必ずしも作中に登場するとは限りません。
設定置き場
共和国軍
アプサラス
共和国地上軍司令部が置かれた南米ジャブローで開発が進められていた陽電子砲搭載を目的とした重砲撃用MA。
開発責任者はギニアス・サハリン技術少将でありサハリン家は先の大粛清のおりダイクン派と近かった事もありその後政界から没落、傾いた家を建て直すべくギニアス技術少将個人の思惑もあってか開発スタッフの多くは実妹のアイナ・サハリンをはじめ旧サハリン家所縁の人間で占められている。
開発資源や機材が豊富な共和国本土ではなく地球の南米ギアナ高地に研究拠点を置いたのも研究を邪魔されず且つ成果を独占しお家復興に繋げようという理由が大きかった、と言うのが後世では通説である。
コズミック・イラ70年大量破壊兵器を除いて一番の破壊兵器はかのアークエンジェル級にも搭載された陽電子砲であると言うのは間違いない。
開発当初は殆ど有効な防御手段が存在せず、直撃すれば不可能を可能とする男以外防ぎ用がないまさに一撃必殺の兵器であった。
しかし実戦において陽電子砲はシステムの複雑さと消費エネルギーの膨大さ及び環境への影響から運用には大きく制限があり、多くの軍がこれに悩まされてきた。
大兵力大火力を信奉する共和国軍は当初陽電子砲のそのもののシステムの小型化による大量配備及び自由な射角での運用と高機動化を目指し、長年研究開発を進めその結果としてメガビームランチャーやバストライナー砲等MSサイズでの運用を可能とする兵器の開発配備に成功した。しかしこれに満足する共和国軍ではなく、より高火力高性能を求め量産型ビグザムを始めとする大型MAをプラットフォームに艦砲サイズの陽電子砲の搭載並びに高機動化を目論み戦時中幾つものプランが進められる。
アプサラスもその内の1つであり、大気圏内での飛行と上空からの大火力による砲撃という荒唐無稽かつ無茶苦茶なプランが認可されたのもギニアス少将個人的な働きかけだけでは無く、当時共和国軍開発局全体が患っていた一撃必殺の大火力への渇望という一種の流行病も関係してた。
ライノサラス
共和国地上軍キリマンジャロ基地で試作された兵器。見た目は巨大な自走砲であり視野の開けた広大な砂漠を戦場とするアフリカにおける超長距離砲撃戦と戦線突破用の突撃砲をコンセプトに開発が進められたがコロニー本土を守る宇宙軍と違い有りと凡ゆる物資が不足しがちな地上軍において開発優先度はあまり高くなく、その証拠に機体制御用にハイザックの上半身が組み込まれのを始め部品の殆どが廃材や他の機材からの流用品で占められている。
地上における一種の陸上戦艦を求めた結果高火力かつ武装も豊富で主砲にはカノン砲か或いはバストライナー砲を1門、サブアームにMS用汎用重機関銃2丁に両肩には広範囲を薙ぎ払う多連装かつ多弾頭ロケットランチャーを2基、他各所に120㎜マシンガンを多数装備他MSデサント用のハードポイントを複数箇所に設け行軍中のバッテリー補充機能も備えていた。
これ程の重装備重武装の結果重量が嵩み、共和国軍お得意のホバー技術を持ってしても十分な機動性を確保するため機体正面以外の装甲は薄くせざるえず、また高出力を得るために装備した大型ジェネレーターは砂漠との相性が最悪で冷却システムとの関係上稼働時間は極めて短い。
結果として本来目的とされた拠点攻略用兵器としてではなく、陣地防衛用の移動砲台としてもっぱら使われるハメとなり、また開発時期が大戦末期とあってか配備数も少なく実戦では目立った成果を上げることは無かった。
元ネタは「コロニーの落ちた地で...」のボス機体、やっぱりジェネレーターが弱点。
ノイエジール
共和国が開発した拠点攻略用巨大MA、共和国系MAの例に漏れず本機もまた高機動高出力重装甲大火力の機体となっており、その火力は一個戦隊に匹敵すると言われている。
