第二部登場人物&機体用語設定
登場人物:共和国
マクファティ・ティアンム大将
共和国軍初代宇宙艦隊司令長官にして第一連合艦隊司令、共和国軍にしては珍しい実直な軍人として知られその優れた手腕によって数々の大規模作戦を成功させてきた共和国軍の英雄。
しかし自身が功績を上げると同時に、彼を引き上げた共和国首相ダルシア・バハロとの間に深い溝を生みその進退を危うくさせつつある。
元ネタ:ティアンム提督またはゲオルギー・ジューコフ、両者ともその末路は明るくはない。
フラナガ・ブーン大尉
共和国地上軍所属の軍人、巨大潜水母艦マッドアングラーの艦長であり水上都市リグを守るべくMAグラブロで出撃する。戦闘終結後重傷を負い本土へと後送され傷痍軍人として予備役送りとなりその後退役、戦後は水産コロニーの職に就いているとされる。
元ネタ:マッドアングラー隊のフラナガ・ブーン兎に角巨大MAはガンダムと出会わないのが重要である(出会ったら必ず噛ませにされるのが大型兵器のお約束である)。
フィリップ・カウフマン少佐
共和国地上軍水中MS部隊の指揮官。水上都市リグ防衛の為に試験中のMAグラブロを出撃させる。
元ネタ:サンダーボルトのシーホース隊隊長、密かに南洋同盟に部下達共々入信していた。
キリング・J・ダニガン少将
共和国軍宇宙艦隊提督、堅実かつ的確な判断能力を持つ優秀な軍人である。
「B号」作戦支援の為の陽動作戦を行いボアズ要塞の防衛線を突破し、一時ザフトの名将マシュタインを追い詰めるなどの活躍をした。
元ネタ:戦略戦術大図鑑に登場、ブリティッシュ作戦を指揮するも当初の目標を果たせず責任を取るため自殺未遂を行う。
プラント・ザフト
ラウ・ル・クルーゼ
某所で人類滅亡エンジョイ勢と呼ばれるC.E.世界屈指の狂人にして可哀想な被害者にして加害者。開戦当初からネビュラ勲章を授与される程の戦果を上げながらも、戦前から工作を行い特に自身の出自もあってかプラント国内で組織された共和国の諜報組織「ゾルゲ」に参加し、様々な情報を共和国や連合に流してきた
プラントの対共和国出兵を扇動しまたその計画を共和国軍に漏らす事で両軍を争わせ物心両面で疲弊させると共に、両国民に逃れられぬ憎しみと憎悪を植え付け挙句対共和国和平派であったクライン派失墜の切っ掛けまで作る事に成功した。
その後、「ゾルゲ」の構成メンバーや潜伏するクライン派の情報を売る事でパトリック・ザラの信用を勝ち取っており、更なる暗躍を企てている模様。
元ネタ:ラウ・ル・クルーゼその人、最近は某所でライヴ感でやってると評価されるがやっぱりラスボスらしく確り滅亡チャートは組んで欲しい派。
パトリック・ザラ
プラント評議会国防委員長にして現評議会議長、生粋のコーディネイター至上主義者にしてタカ派であり自身と近しいメインバーのみで「オペレーション・スピットブレイク」を画策、一気に戦争を終結させよと目論んだが結果は本編の通りである。
作戦後「フリーダム」強奪も重なり全ての責任をクライン派に擦りつけ、評議会の粛清を敢行し並びにプラント国内に非常事態を宣言して国家権力の全てを掌握した。
しかしその後プラント国内で発生した暗殺事件とアスラン・ザラの裏切りによりパラノイアを患い、疑惑の目は評議会やクライン派のみならずザフトや自国民にすら向き自身に少しでも批判的な組織個人を吊し上げ国内に少数存在するナチュラル(第一世代コーディネイターの両親)を拘束収容所送りとし、またコーディネイター至上主義を拗らせた結果その能力に見合わない存在を抹消しようと企んだ。
つまりハーフコーディネイターや低レベル遺伝子操作されたコーディネイター達をナチュラルと同じく劣等種とし、ザフトや政府民間からの追放並びに絶滅政策を含む強制労働を行なった結果戦中戦後に多くの亡命者を出す結果となったのである。
