

どっちかっていうと可愛いいの方に部類されるだろう。

ぷくーと膨れたほっぺに元々が可愛い、その顔はとても怖いとはいえない。

 

「ーーーーカイトが教官室に行くのが見えたから、ちょっと…

 

とクリスタが喋っている中ユミルは事態を把握したのか

「カイトの野郎が?なんで教官室に?」と、クリスタに次の質問を投げかける。

 

「わからない、けど珍しいよね。こんな時間に」

 

「そうだな、だがもうすぐで消灯時間だ、明日聞いたらいいだろ」

 

「…そうだね、明日聞いたらいいか」

 

クリスタはユミルの提案に納得して明日聞こうとするが、

この時のクリスタはもう既にカイトが卒業していることを知らないのでこの時の話を聞くのはまだまだ先になりそうだ。

 

 

 

 

 

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その日エレンはあり得ない光景を目にしていた。朝起きてみるとカイトがいないのである。カイトは普段から寝坊することが多く、たまに朝食を食いそびれることもあるぐらいだ。そのカイトが今眠っているはずのベッドにいないことにエレンは驚きを隠せなかった。そこは今日が解散式だったから、と自分で納得させカイトがいるであろう食堂にエレンはいつもより早足で向かった。

 

食堂についたエレンは周りを見回してみるがみんな朝飯を食べているようでしかしカイトの姿は見つからなかった。そこでたまたま近くにいたコニー達に、カイトを見なかったか?、と、聞いてみるが

、知らないな、今日は見てないぞ、という返事をもらったので仕方ないがそのまま朝食を食べよることにしようとしたところで自分の名前を呼ぶ声が聞こえたので振り返ってみると息をきらしながらアルミンが走ってきていた

アルミンはエレンの前まで来るとしばらく息を整え

 

「大変だエレン!カイトが卒業したんだ!」

 

そんな爆弾発言を食堂なのに大声で言ってしまったのだ

 

 

 

 

 

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