武装は全身に配備された偏向ビーム砲を9門、ジェネレーター直結式大型カノンビーム砲を1門、両脇に大型対艦ミサイル発射管を4基、背部ユニットに小型マイクロミサイルを24基、ビームサーベル発生装置も兼ねたビーム砲を内臓した挌闘用の有線式クローを2基とサブアームを4基装備し、これらは連合及びザフトから奪取した量子通信技術より、高度空間把握能力者で無くともガンバレルシステムやドラグーンシステムと同じように扱うことが可能となっている。
本機はこれにより擬似的なオールレンジ攻撃を可能としたが、その反面パイロットには多大な負担がかかる為高度な熟練した技能を必要とした。
また防御装置としてユーラシア連邦から奪った技術の1つである光波防御帯発生装置を両肩部に4基装備し、これにより全方位からの凡ゆる攻撃を無力化する。
開発は戦時中から行われてはいたものの、これだけの武装を詰め込んだ本機は共和国が戦時中開発したビグ・ザムをも超える巨体となってしまっい開発が難航し、結果完成は戦後まで待たねばならなかった。しかしそのお陰で新技術がふんだんに盛り込まれており、宇宙戦に特化した脚部を持たない本機は巨大なプロペラントタンクによる大容量の推進剤と機体各所に配置されたスラスターにより並みのMSを凌駕する機動性を獲得し、またこれまで巨大MAの欠点であった活動時間の大幅な延長にも成功している。
本機の名前の由来は旧世紀のドイツ語で「新しい目標」を意味し、機体デザインも共和国国章を模したと言われており「ユニウス条約締結後」における共和国軍の象徴と考えられる。
ドロス級戦略空母
共和国がグラナダで計画建造していた大型空母。全長500mを超える巨大空母であり、MSを100機以上搭載しかつ大型MAを20機以上、航宙機を100機以上搭載可能であり、その姿はまさに移動要塞である。
合計で3隻建造予定であったが、大戦中資材優先度の関係で建造が遅れに遅れた結果大戦には完成が間に合わず、一隻も完成を見る間もなく戦後計画そのものが白紙撤回された。
既にある適度完成していた一番艦二番艦の船体はアナハイム系列のスクラップ会社に買われ、その後表向きには解体されたとされるも裏取引でプラントへと極秘裏に売却。2隻分の船体からザフトの超大型艦ゴンドワナ級が建造される事となる。
ベクトラ級宇宙空母
連邦軍衛星軌道上艦隊及び外惑星圏艦隊旗艦として開発建造された超大型戦闘空母。
他を圧倒する艦載機搭載量、重武装及び航行性能を誇り、NBC兵器を始めとした戦略兵器の数々と強固なビームシールドによって船体を守られ非常に堅牢かつ強力な艦である。これ一隻で連邦軍全宇宙艦隊と渡り合える戦力を持っているとされ、また長期間の任務にも耐えられるよう艦内には様々な施設がありその規模は小都市にも匹敵する。
この艦の存在そのものが戦略兵器であり、一種の抑止力として平和秩序維す持の一翼を担っている。
ソーラ・レイ
共和国で大戦中に計画された巨大レーザー兵器。作中でもある通り、計画では旧式化したコロニーマハルから住民を強制退去させ、全長7kmにも及ぶ巨大なコロニー兵器に改造しようと言う計画であった。
完成の暁にはNJによって核が封じられた中で、共和国だけが大量破壊兵器を手にする筈であった…。しかし当時(共和国視点では)共和国は戦況を優位に進めており、自国民に多大な犠牲を強いるコロニーレーザーの建造に否定的であった為、結果本計画は見送られる事となる。
尚現実にはプラントはジェネシスを完成させており、また程なくしてNJCを得た連合軍も核兵器を復活させたので、当時の共和国指導部の見積もりは全く甘いと言わざるを得ないものであった。
元ネタはまんまジオンのコロニーレーザー、父デギン諸共レビル将軍とその艦隊を葬り後にはティターンズや木星帝国も建造する程の大量破壊兵器。
ジンとハイザックの関係