元ネタ:原作世界の破滅のトリガーであるパトリック・ザラ、最終兵器ジェネシスを地球に向けて撃とうとするも最後に部下に裏切られて死亡。その最期は怒りと復讐に彩られたものであった。
連合軍
ムルタ・アズラエル
反コーディネイター組織ブルーコスモスの盟主にして、大西洋連邦国防産業連合理事でありアズラエル財団の総帥でもある巨大軍産複合体の親玉。
その巨大な影響力を駆使し連合軍を影から操り、遂には自身が支持するブルーコスモス派によって連合軍を乗っ取ることに成功している。ブルーコスモスだけでなく多くの組織とも裏で繋がっており、特にあのラウ・ル・クルーゼとの裏取引で「オペレーション・スピットブレイク」の情報を入手し自軍を犠牲にザフトに対して大損害を与えている、またかのビスト財団との繋がりも深く特に月の女帝こと「マーサ・ビスト」とは公私に渡る協力関係を築きアナハイムエレクトロニクス社を通じて共和国との交渉を画策している。
元ネタ:盟主王ことアズラエル、言っている事は割と正論だが感情で動く人物でありそこをまんまとクルーゼに利用された。
ハーヴィング少将
連合軍第3艦隊提督、元は大西洋連邦宇宙軍所属。昨年6月にグリマルディ戦役においてエンデュミオンクレーターで壊滅した同艦隊は凡そ一年ぶりに再建され、ハーヴィング提督のもとで部隊の練度向上を目的として月の前線哨戒任務を命じられていた。しかし共和国軍ジーン・コリニー中将の艦隊に待ち伏せを受け果敢に応戦するも、最後は味方を逃すため単艦戦場に止まった。
決して無能では無かったが相手がそれ以上に非情であった為、勝つ事は出来なかった。
レーヴェンス少将
連合軍第5艦隊を預かる提督、もとはユーラシ連邦宇宙軍の提督であったが連合軍結成後艦隊共々編入される。決して能力が低い訳では無いのだが、実戦経験の無さと不足の事態に対する対応力の無さとが最悪のタイミングで露呈してしまう。戦力をある程度回復した連合軍にとっていつまでも寝かせている訳にはいかず、結果として最悪の貧乏くじを引かされる羽目となる。
ジョン・ウー少将
連合軍第9艦隊提督。東アジア共和国宇宙軍時代から闘将として知られ、大戦勃発後も常に最前線に立ち続け数々の激闘を繰り広げた。しかし、その結果として艦隊は2度の壊滅を経験し月の連合軍プトレマイオス基地での再編を余儀なくされ、その後月の共和国との最前線へと半ば左遷同前に派遣される。
ジョージ・モゴメリー少将
月面都市シャワルを守る連合軍第10艦隊提督。様々な策を巡らして共和国軍を翻弄し、散々に苦しめ一時は共和国軍を壊滅寸前にまで追い込む。都市内部に潜むレジスタンス対策も万全に行うなど、軍事治安の両作戦戦術で極めて非凡な才能を示す。
第三陣営他中立国
マーサ・ビスト
欧州に本家を置くビスト財団当主の妹にしてメラニー・ヒュー・カーバインの奥方であり、現在は夫とは別居し月面都市フォンブラウンの豪邸で優雅な生活をしている模様。
ビスト財団は地球の貴重な文化芸術品を環境の安定したコロニーに移送し将来に渡って保護すると言う国際財団法人だが、その実態は所謂マネーロンダリングであり地球宇宙問わず政財界の大物達との関係が深い。
マーサもそのビスト家の女として幼くして教育されてきており、若き日に後のアナハイム社会長となるメラニーと野心に燃える若者ジャミトフ・ハイマンと出会い大企業のCEOか一国の総裁かを選び前者を選択した。彼女の男を見る目は確かであり、戦後アナハイム社は月の覇権を握り長く地球圏の経済を支配する事となる。
元ネタ:ユニコーンの黒幕マーサ・ビスト、絶大な権勢を振るうも後のナラティブでは落ちぶれた。
レヴァン・フウ
