反省はしているそして後悔もしている
そして誤字などがあれば教えて下さい。
トロスト防衛戦
今回の作戦は市民を逃がしきったら作戦成功といってもいいだろう。隣ではジャンが何か悔しがってるがそれもしょうがないだろう、なぜなら今日さえ過ぎれば明日には憲兵団に入り安全な内地に避難できるのだから。僕は調査兵団に入るんだ、だから巨人を倒さないと、
そして海を見るんだ。
未だにエレンは信じてないけど、絶対あるんだ…
アルミンは今もう一度決意した。しかしその反面で未だに足は震えたままだが
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そしてこのざまだ………
僕がビビってたから、僕なんかのせいでエレンは巨人に食べられてしまったんだ。アルミンがふと目に移すのはほんの数分前まではエレンにつながったままだったエレンの腕。エレンはもういない、先ほどの光景を短い言葉ですますのなら
'アルミンのせいでエレンが食べられた'
といってもいいだろう。事実アルミンはそう思っている。
アルミンは自責の念に駆られていた、どうして僕なんかが生き残ってエレンが死んだんだ、アルミンは今その事しか考えていない、考えるしかなかった。しかしその答えを知るものはあの巨人の胃袋だろう。
プシュゥゥゥゥ
そんな時遠くの方で立体起動装置のガスを吹く音が聞こえてきた、アルミンは無意識にそちらの方に視線を音のする方へ移した。そして同時に瞳から涙が出ていた事にはじめて気づいた。
「アルミン大丈夫?」
ミカサはアルミンのそんな顔を見て心配して問いかけている。しかし目線はアルミンの方は見ていない。ミカサが見ているのはアルミンの横にある腕、そしてここに最愛の家族がいない事に気づく。さらにミカサはここにアルミン以外がいない事にも気づき最悪の想像が頭の隅っこに浮かんできた。ミカサは今からアルミンに聞く質問が恐ろしい、最悪の想像が真実なら…そう考えるとどうしても聞くのをためらってしまう。
そんな事にも今のアルミンは気づきもしないでごめん、ごめんと壊れたロボットのようにつぶやいている。
「アルミン……エレンは?」
ミカサはようやくアルミンにその質問を投げかける。彼女がここに到着してからまだ数秒しか経っていないせいかまだ巨人はここに集まっていない。
「…ごめんミカサ………エレンは……僕の身代わりに……ごめん…」
「そう」
短いその言葉にアルミンは不思議と別の感覚が湧き上がっていた。
、怒らないの?、
どうしてミカサは怒らないんだ、僕なんかが生き残ったせいで、エレンは死んだのに。僕が死ねばよかったのに、いっそ怒られた方がマシだった。お前が死ねばよかったんだ!お前のせいでエレンが死んだんだ!とでも言ってもらえれば幾分か楽になるだろう。けどどうしてミカサ 君は何も言わないんだい?
「ミサカ……何も言わないの?僕なんかのせいでエレンが……死んだんだよ」
「アルミン、私はあなたみたいに話すのが上手くないから短くいう
そんなに自分を責めないで
そう言ってミカサはどこかへ行った。正確には別の班のところに行ったのだがアルミンは呆然としていた。自分の目線はまたエレンの腕を見ていた。そして今は亡き友を思いながら
「そうだよねミカサ、僕は許されちゃダメだ。ごめんミカサやっぱり僕は自分を責めるよ。だけどせっかく親友に託してもらった命をないがしろにする事はなくなった。
巨人は僕が駆逐する!」
そう言い放ち先ほどエレンを食べた巨人に刃を向けた。
そこにはさっきの弱虫のアルミンはいない。いるのは何かを決意した男のアルミンだった。
普通の人なら先ほどの言葉だけでこんなにも考えは変わらないだろう。しかしミカサが言ったのなら別だ。自分が最も信頼する人に言われた言葉の重みは違う。
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「やめろ!クリスタ!あいつはもう助からねぇ!」
「絶対助ける!ユミルは先に行っていいからここは私に任せて!」
「ここは私に任せって言ったってここからじゃ絶対に間に合わねーよっておいクリスタ!」
クリスタとユミルの激しい言い合い、事の発端はクリスタが巨人に囲まれている兵士を助けると言った事だった。
しかしここから兵士までの距離はカイトやミカサなら届いたかも知れないがクリスタなら到底無理な距離だった
しかも届いたとしても助けるのは無理だろう、ならば諦めるというのがユミルの意見、絶対に助けるというのがクリスタの意見まさに言い合いは平行線だったわけだがクリスタが無理やり助けに行ったのが先ほどまでの話。
「クリスタ!ガス吹かしすぎだ!帰ってこい!」
ユミルはクリスタの異常なまでにスピードに違和感を感じた、ユミルはすぐにその違和感を正体を掴みクリスタに制止を呼びかけるがクリスタは聞こえていないのか振り返ることもなくそのまま進んでいる。
あのまま進んだら届くかもしれないが確実に自分も死ぬぞそんな事もわかんねぇのかよ
