第二次軌道上会戦その1
地球軌道南米上空にて連合軍第4艦隊は、ジャブローからの打ち上げを阻止すべく封鎖線を築いていた。
連合軍は先のパナマ戦の教訓から軌道上からの援軍を警戒し、またジャブローから敵兵を一兵も逃さず、人質にする事で月のプトレマイオス基地を攻撃する共和国軍を牽制しようと、目論んでいたのである。
連合軍第4艦隊提督、ウィリアム・ニーミッツ少将は歳の頃50も半ばを過ぎ、頭髪に若干白髪が混じり始めていたが、全身から精気と闘志漲る生粋の軍人であった。
旗艦の艦橋で、指揮官席に座って腕を組み、目を瞑って心を落ち着かせていた提督は、両の眼を見開いて呟く。
「来たか」
提督の呟きと共に、旗艦艦橋に詰めるオペレーター達が緊張した声を上げ吹き出た汗とアンモニア臭の香りが軍人達の鼻腔を擽る。
「敵艦隊発見、距離5,000!間も無く射程距離に入ります」
「敵艦隊の数凡そ70、こちらと粗同等と見られます」
「敵旗艦を中央に確認…これは!?アイリッシュ級宇宙戦艦タイタンです!!」
オペレーターが告げた「タイタン」の名に、艦橋内の空気が一瞬ざわつく。
現在月で共和国軍と連合軍の激戦が続けられる中、今や敵将ティアンムの名は地球圏の内外に大きく轟いていた。
特に共和国軍の無慈悲な無停止攻勢と連続攻撃ドクトリンによって、連合軍は月本部ことプトレマイオス基地に追い詰められ、今にも月面を失陥しそうになっている。
その張本人が彼等の眼前に現れたと聞いて、連合軍の将兵達は武者震いしこの戦いが両軍におけるトラファルガー、天王山、ミッドウェー、になる事を嫌が応にも自覚させた。
ふとニーミッツ提督の頬を風が撫でた、いや提督は撫でたと感じたのである。
これから決戦が始まろういう事もあり、1時間前には既に将兵達はノーマルスーツに着替えており、当然空調からの風など感じようが無かった。
しかしこれから始まる戦いを前に、確かに戦場の風が吹いた事を提督は本能的に感じ不敵に頬を歪ませる。
ニーミッツ提督は麾下の全艦隊に向けて通信回線を開き、戦闘開始前の最後の演説行った。
「敵は現在我が方に向けて真っ直ぐに向かって来ている。諸君らの中には敵の無停止攻勢を警戒する者も居ろう、しかし我に秘策あり諸君らは安心して各々の義務に努めるのだ」
そこで一旦言葉を切り、提督は艦橋で参謀に合図を送りそれに従い旗艦のマストに「Z旗』が掲げられる。
漆黒の宇宙に翻る旗は眼下の蒼い地球を海に見立てて、まるでそこが古代の大海原であるかの様に将兵達が幻視し、連合軍の士気は大いに盛り上がった。
「連合の興廃、この一戦にあり。各員一層奮励努力せよ」
その言葉と共に、連合軍は真っ直ぐに突撃する共和国軍と正面衝突しここに*1「第二次軌道上会戦」その火蓋が切って落とされた。
共和国軍サラミス級巡洋艦ボスニアの格納庫内では、慌ただしく整備員やメカニック達が機体の最終チェックに追われていた。
「バリュートの圧力を確りと確認したか!?」
「機体の重量が増えた分バランスが普段とは違うぞ、分かってんの?」
「後3分でカタパルトに載せるぞ、誘導員以外は至急エアロック内に退避しろ!」
共和国軍が開発したMS用大気圏突入用装備「バリュートパック」を、機体の胴体と背中それに両足に装着されたライラ・ミラ・ライラ大尉のガルバルディが部下と共に格納庫からカタパルトに上がる。
今回の作戦は地球軌道上近くという事もあり、高度を落とし過ぎれば地球の重力に引かれて大気圏で燃え尽きてしまう危険性があり、その為共和国軍は作戦参加機全てにこのバリュートシステムを装備させていた。
しかし装置それ自体が大きすぎ、機体のバランスを崩し何よりも一度バリュートを開いてしまえば基本的に移動は出来ず敵に狙い撃ちにされ、反対に開くのを我慢し過ぎると今度は大気圏で燃え尽きてしまう。
そんな扱いの難しい装備を機体の各所に装着されて、ライラ大尉は内心で不満げであった。
(こんな物を付けていては、折角のガルバルディの機動性が死んでしまうでは無いか。一体上層部は何を考えているんだ!)
