まだ全然書きたいことが書けてない状況なのですが、楽しんでくれたら幸いです。
やあ、自分の死因とその周辺の出来事を思い出せない俺、茂部小太郎だよ。
なんかモンハンの世界に転生したみたいだ。しかもモンスターで、しかも鎧竜グラビモスだぜ!!
授乳期を終え、一人で歩けるようになり、言葉も話せるようになったよ。
この言葉なんだけど、どうやら鳴き声で会話してるわけじゃないらしい。
・なんでもモンスターの内臓器官の一つに玉と呼ばれる部分があって産まれてから少しずつ成長しているらしい。
・ある程度の大きさになるとほかの同属の玉とテレパシーが可能になるらしい。孵化直後は半径1mmの球なんだけど成体になると半径1cmになってさらに母の場合だが自分が強くなったと実感できた頃(多分G級クエストになるぐらいの強さ)にやっと人間が無傷で取り出せる大きさになるらしい。
・ちなみに鎧竜や轟竜の玉は死ぬときに一緒に溶けてしまうらしい。
・ また鎧竜や轟竜の場合人間が欲しがるのは天殻や天鱗なのだがこちらは成長の過程で厚くなった甲殻によって阻害される玉の働きをサポートする受信&発信アンテナのような役割の器官らしい
・ 『らしい』がやたら多いのは誰も見たことがないから、だそうだ(テレパシーについて調べて教えまわったグラビモスがいるらしい)
―――うんちく終わり
今は何も出来ない極小(金冠モノ)の岩竜バサルモスだけど、いつか最強の立派なグラビモスになると、母様(黒鎧竜)もいってくれている。
転生前、茂部家の両親は俺がも物心つく前に死んでしまっているため、初めての『母の愛』はとても心地よい。だが問題は・・・
その母様がすごいコワモテなのだ。
だがグラビモス界隈では『黒曜石の美姫』と呼ばれ、言い寄る雄は数知れず、というほどの美人。(コワモテさ=美人度らしい)本人曰く「自分より弱い雄に興味などない」そうで、片っ端からボコボコにしていたのだそうだ。そんな母様の父(鎧竜)との馴れ初めは母様がハンターに追い詰められていたところを助けてもらったことかららしい。
「お兄様?・・・お兄様!?」
「ごめん、ボーっとしてた」
俺を呼ぶのは愛しのマイシスター一号、家族は姉が一人しかいなかった俺にとって見れば妹という存在は目に入れても痛くないほどかわいいのだ。
「もうっ、今日は三年ぶりに父様が来る日だから岩に擬態して驚かそう、といったのはお兄様ですよ!!」
そういって口から煙を出して怒る。だが妹にぞっこんの俺は
「かわいいなあ、ツンデレ妹ハァハァ」
といいながら突進の構え、抱きつこうとするが、妹一号の絶妙なタックルで吹っ飛ばされる。それに呆れた妹は勝手に地面に潜り岩山となってしまった。
「アニキぃー土に潜るのってどうやるの~」
この声はマイシスター二号、俺のことをアニキと呼び、一号と違いことあるごとに俺に甘えてくる。ふっふっふカワユイ奴め。
「ああ、お前は潜らないで父様が来たら教えて欲しいんだ」
「なんで~アタイもパパ驚かせたい~」
「ごめんなーお前はまだ土に潜れるだけの体の固さはないんだ。あと俺たちは潜っちゃうと外の音が聞こえないからさ、うまいタイミングで脅かせないんだ。お前にしか出来ないことなんだ。たのむよ」
「わかった。アタイがんばる!!」
こちらの妹はしゃべり方のせいか意外と御しやすい、これがお馬鹿っ娘という奴なのだろうか?と考えながら地面に潜る。
このときに普通のバサルモスは背中の三つ連なった岩を地上に残すのだが、これは擬態としてはお粗末過ぎる。とモンハンプレイしていた頃から考えていたため、それの対策として、潜るときに体をかがめ、背中を曲げてちょっと深めに潜ると、あら不思議、地上部の岩が一個になったではありませんか。
