非リアの俺が育成ゲーをやってたら二次嫁がログインしました   作:ゆっくり祐一

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すごい久々の投稿になりました。

最近はいろんなものの作成がおろそかになりつつありますね・・・

い、いや・・・別にFGOとかパズドラが面白くって全然編集できてなかったってわけじゃないんだからね!

・・・はい、では本編スタートです。


第3話 非リアの俺は調理実習で家事スキル高さを発揮しました

休み時間、普段であれば次の授業の準備をしてまったりしているか、充あたりと適当に会話をして過ごしている。しかし、今日は別だった。

 

『さて、どういうことか説明してもらおうじゃないか??』

 

現在、クラスメイトの男子たちに取り囲まれてます。なんか発言によっては集団リンチになりかねない緊迫した空気です。あれ、俺何かしたっけ?

 

「あのー、俺何かしました?」

『あくまで白を切るつもりか! 何でお前にあんな可愛いいとこがいるんだよ!』

「え? そんな事?!」

 

理由くだらなさ過ぎるだろ! 何でそれだけで俺が今からリンチに遭いそうになるんだよ。

 

「あっ、拓海さん! ちょっといいですか?」

「・・・おう、早乙女。俺もお前に色々聞きたいことがあったところだ」ニッコリ

 

そんな時、諸悪の根源である早乙女が俺に近づいてきた。なので満面の笑みを浮かべて早乙女の肩に手を置く。

 

「ちょっと廊下に出てもらおうか?」(にっこり)

「え、えと・・・わ、わかりました」

 

そのまま早乙女を教室の外に連れ出す。教室を出るとき、後ろから男子たちの恨みがましい視線と声が聞こえてきたが気にしないでおこう。

 

「さて、何でお前がここにいる?」

 

廊下に出た瞬間、俺は早乙女に今自分が思っていることをぶつけてみた。すると、

 

「そ、それは・・・拓海さ・・・現実世界で学園生活を過ごしたかったからです!」

「・・・いや、昨日の今日でどうやったら転入手続きができて転入してきたんだよ」

「そ、そこはまあ・・・じょ、情報操作?」

「もうお前何でもありだな」

 

情報操作とかもう人間やめてるじゃん。いや、もともと三次元の人間じゃなかったな。

 

「ち、違うんです! 私がやったわけじゃないんですよ!」

「んじゃあ誰がやったんだよ」

「そ、それが・・・実はそういう風にプログラムされてたみたいなんです」

「・・・じゃあ何か? お前以外にもあのアプリが意思を持っていたとでも?」

「そこは・・・私にもわかりません。でも、私がこっちに来たときに、情報操作がされたことは確かなんです」

「・・・謎は深まるばかりだな」

 

そんなしんみりした空気になっているとき、みんなが一斉に教室を出ていった。

 

「あれ、次なんだっけ」

「さ、さあ?」

「二人とも、何やってるの? 次は家庭科だよ?」

 

俺たちの疑問を解消してくれたのは、今まさに教室を出てきた菜々美がそう告げる。

 

「やべっ! そうだった!」

「て、転校した初日に家庭科ですか・・・」

 

俺は急いで教室から教材等を持ち出して、苦笑いを浮かべていた早乙女を引っ張って家庭科室へと向かった。

 

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

「さて、それでは家庭科の授業を始めまーす」

 

なんか軽そうな声で授業の開始を宣言する担当教師。

 

「今日は・・・なんか適当作ってくださーい」

 

それでいいのか教師。声だけでなく頭の中もどうやら軽いようだ。というかこんなやつがよく教師になれたものだ。

 

「あ、あの・・・先生。わたし転校したばっかりで何も持ってきてないんですけど」

「あ~。そういえばそうだね。だいじょーぶ。エプロンなんて所詮飾りみたいなもんだし」

 

家庭科の教師とは思えない発言に、クラスメイト一同苦笑いを浮かべている。本当に何で教師になれたんだよ。

 

「それじゃ、今回の班を決めるよ~。班で作りたい料理を決めて作ってね~」

 

そういって担当教師はホワイトボードにすらすらと書いていく。しかし、その内容を見て、

 

「あの、何で俺はボッチ何でしょう?」

 

こういうものは普通はあぶれないように数人と人数を汲んで行うのが普通のはずだ。なのに、ホワイトボードには俺だけ班が一人という何とも言えないことが書かれていた。

 

