ゼタとバザラガの最初の出会い・・・の妄想短編です。
なんやかんや仲良しなのいいよね・・・

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ゼタとバザラガの最初の出会い・・・の妄想短編です。
なんやかんや仲良しなのいいよね・・・


グラブル短編~ゼタ~

熱い。とにかく熱い。怠い日差しの中、あたしは待ち合わせ場所に向かっていた。

何でこんな真夏のバカ熱い日に待ち合わせなんかしたかって?そりゃ、仕事の為だ。あたしの仕事、そう、星晶獣狩りだ。私は星晶獣狩りを目的とする"組織"のメンバーの一人だ。"組織"だなんて身も蓋もない名前だなって?

・・・あたしもそう思う。まあ、別にそんな事はどうだっていい。そもそもあたしは大して"組織"の事に興味が無い。あたしは自分の目的の為に星晶獣を狩る必要があり、その為に"組織"が都合が良かったというだけだ。別に"組織"の実態だとか目的だとかはあたしには関係の無い事だけだった。

目下、あたしの悩みの種はこの照り付ける日光だった。

(こんなんなら日焼け止めでも塗ってくりゃよかったわね・・・ったく、何が街を出てすぐの水車よ、全然すぐじゃないじゃないの。)

街を出て数十分、しばらく何も見えない草原をあたしはずっと歩かされていた。上から渡されたこの地図に不備があるのか、それともあたしが道を間違えたのか、それともこの地図を作った奴にとっては数十分が"歩いてすぐ"の距離だったのか。まあどれだったとしても乙女の肌を傷つけた言い訳にはならない、というのがあたしがこの怠い道のりを歩いた果てに出した結論だった。

「・・・ん?あー、あれ?」

じっとり汗をかき始めた頃に、ようやく前に水車らしきものが見えた。よーく目を凝らすとそこに一つ人影らしきものも見える。どうやらあたしの相棒さんはあたしより早くこの"歩いてすぐ"の集合場所まで来ていたようだ。

水車に近づいていくと、待っていた人物はかなり大柄だという事がわかった。2mはある、その体格と頭から生えた二本の角から察するにどうやらドラフの男のようだった。

「どうもー。ごめん、遅れちゃった。」

遅れてしまった非があるので、とりあえず謝罪して適当に打ち解けようと軽くあたしは挨拶してみる。

「・・・遅れてきた割には随分な挨拶だな。」

あまり乗り気じゃない返答。うん、こりゃ駄目だ。あたしはこいつとは楽しくやれそうにない。

「何よその反応?私謝罪したわよ?」

「あれで謝罪したつもりなのか?・・・まあいい、さっさと行くぞ。」

何がまあいいのか。こっちはちっとも良くないんだけど。

「ちょっと、待ちなさいよアンタ!」

「何だ。」

「何だじゃないわよ、そりゃ遅れてきたのはアタシだけど、その態度はどうなのよ!?」

「・・・お前こそ遅れてきたくせに随分態度が大きいようだが。」

「だからそれは謝ったじゃない!普通そこはもう水に流してよろしくやりましょう、って流れでしょ!」

「・・・ハァ、とんだ外れクジを引かされたようだな。」

外れクジ、言うに事欠いて外れクジとはね。

「アンタ、さっきから何なのよ本当に。星晶獣の前にアンタからぶちのめしてやってもいいんだけど?」

「・・・時間の無駄だ、さっさと行くぞ。」

・・・どうやら私の人生史上、最も面倒くさい相手と一緒に仕事をする事になってしまったらしい。まだこれならベアと一緒の方が幾分マシだっただろう。ベアはやかましいし手がかかるけど、少なくとも一緒にいて不快になることは無い。

「・・・ハァ、いいわ。アンタとこれ以上話しても不毛なだけだし、さっさと星晶獣をぶっ倒して帰るのが一番良さそうね。」

「理解してくれたようで助かる。」

ほんとムカつくわ、こいつ。

「・・・ゼタよ。」

「・・・俺はバザラガだ。」

最低限の自己紹介を互いに済ませた私達は、星晶獣が潜んでいるという洞窟にまで進み始めた。互いにこいつとは絶対に馬が合いそうにないという事がわかったのか、洞窟に着くまであたし達は一言も交わさなかった。