C.E.67年に締結されたプラント〜共和国間との秘密協定により、プラントと共和国は外部と完全隔離されたダークコロニーにおいて、次世代兵器の開発を共に進めた。プラントからは優れた技術力を、共和国は各種資源と施設を提供し短い蜜月関係を築いた。
結果プラントはMSプロトジンを産み出し、共和国はザクとその一年後には、月のアナハイムエレクトロニクス社の協力を得てハイザックを完成させたのである。言わばジンとザクは兄弟機の様な関係であり、しかし両国の置かれた状況や戦略方針の違いにより機体の特性や操縦方法では大きく異なっていた。
コーディネイターの優れた肉体や反射神経を頼りに、 バイオコンピューターとの神経接続によるMS専用OS(オペレーションシステム)ことM.O.S.を用いて、機動性と運動性能に重点を当て、相手の懐に飛び込んでの近距離戦を得意とするジンは、上記の専用OSも相まって、ナチュラルには使えない完全にコーディネイター専用の兵器として、完成させている。
対して、脆弱なコロニー本土防衛を主眼としたハイザックはジンに比して鈍重ながらも重装甲重武装を誇り、360°視覚を達成した全天周囲モニターはイジェクションポッドも兼ね、機体とパイロットの生存性に拘っていた。
機体制御については、量子コンピューターを用いず光結合回路を用いた学習型コンピューターを搭載している。コズミック・イラにおいて、量子コンピューターは一般家庭にまで普及している技術ながら、脳組織を模倣した有機組織を用いたバイオ技術が使われており、定期的な冷却リンゲル液の交換を必要としそうでなければ、有機組織が焼き切れる危険性があった。
前述のMSジンのコーディネイター専用OSは、特に遺伝子やバイオ関連技術に優れるプラントにあってこれを先鋭化させ、よりコーディネイターの神経系とマッチすべく調整されており、これにより優れた反射と反応を機体の制御に反映させる事に成功していた。このような思い切った制御はコーディネイターが人口の過半を占めるプラントだからこそ可能な方法であり、スペースノイド国家である共和国では、プラントの模倣ではなく全く別のアプローチを必要としたのである。
その回答が学習型コンピューターであり“学習“の名の通り、パイロット達の動きや機体データを蓄積解析し自ら最適と思われる動作プログラムのモーションパターンを構築、動作や戦闘を最適化させていくシステムであった。
これは単にパイロットの動きを模倣し既存のパターンをトレースするだけでなく、想定外の事態や従来の想定では対応できない困難な状況に遭遇した場合には、脅威に応じて蓄積したデータから対応を推測し新たにパターンを組み立て、パイロットの操縦に割り込んで動作を実行するオート機能も備えている。
当初、共和国のMSパイロットは、機体を立たせたり動かしたりするのが精々であり、到底戦闘など到底考えられない有様であった。しかし、徐々にこの学習型コンピューターが個々のパイロットの操縦や、機体の動きを学習し、最適なパターンを構築し機体に反映する事で、驚くべき速度で機体制御技術が上がり、大戦勃発時には相当数のパイロット達を、MSの操縦に習熟させ十分に戦闘運用出来るレベルにまで向上させている。
しかし、学習型コンピューターを構成する光結合回路には、小惑星アクシズで算出する希少金属が必要だった為、本格的な量産機への採用は見送られた。
希少金属を代替品に交換した、廉価版の回路を搭載した機が量産されるも、制御プログラムや戦闘データそれ自体はコピーし、他の機体と共有する事も出来た。
また、ハイザックの高い生存性もあり、共和国軍のMSパイロット共に戦闘を生き延びるたびに、確実に機体性能とパイロットの技量向上だけでなく、本土コロニーのマザー学習型コンピューターには、随時データがアップロードされ、そこで絶えず検証更新され最適化されたデータは、共和国全軍のMSにアップデートされ大戦戦後を通じ、MSとパイロット両者の性能を向上させ続けている。