なんて脳内解説してるとドシン、ドシンという足音が二つ。父様と母様だと思われる。足音がどんどん近くなる。緊張するなあ。
足音が止まり、しばらく(おそらく妹二号と談笑中)たった後にパシン、という音が聞こえ(妹二号の合図)、その次にゴゴゴという轟音(妹一号擬態解除)が聞こえた。だがまだ俺は出ない、これは両親に見つけてもらうまでが作戦なのだ。ニヤニヤしながら待っていると、急に
・ 地面に出している岩の部分を噛まれる。
・ 思いっきり引っ張られる。
・ 引っこ抜かれて顔を上げる
・ 母様の顔(心臓に悪い)
・ 耳元で咆哮
・ びっくりして岩流の涙ポロポロ
・ 長い咆哮終了←いまここ
「なんでかあさまほえるん?」
「私を心配させたからだ。三つ岩の火薬岩は一つ(妹一号)しかなかったからてっきりどこか遠くへ隠れにいってヴォルガノスにでも食べられてしまったのかと思って生きた心地がしなかったのだ。」
「ごめんなさい」
「もうじきお前を探しにいった父様も戻ってくる。そうしたらもう一回お説教だ。」
そういうと近くの溶岩が盛り上がり目のところに傷のあるこれまたいかつい(グラビモス的にはイケメン)面構えをしたグラビモスが現れた。
「・・・わが子よ、どこにいたのだ?三つ岩はここら辺にはなかったはずだが。」
重低音の声が聞こえた。怒るというよりも疑問に思う気持ちが強いようだ。母様は一度見ているので、即座にO☆SE☆KKYO☆U(咆哮)となったが初見はやっぱり見破れないらしい。
「体を丸めて潜って一つ岩にしてこの辺に隠れてました。心配かけてごめんなさい」
この後のO☆SE☆KKYO☆U(咆哮)が頭に浮かび、恐怖で涙(岩竜の)がポロポロ零れる。
「すごいじゃないか!!その隠れ方ならランゴスタだけじゃなくてイーオスとかも狩れそうだな!!ハンターも切ってみなきゃわかんないだろうし!」
「怒らないのですか?」
「心配はするけど怒りはしないよ。だって(黒曜石の美姫)と(白騎士)の息子だよ?そんな簡単に死ぬわけがないじゃないか。それに一つ岩に擬態する方法は僕らを困らすためじゃなくて生き残るために考えたんだろ?だったら褒められこそすれいきなり耳元でバインドボイスなんてことはないと思うよ、ねっマイハニー?」
どうやら父様は一部始終を見ていたらしい。視線を向けられた母様は恥ずかしいのか顔を赤くし(そう見えただけ)煙をボンッと噴出した(こっちは実際出た)
「も、もうっあなたという人は!!」
「甘やかしてもいいじゃないか、三年ぶりの我が子との対面なんだから、前見たときは二人とも卵だったし。三年たってさらに別嬪さんになったマイハニーも甘やかしたいなー」
そういって母様に頬ずりする父様(お互い岩石の肌だからゴリゴリと音がする)と縮こまってしまう母様、甘い!!甘すぎる!!
「玄関先で惚気るのもあれなのでさっさと中に入ってください」
妹一号の空気を読んだ言葉に一家揃って洞窟に入る。しかし両親、くっつきすぎだよ。ゴリゴリって音が洞窟に反響してすごく怖いよ。
そうして楽しい一家団欒の時は過ぎてゆくのであった。
玉とか天鱗とか天殻のくだりは完全に捏造設定です。
まだ主人公兄妹は火の玉もだせないぐらい弱いと思います。
次回、ハンター登場
次回もまた見てくださいね~じゃんっけんっぽん!(田舎ちょき)
うふふふふ~
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