問題児と力を受け継いでしまった者が異世界から来るそうですよ?   作:皐月の王

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遅れてすいません!
失踪スレスレでしょうが、待っていたのならありがたいです!

あとは今回は長いですね(遠い目)


第7話:試練のギフトゲームだそうですよ?

「水平に廻る太陽……そうか、"白夜"と"夜叉"。あの水平廻る太陽やこの土地は、お前を表現しているってことか」

 

「如何にも。この白夜の湖畔と雪原。永遠に世界を薄明に照らす太陽こそ、私がもつゲーム盤の一つだ」

 

この土地全部がゲーム盤だと白夜叉は事も無げに言う。笑えない話だ、しかもこのゲーム盤は他にあるゲーム盤の一つというのが一段と笑えない

 

「これだけの莫大な土地が、ただのゲーム盤!?」

 

「如何にも。して、おんしらの返答は?"挑戦"であるなら、手慰み程度に遊んでやる。ーーーだがしかし"決闘"を望むなら話は別だ。魔王として、命と誇りをかけて戦おうではないか」

 

もし決闘を挑めば命はない、それほどに実力の差は一目瞭然であるが、十六夜達は自分達がが売った喧嘩を、このような形で取り下げるにはプライドが邪魔をしていた

 

しばらく沈黙が続き、諦めたように笑う十六夜が挙手し、

 

「参った。降参だ、白夜叉」

 

「ふむ?それは決闘ではなく試練を受けるということかの?」

 

「ああ、これだけのゲーム盤を用意できるんだからな。アンタにはその資格がある。ーーーーいいぜ。"試されてやるよ"魔王様」

 

苦笑と共に吐き捨てるような物言いをした十六夜を、白夜叉は堪え切れず高らかに笑い飛ばした。プライドが高い十六夜にしては最大の譲歩なのだろうが『試されてやる』とはかわいい意地の張り方だといって白夜叉は笑う。

 

「く、くく・・・・・して、他の童達も同じか?」

 

「・・・・ええ、私も試されてあげてもいいわ」

 

「右に同じく」

 

「……おんしだけじゃな?他の奴らと違って勝負を仕掛けてこなかったのは。試練と決闘おんしはどっちじゃ?青いコート」

 

その時、一瞬白夜叉の目が面白いものを見つけた子供のような目をして、苦手なヤツを見るような目もした。極めて後者は一瞬だ

 

「勿論試練を受ける、と言うか、あんたは俺の答えを知ってたんだろ?全部の牽制を見透かしていたし」

 

「いつそんなことをしていたのでございますか!?」

 

黒ウサギはびっくりして竜輝に聞く

 

「座って話を聞いている最中に3回、3回で勝てないどころか、遊ばれるのがわかったから手を引いた」

 

「そうか」

 

白夜叉との会話を終えると黒ウサギがまた文句を言い始めた。

 

「も、もう!お互い相手を選んで下さい!竜輝さんは違いますが"階層支配者"に喧嘩を売る新人と、新人に売られた喧嘩を買う"階層支配者"なんて、冗談にしても寒すぎます!それに白夜叉様が魔王だったのはもう何千年も前のことじゃないですか!!」

 

「何?じゃあ元・魔王様ってことか?」

 

「はてさてどうだったかな?」

 

元魔王、今の姿は仮の姿の確率が高いな。ケラケラと悪戯ぽく白夜叉が笑っているその時山脈の遠くから甲高い声が聞こえた。いち早くその声に耀は反応した。

 

「何、今の鳴き声。初めて聞いた」

 

「ふむ、あやつか。おんしら三人にはうってつけかもしれんの」

 

3人?1人足りない、多分メンバーは飛鳥、耀、俺だろう。十六夜は見学じゃないかな?蛇神倒したんだから試練なくともいい気がする

 

「グリフォン!?嘘っ・・・本物!?」

 

「如何にも。あやつこそ鳥の王にして獣の王 "力" "知恵" "勇気" の全てを備えた、ギフトゲームを代表する獣だ」

 

白夜叉がグリフォンを手招きするとグリフォンは白夜叉に近づき深く頭を下げた。

 

「され、肝心の試練だがの。おんしら3人とこのグリフォンで"力" "知恵" "勇気"

のいずれかを比べ合い、背にまたがって、湖畔を舞う事ができればクリア、という事にしよう」

 

『ギフトゲーム名:"鷲獅子の手綱"

 プレイヤー一覧 逆廻 十六夜

         久遠 飛鳥

         春日部 耀

・クリア条件 グリフォンの背に跨り、湖畔を舞う。

・クリア方法 "力" "知恵" "勇気" の何れかでグリフォンに認められる。

・敗北条件 降参か、プレイヤーが上記の勝利条件を満たせなくなった場合。

 

 宣誓 上記を尊重し、誇りと御旗とホストマスターの名の下、

ギフトゲームを開催します。

       "サウザンドアイズ"印』

 

・・・あれ?俺の名前がない

 

「白夜叉、俺の名前が無いんだけど。気のせいかな?」

 

「おんしには特別なギフトゲームを用意してやる。そこでゆっくりと見学でもしとれ」

 