新興宗教南洋同盟の僧正にして指導者。南洋同盟は中立国である赤道連合内で急速に勢力を広めつつあり、特に戦争難民達の自立を支援することで国内外から多くの支持を取り付けていつ。その急速な拡大の背景には人の心を読み未来を予見するとまで言われるレヴァン僧正の力が大きいとされているが真相は不明である。
彼の正体は嘗て共和国の国祖ジオン・ダイクンが提唱した
結果として実験は失敗し末期の脳腫瘍が発見された結果彼は共和国から出奔し、以来その消息はようとして知れなかったが、南洋同盟設立の際共和国地上軍マ・クベ司令が接触した結果彼の所在が判明したのである。
彼の存在それ自体が共和国の恥部であると同時に、末期癌に冒されいた筈の彼が何故現在も生存しているのか?また彼に発言した能力の詳細を探るべく共和国軍は軍民両方での支援を通じ彼の身辺を探り続けている。
元ネタ:サンダーボルトの僧正、結構ヤバめのNTで今作でも裏で暗躍する。
ララァ・スン
レヴァン・フウ僧正に見出されとされる尼僧、その力は僧正を大きく上回るとされるが詳細は不明である。ただ分かっているのは彼女との出会いによって死の淵に瀕したていた僧正が今も生きており、南洋同盟がここまでの大組織築く一旦となったのは確かである。
元ネタ:まんまララァ・スン、NTの運命に翻弄された結果命を落とすがその後も思念体となって様々な場面で登場する事になる。
兵器装備開設
共和国軍
ハイザックK型(85型或は後期型)
共和国軍が漸く開発したハイザックの後継機。大戦勃発後MSの早期配備を目的として性能はそのままに量産性を突き詰めていたハザックであったが、連合軍のストライクとの交戦並びにコンペイトウの戦いで遭遇したザフトのゲイツ(試作機)の高性能に驚き、これにより漸く共和国上層部も重い腰を上げてハイザックの本格的な後継機の開発に乗り出した。
上記の2機はハイザックより高性能なのは当然として、コンペイトウの戦いで鹵獲に成功したゲイツを本国で徹底的な調査を行った結果、
共和国軍上層部はこの事実を重く受け止め、ザフトは実弾を無力化する新鋭MSを早晩大量配備するだろうと見られていたのだ。(実際には当時のプラントには予算や製造コストの関係で量産機に装備出来る国力なぞは無かったが)ザフトの新鋭MSやゲイツに対抗する為、ビーム兵器の標準搭載は必須であり機体性能もゲイツに対抗可能なものを求められたのである。
こうして新型MSの開発は共和国の秘密軍事研究所がある小惑星を改造したペズン要塞で極秘裏に進められ、開発期間を短縮する為に次世代MSの試作機として進められていた
バックパックは推進剤の増量と冷却系の改良が行われ、共和国軍の無停止攻勢
性能面を向上させ新型機に対抗させつつもハイザック譲りの量産性整備性に優れており、共和国軍による月面侵攻作戦「B号」作戦ではその膨大な数の暴力により国力で勝る筈の連合軍を圧倒する活躍を見せたのである。
因みにより高性能で完成していたマラサイを量産しなかったのは製造コストの面と、アナハイム社に主力兵器を独占させる事を懸念した某金庫番の横槍でお流れになった為である。いつまでも政治に翻弄される機体であった。
元ネタ:ここまでやって漸く原作ハイザックと同等のスペックを獲得した。
武装
85mmEパック式ビームライフル
ペズン要塞で開発された共和国初のMS携行ビームライフル。開発者のニコフ・辛が若い時に東アジアのカオシュンで目にした電動バイクのバッテリー交換から着想を得て、従来の機体側からエネルギーを供給するのでは無くライフル側にエネルギー供給パックを取り付ける方法を採用。幾つかの試作を経てEパックとして完成し、生産性の向上にも一役買っている。これにより大量生産と配備を達成し共和国のMSはどんな機体でもビーム兵器の運用が可能となり、戦場で圧倒的な火力の優位を確保する傑作兵器となった。
