地獄の夢にもかめはめ波!!   作:白藍ハートネット

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第03話~機械仕掛けの摩天楼 蘇る学者の意欲~

「ふむふむ。君がビーデルちゃんかね?これまた可愛い女の子が入ってきたもんだね」

 

 

 

この方が大界王様?随分とファンキーなお爺ちゃんだ。

 

 

 

「武空術どころか、気も扱えない女の子に許可を出すなんて、よっぽどの事でもあったのかい?」

 

「そ・・・それは・・・・・・」

 

「ん~。言いたくないなら無理に言わないで良いんだよ」

 

 

 

脳裏によぎる、2人の悪魔の無邪気な表情。快楽殺人鬼であっても、その笑いは不気味に狂っているはずである。小学生にも満たない幼子が蟻やバッタをいたぶって遊ぶソレとまるで変わらない表情。

どのような環境で育ったら、あんな悪魔が育ってしまうのか。

 

 

 

「まあ、まだ死んだばかりで気の扱いも未発達なんだから、まずはのんびりと慣れなさいな。お嬢ちゃんの知らない知識もゆっくり勉強すれば、すぐ追い付くよ~」

 

「すぐって、どれくらいですか?」

 

「そうだね~。お嬢ちゃんの素質なら、110年も経てば、一流の戦士だよ♪」

 

「ひゃく・・・・・・」

 

 

 

ドン引くビーデル。いくら時間は無限にあるといえども、気が遠くなる。しかも、普通はここに来る時点で一流の戦士らしい。他の連中は、いったいどんな生活をしてきたのだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うっひゃ~!!すっごい塔ですね~」

 

「ここは、各宇宙の科学とやらが集結した物らしい。現世では出会うことのない技術が噛み合い、次々と施設が出来上がっては階層も増えてきたようだ」

 

「何階まであるんですかねぇ?」

 

「もうすぐ500に到達するらしい」

 

 

 

ざっと見る限り、一階分の広さが地球の一般的な遊園地とほぼ同じで、天井までがおおよそ6m。単純計算で高さ3000m弱、床総面積1950000㎡弱。圧巻の摩天楼だ。

 

 

 

「ここに、宇宙中の技術が詰まってるんですね」

 

「楽しそうだな、悟飯」

 

「忘れかけてた学者の意欲が沸々と湧いてきます!!」

 

「そうか。悪いが、俺の案内はここまでにしてくれ。俺には合わん。頭痛がしてくるんでな」

 

「はい。行ってきます!!」

 

 

 

目をキラキラさせながら摩天楼に向かう悟飯。ピッコロは、その背中をどういった気持ちで見送ったのだろうか?

 

 

 

「うわぁ!?扉がすごいタイミングで開閉した!?」

 

 

 

『そのまま歩き続けてください』

と書かれた標識に従い、自動ドアと思わしき方向へ進むと、通る一瞬だけ扉が開き、通った直後に閉じた。開閉の所要時間が0,5秒未満。地球の技術では逆に危ないものだ。それを第一の出入り口に使用するとは。楽しみだ。

 

 

 

「エリアは大きく分けて五つか。本当に遊園地みたいな見取図だな」

 

 

 

【数学鉱脈】は数字や計算で、様々な事柄を証明する物だろう。パンフレットの写真には【人の存在を証明する方程式】の文字が見える。ちょっと興味が湧く。

【物質四天王の間】は恐らく物質を構成する4つの力なのかな。何だっけ。確か、重力・磁力・強い力・弱い力だったはず。もしかして、新物質を産み出す研究とか?この摩天楼の材料にも使われているのだろうか。

【心の図書館】だって?3匹の可愛らしいマスコットキャラクターが描かれている。感情と知識と意志をそれぞれが担当しているみたいだ。よく見ると知識の黄色い子、目を閉じてる。どんな本が置いてあるのかとても楽しみだ。

他のエリアと特色が違うのは【新世界ドリ~ム】か。仮想空間で色んなことが出来る体験型の施設のようだ。人造人間の居ない平和な地球とか見れたりするのかな?いや、それだけは辞めておこう。死んでいった人達に失礼だし、何よりトランクスが居るんだ。絶対に平和を掴んでくれる。

