問題児と力を受け継いでしまった者が異世界から来るそうですよ?   作:皐月の王

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第一巻終了!


今回は、かなりの無茶&無知&無謀な話が出ますが、寛容に受け止めてください!


エピローグ

現在進行形で服を作っている、理由はレティシアをメイドにするという事で、服の制作を買って出たのだ。採寸は黒ウサギに頼み、そのサイズを聞いて作業に取り掛かっている、何故か、未完成の女の子用のワンピースの服があったので改良している。あと何故か執事服も

 

「ここはもう少し長いほうがいいのかな?」

 

など独り言を繰り返しながら、制作中である。ここに来るまでにバイトで、裁縫やお菓子作りやお茶の入れ方を教わり、修めるレベルじゃなく、極めろと言われ、厳しい教育を耐えて認められた、ただ経験を語ってくれと言われると寒気がするので遠慮したい

 

格闘する事数時間で完成した、部屋には『入るな危険』の立てかけをしてあるから誰も入ってこない、後は執事服を仕上げるのみ

 

耀side

 

「「「じゃあこれからよろしく、メイドさん」」」

 

「え?」

 

「え?」

 

「・・・え?」

 

"ペルセウス"とのギフトゲームが終わり、レティシアを助けて目を覚まして私達の開口一番はこれだった。

竜輝は今部屋にこもって何やら、作業をしている。話はメイドにしようと言ったら

 

『じゃあ、俺はする事が出来たから、少し部屋に籠るよ』

 

といい、姿を表していない、何しているんだろう

 

「え?じゃないわよ今回のゲームで活躍したの私たちだけじゃない?あなた達はくっ付いてきただけだもの」

 

「うん、私なんて力一杯殴られたし、石になったし」

 

「あ、それ私も」

 

「つーか挑戦権持ってきたのおれだろ?あーでもルイオスとアルゴール倒したの、竜輝だな、というわけで所有権は3:3:2:2で話は付いた」

 

 

ちなみに竜輝と十六夜が3、私と飛鳥が2

 

「何を言っちゃってんでございますかこの人達!?」

 

黒ウサギとジンは混乱している。

そんな中、当事者であるレティシアは冷静だった

 

「んっ・・・・・・ふ、む。そうだな。今回の件で、私は皆に恩義を感じている。コミュニティに帰れたことに、この上なく感動している。だが、親しき仲にも礼儀あり、コミュニティの同士にもそれを忘れてはならない。君達が家政婦をしろというのなら、喜んでやろうじゃないか」

 

「レ、レティシア様!?」

 

黒ウサギはすごい焦っている。

 

「私、ずっと金髪の使用人に憧れていたのよ。私の家の使用人ったらみんな華も無い可愛げの無い人達ばかりだったんだもの。これからよろしく、レティシア」

 

「よろしく・・・・・・いや、主従なのだから『よろしくお願いします』の方がいいかな?」

 

「使い勝手がいいのを使えばいいよ」

 

「そ、そうか。・・・・・・いや、そうですか? んん、そうでございますか?」

 

「黒ウサギの真似はやめとけ」

 

するとドアがノックされる、すると十六夜が

 

「竜輝か?入ってきていいぜ」

 

「やっと、人仕事終わったよ、黒ウサギが未完成の服を渡してくれなければ、間に合ってないところだったよ」

 

そこに立っていた竜輝の服装は、執事服だった

 

「十六夜、レティシアのメイド服仕上げたよ」

 

「おう・・・それでお前のその服装は?」

 

「うん?まぁ、執事服だね、俺も色々したいし。この服装で行こうかなぁと、何故かあったし」

 

思考が止まっていた、執事服が似合う竜輝を見て固まっていた

 

「ん?君は・・・・どこかであったかな?」

 

「うん?俺は神薙竜輝だ、父さんが神薙辰希、母さんが神薙輝夜、その2人の子供だよ、レティシア姉さん」

 

「そうか。御父様と御母様の子だったか。どうりで似てるわけだ。だが、私はもうメイドだ。姉さんはやめてくれ」

 

「まぁ、俺もギフトゲーム参加する時以外は基本使用人みたいな感じに動くから、姉さんと呼ばしてもらうよ」

 

「そうか」

 

そんな風に楽しそうに会話する俺達をみて黒ウサギは肩を落としていた。

 

耀side end

 

竜輝side

それから三日後

俺達は黒ウサギ主催の歓迎会に参加させらた。子供達を含めた“ノーネーム”総勢一二七人+一匹は水樹の貯水池付近に集まり、ささやかながら料理が並んだ長机を囲んでいた。

 

「だけどどうして屋外の歓迎会なのかしら?」

 

