独裁者の聖杯戦争   作:マルルス

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初めましてマルルスと言います。
多くのSSを見てきて自分もSSを書いてみようと思い投稿しました。

初めて書いた小説ですので自分でも出来が良いとは思えません。沢山の捏造とご都合主義があります。それでも良い人はどうぞ見てください。



プロローグ 始まりへの一歩

今から二百年前、アインツベルン・マキリ・遠坂の三つの魔術家系があらゆる願いが叶う万能の釜

すなわち聖杯を降臨させる魔術儀式を行った。しかし願いを叶えることが出来るのはたったの一人だけだった…。

御三家は協力関係からから一転、壮絶な殺し合いに発展した。 マスターとなった魔術師は聖杯の力で座に召し上げられた英雄を召還しサーヴァントとして使役し最後の一組になるまで戦い聖杯を手に入れる。この魔術闘争はすでに三度行われているが未だに聖杯が降臨した事がなく次の周期で四度目の聖杯戦争が始まる。

 

「ふむ… これが聖杯戦争の概要か…」

男は聖杯戦争について書かれた資料をデスクの上に置いた。部屋には壁には多くの勲章がそれみよがしに飾られ数多くのライフルが掛けられている。 中央には大きなアンティーク風の机と椅子が置かれている。

その椅子に一人の男が座っていた。軍の制服を身に着け胸に階級章と勲章が付けられ服の上からも分かる鍛えこまれた肉体を持ち国の頂点に立つ風格 オーラとでも言うのか凄みを感じさせる。

 

男の名はリカルド・ベルブランコ

南米大陸の太平洋側にある小さな小国ザンディアナ国の大統領である

「遥か昔から近代まで偉大な功績を残した英雄達を使い魔として使役するとは… 何とも恐れ多く罰当たりな儀式があったものだ…」

リカルドは呆れた声を出す。

 

「その通りで…」

リカルドのそばに立つ男はそうつぶやく。 彼の名はペノルティーモ。リカルドの補佐を務めとぼけた感じをさせるが雑務を初め重要な案件などを難なくこなし国の状況の資料制作や何らかの危機が起きた時の対策などのアドバイスや他国のトップとの会談のセッティングなどこなすリカルドにとってまさに右腕とでもいう人物で彼から絶大な信頼を置かれている。

「そのような儀式にまさか大統領が選ばれるとは… このペノルティーモは驚きを隠せません」

ペノルティーモはそう言うしかなかった。

 

「しかし余りにも早すぎます…。 次の聖杯戦争が始まるのは一年後だというのに」

リカルドに忠誠を誓う女性魔術師カロリーザは驚愕が混じった声を出す。

 

彼の右手には聖杯に選ばれた証である令呪が刻まれていた。それだけでも驚きだがその時期が問題だった。

本来、令呪は早くても数か月で現れるはずなのだがリカルドに刻まれた令呪は何と聖杯戦争開始から一年前なのだ。過去の聖杯戦争を調べてもこのような事例はなかった。 数多くの怪異や魔術の対処を行ってきたカロリーザでも一体何が起きているのか見当がつかなかった。

 

「だがその戦いに君は参加するのだろう? リカルド…」

ソファーに座る男 ロドリゼスはリカルドに向って気さくな声を出す。

ロドリゼスはリカルドの護衛を務めておりまた彼とは幼いころから友人で戦場では共に背中を預け助け合ってきた仲だ。彼ら二人は兄弟同然でリカルドにとって半身とも言える存在だった。

 

 

「そうだ友よ… 私は聖杯を手に入れる そして更なる力を手にする。これは始まりだ… 我が野望の最初の一歩なのだ」

自分は欲しいものは全て手に入れてきた。時には力づくで手に入れた。今回も変わらない… 入念に準備し敵を始末する。誰にも邪魔はさせない!

あらゆる願いが叶う万能の聖杯。これを手にし更なる力を得る。この小さな島国が世界を制するのは夢ではない!

誰にも邪魔はさせない! 阻むものも許さない! あらゆる手段を講じてこの戦争に勝利して見せる!

世界を制す…かつて多くの王が成し遂げられなかった偉業…!このリカルド・ベルブランコが成し遂げてみせる!

 

彼の眼には野望の炎が刻々と燃え上がっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

独裁者リカルド・ベルブランコ…

 

この男の参戦によって第四次聖杯戦争はどのような結末を迎えるのか… それはまだ誰も知らない…。

ただ一つ言えるのは第四次聖杯戦争は第二次世界大戦の中で行われた第三次聖杯戦争に勝るとも劣らない苛烈な戦いになるという事だ。




徐々に文字数が沢山かけるようになりたいです。
空いた時間でコツコツ書いているので次の投稿は未定です。
気長にお待ちになっていただけると嬉しいです
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