しかし指揮官として作戦への不満など表情にはおくびにも出さず、ライラ大尉率いる4機のガルバルディはボスニアのカタパルトに載せられて出撃の時を待つ。
カタパルトで打ち出された一層このまま地球まで降下してしまおうかと、ふとそんな考えが彼女の脳裏をよぎる中、発進の合図を告げるランプが赤から緑に変わりライラ達を勢いよく虚空に放り投げる。
連合やザフトで実用化されて久しい電磁式カタパルトと違い、従来のカタパルトシステムを使う共和国軍の迅速な発艦能力では劣り、それを補う為一度に出撃する量を増やして対抗していた。
星々が瞬く漆黒の宇宙に投げ出された4機のガルバルディは、しかし宇宙要塞ルナツー所属の歴戦であるパイロット達はバラバラの状態から速やかに編隊を組み直し、敵目掛けて突入していく。
「いいか、私達の任務は艦隊に取り付こうとする敵機の排除だ。無駄に色気を出すなよ、敵を引き剥がすだけでいい」
コックピット内のフットレバーを思いっきり踏み締めて、隊長機のライラ機を先頭にフォーメーションを組んだガルバルディは推進剤とスラスターが描く4つの光の尾をなびかせる。
同様に敵艦隊からもMSが宇宙戦艦のカタパルトから出撃し、共和国軍と違い1機毎であったが、その発進スピードと迅速な発艦速度には目を見張るものがあった。
連合軍はライラ大尉達とは違い小隊ごとでは無く、一塊の一段となって地球を底辺に見立て、その上方より覆い被さる様にして共和国艦隊に襲いかかろうとする。
ライラ達は敵MS部隊を迎撃すべく、同様の任務を受けた部隊と共に機首を上方に向けて敵を迎え撃つ。
両軍が放つビームが漆黒の宇宙を彩り、時折小さな花火が生じては消えその度に人の命が失われていく。
ライラ大尉はコックピットの操縦桿を握り締め、トリガーに軽く触れてガルバルディの右腕部に装備したビームライフルを放つ。
照準に定められた通り、ビームの一撃はこちらに気づいていない敵機の胴体に吸い込まれ1発で相手を仕留め推進剤に引火してコックピット内を明るく染める。
*2嘗て連合軍の足付きことアークエンジェルと交戦した際、軍開発局から試作ビームライフルの実戦テストを行ったがその結果は散々だったが、それから僅か半年に満たない間に共和国軍は全軍にマトモなビームライフを配備していた。
特に今ライラ大尉らガルバルディに装備されているビームライフルは、ハイザックに配備されているEパック式のビームライフルと構造は一緒だが、その射程と精度でまるで違っている。
「次」
ライラ大尉率いるガルバルディ隊は、連合軍の主力量産MSストライクダガーが装備する狙撃用ビームライフルの射程外から正確な射撃を行い、次々と敵機を火達磨に変えていく。
連合軍は反撃にビームライフルの弾幕を張るが、しかし碌に照準も定められず射程外からの攻撃は、ガルバルディの機動性もあって掠りもしない。
嘗てコンペイトウの戦いで活躍したハイザックカスタムの長距離狙撃用のビームランチャーを参考に、ガルバルディなど機動力の高い
ルナツーで開発されたガルバルディは、共和国軍では珍しく装甲をバイタルパート以外削り機動性と運動性に優れ、高速で敵機に接近し攻撃を加えて速やかに離脱する遊撃機であった。
その弱点である撃たれ弱さを補う長距離狙撃は、旧式であると見做されてきた*3ガルバルディの価値を、一気に押し上げたのである。