ユミルは心の中で悪態をつきながらクリスタを助ける手段を考えている。クリスタを助けないという選択肢はないのだ
考えろ考えろ考えろ、さっきは大丈夫だったが私の周りにも巨人が集まってきやがった。こいつらを倒しつつクリスタの元へ向かうのは不可能、いや、行くしかない
ユミルはそう決断しクリスタの救出に向かう、手始めに手前の巨人を避ける事を考えて
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「僕は今何を見ているんだ………巨人が巨人を倒している
なんだ……これは」
アルミンが今見ている事は壁の中において常識的にあり得ない事だった。
巨人の目的は人間を食べる事、正確には殺戮する事だが巨人の仲間われは聞いたことがない
というかあの巨人はエレンを食べた巨人の中から出てきけど
奇行種の中にもああゆうのがいるのか
落ち着け、今そんなこと考えている場合じゃないだろう。とにかくあの奇行種は人間には興味を示さないみたいだしもう少し付いて言ってみるか…しかしもうガスがないぞ
アルミンはそれから少し考えて巨人殺しに付いて行くことにした。もしかしたら巨人について新しく何かわかるかも知れないそんな淡い期待を抱いて………
アルミンが巨人殺しに付いて行きもう少しで五分ぐらいが立つ。アルミンは極力ガスを使わないように屋根と屋根をジャンプで飛び移りながら移動している。幸いな事にもここら一帯は家が密集しているところだったので運動が苦手なアルミンでも飛び移れるわけだ。巨人殺し(先ほどの奇行種)にはは別段変化はない、ただ巨人を殺して進んでいるだけだ。しかしなぜか巨人は巨人殺しに向かって行っているようにも見える。
「なんなんだあの奇行種は」
アルミンは正解がない問題を解いている感覚に襲われる。
どんなに考えても頭をひねっても正解が出てこない、正解の'せ'の文字も掴めないそんな感覚だ。
そんな感覚に襲われていると巨人殺しは足を止めた。
巨人殺しが足を止めふと遠く離れた壁の上の方に目をやった
そんな光景を見てアルミンも巨人殺しが見ているのと全く同じ方向へと視線を向ける。
「…………カイト?」
そこには卒業してから行方知れずの同期がいた。
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「クソ!あのバカ戻ってこい!」
ユミルはクリスタを助けようとしているが未だその影すらつかめていない、しかもユミルは目の前の巨人を相手にしなくてはいけない。今のユミルに巨人を複数たい相手にする技量はない。つまりユミルは巨人に気づかれないように遠回りしながらクリスタを助けに行かないとダメなのだ。
それはとても難しくそして現実的ではない。しかしユミルは柄にもなく諦めずに希望も捨てずにただクリスタを助けたいがために進んでいる。
しかしそこまで、それはユミルも分かっている。ユミルの立体機動装置にはガスが後少ししか残っていないのだ。
しかしユミルには奥の手かある。でもそれはあいつに貸しを作る事になるので嫌なのだがしかし今はそんな事いってられるか!と自分に踏ん切りをつけて隠し持っていた小さな拳銃から紫色の煙弾を打ち上げだ。
その煙弾に気づいたのは数多くいるだろう、しかしその煙弾の意味を知る者はこの場において彼しかいないだろう。
「あの煙弾は……」
壁の上にいたカイトはその煙弾を確認して愛機を確かるように触りそれが打たれた場所に大急ぎで向かった。
「大丈夫!!」
なんとか助けに行ったクリスタだが奇跡的に逃げ延びた。
その奇跡的には巨人殺しとユミルが関わっているのだが今のクリスタは知るよしもないだろう。
そしてクリスタはやっとの思いで逃げ延び適当な家に避難している。しかし助け兵士は重症だった。右腕は折れ足はその両方とも食いちぎられている
それもそうだろう、だってクリスタが助けに行った頃にはもう巨人に食べられていたのだから。
「……女神様?」
「しっかりして下さい!」
「ここは…どこ?……女神様がいるから天国?」
「ここはトロスト区です!あなたはまだ生きています!頑張って下さい!」
「はぁ…母さん…父さん………会いたいよ……」
その兵士の目には涙が溢れている。きっとクリスタの声は届いてないだろう。そのまま兵士はそっと目を閉じだ。
クリスタの手当て虚しくその心臓はもう動いていない。
クリスタはその兵士の最後を看取ってから自分もきっとこうなるだろうと悟った。ガスもないきっと助けもこないだろう。ユミルは探してくれるかも知れないが見つけた頃には自分はきっと死んでいる。クリスタの瞳からはとても綺麗な涙がそっと零れ落ちた。今のクリスタの頭に思い浮かぶのはとても楽しかった三年間訓練生活の思い出。クリスタが過ごしてきた人生の中で特に楽しかった3年間だった。
「ユミルにはもっと胸を張れって怒られたなぁ。サシャには女神様なんて言われたっけ
そして思い出すのは自分と同じ金髪の髪色をしているあの少年
「カイトにはよく、可愛いな。なんて言われたなぁ」