戦後、軍関係者の中には大戦期に開発された様々なMS用OSを語るに、『プラントの病的なまでの個人の技量に頼った曲芸的マニュアル制御は使える人間が誰もいない、連合ナチュラル悲願のセミオートマチック制御もプラントの劣化品でしかなく、共和国の学習型コンピューターはフルオートマチックで馬鹿でもテロリストでも乗れる』と酷評とも称賛ともつかない微妙な評価を下している。
これにより、共和国は大戦を通じて万を超えるMSの生産とそれを操縦するパイロットの育成を達成し、大戦末期には、質量共に地球圏に比類無き存在に成長した。
また、戦争難民上がりの志願兵や共和国に協力する反連合、プラントのゲリラ組織などの人員であっても、共和国制MSを動かすことが出来た反面、戦後、これ等の組織からテロリストや犯罪集団に流出し、地球圏規模でMSを用いたテロ活動や、犯罪が多発する事にも繋がったのである。
元ネタ1stガンダムのコアファイターに搭載されていた教育型コンピューターの文字違い。
この特性の異なる両機は、月のグラナダ市を巡る戦いでぶつかる事となる。
当時、ジンの主兵装であった76mm重突撃銃を、全く寄せつけないハイザックの重装甲に対して、反対にハイザックの主兵装である120mmマシンガンは、ジンを撃破するのに十分な威力を持っていた。これに対し、ベテラン揃いのザフトパイロット達は、ジンの機動力を活かして相手の側面や背後に回り込む事で優位に戦闘を進め、逆にハイザックは機体特性と兵装の優位はあっても、共和国パイロットの多くが実戦が初めてであり、しかもザフトの対MS戦と並行しつつ連合軍のMAに対しても対応せねばならず、多くのパイロット達が、機体の性能を碌に発揮する前に撃破されていったのである(しかし機体は撃破されてもパイロットは無事な事が多く、この為損害に比して戦死者の数は驚くほど少ない)。
戦いは結果として、ザフト、連合両軍がグラナダより撤退した事で終結したが、プラント共和国ともに相手のMSの性能に驚愕し、特にザフトパイロット達の間で「ハイザックショック」と呼ばれる心理的衝撃現象を引き起こし、以来、宇宙地上問わずにジンとハイザックとの戦いが繰り広げられる事となる。
地球連合軍
GAT-02L2 ダガーL(Lightweight clothing 軽装の意)
連合軍が大戦末期に開発製造した量産型MSであり、原作では対プラント制圧用の兵器として開発され対人用兵器を多数装備する。相当数が月面に配備されるもジェネシスを恐れた連合軍上層部によって地球に移され、その後もウィンダム配備までの間連合軍の主力機として運用された。
本機は連合軍主力MSであるストライクダガー並みのコストを目的に高性能機である105ダガーをベースに開発され、ダガーから耐ビーム装甲のラミネート装甲を除くなど徹底的な軽量化と簡素化により、ストライカーパックシステムを採用しながらもダガーと遜色ない性能と量産性の両立を達成している。
本作では共和国軍によるB号作戦で受けた損害の穴埋めの為に、アズラエルが強制的に自分達の部隊に配備させパイロットにはブルーコスモス派の腕の立つパイロットに優先的に割り当てられている。
また地球や連合各国においても順次ストライクダガーから機種転換が行われている。これはザフトが配備するゲイツと共和国のマラサイ対策であり、想定する敵機がジンやハイザック(初期型)ならばストライクダガーでも問題なかったが、しかしG兵器奪取に端を発しザフトにビーム兵器技術が渡りまた共和国に立ってはEパック式ビームライフルによって全ての機体がビーム兵器を装備しており、ザフトのゲイツには性能で共和国のマラサイには数の両面で大きく水を開けられていた。両機に対抗できる105ダガーは先述の通りコストが重く、また折角装甲に採用したラミネートアーマーも機体面積の関係からから有効に作用しているとは言い難く、結果としてストライクダガー、及びダガーからダガーLへと早期に生産が切り替わっていったのである。
