問題児と力を受け継いでしまった者が異世界から来るそうですよ? 作:皐月の王
プロローグ
春風が吹き新しい生活を祝う、しかし今年の春は一段と肌寒く感じる、そんな中、河原で赤いコートを着てイアホンをつけて音楽を聞きながら寝ている少年がいた。
「あー、卒業式かぁ、まぁいいよな、なんにも面白くないし」
彼は神薙竜輝、都内の中学校に通っていた少年だ。肌寒い風が吹き抜ける、が竜輝にはどうでもいい、本当に心の底からどうでもいいと思っている。
「周りと同じだったら面白いだろなぁ。あーあー面白くないなぁ」
電車の音がきこえ、風が吹く、音楽は鳴り止まず耳に入る。しばらくすると
「おい!いたぞ!神薙だ!ここであったが100年目覚悟してもらうぜ!」
不良20人あまりが、周りに集まる、金属バットや、材木などを持っている。奴らは、半年前に竜輝に因縁をつけてきた連中だ
「はぁーーーーー本当につまんねぇ」
盛大にため息をつき、立ち上がる。
「めんどうだな」
数秒後
「す・・・すみませんでした。・・・もう・・・このようなこと・・・二度と・・・しません」
全身をフルボッコにされ、不良は謝罪の言葉を吐く
「そんな事言って今日で5回目だ。どうせまた喧嘩を振ってくるんだったら、言わないでくれ」
不良の腹部に"軽く"蹴りを入れ気絶させる
「・・・・・・面白くないなぁ、買い物でも行こ」
お気に入りのコートを整えスーパーに向かう
「あっ・・・安売りの時間が・・・・すぎている・・・」
スーパーでの買い物を終え家に帰宅している。
「ただいまー」
誰もいない部屋に、返事が返ってこない部屋のテーブルの上に買い物袋を置く、するとある物が目に入る。それを手に取る
『神薙竜輝殿へ』
手紙だった、しかし不可解なことがある。部屋の鍵は閉めていた、窓もしっかりと鍵をしていた。それなのに、竜輝宛に手紙が部屋に来ている。怪盗気取りの仕業かと思ったが、警報がなった後がない、侵入した痕跡はない。ちょっとしたミステリーだ、侵入方法不明、おまけに手紙を置いていく所業。そこに退屈から一つの幸福が生じる。どこの誰かは知らないが、感謝する。そんな気持ちになった。神威は胸を躍らせる。高鳴る気持ちを抑えて手紙の封を解き手紙の内容を見る。
『悩み多し異才を持つ少年少女に告げる。その才能(ギフト)を試すことを望むのならば、己の家族を、友人を、財産を世界の全てを捨て、我らの“箱庭”に来られたし』
読み終えると同時に浮遊感が襲う。下を見ると、急転直下、上空4000メールほどの位置で投げ出されていたのだ。落下に伴う圧力に苦しみながらも、笑がこぼれた。あの手紙は怪盗気取りの手紙では無く、完全に未知なるものからの未知の招待状だったのだ。
「はっ!…楽しみだ…」
そう思い、上空4000メールから、落下し、緩衝材のような幕を幾つか通り、湖に投げ出される
「きゃ!」
「わっ!」
「うわっ!」
ばしゃん、と4つの音を湖は立てた
初の作品ですw
ほにゃーさんの問題児作品を見て書く気になりました。
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