最近は言ってくれなくなったけど初めて会った時はよく言われたっけ。そんなこと言われたのは初めてだからすごく嬉しくて胸の中があつくなってドキドキしてたなぁ
でもそうするとユミルが、ナンパ野郎はあちにいけ、なんて言ってよく喧嘩していたなぁ。その時には感じていた胸のモヤモヤは未だに何か分からないけど、
クリスタはそれが恋だとは知らない。
クリスタはそれが嫉妬だとは知らない。
クリスタはそれが愛だとは分からない。
なぜなら彼女は愛された事がないから、だから同時に愛するという事も言葉でしか知らない。
そんな彼女に地獄の門が開かれように近くに巨人が大地を踏みしめる音が聞こえてくる。
「はぁ…終わりかぁ…」
クリスタはどこか諦めたような様子だ。自分は貰いすぎたのだだから後悔はない、そう自分に言い聞かせて
しかしクリスタの脳裏にかすめた記憶がそんなクリスタに
諦めるなと呼びかけるてくる。思い出すのは日常の些細な1ページ
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馬術の訓練
「クリスタは本当に馬の扱いがうまいよな。どうしたらそんなに上手く扱えるんだ?」
クリスタは馬術の訓練は特にいい成績を残している。そんな彼女に教えを受けにやってくる者も少なくはない。中には下心を持ってやってくる者もいるが
今日教えを受けに来たのはカイトだ。カイトは馬術と座学の成績が悪く今日はそんな苦手を無くそうとクリスタに助けを求めたのだ。
「コツはないかな、でもこの子の気持ちを理解してあげるのは大事かな」
「おぉ〜さすがクリスタ。その考え方まで可愛いなんて」
「もぉ、からかわないで、教えてあげないよ」
「ごめんなさい!クリスタ様神様女神様!」
「そこまでしなくてもいいの、分かってくれたらいいの
私もごめんなさい。そこまで言わせるつもりはなかったの」
カイトがそんなバカなことを言うにも関わらずクリスタは真剣に受け止めてあたふたしている。そんなクリスタを見てカイトは頭を上げ、クリスタの顔を見てその後態度が180度代わり
「そっか、まぁそこまで言うのなら許してあげよう」
「ありがと……おかしくない?なんで私が謝ってるの?」
「まぁまぁクリスタ先生。授業に移りましょう」
「そ、それもそうねじゃあちょっとしゃがんで………
そうやってカイトはクリスタに馬術の訓練を受けていた。
因みにのちにクリスタが今日のことをユミルに話して、やっぱり自分が謝るのはおかしいと気づいてカイトと一悶着あったのは別の話。
「はぁー疲れた」
「お疲れ様、どうだった?」
「おう!そりゃバッチリ、もう馬がなんて言ってるかまでわかるぜ」
「流石にそれは嘘…よね?」
そんな冗談を言うとカイトは少し真面目になり
「なぁクリスタ、英雄どんな奴か知ってるか?」
「どうしたの突然?そんな真面目な顔して」
「俺だって真面目な顔する時もあるよ」
クリスタはそうよねと言って先ほどカイトが言った質問に真剣に考えている。その考え方まで可愛いなぁとカイトが思っているとクリスタは答えが出たのかまるで頭の上に電球が出て来る見たいだ。
「みんなを助けてくれる人じゃないの?」
「違うよクリスタそれはヒーローだよ、俺はヒーローと英雄はちがうと思うんだ」
「どうちがうの?」
「ヒーローはみんなのヒーローだよ決して誰かの命を蔑ろにしない皆から憧れられるそんな人だよ」
「でも英雄は1人の英雄なんだと思うんだ。1人のためなら全員を敵に回せるたった1人の存在。そんな人が英雄だと思うんだその結果みんな憧れる
だからクリスタはその英雄が現れるまで死んだらダメだぞ
ゆっくり待ってろよいつか現れるその英雄はきっと君を救ってくれるから」
クリスタはその言葉を聞きどこか自分の心を見透かされた気がした。カイトは多分知ってるんだ不思議とそう思えてしまった。
「私にも来るかな…そんな英雄が」
「来るよきっと来る。でも注意してよ、ヒーローも英雄も同じところがあるから」
「どこ?」
カイトは少し笑みを浮かべ
「遅れてやって来るとこ」
少しだけカッコつけてそう言った
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「そうだ…死ねないんだ…私の英雄が来るまで…私は死ねないんだ…私は死なない!」
クリスタが避難した家はもう家との役割を果たしてない
屋根には所々穴が空いており窓ガラスも割れている。
向かって来る巨人は一体十m級。ガスはない、つまり立体機動は使えない。正直ここから勝てる見込みはゼロに限りなく近いだろう。
「けど、私は死ねない!」
クリスタは誰に言うわけでもなく自分に言い聞かせるようにそう叫んだ。
そう叫んだのと目の前の巨人が倒れたのは同じだった。
「え?」
目の前の巨人が急に倒れ思わず窓と呼ぶには大きすぎるその穴からのぞいて見ると、黒い兵団服を着たとても顔なじみがある人物だった。
「大丈夫かクリスタ!って泣いてる顔も可愛いな」
「カイト!!」
英雄は遅れてやって来ることを身を以てカイトは証明したのだった。