特徴的な対人兵器の数々はプラントだけでなく、月面都市への再侵攻や共和国本土コロニー制圧用にも用いられる筈であった。
元ネタはまんまダガーLだが、本編での活躍はイマイチ。民間人相手にしている時が一番輝いている。
Mk5戦術核弾頭(核魚雷)ミサイル
連合軍が開発した戦術核兵器。開発自体は大戦勃発前にまで遡り、当時プラント理事国と冷戦状態にあった共和国の宇宙要塞対策として開発された。
当時共和国軍が資源採掘用の小惑星を改装し建造した宇宙要塞は、その規模もさることながら頑健さにおいても比類無いものであり、核弾頭の直撃にすら耐えうるとされた。これを受けて当時のプラント理事国の一つであった大西洋連邦では、対宇宙要塞攻略用兵器を研究しその結果生まれたのがこのMk5戦術核弾頭ミサイルである。弾頭そのものは通常の戦術核弾頭ながら、特徴的なのは全長18mの大半をロケットエンジンで占められていることであり、これにより抵抗のない宇宙空間において超加速を可能とし、弾頭部分も超高速で硬い岩盤を穿ち内部で起爆する関係上非常に強固なものであった。これにより宇宙要塞を内部から破壊し、共和国が築いた要塞線を突破しようと言う考えであったのだ。
本兵器の実戦投入は悪名高き「血のバレンタイン」であり、ブルーコスモス親派のアガメムノン級宇宙空母ドゥーリットルから発艦したメビウス3機が搭載する本機により、たった1発の核兵器によりプラントの農業コロニーであったユニウス7が崩壊し、皮肉にも自分達で作ったコロニー相手にその威力を証明した結果となった。
その後はプラントが地球圏に投下したNJにより核分裂が阻害された、また無辜のコロニー市民を虐殺した事で本兵器は政治的また国民感情的にもある種のタブー視され長らく核保管庫で封印される事となった。しかし、連合軍がNJCを入手した事で再び本兵器の封印は解かれ再びプラント相手に使用される事となる。
尚、本来は宇宙戦艦からでも搭載発射可能なのだが先述のNJにより長距離誘導兵器が無力化され、何より先の「血のバレンタイン」でブルーコスモス派将兵が挙げた“戦果“から、MAメビウスに搭載出来るように若干の改修が施されている。
この改修ではメビウスによる肉薄攻撃と言う関係上、弾頭は掘削機に改造されておりこれにより本ミサイルは岩盤を掘り進んで内部で起爆する形に改められている。
再投入された本兵器はザフトの宇宙要塞ボアズ相手に初めてその本分を全うし、設計通りボアズを内部より破壊し続いてプラントを殲滅すべくヤキン・ドゥーエ戦役でもその猛威を振う事となる。
元ネタは本編と全く同じしかし某映画を見た結果、作中ではドリルミサイルという形をとっている。SEEDガンダム世界では核兵器はこれ以降、お通しの様に頻繁に出てくる。
プラント・ザフト
ZGMF-600G 通称陸戦型ゲイツ或いはG型
ザフトが開発したゲイツの地上用モデル。宇宙用のスラスターなどの不要な武装や装備を排除し、地上走行用にウェイトバランスの変更とパワーと装甲の強化、並びに排熱と冷却関係の改善にアイドラ・フライヤーを装備し機体各部関節もシーリングと防塵処置が施されている。
また地上で遅れていたビーム兵器配備を取り戻すべく本機には長砲身の試作ビームライフルが搭載されており、非常に優れた射程と命中精度により狙撃機と見紛う程の長距離射撃を可能とし敵を一方的に撃破する事が可能であった。
宇宙用の装備を排除した分軽量化した本機は出力及び積載量に余裕ができ、機体正面及び背中に戦艦の装甲から切り出した増加装甲を装着し、ストライクダガー程度であれば近距離からのビームライフルも防ぐほどであった。逆に本機は敵のビームライフルが命中を期待出来ない距離からでも、一方的に敵を攻撃する事が出来たのである。