そして、4つのエリアに囲まれるようにそびえ立つのが【絡繰城】。それぞれの施設や設備を建築・創作しているのだろうか。回路の設置をゼロから産み出したりもしているらしい。まさに心臓部と言っても過言ではない。

と言うか、普通にテーマパークである。誰が楽しそうに入園して、体験したりスタンプ集めたりするのだろうか。

 

 

 

「5つのスタンプを集めてようやく上の階に行くチケットが貰えるんだ。上に行くごとに新しい設備や新発見が増えていくんだ・・・・・・!!」

 

 

 

取り合えず、片腕の戦士は目をキラキラさせている。ストラップを首に下げ、まずは数学鉱脈へと向かう。いつかここで色々な研究とかしてみたいなぁ。と思う悟飯は、やはり戦士の素質を持ちながら学者になりたい様である。ここでも『勿体無い』と言われてしまいそうだ。

 

 

 

(個人的には、心の図書館で色々やってみたいなぁ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「くたばれ!!ギャリック砲!!」

 

 

 

ベジータの放つ技は、暴れる罪人をまとめて3体飲み込んで弾ける。

 

 

 

「ふぅ・・・ここらもあらかた片付いたか・・・・・・」

 

 

 

ここは、地獄。死んだ者達の内、悪事を働き、世界に害を与えた者が落ちる世界。魂はマイナスエネルギーを浄化され、記憶も消され、新たな生命として宇宙へと戻される。

そんな決められた道筋に大きく反対し、暴れまわる罪人も少なくない。ベジータもその一人である。ベジータのマイナスエネルギー、正確にはベジータの誇りは、初期化しようとする浄化装置を丸々3機おしゃかにした。

目も当てられない惨状に、閻魔は特例中の特例として、ベジータに肉体を与え、鬼達の手に負えないレベルで暴れる罪人を押さえ付ける役目を与えた。ベジータ本人も、溜まりに溜まるフラストレーションを発散させるのに丁度良く、実戦の方がサイヤ人のレベルアップが速いため、この役職を大いに気に入っている。唯一の不満と言えば。

 

 

 

(カカロットの奴には・・・もう・・・・・・)

 

 

 

地獄の罪人であるのに変わりはないため、この世界から出るのは二度と叶わないのだ。フリーザの件で奴に越され、追い抜く間も無く、心臓病で死んでいったカカロット。リベンジのチャンスは、もう2度と来ることはない。だからこそベジータは、自分の限界を見据えるためにと、今日も修行を続ける。トレーニングに瞑想、たまに起こる罪人の駆除。

よし。今日のところはこの辺で良いだろう。鬼の連中も利用する食堂で軽く食って仮眠でも取ろうか。適度な休息も修行だ。む、今日の献立はカレーか。あ?おい給仕。何だその嫌そうな顔は?




こんにちは、悟飯です。あの世にもこんな所があるんですね。地球では不可能な技術や見たこともない計算が溢れてます!!戦士として修行するよりも、この塔で宇宙の発展に貢献したいですね。手始めに、過去の論文でも漁ってみましょう!!【脳が電気信号を正確に翻訳する方程式】?
次回、地獄の夢にもかめはめ波!!
【因縁勃発!? ザーボンとドドリア】
次回も是非ご覧になって下さい。



新たな職に就き、仕事に励む中、靴擦れの原因になった物を履き続けなければならない苦しみ、貴様らに分かるのか!?ごりごりの革靴だから、クッション性も皆無。立ち作業は地獄です。初任給でまず靴を買った惨めな男は、今日もお仕事頑張ります。



取り合えず投稿したは良いけど、やっぱりメインじゃないから執筆速度と意欲がまあ遅い。
『こっちをやるぞ!!』
と意気込んでネチネチと引きずる辺り、全く吹っ切れてないもんなぁ。あぁ惨め。おまけに2DSのスクリーンがブラックアウトするし、普通にもう心が折れそう。修理に出すにしても新しいの買うにしても、出費が・・・・・・



機械仕掛けの摩天楼いかがですか?行ってみたいと思う方は是非来てくださいね。湖の3匹が付き添って案内してくれますよ♪あぁ~きゃわいい~♡

んじゃ、今回はこの辺で。前の投稿いつだ?17ヶ月!?本当にごめんなさい。ちょくちょくやりますんで。では、グッバイ!!
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