艦娘にハグしてみる   作:大葉景華

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今回は暇すぎでSS巡回してた時に見つけた懐かしい奴を提督と若葉にしてもらいます。
勿論、質問者は我らが青葉様です。


質問の場合

「え?俺と若葉を取材?」

「はい!前回ネタをリクエストしてみたら、お二人について聞きたいというのがとても多かったのですよ」

 

いつもの艦娘の制服の上に夏用のセーター(カーディガンか?)を羽織った青葉が午後の仕事が終わった直後に部屋に飛び込んできてそう言った。

今日は若葉が秘書艦で若葉は慣れているから補佐は今日は無し。だからこの部屋にいるのは俺と若葉、そしてたった今乗り込んできた青葉の三人になる。あまりにも良すぎるタイミング、おそらくどっかに監視カメラでもあるのだろう。

 

「俺はまぁ良いけど……若葉は?」

「ふむ……特に構わないぞ」

 

と若葉も書類をまとめながらそう答える。

 

「なら!今夜一室設けましたので、そこに来てもらっても宜しいでしょうか?」

 

青葉が指定した店は、鎮守府の近くにあるちょっとお高い料理屋だ。完全個室制に加え、部屋ごとの距離をかなり広めに取っているから軽くなら騒いでも問題ない。

勿論、そんないい店を断るわけもない。

 

「ああ、いいぞ」

「了解です!それでは、青葉は先に行って準備していますので、お二人も準備が出来次第来てくださいね。店で提督の名前を出したら通してくれるはずです」

「おいちょっとまて、それウチの経費から払う気か?」

「……では!」

 

そう言って島風もびっくりの速さで駆け抜けていきやがった。

 

「ったく……」

「いいじゃないか。どうせ次の青葉の給金から天引きすればいい」

 

可愛い顔してなんて事を言うのだこの嫁は。

 

「まぁいいか、半分くらいは出させるけどあとは俺は出すよ」

「そうか、なら私も出そう」

 

そう言いながら準備をする。

 

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

 

店に着き俺の名前を出すと、既に青葉は来ているようで部屋に案内してもらった。

部屋に入ると青葉が録音に使うのであろう機材の準備をしている。カメラはないからどうやら口頭のみの取材らしい。

 

「お!お疲れ様です!」

「会社の飲み会みたいなのはいらんよ。まぁまずは料理を楽しもうぜ?」

 

そういう間にも、俺達の前に前菜と食前酒が出される。

 

「まぁまずは」

 

と言いながら青葉がグラスを手に持つ。やはりこの店の料理も狙っていたのだろう。三人ともグラスを取り、チンッと音を立ててめいめい料理に手を付け始めた。

 

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

 

「ふぅ……美味かったなぁ」

「ええ……どれも絶品でしたね」

「美味かったぞ。いい店を見つけてきてくれたな。ありがとう、青葉」

「恐縮です!」

 

では、と言いながら青葉がテキパキと準備をする。だいぶ飲んだはずなのにふらつく様子も見られない。

 

「では、早速最初の質問です!」

 

(ここからは質問と返答になりますが、提督のキャラのイメージはあくまでも読者の想像にお任せしたいため、ある程度省かせていただきます。御容赦と御理解の程を宜しくお願い致します)

 

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

 

NO1 お名前を教えて下さい。

 

若葉「若葉だ」

 

NO2 性別、年齢をお願いします。

 

若葉「性別は女。年は……艦娘になるまで17。そこからは艦娘故に体の成長は止まったが、5年たったから、実年齢は22だな」

 

NO3 自分の性格を一言で言ってください。

 

若葉「……どうだろうな……昔は任務のみを達成できていればいいと思っていた。でも今は、提督に会ってからもっと色んなことを知ろうと思うようになった」

 

NO4 では、相手の性格を一言で言ってください。

 

提督「可愛い」

若葉「提督、それは性格ではないぞ」

 

NO5 2人はいつ知り合いましたか?

 

提督「建造だな」

若葉「実は3番目で初期艦の叢雲、次は北上でその次だったな」

 

NO6 その時の、お互いの第一印象を教えて下さい。

 

提督「いやー正直可愛いけどちょっと気難しそうだなって」

若葉「正直適当な性格そうで不安だった。適当という所は当たっていたしな」

 

NO7 それは、その後どのように変わりましたか?

 

提督「気難しいんじゃなくてただのクールビューティだった」

若葉「また変な言葉を……相変わらず適当なのは変わってないな」

 

NO8 付き合い始めたのは、いつからですか?

 

提督「海岸の散歩のあの日からだな。全てはあの日から始まったな」

若葉「ああ、これからもよろしく頼むぞ」

 

NO9 その時、告白はどちらから?

