地獄の夢にもかめはめ波!!   作:白藍ハートネット

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第04話~因縁勃発!? ザーボンとドドリア~

「おーい、ピッコロー!!」

 

 

 

木陰で座禅を組むピッコロの元へと向かう人影が1つ。悟飯と同じ配色の亀仙流の胴着を着こなす、やや小柄な青年、クリリンだ。

 

 

 

「聞いたぞ。とうとう、悟飯までやられちまったんだってな」

 

「ああ。たった今、絡繰の塔に入っていった」

 

「そういやあいつ、学者になりたかったんだったな。思えば、あいつの平穏は4歳の頃に俺達が奪ってしまったんだよな・・・」

 

「あいつの素の表情をさっき初めて見た。緊張の糸もようやく解けたんだろ」

 

「地球には、人造人間と戦える奴はトランクスだけか・・・」

 

「俺が最後に見たのは、まだ赤ん坊だったな。どこまでやれるか」

 

「でも、ベジータの息子だ。トランクスもサイヤ人なんだから、きっとなんとかしてくれるさ!!」

 

「・・・・・・だと良いな」

 

「そういや、そのベジータは今何してんだろ?地獄で特別に肉体を貰ったのだけは知ってるけど、俺達は中々会えないもんな」

 

「あいつのことだ。戦い続けてるんだろうな。奴も沢山殺し続けた悪人だ。もしかしたら、地獄で暴れてる奴等に、あいつに怨みを持つ者も要るだろう」

 

「今更、ベジータが誰かにやられるの、あんまり見たく無いなぁ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふん。文句は無いが、特別に旨い訳でも無いな。もっと腕を上げやがれ」

 

「・・・・・・・・・」

 

 

 

30人分も平らげて、何を言いやがるこいつ。特別処置だかなんだか知らんが、800年ここで働いてる大先輩に放つ態度じゃねぇ。だが、こいつの力を1度目の当たりにした以上、無理に逆らえない。圧倒的な戦闘能力に、他人の命を奪うのに躊躇いがない冷たい眼。確かに反乱者を押さえ付ける役職を一人で引き受けて貰ったのは有り難いが、それ以外がもう最悪だ。ああ、この後の鬼達のご飯、もう一度作り直さないと・・・・・・。

等といった給仕の鬼の嘆きを一切無視するベジータが口を開く。

 

 

 

「ついでだが、3人分程持ち帰りだ。今すぐよこせ」

 

「ひぎぃ・・・・・・」

 

 

 

鬼かこいつ。あ、鬼は俺たちだ。

 

 

 

「足りなければ、貴様らの賄い分でも構わん。さっさとしろ」

 

「・・・・・・・・・はい」

 

 

 

鬼の目にも涙って、こういう意味では無かったよね?サイヤ人って、こんなにも乱暴なのか。昔、蛇の道から落ちた孫悟空とかいうサイヤ人も、騒動を起こしただけだった。心優しい、清らかなサイヤ人って居ないの?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふぁぁあっっくしょい!!」

 

 

 

盛大なくしゃみで鼻を拭う悟飯。螺旋階段円周率から少し躓き、落ちまいと手すりを掴む。あ、1段踏み外しちゃった。

 

 

 

『計算が狂いました。1段目からやり直してください』

 

「えぇー!?」

 

 

 

もうすぐ5000段だったのに。ノート約130ページ分が・・・・・・。これをやり直しかぁ。つら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うぎゃああああああああああああああ!!!!!!!!」

 

 

 

ベジータの向かう方向から爆音と共に悲鳴が聞こえる。

 

 

 

「あ!!ベジータ殿!!2人の罪人が手枷を壊しました!!暴れてます!!」

 

「ちっ」

 

「舌打ちしました!?」

 

 

 

風呂敷に包んだ弁当3人分を持ったまま現場へと向かう。そこにいたのは。

 

 

 

「どきやがれ貴様らぁああああ!!!!」

 

「私達を誰だと思ってるのだ!?」

 

 

 

かつての敵、宇宙の帝王フリーザの側近の【ザーボン】と【ドドリア】だった。彼らは、ナメック星にてベジータに命を奪われている。

 

 

 

「ほう。また懐かしい連中に会えたものだな」

 

「な・・・てめぇは!?」

 

「ベジータ!?」

 

 

 

自分を殺害した本人を見た2人の顔に、血管が浮かび上がる。

 

 

 

「殺す!!!!!!!!」

 

「消してやる!!!!!!!!」

 

 

 

冷静さを完全に失い、怒りのままにベジータに襲いかかる。もちろん、その程度のスピードでは目を閉じても避けられる。弁当の中身がぐちゃぐちゃにならない様に、パントマイムのカバンと同じ要領で動く。