機動性においても高く脚部及び背部スラスターを併用しての高速ホバー機動が出来、地表を高速で滑空しながら高精度な長距離ビーム狙撃を可能とし、また増加装甲を取り外せば15分程度の空中機動が可能な程の推力を持つ。
放熱板兼防御用のアイドラ・フライヤーはそれ自体が自由に稼働し、空中での姿勢制御や機体を能動的に防御してシールドの隙間を潰しまた強度自体もビームを1、2発程度は防げるほどであった。また緊急時には打撃武器としても使用でき、本機にとって第三の腕として様々な装備をオプションとして装備出来た。
この様に本機は地上の開けた土地での戦闘を想定しており、本来であればアフリカのビクトリアのマスドライバー防衛用に相当数が配備される予定であったとされる。しかしながら宇宙地上双方でのザフトの劣勢により、配備計画は遅れに遅れ結果としてビクトリア防衛には間に合わなかったのである。
上記の通り本来の目的こそ果たせなかったものの、ザフトの地上最後の拠点であるオーストラリア大陸のカーペンタリア基地防衛で大いに活躍し、同大陸のコーディネイター系市民やその家族を連合軍やブルーコスモスの魔の手から守り続けたのである。
元ネタは陸戦型ゲルググG型とGTMバーガ・ハリあと6号戦車ことタイガーの初期案。何故かSEED系MSVはゲテモノ系揃いである。
ジェネシス
正式名称はGamma Emission by Nuclear Explosion Stimulate Inducing System=GENESISより。要は超巨大なγ線レーザー砲である。
言わずと知れたプラントの最終決戦兵器、本編では最終決戦にて使用され連合軍に甚大な被害を与え地球を壊滅させる寸前まで行った。
元は宇宙開発用の巨大なレーザー推進装置であり、平和利用の為に建造されたが大戦末期の折にてプラント評議会議長パトリック・ザラ等コーディネイター至上主義者によって密かに兵器転用される。
今作でもその脅威は変わらず、威力は元より射程においても地球はおろか月の裏側に位置する共和国本土でさえその射程に収めた。
その為共和国軍にプラント本土攻撃を決心させてしまい、結果としてプラント本土において熾烈な本土決戦を呼び寄せてしまう。
元ネタは言わずと知れたジェネシス、初代SEED登場ながら未だ破壊力でこれを超える超兵器は出現していない。因みに仮に共和国がソーラ・レイを完成させていた場合、容赦無くジェネシスとプラント本土に撃ち込んだ模様。
ハマーン・カーン
この先、絶対に登場しない人物筆頭にして本作のラスボス。アステロイドベルトに存在する資源採掘惑星アクシズの総裁にして、大粛清や火星内戦で敗れた、旧ダイクン派やプラントから逃亡したら旧ザフト兵達の亡霊を率いる烈女。
地球圏のどさくさに紛れて、アステロイドベルトから火星圏を掌握し、マーズコロニー周辺で採掘される
その正体は幼い頃から人類の革新を謳うフラナガン博士等によって、NT訓練を受け様々な人体実験の結果、恐るべきNTとして覚醒してしまった哀れな少女である。
実験によって脳幹に直接サイコフレームを埋め込まれており、人体をサイコフレームに侵食された結果、老も病も克服し未来を見通し操作することすら可能なヤバい存在になってしまった。
つまり、人間神コーンで、フェネクスで、ネオジオングである。生身でコロニーレーザー位跳ね返すし、なんなら触れただけでMSや人を意のままに操る、など絶対登場する作品を間違えている。作者の技量を超えているので、登場することは一切ない。
元ネタ:ハマーン・カーン+FSSの天照。
シャア、カミーユ、シロッコと悉く出会うNTや男が悪かったが最後にジュドーと出逢って救われた。