「うん。私も思った」

 

「黒ウサギなりに精一杯のサプライズってところじゃねえか?」

 

「それじゃあ、明日から頑張らないとね、はい、次の料理だよ」

 

ジンに聞いた話によるとコミュニティの財政はかなり危険らしい後数日で底が付くとのことだ。俺達4人でフル活動すれば何とかなるかもしれないが100人を超える子供たちを養うのはきついものがある。黒ウサギ使用許可がおりた食材で、料理を作り運んでいる

 

 

「無理しなくていいって言ったのに・・・・・・馬鹿な娘ね」

 

「そうだね」

 

飛鳥の苦笑に耀も苦笑で返す。

 

「それでは本日の大イベントが始まります!みなさん、箱庭の天幕に注目してください!」

 

黒ウサギに言われて天幕を見ると大量の流れ星が流れていた。

 

「この流星群を起こしたのは他でもありません。我々の新たな同士、異世界からの四人がこの流星群の切っ掛けを作ったのです」

 

「「「「え?」」」」

 

十六夜までもが驚く。

 

「箱庭の世界は天動説のように、全てのルールが此処、箱庭の都市を中心に回っております。先日、同士が倒した“ペルセウス”のコミュニティは、敗北の為に“サウザンドアイズ”を追放されたのです。そして彼らは、あの星々からも旗を降ろすことになりました」

 

そ、それって、まさか星座をあの空から

 

「・・・・・なっ・・・・・・まさか、あの星空から星座を無くすというの!?」

 

「今夜の流星群は“サウザンドアイズ”から"ノーネーム"への、コミュニティ再出発に対する祝福も兼ねております。星に願いをかけるもよし、皆で鑑賞するもよし、今日は一杯騒ぎましょう♪」

 

 

飛鳥の驚きに黒ウサギは笑みを浮かべて返す。とんでもない話だ

 

「こいつはいい目標ができたな」

「目標?なんでございますか?」

 

「あそこに俺達の旗を飾る」

 

その言葉に黒ウサギは絶句するが、すぐに笑みを浮かべる。

 

「それは・・・とてもロマンが御座います」

 

「だろ?」

 

「はい!」

お、なにやらいい雰囲気。

 

お邪魔虫は退散しますか。

笑い合ってる十六夜と黒ウサギに背を向けて耀と飛鳥のとこに戻る。

 

「さぁ、お嬢様方、自分手作りのデザートは如何でしょうか?」

 

「様になってるわね、竜輝君」

 

「うん、すごい」

 

「ありがとうな」

 

 

それからしばらくして

 

「なぁ、竜輝、ひとつ聞いていいか?」

 

「どうしたの姉さん」

 

「白夜叉からどんなふうに聞いたんだ?」

 

「それは説明するよ、俺が聞いた話は

 

回想

 

遡ることガルドとのギフトゲーム前夜

 

「なぁ、白夜叉、その元魔王って名前なんて言うんだ?」

 

「ほう、やはり気になるか?」

 

そりゃ、気になる、元魔王と言われる人物だ・・・人じゃないかもしれないけど

 

「その言葉を待っておったぞ竜輝!まぁそやつの名前はレティシア・ドラクレア。吸血鬼の純血種じゃ」

 

「純血種?まぁそれで、何故待っていたんだ?」

 

「まぁ、楽しみの一つでもあったからなぁ、やつは、一応、形式上お前の姉に当たる」

 

「・・・は?いや、少し待って、吸血鬼が俺の姉さん?俺は人間だし、両親も人のはず、話が分からない」

 

白夜叉も少し困った顔をする

 

「まぁ、何じゃ。辰希と輝夜が1人だったレティシアと関わり、娘のように接してて、養女にならないかと声をかけていたんだ、レティシア自身も、その2人の事を好いていたが、時間が欲しいかったから、考えさせてほしいと言ったのじゃ。2人は二つ返事で了承した。だが、数日後、辰希と輝夜はとあるギフトゲームに敗北し、箱庭とは違う別世界に行くことになった、辰希と輝夜はレティシアに別れを言って去った、レティシアはその時、御父様、御母様と言ったんじゃよ、2人は元気でな!達者でなと泣きながら去ったよ」

 

「・・・そんなことがあったのんだな・・・義理の姉さんかぁ」

 

「湿っぽい話じゃな、さぁさぁ飲め飲め」

 

回想終了

 

「こんな感じ、だけど、間違いとかあった?」

 

「いいや、無い、さぁパーティーに戻るぞ、竜輝」

 

「うん」

 

 




次回からは、火竜生誕祭です乞うご期待(適当に期待しておいてくださいwww)
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