同時期の連合、ザフトが採用したビームライフルよりも大口径であり、よりハイザックの得意とする中遠距離におけるビーム弾幕を形成する。
しかし余りに作り易くどんな機体でも使える様にした為、連合やザフトMSの様な兵器のシステムロック機能が脆弱で簡単にハッキングされて解除される代物であり、また戦闘でビームライフルやEパックを投棄する事例が相次ぎ、戦後ジャンク屋等が戦場に放棄されたビームライフルやEパックを回収し兵器として転売した結果、軍のみならず宇宙海賊などの犯罪者集団並びにテロリストなどで使用され違法コピーも出回るなどビーム兵器の世界的な氾濫につながり、後年国際問題にまで発展することとなる。
元ネタ:AK 優秀な為の悲劇、尚設計会社は特許料が取れず潰れた模様。
耐ビームシールド
表面の鏡面加工と蒸発塗料を仕込んだ三重の装甲で形成された新式シールド。外見はハイザック通常機と全く同じながらも、弱点であったビーム兵器耐性の無さを克服している。シールド内側には通常機同様に予備バッテリーや予備弾倉を格納出来、ついでに複数の武器を懸架できるラックを備え主にシュツルムファストやグレネード等の投擲兵器を装備しての出撃が多かった。
ビームサーベル
ハイザック用に開発されたビームサーベル。マラサイのに比べて柄が短くコンパクトであり、柄の内部にあるエネルギーカプセルからの供給によりビームの刃を形成する。これにより実はビーム非搭載機でもビームサーベルを振るえるが、共和国パイロット達は伝統的に近接格闘戦を避ける傾向にあり、この様な白兵専用の装備は護身用程度であっても殆ど使わない、或は装備自体しない例も珍しくは無かった。使い手がおらず全く倉庫の肥やしであった為、共和国のMSはビームライフルとビームサーベルを同時に使えないと言う謎の噂が立つこととなる。
元ネタ:なんでビームとサーベルが同時に使えないなんて言う謎設定を残したのか?
300mm40連装ロケットランチャーシステム
ハイザックの火力強化案、別名カチューシャロケットから。300mm40連ロケットランチャーを両肩に装備し広範囲を絨毯爆撃する。単純明快な強化案の為他のゴブリンやガルバルディ、マラサイといったMSにも装備でき、主に月面都市攻略戦や陣地戦で威力を発揮した。
元ネタ:某赤い国といったらこれ、或は40Kのアイアンウォーリアー製ターミネーター。
この他、ハイザック通常機や他のマラサイ、ガルバルディ等の共和国系MSの装備も使用可能であり、実は一部連合やザフトMSの兵器も使えたりする。
マゼラアタック
共和国が火星植民地で使用していた自走砲、火星特有の環境に適応した為特異な外見と機構を備えているが、それをそのまんま地球に持ち込んだ為現場に非常な苦労をさせる事となった。
元ネタ:ジオンのビックリドッキリメカことマゼラアタック戦車、これでもリュウ・ホセイを戦死させる活躍をした
マゼラアイン
コロニー内の治安維持用に使われていた軽戦車。外見性能共に見るべき物はないが、共和国地上軍ではこれでも貴重な戦力として使われた。
元ネタ:MSイグルー重力戦線、ジオン星人にしては真っ当な(面白みのない)デザイン。
キュイ
共和国軍が火星やアステロイドベルトなどの低重力化で使用することを想定に開発された装甲車。特異な外見をしており、地上での走破性は高くないものの以外にも月や宇宙要塞に対する揚陸戦での評価は高い。
元ネタ:キュイ装甲車、艦橋に子供がいなければ何とかなったはず。
連合軍
GAT-01 ストライクダガー“ガーディアン隊仕様“
連合軍が開発した量産型MSストライクダガーの拠点防衛仕様。機体と同等サイズのガーディアンシールドにPS装甲を施し、シールド裏には専用の大型バッテリーと左肩部にはシールド保持用のサブアームを持ち、実弾に対してほぼ無敵の耐性を誇った。しかしビーム兵器は防げないという弱点は変わってはおらず、後に耐ビームコーティングを施された大型シールドも開発された。
