問題児と力を受け継いでしまった者が異世界から来るそうですよ? 作:皐月の王
第1話:問題児たちが脱退するかもだそうですよ?
俺の1日は早い、早朝に起き、ノーネームの菜園とは別に、規模は同じくらいの菜園を作っている、主に、玉ねぎやトマト、ピーマン、茄子を栽培中だ、気を切って、枝を燃やし、養分にして、作っている。現在は、雑草抜きと、成長を見ている
「ふぅ・・・あとは水やりだな」
「お疲れ様です!竜輝さん」
後ろから、声が掛かる、後ろを見ると、割烹着に狐耳が特徴の子の年長組
「朝早いんだね、リリ、もう一つの菜園も世話はしてあるよ」
「ありがとうございます!」
朝の農作業を終え、執事服に着替える。子供達と一緒に朝食を作り上げた
「よし、じゃあ俺は耀達を起こしてくる」
ドアをノックする
「誰?」
「執事の神薙竜輝でございます。朝食が出来上がったので及びにまいりました」
少し気取った風に言う、耀は驚いた様子で
「まっ、待ってて!今用意する」
「慌てなくていいから」
そんなこと言って、待ってる昨日の話を思い出す、北側で行われる大祭の話、俺を含めた四人で話し合って、この話は黙っておこうと言っていた話だ。
「お待たせ」
「うん大丈夫、飛鳥も起こそう、朝ごはんが冷めたら美味しくないから」
「うん」
その後、飛鳥は、4ラウンドのTKO負けを喫したのは別の話である、耀の根気のある?ドアノックが飛鳥を身支度へと駆り立てた…
「用意出来たわ。どうぞ」
「「失礼します」」
「し、失礼します」
「ごめんね、飛鳥。せっかく作った朝食が冷めたら勿体ないと思って・・・」
「い、いいのよ春日部さん」
その後、4人で雑談と農園について話した
「じゃあ、目下の目標は土地の再生ということにしましょう。黒ウサギも相談をーーー」
話がまとまりかけた時。ヒラヒラと手紙が降ってきた、封蝋には向かい合う双女神の紋"サウンドアイズ"の旗印が刻まれていた。リリは大きく息を呑んで叫んだ。
「す・・・凄いです!"サウンドアイズ"の印璽が押された封蝋なんて始めた!コレは白夜叉様が直々が印を押した、ギフトゲームへの招待状ですよ!」
「白夜叉から?」
「あのフロアマスターの?」
耀と飛鳥は嬉々として封を切った、内容は北側で行われる、大祭の事だった
「これ、黒ウサギとジンと姉さんと話してたヤツだ・・・はっ!?」
自分の発言で、悪寒が走るしかし時すでに遅し、後頭部に痛みを感じた時には遅かった…ああ言うんじゃなかった
竜輝side end
飛鳥side
今は竜輝君には眠ってもらうしかない、そう判断した私は、春日部さんにお願いと言うか、春日部さんも乗り気で竜輝君を気絶させた、まぁ私達に黙ってたことだし、許してもらいましょう。
「これからどうする?」
「とりあえず、十六夜君の所に行きましょう」
探すこと十数分、地下の書庫にいた
「十六夜君何処にいるの!?」
十六夜君は眠たそうに
「・・・うん?ああ、お嬢さまか・・・」
と二度寝しようとする十六夜君に、本を踏み台にして、側頭部に膝蹴りをじた
「起きなさい!」
「させるか!」
「グボハァ!?」
私の蹴りは、ジンくんが盾に使われ防がれてしまった、ジンは三回転半して吹き飛んだ
「ジ、ジン君がグルグル回って吹き飛びましたよ!?大丈夫!?」
「側頭部に飛び膝蹴りを食らって大丈夫な訳ないと思うな」
状況は私がいて、眠そうな十六夜君、混乱しているリリ、無表情の春日部さん、そして、春日部さんに担がれている伸びた竜輝君、だけど気にもとめず言う
「十六夜君、ジン君!緊急事態よ!二度寝してる場合じゃないわ!」
「そうかい。取りあえず、側頭部にシャイニングウィザードは止めとけ。
俺はともかく御チビの場合は命に関わ」
「って僕を盾に使ったのは十六夜さんでしょう!?」
復活したジン君が十六夜にツッコミを入れる。
「大丈夫よ。だってほら、生きてるじゃない」
「デッドオアライブ!?というか生きてても致命傷です!飛鳥さんはもう少しオブラードにと黒ウサギからも散々」
「御チビも五月蠅い」
十六夜君が投げた本の角が的確にジンの頭に当たり、加えて先ほど以上の速度で後ろに飛ぶ。
「それで?人の快眠を邪魔したんだ。相応のプレゼントがあるんだろうな」
睡眠を邪魔されて不機嫌な十六夜君、だけど、気にしていられない。二度寝を邪魔されたのは私も一緒なのだから
「いいからコレ読みなさい。絶対に喜ぶわよ」
不機嫌な表情のまま十六夜君は手紙を読む。
「何々?北と東の“階層支配者”による共同祭典“火龍誕生祭”の招待状?」
「そう!よくわからないけどきっと凄いお祭りだわ。十六夜君もわくわくするでしょ?」
「おい、ふざけんなよ。こんなことで人の快眠邪魔して側頭部にシャイニングウィザードを決めようとしたのかよ!?それに、なんだよこのラインナップ!?『北側の鬼種や精霊達が作り出した美術工芸品の展覧会および批評会に加え、様々な"主催者"がギフトゲームを開催。メインは"フロアマスター"が主催する大祭を予定しております』だと!?クソが!少し面白そうじゃねえか、行ってみようかなオイ♪」
「ま、待ってください!北側にいくにしてもせめて黒ウサギのお姉ちゃんに相談してから、ジン君も起きて!皆さんが北側に行っちゃうよ!」
「・・・・北?・・・北側だって!?」
気絶していたジン君が目を覚まし飛び起きた
「ちょ、ちょっと待って下さい!北側に行くって本当ですか!?」
「ああ。そうだが?」
「何処にそんな蓄えがあると思ってるんですか!?此処から教会壁までどれだけあると思っているんです!?リリも、大祭の事は皆さんには秘密にと――――」
ジン君はどうやら北側の大祭の事を知ってたらしい。
「そっか。こんな面白そうなお祭りを秘密にされてたんだ、私達。ぐすん」
「コミュニティを盛り上げようと毎日毎日頑張ってるのに、とっても残念だわ。ぐすん」
「ここらで一つ、黒ウサギ達に痛い目を見てもらうのも大事かもしれないな。ぐすん」
ジン君は失言に気づいたようで、竜輝君を探すが、お生憎、竜輝君はこっちの手の中、ジン君は汗をダラダラにながし青ざめている。
黒ウサギのお姉ちゃぁぁぁぁぁん!大変―――!」
「リリ!?どうしたのですか!?」
「飛鳥様が十六夜様と耀様と気絶した竜輝様を連れて・・・・・・・・あ、こ、これ、手紙!」
『黒ウサギへ。
北側の四〇〇〇〇〇〇外門と東側の三九九九九九九外門で開催する祭典に参加してきます。貴女も後から必ず来ること。あ、あとレティシアもね。
私達に祭りの事を意図的に黙っていた罰として、今日中に私達を捕まえられなかった場合"四人ともコミュニティを脱退します"。死ぬ気で探してね。応援しているわ。
P/S ジン君は案内役に連れて行きます、あと竜輝君もこっち側です』
「な、―――――何を言ちゃってんですかあの問題児様方ああああ――――――!!!」