 

 

 

「くそったれがあああああ!!!!!!!!」

 

「ちくしょう!!!!なぜ当たらない!!??」

 

「貴様らに口で言っても分からないだろうからな。こいつをくれてやる」

 

 

 

腰のポーチから取り出したのは、二人もよく知るアイテム【スカウター】だ。界王曰く、フリーザ一味が使っていたものを更に改良したものらしい。

 

 

 

「測れる戦闘力も貴様らが使っていたものと圧倒的に違うぞ。さあ、それで自分達と俺を比べてみやがれ」

 

「なめやがって・・・・・・」

 

「ナメック星の数値など、何かの間違いだ!!!!」

 

 

 

スカウターが出した数値は。

ドドリア・23000

ザーボン・21500

ナメック星での自分達の数値となんら変わらない。

そして、ベジータの数値は・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

5800000

 

 

 

 

 

「な・・・が・・・・・・」

 

「ば・・・ばかな・・・・・・」

 

「ついでだ。フリーザをぶっ殺したのはカカロットという名のサイヤ人だ。そいつはとある変身を介して、フリーザを上回った」

 

「フリーザ様が・・・サイヤ人に、だと・・・・・・」

 

「そんな馬鹿なことが・・・・・・!!」

 

「フリーザの最大戦闘力は、推定で120000000だが、そのサイヤ人と同じ変身を見せてやろう」

 

 

 

改めて体制を整え、超サイヤ人へと変身を遂げる。

 

 

 

「あ・・・・・・あ・・・・・・」

 

「290000000・・・・・・・・・」

 

「さて。閻魔の管理下で暴れる以上、看守からの罰則は避けられないからな。俺が無抵抗の奴も無惨に潰すのは知ってるだろう。5秒待つ。念仏でも唱えて好きなだけ逃げな」

 

「「うわああああああああああ!!!!!!!!」」

 

 

 

逃げ惑う2人を気絶で地獄の大地に落としたのは、8秒後の事であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・・・・・・ぬぅ」

 

「はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・」

 

「ぜぇ・・・・・・ぜぇ・・・・・・」

 

 

 

その檻に閉じ込められている人影は3人。息も絶え絶えで、意識も朦朧としている。これでも、他の罪人とは比べ物にならない程の時間を耐えている。並の罪人では10日で消え去るものを、2人は10年以上、1人に至っては30年近くである。今にも自然消滅してしまう筈の弱々しい存在を、己達の気力だけで永らえているのだ。尋常ではない。

そこへ、1人の影が鍵を開け、入室してきた。

 

 

 

「貴様らもそこまで弱りながら、実に見事なもんだ」

 

「ベジータか・・・・・・・・・」

 

 

 

30年耐えた男がベジータを見据え、10年耐えた男の1人が、表情険しく睨み付ける。

 

 

 

「俺も忙しいんでな。閻魔に突き付けた俺側の条件が通ったことに感謝して味わえ」

 

 

 

3人分の弁当を乱暴に投げつけ、それぞれの手元に収まる。弁当箱に記載された宛名は。

 

 

 

【ベジータ王】

 

【ナッパ】

 

【ラディッツ】




よう。ベジータだ。やはり腐ってもサイヤ人か。この3人も誇りを捨てずに居たようだ。ナッパは俺が止めを刺したんだがな。サイヤ人のよしみで気休め程度の食料を与えているが、果たしていつまで持つか・・・。
次回、地獄の夢にもかめはめ波!!
【人工心臓完成 テスターは孫悟空?】
貴様ら、サイヤ人を甘く見るなよ?



対にブロリー放映じゃああああああでもまだ見れなああああい次の休みはこの投稿から3日後だおらあああああああ待ってやがれ映画館んんんんんんんんん俺を満足させなかったら、暴動起こしたるからなああああああああ!!!!!!!!

スマホを機種変したのをきっかけに、およそ1年前に修理に出してデータ復旧出来ずに泣く泣く強制的に引退させられたドッカンバトルを心機一転、1からやり直すことにしました。相棒は~激しきサイヤ人の鼓動~【バーダック(大猿)】です。やっぱりか。って思って頂けたらものすごくうれしいです。でも、始まりの方で報告した方が良かったかもしれません。タイミングに割と後悔。

さてさて。3人のサイヤ人がまさかまさかの形で登場しました。果たして彼らは敵になるのか、見方になるのか。彼らの運命は!?そして、結末は!?あれ、本作の主人公、悟飯君の筈なのに。今回はなんというちょい役。次回は楽しませてあげたい。(←この言葉の時点で、テーマパークで楽しむだけっていう)

そんじゃ、今回はここまで。ブロリー楽しんできます☆
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