「お前達、兎に角動き回りな!そうすれば敵の攻撃も怖くないよ」
「了解です、ライラ大尉」
「連中を引っ掻き回してやります」
そのライラ大尉の言葉通りに、共和国軍の迎撃MS隊はまるでワルツを踊るかの様に柔軟に陣形を変化させながら、敵ビームライフルの射程ギリギリに踏み込んでは引いて、敵機を惹き寄せる見事な運動戦を演じていく。
これは長年宇宙に住まうスペースノイド達の宇宙航行及び機体制御システムが優れているのと、連合とザフトに比べて戦力の消耗が少なくベテランや中堅レベルの兵士達が、確りと生き延びてきた結果である。
この時点このタイミングにおいて、共和国軍パイロットの練度は確実に連合軍を上回っていた。
こうしてライラ大尉率いるガルバルディの活躍もあって、連合軍のMS部隊と拮抗状態に入った共和国軍は、軽巡洋艦ムサイを先頭に紡錘陣形で敵艦隊の中央を一気に突破しようとかかる。
「敵MSの鼻頭は抑えた!今だ全艦最大戦速で突撃だ」
サラミス級巡洋艦艦長リード大尉は艦長席に座りながら、まるで全軍の指揮官かの様な態度でそう命令を下した。
本来ならば軍紀を無視したその態度は誰かに密告されても仕方のないものであったが、しかし全く同じタイミングで同様の命令が旗艦タイタンより下り、彼本人は自覚せずとも命を救われた結果となる。
軌道上の連合軍第4艦隊に向けて、ムサイ級軽巡洋艦の戦隊と護衛のサラミス級巡洋艦が紡錘陣形を組み、一挙に敵中央を突破すべく突っ込んでいく。
ムサイ級の連装5基10門のビーム砲が敵陣を切り裂こうと火を吹き、護衛のサラミスがミサイルを連続発射して突入を援護する。
当然連合軍第4艦隊も共和国軍のこの動きを察知しており、旗艦の艦橋でニーミッツ提督は敵が想定通りの行動をした事を見ると、予め定められて通りに作戦を発動した。
「廃艦艦隊を前に出せ」
その一言で連合軍の艦隊が船首を並べて組んだ前線の間から、老朽化した或いは復旧不可能と判断された宇宙戦艦や輸送艦が、無防備な姿で共和国軍の先鋒とぶつかる。
当然、共和国軍は自分達の進路を塞ぐ敵艦を排除すべく砲火を集中し、ビームやミサイルが突き刺さった連合軍の老朽艦は、あっという間に大爆発を起こして虚空に消えた。
が、それと同時に戦場の広範囲にある物を撒き散らしたのである。
最初にその異変に気がついたのは、リード大尉が乗るサラミス級のオペレーターであった。
「?こ、これは!?」
「どうした何があったのかはっきり報告せんか」
リード大尉がオペレーターのただならぬ様子に、折角の高揚した気分が台無しにされたと感じて苛立たしげにそう部下を威圧する。
しかし、当のオペレーターはリード大尉風情に構っていられぬ様子であった。
彼は必死にデータを掻き集め、自分達が今とんでもない状態に陥っている事に気がついたのだ。
「大変ですリード大尉、至急司令部に連絡しなくては!?」
「はぁ、一体貴様何を言っとるか?気でも狂ったか」
相変わらず反応の鈍いリード大尉、そんな上官の態度にオペレーターは内心で呆れ果てていたが、しかし今はそんな事を議論している暇は無い。
彼は今自分達が敵が仕掛けた途方もない罠に引っかかってしまった事を、全軍に報告しなければならない使命を抱えていたのである。
「リード大尉、敵艦が接近してきます」
「撃ち落とせ!このサラミスの主砲は、アレキサンドリア級と同等なんだぞ」