 

「・・・ここのようだな。」

バザラガの一言であたし達は足を止めた。緑の生い茂った平原の前に、急な傾斜の崖が立ちふさがっており、その崖にはぽっかりと大きな空洞ができていた。

「へー、あんま星晶獣がいるようには見えないけど・・・星晶獣なんかが暴れたら今すぐにでも崩れそうだし。」

実際その洞窟はあまり大きな洞窟には見えなかった。空洞は3mいかないくらいにしか空いていなかったし、バザラガがジャンプでもすれば角が天井に突き刺さってそのまま抜けなくなるんじゃないかと思えたくらいだ。

「この洞窟は元々この山の内部を通るトンネルにする予定だった。だがそれが偶然にも山の内部にあった星の民の遺跡と繋がってしまい、そこから星晶獣が出現した。」

「ふーん、それ上からの情報?」

「・・・下調べの結果だ。」

「あっそ、ご苦労さん。」

そう言ってあたしは一足先に洞窟に足を踏み入れようとする。

「待て、何をするつもりだ。」

「何って決まってるでしょ?中に入って星晶獣を倒すのよ。」

「1人でやるつもりか?上がわざわざ俺達をペアで送り込んだ意味を・・・」

「何?バザラガあんたもしかしてビビってんの?図体の割に臆病じゃない?」

「・・・ビビってなどいない。」

あれ、反応してきた。こいつって意外とこういうのに反応するタイプだったりして。

「そんな事言って、どうせそのバカでかい兜で顔隠してんのだって怖いからじゃないの?」

「・・・この兜は隠しているだけだ、俺の素顔をな。」

「どういう意味?顔に自信ないの?」

「・・・俺の顔の事などどうでもいいだろう。」

かわしたなこいつ。

「それよりも、ここは俺の指示に従ってもらうぞ。見た所お前は無鉄砲すぎる。下手な動きをされてはこっちも困る。」

「はあ?何それ、あたしが足手まといってこと?」

「・・・一々噛みついてくるな、まるで狂犬だぞ。」

うん、やっぱムリだわこいつ。ちょっとかわいいトコもあるかと思ったけど撤回。

「おあいにく様、あたしは犬だったとしてもあんたに扱いきれるほど行儀のいい犬じゃないのよ。」

「おい、どこへ行く!」

「先に行かせてもらうわよ、あたしは好きにやらせてもらうから。元々あたし一人で十分だしね。じゃあね~。」

あたしはバザラガに背中を向けてその場から走り去る。去り際にバザラガがあたしに何か言ったような気がしたが、なんと言ったかまでは聞き取れなかった。

 

洞窟の中は外とは対照的に涼しかった。外からは日差しは差し込まず、代わりに涼しい風が流れ込んできていた。日差しがないにも関わらず洞窟内は不思議な程明るかった。恐らく星の民の技術か何かだろう。実際、それを証明するように洞窟の奥に行けば行くほど洞窟は明るくなっていった。

(つまり、明るくなればなるほど星晶獣は近いって事ね。楽勝♪)

怠い日差しも煩わしい同行者も無く、私は今日一番にこの時機嫌が良かった。鼻歌交りで奥まで進んでいくと、やがて一本道が終わり、開けた空間に出た。

「こりゃ・・・また随分なモノがでてきたわね。」

その空間は、どうやら星の民が作った神殿のようだった。さっきまでの狭い通路の数倍の高さの天井は透明で、洞窟内のわずかな光を反射する役目を担っているようだった。天井は太い柱で何本も支えられており、その柱には素人目で見てもわかるほど精密な彫刻がなされていた。

「きれい・・・星晶獣さえ出なけりゃデートにもってこいじゃない?」

あたしはとりあえず部屋を見た感想を報告してやった。ここの住人に。

 

