結構書き方忘れてたので違和感あったらすぐ言ってください。
ウラガンキンウマー……やあ、茂部小太郎だよ。
突然だけど「キングクリムゾン」って言う言葉に聞き覚えはないかな?
僕も作者も知らないんだけど、どうやら時間があっという間に過ぎるらしい。
まあそれはおいといて、
「肉質はちょっと硬いけどなかなかおいしいですね。」
「私はそっちよりも背中の鉱石の方がおいしいと思いますわ」
バリボリと朝食(ウラガンキンだったもの)をほおばっている妹一号の様子だとどうやら一連の騒動から立ち直れたらしい。
「背中の鉱石って獄炎石とかいつもの朝食と変わらないラインナップのはずなんだけど…」
「認識が甘いぞ、息子よ。ウラガンキンに一度取り込まれることによって、分解され、再構築された鉱石は成分的には同じでも『味』という概念においてはまったく別の代物となるのだ。消化吸収の面からいっても、結晶体として出てきている分普通の鉱石よりも優れているしな」
「かあさんはそのような知識はどこで養われたのですか?」
「一時期『賢き岩塊』に世話になってたからだが…ちなみに、そいつは教師のようなことをして全国を回っている変わり者のグラビモスでな、アシスタントとして旅をしていたんだ。」
意外と若い頃はやんちゃしていたかあさまであった。
…あれ、とおさまは?
と思い、周りを見渡す。部屋の隅で何かしているとおさまがいた。
「いったいなにをしているんですか?」
「ウラガンキンの顎を食べているんだ。」
「あんな硬そうなものをですか?」
「それは表面だけで中にはかなりおいしい液体が詰まっているんだよ」
とおさまは顎にヒビを入れ、そこから漏れ出した液体をなめとっている
子供にはまだ早い!といって味見させてくれる気はないようだ。
後でかあさまに聞いたことだが、この液体はウラガンキンが捕食行動や攻撃行動で顎を硬い岩などに打ち付けることがあり、そのときに衝撃が脳に伝わり脳震盪を起こさないようにするためのショックアブゾーバーの役割を担う液体であったようで、成長途中のモンスターが摂取すると、生育に悪影響が出る物質(アルコール的な)が入っているとのこと。
朝ごはんが終わり、妹達は戦いの訓練、俺は狩りに出かけるのであった。
狩りに適したポイントを探しあぐねていると小洞窟で療養中のガブが声をかけてきた。
「旦那ーウラガンキンを仕留めたって本当ッスか?」
「狩ったのはとおさまだけどな」
「それでも、俺ら一族の仇をとってくれたことには変わりないッス。一族を代表して…って言っても今はおいらしかいないッスけど…ありがとうッス」
そういってガブは悲しそうな顔で俺に頭をたれた。
ガブと分かれたあと適当に(テキトーではない)狩りをし、ガミザミを二匹、ウロコトルを一匹をおいしくいただき、帰路についた。
…体が痛い。かあさまが言うには、脱皮が近いのだそうだ。バサルモスの脱皮は体の大きさによって早晩が決まるので、成長が早いということなのだろうか?
脱皮はいつになるのかな~とか何とか考えながら夕飯(今回は紅蓮石の火薬草巻き)を食べていると背中の岩の付け根部分から何かが割れるようなぱりぱり、という音が聞こえた。
「マイハニー!!息子の一回目の脱皮だっ!!セキハンだ!!」
ちょっと待ってとおさま、セキハンってなんですか?赤飯じゃあるまいし
「エルトライト鉱石と重鎧玉を熱してほどよく混ぜたものだ」
頭上に「?」を浮かべた俺、妹一号、二号にかあさまが説明する。
確かにその二つはアイテムウインドウでみると赤かったけどさ…
「お母様。そんな貴重なもの、この火山にあるのですか?」
「少ない、が取れないわけではない。だからめでたいときにしか作れないのだ。娘よ」
この火山は基本、上位系の素材(カブレライト鉱石とか)までしか取れない。山によって違うらしいのだが、レアな鉱石が取れると人間に目をつけられやすいため、子育てをするグラビモスは比較的低級の火山に住処を変更するようだ。(よくある沼地グラビのクエストは引越しの途中のグラビモスを討伐対称にしたものらしい)
「アタイが脱皮するときもセキハン作ってくれる~?」
「もちろんだ」
そういって微笑むかあさまと、それを聞いてうれしそうにする妹二号
…あれ、おかしいな。表情なんて変化してないはずなのに…
「気にしたらだめですよ。お兄様♪」
せ、せやな…
そんなこんなで脱皮を終え。一回りどころかふた周りほど大きくなった俺は、体が固まるまで待ってから、狩りに行った。
脱皮回と捕食回
例によってウラガンキン顎オイルは捏造設定です。
次回:作者「村下位バサルに熱線吐かれた…濡れるッ!!」
お楽しみに