しかし、会話の途中で別のオペレーターが割って入り、リード大尉の興味もそちらに移ってしまい内心地団駄を踏むオペレーター。
だが異変は直ぐに彼等の目の前で起こった、発射しようとしたビーム砲が途中までしかエネルギーが収縮せず、発射されたビームほ重巡洋艦アレキサンドリア級と同等とは思えない程か細いもので、途中からビームが途切れてしまった。
流石のリード大尉も、目の前で起きた信じられない光景を目の当たりにして異変に気づき、一体全体何が起きたのかと周囲に問いただした。
無論誰もその理由が分からなかった、ビームにエネルギーを供給するエンジンは順調に稼働しており、艦全体の機能にも全く異常が見当たらなかったのである。
ただ1人件のオペレーターを除いて…周囲が混乱する中、接近する敵艦より発射されたレールガンが艦橋を掠め、その衝撃で大きく船体が揺らされた。
衝撃で艦橋にいるリード大尉達が、席から放り出されない様に身を堪える中、1人その場に立ち尽くしたオペレーターは、誰とも無く口を開き言葉を紡ぐ。
「…アンチビームです」
「何?」
「高濃度のビーム撹乱膜が、戦場全体を覆っているんです!!先ほど撃破した敵艦の腹の中にはそのビーム撹乱膜が充満していたんです」
「我々は、最初っから敵の手で踊らされていたんだ!」
艦橋全体に響くオペレーターの悲痛な叫び声がこだまし、水を打ったかの様にリード大尉以下艦橋クルーは静まり返った。
その間にも、まんまと共和国軍を罠に引き摺り込んだ連合軍がミサイルやレールガンで反攻に転じ、ビーム砲を封じられたムサイ級やサラミス級が次々と火を吹き閃光と共に大爆発を起こしていく。
この時点で戦闘開始から、僅か30分後の出来事であった。
連合軍の罠に嵌り今や先鋒艦隊どころか、戦場全体が濃密なビーム撹乱膜に包まれ共和国軍連合軍共にビームが使えなくなり、完全に戦況は膠着状態に陥った。
これこそ、連合軍第4艦隊提督ニーミッツ少将が仕掛けた、対共和国軍用の縦深攻撃及び連続攻勢封じ作戦である。
彼は、地球軌道上にあって月の戦況を逐一部下達に報告させ、集められたデータから共和国軍の大まかな戦法を突き止めていた。
それは強力なビーム砲を集中して戦線に穴を開け、第一陣が圧倒的な物量で突破口を拡大しそこにすかさず第二陣を突入させ、戦線を全体を崩壊させた後に分断包囲殲滅する。
基地や要塞などの拠点では無く、宇宙艦隊そのものを狙い撃ちにし敵が完全に消滅するまで只管に攻撃を繰り返し、然る後に敵陣を占領するのだ。
この恐るべき戦法に対し、ニーミッツ提督が出した答えが戦場全体に溺れさせる程の、ビーム撹乱膜を展開させることであった。
これによって共和国軍ご自慢の重砲兵師団を無力化し、並びに敵陣突破の要となるムサイ級がビーム兵器に偏っている事も逆手にとって、これを封じ込める。
無論自軍のビーム兵器も無力化されるが、しかし共和国軍とは違い連合軍の艦隊はビームだけで無くバランスの取れた兵器を多数装備しており、敵のサラミス級を除けばビーム撹乱膜環境下では多少の戦力差も跳ね返せる*4魂胆であった。
あくまでもニーミッツ提督の目的はジャブロー攻略完了までの時間稼ぎであり、その間まで南米軌道上を占位していればよく、極論すれば連合軍は地球軌道上を只管逃げ回っていれば良いのである。