「で、いつかかって来るのよ?こっちはいつでもいいんだけど。」

あたしのその一言を合図としたように、あたしの後ろの天井に張り付いていたそれはあたしのいる地点目指して急降下してきた。

あたしはあえてそいつが落ちてくるギリギリまでその場を動かずにいた。そいつが動かないあたしめがけて前足を振り下ろした瞬間、あたしは転がり、ギリギリでその攻撃を回避する。落下の衝撃で土煙がもうもうと舞い上がり、あたしの姿を隠した。

あたしはすかさずそいつの前足を蹴りあげ、空高く飛び上がる。

「悪いけど、急がないと後から嫌な奴が追いついてくるのよ、だから一瞬で終わらせてもらうわよ!」

ジャンプする直前に抜いていたアルベス・・・あたしの愛槍をしっかりと獲物めがけて構える。ここでようやくそいつの全身が見えた。なんてことはないオオカミの星晶獣だった。最もそいつがとてつもなく巨大で、前足だけであたしはおろかあのバザラガですら踏みつぶせそうなサイズである事を除けば。

「ま、これくらい問題ないでしょ。行くわよ、アルベス!」

あたしのかけ声と共にアルベスが灼熱をまとう。ここでようやく星晶獣がこちらが自身の上にいるのに気付いたようだがもう遅い。

「これで終わりよ、プロミネンスダイヴ!!」

炎を纏ったアルベスと共にあたしは星晶獣へと突っ込む。星晶獣がこちらへと吠え、大口を開けている。まさかそれであたしを飲み込むつもり?むしろ急所を自分から晒しているようなもの。体を一発で貫いてやるわよ!

「ハァァァァァァァッ!!」

こうしてあたしの一撃が星晶獣の体を貫いて、この仕事は終わり・・・

 

という訳にはいかなかった。私と星晶獣が今にも衝突するその瞬間、アルベスの纏っていた炎が急速に消え、私の突進の勢いがなくなったのだ。いや、正確には炎が消えていたのではなく、

(・・・こいつ!アルベスの炎を吸収してる!?)

流石にこのまま突っ込んでは奴の胃袋に収まるだけだと判断したあたしは空中で身をよじり、なんとか奴の口から逃れ地面に着地する。しかしあたしが着地したタイミングを狙って、星晶獣は自身の身を捻り、その巨大な前足で私を弾き飛ばした。

「ぐぅっ・・・!」

流石にこの巨体にフルスピードで叩き付けられては受け身の取りようもなく、神殿の壁に私は思い切り叩き付けられた。背中に強烈な痛みが走り、視界を一瞬白い光が覆う。

なんとか視界を取り戻すと、星晶獣がこちらに向かって猛スピードで突っ込んできていた。

すぐに迎え撃とうとするが、叩き付けられたダメージがまだ抜けておらず、立ち上がることもままならなかった。

(こりゃ・・・ちょっとやばいかもしれないわね・・・)

目の前に迫る猛威に死を覚悟した瞬間______

 

「大鎌グロウノス!星の獣の血を啜り、力を示せ!!」

しわがれた男の声が神殿に響き渡った。その瞬間あたしは上空に飛び上がったバザラガの姿を見つける。バザラガが手にした巨大な鎌の刃は、魔力によって本来のサイズの何倍にも伸び、バザラガはそれを星晶獣に向かって振り下ろす____

 

「グオオオオオッ!!」

星晶獣が悲痛な叫び声をあげ、あたしに激突する直前で床に倒れ込んだ。どうやらバザラガの放った一撃はこのオオカミモドキの尻尾をぶった切ったようで、星晶獣は自身の尻尾があった場所を懸命に舐めている。

