インフィニット・ストラトス 織斑一夏はキュウドウ者 作:銭湯妖精 島風
春麗と桜舞う四月の某日、運命に逆らう事が出来なかった・・・否、逆らわなかった僕は無事にIS学園に入学した
逆らわなかったとはいえ、来たる
この約7年間、僕は出来うる限りの下準備と対策をしてきたつもりだ
束さんに根回ししたり、根回しの対価に一服盛られたり、姉に内緒でISの事を勉強し、剣術や様々な格闘術を学んで来た
と言う訳で、現在HR中で山田先生が教壇に立ち、和やかに自己紹介と挨拶をしている
それに束さんに一服盛られたのが原因で、女顔のままで声変わりもしないし、身体つきは華奢、総合的に女の子に近いのだ、流石に胸は無い、まぁ身長は問題無く伸びて170㎝超えたけど
つまり僕は現在進行形で女装中なのだ
仕方ないよ、誰とは言わないけど女子生徒の制服が届いたんだもん
そう言う訳で、僕が男性初IS搭乗者とはバレて無いのでHRは順調に進んで行く
「では私からの お話はこれぐらいにして、自己紹介へ移ります。では出席番号1番の人から始めてください」
山田先生の言葉により出席番号1番の子が立ち上がり自己紹介を始める
さて、どうしようかな
自己紹介で男とバラすべきか否か
3年間はIS学園に在籍しなきゃならないから3年間も性別隠すのはシンドイし無理だろう
でも男ってバラすと色々と面倒事がある
囲まれて授業遅れる可能性も否めないし、考えたく無いがハニトラも有り得る
箝口令を敷いてもらう手も有るけど、学生にどれだけ効果が有るか不安が残る
そんなこんな考えていると、僕に順番が回って来たので立ち上がり
「えー・・・織斑一夏です、趣味は料理と身体を動かす事・・・かな?クラス替えが有るか分かりませんが、取り敢えず1年間よろしくお願いします」
軽く頭を下げると後ろに気配を感じたので振り返る
「姉さん・・・あたっ」
「織斑先生だ、馬鹿者」
出席簿でペシリと叩かれ、そう言われ謝ると
「分かればいい、で何故ソレを着ている?いや似合っているが」
クラスメイトがザワザワとし始めるのを感じつつ
「あー・・・これが届いたのと、問い合わせた結果、男子制服は最短で今日の夕方に届くそうです、はい」
「はぁ・・・分かった、犯人は予想出来たし似合っているから何も言うまい」
相変わらず束さん関係で頭が痛そうな表情をする姉が心配になったのだが、僕にはどうにも出来ない
そんな事を考えていると
「お、織斑先生?織斑さんは先生とどの様な関係ですか?」
クラスメイトの1人が手を上げて恐る恐る訪ねてくる
「織斑とか?この織斑一夏は私の弟だ、今世間を賑わせている男性初IS搭乗者はコイツの事だな。そして知っての通り男性初IS搭乗者の素性は一切合切が秘匿されている、お前達にも箝口令が敷かれている、IS学園外に情報を漏らした場合、其れ相応の処罰が課される。覚えておけ」
そんな感じで姉さんは、実にアッサリと僕の事をバラして更には箝口令まで敷いている事を話す
本当に頼りになる姉を持って僕は幸せだな、うん
名前*織斑一夏
CV*豊口めぐみ
年齢*15歳
性別*男
身長*173㎝
容姿*姉の織斑千冬と似た美人、メガネを掛けて後ろで結っている
備考*
本作の主人公の男の娘?
白騎士事件以降に天災こと篠ノ之束に度々よからぬ薬を飲まされたり、実験を手伝わされたりした為、チートな能力を有している
普段掛けているメガネは見え過ぎる眼を抑えるリミッターな為、視力自体は良過ぎる程良い
また篠ノ之束に度々着せ替え人形にされた為、女装する事に躊躇いが全く無く、受け入れている
と言う感じの一夏きゅんですw