嫌な予感しかしないのは気のせいなのか?とりあえず白夜叉の言う通りに見学する。

 

「私がやる」

 

読み終えると、ピシ!と指先まで綺麗に挙手したのは耀だった。

 

『お、お嬢・・・・大丈夫か?なんや獅子の旦那より遥かに怖そうやしデカイけど』

 

「自信があるようだがこれは結構な難物だぞ?失敗すれば大怪我ではすまんが」

 

「大丈夫、問題ない」

 

耀の目は真っ直ぐにグリフォンを見ている。その目は探し続けた宝物が目の前にあるような子供の目である

 

「OK。先手は譲ってやる。失敗するなよ」

 

「気を付けてね、春日部さん」

 

「うん。頑張る」

 

呆れたように苦笑いを浮かべ十六夜と飛鳥は耀を応援する。

 

「耀」

 

「うん?」

 

「このコート貸すよ、春のやつだけど、無いよりはマシだと思うから。流石にその恰好で山頂付近は寒すと思うから」

 

「ありがとう」

 

耀にお気に入りのコートを渡し離れる。耀は俺のコートを羽織、グリフォンに近づき、幻獣へのファーストコンタクト、初めての経験。慎重に話しかけた

 

「えっと初めまして、春日部耀です」

 

『!?』

 

ビクンッ!!とグリフォンの四肢がはねた。その瞳からは警戒心が薄れた

 

「ほう……あの娘、グリフォンと言葉を交わすか」

 

「私と誇りを賭けて勝負しませんか?」

 

『・・・・何・・・・!?』

 

グリフォンの声が聞こえた…幻獣の声も聞こえるらしい

 

「貴方が飛んできたあの山脈。あそこを白夜の地平から時計回りに大きく迂回し、この湖畔を終着点と定めます。

その間に背に乗った私を振るい落せば貴方の勝ち、落とせなければ私の勝ち……どうかな?」

 

グリフォンは如何わしげに大きく鼻を鳴らして尊大に問い返す。

 

『娘よ。お前は私に"誇りをかけろ"と持ちかけた。確かに娘一人振るい落せないならば私の名誉は失墜するだろう。だが娘よ誇りの対価としてお前は何を賭す?』

 

「命を賭けます」

 

即答だった。余りに突飛な返答に黒ウサギと飛鳥から驚きの声が上がった

 

「だ、駄目です!」

 

「か、春日部さん!?本気なの!?」

 

「貴方は誇りを賭ける。私は命を賭ける。もし、転落して生きていても私は貴方の晩御飯になります。それじゃ駄目かな?」

 

『………ふむ』

 

耀の提案に黒ウサギと飛鳥はますます慌てる。それを白夜叉と十六夜が制す

 

「双方、下がらんか。これはあの娘から切り出した試練だぞ」

 

「ああ。無粋なことはやめとけ」

 

「そういう問題ではございません!同士にこんな分の悪いゲームをさせるわけにはーーー」

 

「黒ウサギ、少し黙っててくれ」

 

「りゅ、竜輝さん!このゲームは一歩間違えれば耀さんが死んでしまうんですよ!そうなってはからでは遅いんですよ!」

 

「自身がなけりゃ、自ら言わねぇと思うし、同士と言うのであれば、耀を信じてやれ、それとも、耀が負けるとしか思って居ないのか?悪いが俺は耀が勝つと信じてるぜ?」

 

俺の言葉に黒ウサギは、渋々と納得して下がる。その間に耀は、グリフォンに跨り手綱を握っていた。

 

「始める前に一言だけ・・・私、貴方の背中に跨るのが夢の一つだったんだ」

 

『ーーーそうか』

 

そして、ゲームが始まった。

大地より離れて数十m。グリフォンの持つ翼は大きく広げたままで固定されている。グリフォンの翼は推進力にしているわけではないことに驚いた。

グリフォンが山を迂回し、戻ってきた。湖畔の中心まで疾走したグリフォン。耀の勝利が決定したその瞬間、耀の手から手網が外れた。

 

『何!?』

 

「春日部さん!?」

 

安堵の声を漏らす暇も、賞賛をかける暇もない。耀は慣性にのまま落ちていく。助けに行こうとした黒ウサギを十六夜が掴む。

 

「は、離し――」

 

「待て!まだ終わってない!」

 

十六夜の言う通りまだ終わっていなかった。耀の体が翻る。慣性を殺すような緩慢な動きはやがてゆっくりと落ち始め、空から見えない階段を使って降りて来る感じだった。耀のギフトは動物との対話意外にその動物の特性を貰うことが出来るようだ。だが、疲労していたのか、まだ、慣れていないのかバランスを崩し、落下し始める、地上まであと約15m、間に合う。黒ウサギや飛鳥が慌てる中俺は冷静に駆け出し、跳んだ・・・第1宇宙速度を優に超え、途中で減速し空中の耀に向かいお姫様抱っこで受け止める。しかし、俺の体は、重力に従わず、その場に立つ、空中に浮いている状態だ。

 

「へ~」

 

「ほう」

 

「「はっ?」」

 