その隙にバザラガはあたしのもとまで駆け寄ってくる。

「どうやら死んではいないようだな。」

「ちょっと探検しすぎて疲れただけよ。」

「フッ・・・」

なんだか全てわかっているようなバザラガの声にムカついて、あたしはさっさと起き上がる。ダメージが抜けた訳ではないが、さっきに比べれば大分マシだ。

星晶獣もあたしに続いて起き上がってきた。目を血走らせて吠える姿を見る限りどうやらさっきの一撃は大分頭に来たらしい。

「あらら、随分ご機嫌斜めみたいよ?」

「・・・のようだな。」

星晶獣は一度鋭く吠えるとあたし達に向かって突っ込んできた。あたし達は左右に散ってそれを躱す。

「どうやら奴は魔法や魔術の類の力を、あの口で吸い取れる!」

バザラガがこちらに怒鳴ってきた。

「だが先程尻尾を切れた所を見るに、吸い取れるのは口からだけだ、つまり・・・」

「横か背後を取れって事でしょ!楽勝!」

あたしは再びアルベスに炎を纏わせる。今度は外さない。狙いはあのオオカミモドキの横っ腹。

「バザラガ!横から行くわよ!」

返事の代わりに自身の大鎌を巨大化させ、こちらを振り返った星晶獣にバザラガは正面から突っ込んでいく。

星晶獣も狙いを正面から突っ込んでくるバザラガに狙いを変える。すると星晶獣は重心を後ろにかけ、両前足を高く上げた。

「バザラガ!そんな見え見えの攻撃あたんじゃないわよ!」

しかしバザラガは軌道を変える事無くまっすぐ星晶獣に向かって突っ込んでいく、あいつ何考えてんの?星晶獣の横っ腹を目指しながらあたしがあいつに一言言おうとすると

「余計な心配をするな!お前はお前の好きにやれ!!」

バザラガがこっちに向かって怒鳴ってきた。成程、合点がいった。これがあいつのやり方って事ね。そういうことなら・・・

あたしは注意をバザラガに向けるのをやめ、ただひたすら走った。必殺の一撃を狙い、アルベスの炎を更に燃え上がらせ、星晶獣の急所を狙う。そしてアルベスの炎が最大にまで高まった瞬間_______

 

十数mもの高さから振り下ろされた星晶獣の両腕がバザラガの体を押しつぶした。さっきまでのあたしなら、バザラガを助ける為に何かしようとしたかもしれない。だが、今のあたしには確信があった。

『余計な心配をするな、お前はお前の好きにやれ!!』

(生きてるんでしょ、バザラガ。だったらあたしは好きにさせてもらうからね!)

「アルベス!もう一発、さっきよりでかいのいくわよ!」

アルベスの炎が最高潮に燃え上がる。あまりの熱気に使用者のあたし自身が飲まれそうな程の炎だった。大丈夫、今度はうまくいく。確信と共にあたしは星晶獣の横っ腹めがけて全力で飛び込んでいった。

星晶獣が流石にこちらに気づいた。そんな手がまだ通用するとでも思っているのか、そう言いたげな風でこちらに向き直ろうとしたその時、バザラガを踏みつけていた星晶獣の両前足を黒い刃が勢いよく貫いた。

「グォォォォォッッ!?」

訳がわからないといったようで星晶獣が叫び声をあげる。きっと奴はこう考えているんだろう、ありえない、俺はどこから攻撃されたんだ?

答えは両前足の下からだ。バザラガは押しつぶされて等いなく、このチャンスが来るまで奴に押しつぶされたふりをして待っていたのだ。

「ゼタ!!」

「言われなくてもわかってるわよ!!」

あたしは地面を蹴り、空高く飛び上がる。星晶獣は足を封じられ、こちらに向き直る事はできない。今度の炎は殺せない。

「これで終わりよ!プロミネンスダイヴ!!」

熱い炎を纏い、あたしは勢いよく星晶獣の横っ腹めがけて突っ込んだ。

炎の槍は星晶獣の体を刺し、溶かし、貫通した。あたしが地面に着地するのと同時に風穴を開けられたオオカミモドキはうめき声をあげ、そして、倒れた。

 

 