「え~? だって、中里君は料理上手だし~班員がいると邪魔じゃない?」

「いや、そこは料理が美味いから教えながらやってとかないんですか?」

「だって面倒でしょ? それに、どんな料理を作るか単純に興味があるし」

「それでいいのか教師」

 

まあ、確かに班員がいると邪魔ということもあることはないが・・・しかし、俺はそんな事を正面切って言うほど馬鹿じゃない。なのにこの教師ときたらこんな調子だ。

 

「みんなも私の意見に賛成よねー?」

「・・・はっ、先生。いくらアンタが興味があると言っても、周りの生徒があんたと同じ考えだとは・・・『賛成―!!』・・・俺もう帰っていい?」

 

なんかもう遠回しにいじめを受けてる気分になっている気がする。あれ? なんか目から海水が流れてくるんだけど・・・

 

「・・・もういいっす、一人で料理しますよ」

「オッケー。じゃあ早いとこ料理しましょー」

 

そんな間の抜けた声と共に調理実習が始まった。周りが談笑しながら作っているのに対して、俺は一人黙々と野菜を切っている。あれ? 別にタマネギを切ってるわけじゃないのに目から塩水が出てくるんですけど・・・

 

 

~早乙女視点~

 

家庭科の先生の合図とともに皆さん一気に調理を始めました。私は柊さんの班と一緒に調理をやっています。皆が談笑しながら料理を作っているのに対して、一班だけ異様な空気が取り巻いていました。それが拓海さんオンリーの調理台でした。

 

「お、おい・・・どうなってるんだあれ・・・」

 

どこかの班の班員さんがそう言葉を出しました。そこには・・・

 

「・・・・・・・・・・・」

 

無言で野菜を切り刻む拓海さんの姿がありました。その体からはなんというか、威圧感が感じられます。

 

「あ、相変わらず拓海君はすごいね・・・なんか前よりも凄くなっている気がする」

「ひ、柊さん。拓海さんの前ってどんな感じだったんですか?」

「へ? あー、菜々美でいいよ。私も葵ちゃんっていうから。それで、拓海君の前の感じの事だよね?」

「はい、じゃあそういわせてもらいます。そうです。前もこんな感じだったんですか?」

「そうねぇ・・・前は、こう・・・なんていえばいいのかな? 阿修羅?」

 

ひいら・・・菜々美さんの話によると、最初の調理実習の時からこんな状態になっていて、その都度進化しているとの事でした。ちなみに以前が阿修羅だったそうです。

 

「それで、今回は千手観音・・・一体どういう動きをすればあんなに残像が見えるような調理法になるんだろう・・・」

「あ、あの・・・菜々美さんは拓海さんの幼馴染なんですよね? 拓海さんって昔からあんな感じなんですか?」

「え? い、いやぁ・・・さすがにあそこまでじゃなかったよ? それこそ小学校の時とかは今の私達みたいな感じだったし」

「な、なるほど」

 

一体小学校を卒業してから何があったんですかね・・・。さすがにあれは人間の範疇を軽く超えてますし、この授業が終わったら直接聞いてみようかな・・・?

 

 

~三人称視点~

 

早乙女がそんなことを考えているとき、

 

『リア充爆ぜろリア充爆ぜろリア充爆ぜろリア充爆ぜろリア充爆ぜろリア充爆ぜろリア充爆ぜろリア充爆ぜろリア充爆ぜろリア充爆ぜろリア充爆ぜろリア充爆ぜろリア充爆ぜろリア充爆ぜろリア充爆ぜろ』

 

中里拓海は若干ネガティブ志向に陥っていた。

 

『俺がボッチで調理している横で談笑しやがって・・・爆ぜてしまえ』

 

因みにこの時彼はタマネギなどの野菜をみじん切り・・・木っ端みじん切りにしていた。いったいそんなに細かく切り刻んでどんな料理を作ろうというのだろう。

 

その後、調理実習は無事に(?)進んでいき、各々自分たちの作った料理を食す。その中でも、拓海の作った料理は見た目が豪華+味もなかなかのものらしく、クラスの女子のプライド(女子力)をボロボロにしてしまうのはまた別の話。




次回の投稿はいつになることやら・・・

誤字脱字等があれば報告お願いします。

次回「非リアな俺は庶民派お嬢様に生徒会室へ拉致られました」

次回もゆっくりしていってね!
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