グラビモスな日々   作:なむさんばがらす

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バサルモスのモーション動画見てハァハァする今日この頃

はなっからとおさま視点で始まります。


グラビモスの矜持

「こんにちは、ウラガンキンさん。僕はこの山を縄張りにしているグラビモスなんだけど、ちょっとお話いいかな?」

 

一応下手に出てみる。もしかしたら山の主を知らなかったのかもしれないし、娘のことも申し開きをするつもりなのかもしれないからね。(マイハニーはいざというときのために隠れている)

 

「知らねぇなそんな奴。この山はもう俺様のもんになったんだからなぁwさっさと出て行っちまったのかと思ったぜww」

 

「うーんと、どうしてそう思ったんだい?」

 

相手の対応にイラッと来る、が大人の対応を続けることにした。

 

「それは俺様がつえーからだ。ここに来るまでにグラビモスとも戦ったことはあったが、俺様の敵じゃあなかった。だからこの山の主がよわっちいグラビモスってことは必然的に俺様がこの山最強ってことになるじゃねえか。」

 

「そのグラビモスの名乗ってた名を聞いてもいいかい?」

 

「たしか…『岩石の巨兵』って名乗ってたなぁ。」

 

「『岩石の巨兵』?聞かない名前だなあ。まいいか、次に、君はこの山でバサルモスに攻撃したかい?」

 

「ああ。ちょっと齧った途端に逃げちまったがなw……どうしたんだそんなに震えて、もしかして怖気づいちまったのかwなんなら俺様の下僕にしてやってm」

 

「調子になるなよ、小僧」

 

どうやら彼の脳内はとてもおめでたいらしい。ほかのグラビモスが名前を知らないということは、そいつはかなり弱い部類の同胞(ゲーム的には下位グラビ)だということに他ならないんだが…まあ、娘に手を出した時点で有罪(ぶち切れ)確定だが。

 

「てめぇ!今なんつった!!!」

 

「調子に乗るな、と言ったんだ。こちらが下手に出ればいい気になりやがって、無名のグラビモス狩ったぐらいで最強面?笑わせるな。冗談は顎だけにしたらどうだ」

 

「お・ま・え・ぶっ殺す!!!」

 

そういってこちらに向かってローリングしてくる。どうせ背中の鉱物のせいでこちらの熱線はあまり意味を成さないだろう。(マイハニーの熱線ならどうにかなるかもしれないが、)

僕が横に移動して避けると、余程ローリングで仕留める自信があったのか、横転してしまった。そして、そいつが起き上がろうともがいている間に僕はそいつに近づいて、首を踏みつけた。

 

「グッ、ガァッ」

 

「さっきの威勢はどうした?今の動きを見ると、三下以下だが?」

 

「うる…せぇ!!」

 

「ぶっ殺す、と啖呵を切った以上、殺されても文句は言えないよね。」

 

といって足で押さえつけた状態で『溜め』に入る。

 

「ひっ、ヒィ!!ゆ、許してくれッ!!なんでもする!!!」

 

「何でも、かあ。どうしようかな~」

 

足による拘束を緩めると、ウラガンキンは安堵したような笑みを浮かべた。

 

「(へっへっへ、生きてさえいりゃあ、反撃の機会なんざいくらでもあるからなあ。飛んだ甘ちゃんで助かっtt)」

 

「じゃあ、死ね。」

 

 

と、ウラガンキンが最期に見たのは、グラビモスの溶鉱炉のように燃え滾る口から放たれる光の奔流であった。

 

 

「よし、任務完了♪マイハニー胴体運ぶから手伝って♪」

 

「あいかわらず圧倒的だな。惚れ直したぞ。」

 

「それにしても顔面を消し飛ばすつもりだったのに顎だけ残るとはね……」

 

「ほんと、冗談みたいな(硬さの)顎だったな」

 

僕は胴体、マイハニーは顎をくわえて子供達のいる我が家へ向かった。

 

 

 

―――一方、洞窟内

 

威勢よく突進したはいいが、それに気づいたドスイーオスの鳴き声でイーオス共は散開し、空振りに終わった。

 

「(まずい、囲まれた!)」

 

俺を囲んだ奴らはドスイーオスの掛け声で、毒を吐くためのアクションを取り始めた。

 