街まではバザラガにおぶられて帰還する羽目になった。あたしとしては屈辱この上無かったが、思ったよりダメージと疲労が重く、歩くこともままならなかったのだ。結果、バザラガは一足先にこの島を出ることになり、あたしは一晩療養する事となった。

「・・・ここでもう十分よ、ありがと。」

「そうか。」

バザラガはあたしを背中から降ろした。

「いった!もうちょっと優しく降ろしなさいよ!」

「全く・・・最後までうるさい奴だ。」

あんたは最後まで嫌な奴だけどね。でも、まあ今回はこいつがいたお陰で助かった。危うく死ぬ・・・とまではいかないけど大分苦労する事になったのは確かだ。

「その・・・バザラガ!」

「何だ?」

「・・・今回は助かったわ、ありがと。」

「・・・」

何、この間。また何か嫌味でも言うつもりじゃないでしょうね。

「俺も助かった。今回の敵は特殊だったからな、一人でやるのはなかなか骨が折れる相手だった。」

「あ、そう?じゃ貸し借りは無しって事でいいのよね?あたしが先陣切らなきゃあいつが魔力を吸収するってのもわかんなかったことだしね♪」

「・・・前言撤回だ。」

「いや、冗談よ。これくらいわかってよ。あんたジョークの一個くらいは嗜んだ方がいいわよ、頭固すぎ。」

「柔らかくする必要があるとも思えないんでな。じゃあな。」

そう言ってバザラガは立ち去ろうとする。

「あ、待ちなさいよバザラガ!」

「・・・なんだ、まだ何かあるのか?」

「・・・まあ、あんたにこんな事言うのはちょっと尺なんだけど、感謝してるわ。もう一回くらいだったら組んでやってもいいわよ?」

「悪いが俺はお断りだ、お前と組むと命がいくつあっても足りん。」

「あっそ、それじゃあねバザラガ。次会うときはあんたの顔を拝んでやるわ。」

「・・・見たいのか、俺の顔を?見たいのか?」

何故か二度も聞いてくるバザラガが少しおかしくてあたしは噴出した。

「ふふ、何で二回聞くのよ。あ、でもそれ面白いわね、持ちネタにでもしたら?」

「・・・持ちネタ?」

「さっき言ったでしょ、あんたは頭が固すぎるって。一個くらいそーいうネタがあった方が好かれるわよ?」

「・・・覚えておこう。それじゃあな。」

意外と最後のアドバイスは素直に聞き入れてバザラガは去っていった。

「・・・何か変なトコで律儀だったり真面目だったりするわね、変なヤツ・・・」

(でもバザラガ、か・・・まあしばらく会う事はないでしょうけど。)

 

(それなりに面白いヤツではあったかな。)

 

 

__________そして、それから数日後・・・

「遅い・・・」

この日、私はまた急に"組織"から連絡が入って星晶獣狩りの仕事についていた。流石の激務に文句の一つでも入れてやろうと思ったのだが、報酬がアウギュステのビーチのコテージだと言われたので仕方なく引き受けた、という流れだったのだが・・・

今回の"相棒"の到着が遅い、とにかく遅かった。かれこれ数十分は待っている。どんな奴だかは知らないけど、来たら一言文句を言ってやらないと気が済みそうになかった。

「済まない、少々遅れた。」

下を向いてそんな事を考えているうちにやっと待ち合わせ相手が来たらしい。

「ちょっとアンタ、一体何分待たされたと思って・・・」

顔をあげてそいつに一言文句でも言ってやろうとすると、

「ば、バザラガァ!?」

そこには数日前に分かれたばかりのドラフの男が立っていた。

「前回のお前の遅れに合わせてきたのだが・・・どうやら遅れてしまったようだな。」

「な、な、な・・・」

 

 

「なんでまたこうなるのよぉ~っ!!」

あたしのこいつとの腐れ縁は、こうやって始まってしまったのだった・・・




なんかいつもの倍くらいになってしまいました、ごめんなさい。
そんなことよりゼタの水着えろくないですか
次書くとしたらパーシヴァルかラカムだと思います


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