しかし想定された敵戦力が少なく、共和国軍の艦隊戦力が連合軍とほぼ同数と言うこともあって方針を一部転換し、ニーミッツ提督は敵先鋒艦隊を撃破すべく部隊を前進させた。
「敵はビーム撹乱膜で戸惑っている。この隙に、一気に敵先鋒艦隊を撃滅するのだ」
提督の指示に従い船首を揃えた連合軍艦隊が戦線に投入され、レールガンやミサイルなどの実体弾でビーム砲を封じられたムサイ級を攻撃していく。
ムサイ級はビーム攻撃への避弾経始を意識した流線型の船体を持っていたが、複数方向からの多数のミサイルやレールガン攻撃を受けて耐えられるはずもなく、命中した箇所から装甲が捲れ上がり内部で炸裂した弾頭によって船体が引き裂かれて次々と轟沈していった。
また複数のドレイク護衛艦に纏わり付かれたサラミス級が、自分よりも格下相手に至近距離からのバルカン砲によって穴だらけにされ、トドメに魚雷を腹に喰らって爆沈していく。
無論共和国軍は艦隊直掩機を出して迎撃に向かわせようとするも、殆どのハイザックやマラサイがビーム装備と言う事もあって、連合軍の突撃を押し留められる力は無かったのである。
「クソ、ビームが散る!これじゃ撃てない」
マラサイがビームライフルを敵に向けて撃とうとするが、銃口から漏れたエネルギーは直ぐに拡散してしまい敵に届く事はなかった。
その間にも、敵艦からはミサイルやレールガンが味方艦に向かい、それを別の方向から味方のハイザックが盾を犠牲にして庇う。
ハイザックの重装甲を活かした捨て身の防御であったが、そう何度も使える手ではない。
彼等は一先ず合流し互いに背中を預けあって周囲を伺う、見ればハイザックの手にはビームライフルは無く、恐らく使えないと分かった時点で放り投げてしまったのだろう。
「待ってろ!艦に戻ってザクマシンガンを取ってくる」
「今更、間に合うかよ」
2機のマラサイとハイザックのパイロットは互いに交信しながら、連合軍相手に絶望的な防衛線を演じていくしかなく、更にそこに突撃してきた敵艦より新手のMSが発艦される。
ビーム撹乱膜環境下でも使えるよう、実体弾を装備されたストライクダガーや105ダガーが飛び出し、圧倒的な数で2機に襲いかかった。
放たれたバズーカを避けようと散会した所に、別の方向から実弾ライフルを構えたエースストライカー装備の105ダガーが接近し、放たれた砲弾が激しく2機の装甲を叩く。
その間にも嵐の様に、複数のストライクダガーが構えたバズーカから攻撃され、狙われたパイロット達は必死に回避しようと無茶な機動を重ねる。
「こなクソおお!!」
「どおりゃあああ!」
コックピット内に猛烈なGがかかり、気絶しまいと声を荒げて意識を保とうとするパイロット達、しかし無茶な機動が祟って彼等は敵が背後から接近してきた事に気が付かなかった。
ゆっくりと近づいた2機のストライクダガー敢えてビームサーベルの出力を絞り、相手の背中にコツンと柄を当ててから、一点に集中した超高熱の刃が内部からコックピットを貫く。
如何に重装甲を誇りビーム撹乱膜影響下だろうと、超至近距離からのビームの刃は防げず、2機は糸が切れた人形の様に力無くダランと四肢を垂れる。
直掩機を排除した連合軍MS部隊は、同様の手口で共和国軍のMSを排除していき、無防備となった共和国軍のムサイやサラミスは攻撃を集中されて、ますます被害を拡大していく。
味方からの援護も封じられ、孤立した共和国軍先鋒艦隊はこのまま一方的に殲滅されるかに見えた…。