月の共和国軍との前線通称「グラナダポケット」に配備され、当初は目論見通り実弾兵器中心の共和国軍MSを圧倒するも、ビームライフルを装備したハイザックK型の前では単なる的に過ぎず部隊は全滅している。
元ネタ:ジムガードカスタム、元ネタ機は終戦まで生き延びるもこっちは初陣で全滅している。
ザフト
ZGMF-1017 ジン
プラントが開発した史上初のMSであり、宇宙空間作業用の工作機械から発展した事により獲得した極めて高い汎用性と、複雑な操作系統とOSを操るコーディネイターにより既存の兵器を寄せ付けない機動性を発揮し連合軍を相手に圧倒的な戦闘力を発揮した。
C.E.65年に初期型がロールアウトし67年には量産モデルとしてプロトジンが開発されその後正式にMSジンとしてプラントで極秘裏に生産配備が進められた。
表向きはプラント単独で開発したことになっているが、シミュレーションだけの設計では限界があり、実機を作りテストする環境は当時理事国の厳しい監視下にあったプラント国内では難しく、共和国との秘密条約締結によりダークコロニーの使用許可が降りたことで様々な環境におけるテストが漸く行えるようになった。
これにより宇宙やコロニー内だけでなく、地球環境を一部再現しその後の地球侵攻用MS開発のデータを取得しており、また大戦勃発直前まで実は共和国の軍需工場でジンの関連部品が生産されており、作業用重機の部品と言う名目で輸出されていた。
プラントとの協力の見返りに共和国はMSハイザックの開発と、共和国独自のOS技術を取得しておりこの世界では半ば兄弟機の様な関係にある。
試作手持ち式88mmレールガン
次期ザフト主力MSの次世代主力兵器として開発された手持ち式のレールガン。原型はアサルトシュラウドに装備された115mmレールガン シヴァであり、これを小型化小口径化する事で取り回しの良さと装弾数の増加を図りまた装甲貫徹能力も従来のジンの武装の比ではない。
これは何れ現れるであろう連合軍のMS対策だけでなく、月のグラナダ攻防戦や宇宙要塞コンペイトウを巡る戦いでザフトのパイロット達が遭遇した共和国主力MSハイザックの重装甲対策を前線の兵士達が強く要望したためでもある。
ザフトの次期主力MSゲイツの主兵装として開発が進められていた本兵器であるが、しかし連合軍から奪取したG兵器によって明らかになったビーム兵器並びに
しかし設計自体は優秀な為幾つかの部隊で試作品が運用されその評価は上場であった、特に半ば在庫処分がてら本兵器を押し付けられたハインツ・ホト・マシュタインが率いるハーフコーディネイターや低能力コーディネイター達で構成され部隊において集中運用され、宇宙要塞ボアズに攻め寄せる共和国軍の大部隊を幾度となく撃退する活躍を見せたのである。
用語集
マスキロフカマスキロフカ(Маскировка):ロシア語 情報偽装工作や欺瞞作戦の意。独ソ戦特にバグラチオン作戦前の軍や国家ぐるみでドイツに攻撃目標を悟らせなかった。
共和国とその軍が行なった宇宙での大反抗作戦「バグラチオン作戦」において、行なった一連の欺瞞作戦。共和国軍は攻撃目標が月の連合軍基地プトレマイオスだと気付かせない為国家ぐるみで欺瞞作戦を行い、攻撃目標をザフトのボアズ要塞だと連合軍やプラントのみならず自国民にすら思い込ませた。
また、実際に本国から宇宙要塞コンペイトウに増援を2個連合艦隊を派遣してみせる事で信憑性を持たせこれを信じた連合軍は月から戦力を引き抜き地球方面へと送ったのである。