 

提督「俺からだな」

若葉「正直あんまりいい告白じゃなかったけどな」

提督「え、マジで?結構いいと思ったけどな」

若葉「ケッコンの時はときめいたぞ」

 

NO10 ずばり、告白の言葉をどうぞ。

 

提督「なんか言うの恥ずかしいな……」

若葉「若葉も言うのか?」

青葉「勿論です!ささ!」

提督「じゃあ俺から……う゛う゛ん!若葉、その格好。いつものその格好で聞いてくれ。俺は若葉のそのままの姿を愛する。若葉も俺のそのままの姿を愛してくれ。お互いを大きくも小さくも見ない。ありのままの姿を愛し合おう。そして、ともに明日のその先に向かおう。その為に、この指輪を受け取ってほしい」

若葉「提督、そのまま。そのままで聞いてください。私はあなたの全てを愛します。あなたは私の全てを愛してください。周りなんて見ずにお互いの全てを愛し合いましょう。そして、あなたと共に明日のその先に向かいたい。その為にあなたからその指輪を受け取ります」

二人「…………ふふっ!/////」

 

NO11 周りの人は2人の仲を知っていますか?

 

提督「そりゃそうだな」

若葉「ああ。姉さん達や初霜なんかは飛んで喜んでくれた」

 

NO12 連絡手段は、メ-ルですか、電話ですか?

 

提督「一緒に暮らしてるからなぁ」

若葉「口伝えだな」

 

NO13 ではお互いの長所を言い合って下さい。

 

提督「常に冷静な所だな」

若葉「愛情表現がストレートな所だ」

 

NO14 逆に、短所を指摘して下さい。

 

提督「愛情表現がたりないなぁとは」

若葉「人前で抱きついてくる所」

提督「えーだめ?」

若葉「だめ」

 

NO15 人前でも、気にせずイチャつきますか?

 

提督「つく!つきたい!」

若葉「だめ」

提督「ちぇー」

 

NO16 相手のイメ-ジカラ-を教えて下さい。

 

提督「黒かなぁ」

若葉「深緑……か?」

 

NO17 相手に着て欲しい服、つけて欲しいアイテムなどはありますか?

 

提督「ユルユルのシャツにネクタイが好き」

若葉「煙草加えているのは見ていて悪くないな」

 

NO18 嫉妬はしてしまう方ですか?

 

提督「あれは?」

若葉「私公認だから違うだろ」

 

NO19 浮気は許せますか?

 

提督「しないから大丈夫」

若葉「してもいいぞ?」

提督「え?」

若葉「最後は私のところに帰ってくるって知っているから」

 

NO20 もしも、相手が素敵な美女と、町を歩いていたらどうしますか?

 

提督「ショタに間違われてナンパされたのかなと思う」

若葉「ショタってなんだ?」

 

NO21 くだらない理由でしてしまった喧嘩はありますか?

 

提督「喧嘩じゃないけど俺がいつも書類残して怒られる」

若葉「たまに制服で寝ているときに怒られる」

 

NO22 (あるなら)その理由は何ですか?

 

提督「制服のまま寝てもきちんと眠れないから」

若葉「書類残す理由がいつも誰かと遊んでるから」

 

NO23 身長は何cmですか?

 

若葉「154センチだ」

 

NO24 その身長で、困った事はあり

ますか?(あるならどんな時?)

 

若葉「……提督に抱きつく時にうまく身長が合わない」

 

NO25 言われるとドキッとする言葉を教えて下さい。

 

提督「たまに俺が寝ていると思っている時に言ってくれる愛してますが好き」

若葉「き、聞いていたのか!」

 

NO26 相手の好きな食べ物を知っていますか?

 

提督「知ってる」

若葉「まぁ、一緒に暮らしているからな」

 

NO27 それは何ですか?

 

提督「秘密。でも、見ていたら好きなものは無言でモキュモキュ食べるから分かりやすいよ」

若葉「提督も好きな食べ物は最後に食べるからな」

 

NO28 相手と自分、どちらが頭がいいと思いますか?

 

提督「若葉」

若葉「提督」

 

NO29 これだけは相手に負けないという特技を教えて下さい。

 

提督「なんかあったっけかな?」

若葉「提督、最近ダーツハマってるだろ。それは若葉も勝てない」

提督「若葉も始めたら?すぐに追いつけるだろ」

 

NO30 相手の事を、食べ物に置き換えてみてください。

 

提督「食べ物じゃないけど『 わかば』」

若葉「安直な……。提督は……林檎?」

提督「え、何で?」

若葉「分からない。なんとなくパッと浮かんだ」

 

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

 

「はい!いじょうです。お疲れ様でした」

 

青葉がそう言うと俺と若葉もふーっと一息つく。改めてそういう質問をされると結構恥ずかしいものだ。

 

「今度の新聞、楽しみにしていてくださいね!」

「ああ、いの一番に俺達の所に頼むよ」

 

そう言って青葉と別れる。

帰り道、若葉と手を繋ぎながら無言で歩く。俺の方が歩幅が大きいから若葉の歩幅に合わせて少し緩やかに歩く。そんな気遣いが出来る相手が隣にいることが何よりも嬉しい。

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