「(奴らなりの硬いモンスターの仕留め方なのか?だがそのアクションの隙は致命的だっ)」

 

毒を溜めようとしているイーオスの一匹の首筋に噛み付き、本気で締め上げる。その間に溜めが終わったイーオスから毒液が飛んでくるが、まだ気にするほどではない。

 

ゴキン、という音が聞こえてくわえていたイーオスが絶命する。まずは一匹。

 

頭を振ってそれをほかのイーオスに投げつけて、動きを封じる。三十秒ぐらいの足止めにしかならないがまあいいだろう。

 

次に90度ほど回転して、毒液の飛距離ぎりぎりのところにいたイーオスにバサルモス火球をお見舞いする。

しかしさすが火山で生活するだけあるようで火耐性は高く少し火傷した程度だった。が、イーオスがのけぞった隙に近づき、ガノトトスタックルを当ててふっとばして溶岩に落とした。

いくら火耐性が高くても、溶岩に潜ったり出来る種族ではないため、一瞬で火達磨になり、絶命した。これで二匹

この辺の仕様はゲーム準拠じゃなくてよかったと安堵していると、ドスイーオスらが退却を始めた。損害が三割超えたら撤退とかどこの軍隊だよ、と思ったが、こちとら生かして返すつもりはないので、突進で追撃する。

 

この突進、実際かなり追撃に向いている。わき目も振らずに逃げる相手には避ける余裕がないからだ。(ゲームでもエリア移動→回復という流れを実行しようとして走っていたら後ろから突進が来てorzになったハンターは多いはず)

 

ドスイーオスめがけて突進したつもりだったが、途中でイーオスを二匹ほど吹き飛ばし、うち一匹は溶岩に落ち、絶命。三匹目

 

肝心のドスイーオスは逃走をやめ、サイドステップで闘牛士のようにひらりとかわした。さらに、突進の後の停止のための隙を使って一際大きな鳴き声を三回上げた。

 

すると、洞窟入り口付近から新手のイーオスが三匹ほど現れ、囲まれた。戦法こそ同じだが、包囲網に加わった新手のイーオスとドスイーオスの毒液がかなり強力だった(上位のモンスターだったらしい)ために、かなりの毒を浴びてしまった。

 

毒のせいで満足に動かない体を無理やり動かして、周りを囲んでいたイーオスに毒ガス噴射し、毒液を溜めようとしていたドスイーオスに突進、避けられるのを見越して早めに停止し、ドスイーオスが自分の斜め後ろに来るようにしてから尻尾を振るう。(後ろを振り返る動作も忘れない)

ここで三十度ほど回転して、仰け反ったドスイーオスに側面を向けるようにして、HCバサルモスの技である『横に転がる』を使ってみる。

技術的には難しくなかったため、俺でもうまく回転することが出来た。押しつぶされたドスイーオスは絶命、残ったイーオス達も一目散に逃げだした。追撃しようと思ったが、毒のせいで転がった状態から起き上がる力が出ない。

 

このままじゃこの住処がイーオスの群れにばれてしまう。そうしたらまたイーオスが親の留守を狙って攻めてくるだろう。まだ妹達は狩の仕方しか学んでいないのに!

 

―――ビシャァァァーーーーーーーーー!!!!

 

逃げようと洞窟の入り口付近に差し掛かっていたイーオス達に、極太な熱線が浴びせられた。イーオス達は一瞬で溶け、跡形も残らなかった。

 

その熱線による陽炎の中から出てきたかあさまととおさまを見て、俺は気を失った。




主人公も戦い方は教わってませんが、前世の知識でバサルモスの技を思い出して戦っています。

ウラガンキンさんは「少し頭冷やす」どころか温めすぎて溶けちゃいましたね。

皆さんお気付きかもしれませんが、かあさまは極太熱線の使い手です。

脳内CV(声優の名前わかんない)
主人公:未定(良い人いないですかね?)
妹一号:未定(上に同じ)
二号:ディスガイア2のハナコ(ミズハス?)
とおさま:fate/zeroのきりつぐ
かあさま:ナウシカのクシャナ殿下

次回「爬虫類の定め」

次回も、サービスサービスゥ!!
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