しかしその裏では密かに本国とルナツー要塞からグラナダに兵力を送り込み、移動は危険な無灯火航行のみで行うという徹底ぶりであり、また密かに物資の集積と並行して前線拠点の地雷原除去や敵の通信索敵施設の破壊も行われた。
また月の連合軍支配に抵抗するレジスタンス勢力とも連携して、後方拠点や通信設備に月面リニア軌道線及び発電施設への破壊活動や敵地の情報収集などを行い作戦開始と共に一斉蜂起を促す。
作戦開始3日前には大胆にも特殊工兵部隊による敵地潜入を行い、月地表の光ファイバーケーブルの切断や後方のレーザー通信施設への破壊工作、並びに月の裏側を監視してきた月面都市「エアーズ」市の占領を行い月前線の連合軍艦隊を孤立させる大戦果を上げたのである。
マスキロフカの要点
・国家ぐるみの大胆な欺瞞作戦で最後まで真の意図を悟らせない。
・目標を誤認させ相手の警戒を下げる。
・戦力の極秘移動により前線に密かに兵力と物資を集積させる。
・事前に敵地に潜入しレジスタンス活動を活発化させて前線の兵力を削ぐ。
・上記の結果戦術ではなく戦略レベルでの奇襲により、相手を戦線ごと麻痺させる。
この時期、プラントは新議長パトリック・ザラのもとオペレーション・スピットブレイクを進めておりその攻撃目標は連合最後のマスドライバーパナマだと思われていた。その為、連合軍はパナマに戦力を集結させ決戦に臨もうとしていたが、実際には本当の攻撃目標はアラスカの連合軍総司令部JOSH-Aジョシュア基地でありこれはパトリック・ザラ本人とごく一部の側近にしか知らされていなかったが、ラウ・ル・クルーゼによって情報が漏洩されておりこの情報を受け連合軍はアークエンジェルとユーラシア連邦地上軍を囮にしてザフトを誘引し基地地下に仕掛けたサイクロプスの自爆によって一挙に敵を殲滅しようとの計略を立てていたのである。
共和国、連合、ザフトこの三者は相手の裏をかこうと共に欺瞞作戦を繰り広げていたが、最後に成功したのは共和国軍であった。
元ネタ:ガンダム世界の防諜体制はボロボロ、新型機は常に盗まれ機密情報は漏洩するのはいつものこと。
連合による月支配の実態
:大西洋連邦が月のプトレマイオスクレーターに恒久的な軍事基地を建設して以来、月の中立性は常に脅かされてきた。それが最高潮に達したのはプラントが理事国の支配を脱して起こした戦争であり、ザフトが月の資源採掘基地のあるエンデュミオンクレーターに侵攻したのを発端に戦火が月各都市にまで拡大。月の裏側に位置するグラナダ市はその立地と生産力から連合、ザフト両方からの脅迫を受け結果として協力関係にあった共和国に保護を求めこの3カ国が戦端を開くきっかけとなったのである。
ザフト撤退後も共和国、連合ともの月で対峙し特に連合のプトレマイオス基地は宇宙での本部という立場から多くの将兵を抱えまた宇宙艦隊の再建と来るべき反攻の拠点として多くのエネルギーと物資を必要とした。
戦火が地球まで拡大し各地のマスドライバーが脅かされる様になると、エネルギーや物資の欠乏が予想され結果基地の自活の為に各地の月面都市に軍を派遣し物資の徴発やエネルギーの掠取、市民を拉致し強制的に軍人とするなどの各種無法を行ったのである。無論これに抵抗する都市は多かったものの連合軍の圧倒的な武力の前には沈黙せざるえず、また軍の駐留が始まると連合軍兵士による月市民ルナリアンに対する差別から乱暴狼藉や略奪が頻発し市民感情を逆撫でした。
特に月面に住むコーディネイター達に対する扱いは連合の反プラント感情も手伝い悲惨の一言を極め、財産や家を奪われた挙句に各地に設けられたゲットー(強制収容所)に押し込めら劣悪な環境と強制労働によって命を落とす者も少なくなかったのである。
結果、彼方此方の月面都市でルナリアン市民によるレジスタンス活動が活発化し、月の連合軍は更に兵力を送り込むことでこれを鎮圧しようとし抵抗の激化の一途を招いた。
その後共和国軍による「バグラチオン作戦」発動に前後して、これら個々に行なっていたレジスタンス活動が共和国軍の潜入工作員によって一本化され組織化される事でその活動の質量の両面で大きく向上し、共和国軍の側面支援の一助となったのである。
バグラチオン作戦後、連合軍の支配から脱した彼らはしかし搾取と略奪によって大きく疲弊しており、そこの助け舟を出したグラナダアナハイム社の手を払いのける事が出来ず多くの都市が事実上アナハイムの傘下に入ることとなった。
元ネタ:現実君のアレ、最も原作世界も相当アレなのでこれでも多分まだマシな方
グラナダ・アナハイムによる月世界の統合
月の裏側に位置するグラナダ市はコロニー建設用資材の打ち上げ基地として始まり、コロニーのスペースノイド達と長年にわたる交流を持っており、大戦勃発後グラナダ市が共和国に保護を求め併合された時も、市民達は歓呼の声を持ってこれを歓迎したのである。
その後、月面の表側と裏側で連合軍と共和国軍が対峙する様になると月の裏側はグラナダ市を中心に纏まり始め、それと同時にグラナダアナハイム社もまた勢力を大きく伸ばした。
共和国による軍事的安全保障とアナハイム社による経済の統合が急速に進み、連合軍に支配されバラバラにされた表側の月面都市と違い一つの勢力として確立されることとなる。
戦時合理化による諸産業の統合再編がアナハイムの手により進められ、グラナダを中心とした衛星都市群が必要な資源や物資、商品を作るようになり効率化された産業構造はその後グラナダアナハイム社が表側のフォン・ブラウン アナハイム社を取り込む上で、大きな助けとなった。
戦後統合されたアナハイム社を中心に月世界は纏まり、月企業連合体による中立勢力としてコズミックイラ史に名を残すこととなる。
元ネタ:いつものアナハイム、つまり「世界に!平和は!おとずれなぁい!!」
襲撃機:共和国軍におけるMAの区分
襲撃機とは共和国における兵器区分の1つであり、主に対艦対地対拠点などの重要目標を攻撃する任務に付く機体に付けられた区分である。
大戦勃発前、共和国の部隊編成はMSとMAの混合であり、MAに求められた役割は敵拠点や艦船への攻撃任務であった。
連合軍に対し戦力で劣る共和国軍の基本ドクトリンは、雲海の如く押し寄せる敵MAを装甲と火力のあるMSで押し留めて戦線を維持し、その間MA隊は敵艦隊を叩くというものであり、この為強襲機には敵防空部隊の追跡をかわし対空砲火を潜り抜け敵艦隊に強烈な一撃を加える火力、速度、装甲の3つが求められたのだ。
しかし大戦勃発後、それまで主力を務めていたMAガトルや突撃艇ジッコ、パブリクでは最早性能不足に陥っているとの指摘が度々出され、実際戦場では無視出来ない損害を出し続けていた。
だがこの問題は長い間放置される事となる、何故なら当時の共和国は国家全てのリソースをMSに費やしており、旧式化したMAに使う予算も時間も残されてはいなかったのである。
そしてそのツケを、共和国軍はコンペイトウの戦いによって痛い程思い知らされることとなった。何と作戦に参加した全MAのうちガトル、パブリクの未帰還率は90%を超え、さしもの共和国軍も問題を直視せざるを得なくなったのである。これにより、以前より度々指摘されてきた新型対艦攻撃機の開発へと漸く共和国軍は乗り出した。
当初はMSに大口径砲を搭載する事で解決しようと試みたが、積載量の関係からすぐに行き詰まり結果として大型MAの開発へと舵を切る事となる。
その結果共和国は対戦中数々の大型MAを開発、戦線に投入する事となり従来の兵器を上回る火力と装甲を持つこれらの兵器は戦後各国に少なからぬ影響を与える事となった。
元ネタ:シュトゥルモヴィークつまり某黒死病君、某国モデルなら出さないと失礼に当たる。