上から十六夜、白夜叉、黒ウサギと飛鳥だ。

 

「大丈夫?」

 

「う、うん・・・・・ありがとう」

 

地面に降り立つと三毛猫が駆け出して飛びついてきた。

 

『お嬢!怪我はないか!?』

 

「大丈夫。竜輝のコートのお陰で平気だよ」

 

『小僧!感謝するで!』

 

「おっ、おう。気にするな」

 

耀からコートを返してもらうと十六夜が近づいてきた。あとコートがパッキパッキに凍りついていた。

 

「やっぱりな。お前のギフトって、他の生き物の特性を手に入れる類だったんだな」

 

軽薄な笑みに、むっとしたような声音で耀が返す。

 

「……違う。これは友達になった証。けど、いつから知ってたの?」

 

「ただの推測。お前、黒ウサギと出会った時に“風上に立たれたら分かる”とか言ってたろ。そんな芸当は人間にはできない。だから春日部のギフトは他種とコミュニケーションをとるわけじゃなく、他種のギフトを何らかの形で手に入れたんじゃないか……と推察したんだが、それだけじゃなさそうだな。あの速度で耐えられる生物は地球上にいないだろうし?」

 

『見事。お前が得たギフトは、私に勝利した証として使って欲しい』

 

「うん。大事にする」

 

「いやはや大したものだ。このゲームはおんしの勝利だの。……ところで、おんしの持つギフトだが。それは先天性か?」

 

「違う。父さんに貰った木彫りのおかげで話せるようになった」

 

「木彫り?」

 

『お嬢の親父さんは彫刻家やっとります。親父さんの作品でワシらとお嬢は話せるんや』

 

「ほほう………彫刻家の父か。よかったらその木彫りというのを見せてくれんか?」

 

頷いた耀は、ペンダントにしていた木彫りの細工を白夜叉に渡す。

白夜叉は渡された手の平大の木彫りを見つめて、急に顔を顰める

 

「複雑な模様ね。何か意味があるの?」

 

「意味はあるけど知らない。昔教えてくれたけど」

 

「・・・・・・これは」

 

白夜叉だけでなく、十六夜、黒ウサギも鑑定に参加する。表と裏を何度も見直し、幾何学線を指でなぞる。

 

「材質は楠の神木・・・?神格は残っていないようですが・・・この中心を目指す幾何学線・・・そして中心に円状の空白・・・もしかしてお父様の知り合いには生物学者がおられるのでは?」

 

「うん。私の母さんがそうだった」

 

「生物学者ってことは、やっぱりこの図形は系統樹を表しているのか白夜叉?」

 

「おそらくの・・・ならこの図形はこうで・・・この円形が収束するのは・・・いや、これは・・・これは、凄い!本当に凄いぞ娘!!本当に人造ならばおんしの父は神代の大天才だ! まさか人の手で独自の系統樹を完成させ、しかもギフトとして確立させてしまうとは!これは正真正銘"生命の目録"と称して過言ない名品だ!」

 

白夜叉はこれでもかと興奮している

 

「系統樹って、生物の発祥と進化の系譜とかを示すアレ?でも母さんが作った系統樹の図は、もっと樹の形をしていたと思うけど」

 

「うむ、それはおんしの父が表現したいモノのセンスが成す業よ。この木彫りをわざわざ円形にしたのは生命の流転、輪廻を表現したもの。再生と滅び、輪廻を繰り返す生命の系譜が進化を遂げて進む円の中心、すなわち世界の中心を目指して進む様を表現している。中心が空白なのは、流転する世界の中心だからか、世界の完成が未だに視えぬからか、それともこの作品そのものが未完成の作品だからか」

 

なるほど、円形にはそんな意味があったのか。そう考えるとウロボロスの絵も円形に見えなくはないな、あれの意味も死と再生の筈だから

 

「うぬぬ、凄い。凄いぞ。久しく想像力が刺激されとるぞ! 実にアーティスティックだ!おんしさえよければ私が買い取りたいぐらいだの!」

 

「いやいや、ダメだろ」

 

白夜叉の手から耀のペンダントを奪い取り耀に渡す。

 

「それじゃあ次は俺かな?」

 

「そうじゃ、その前におんしだけは移動じゃ」

 

直後俺の足元に穴が開く

 

「なぁ白夜叉もっといい移動はないのか?」

 

「good luckじゃ」

 

「ふざけんなぁああああああ」

 

俺はその穴へと落ちていく、穴も塞がった・・・え?俺どうすればいいの!?そう思っていると、出口が見えなんとか着地した

 

「ここはどこだ?」

 

『到着したようじゃの、内容はコレじゃ』

 

『ギフトゲーム名:視線と死線の幻獣を討て

プレイヤー一覧:神薙竜輝

・クリア条件バジリスクとコカトリスの討伐

・クリア方法 ギフトを駆使して、2体を倒す

・敗北条件 プレイヤーが棄権した時、上記の条件を満たせなくなった場合

 

宣誓 上記を尊重し、誇りと御旗とホストマスターの名の下、ギフトゲームを開催します。

"サウンドアイズ"印』

 

直後強烈な悪寒が走り抜ける。本能がいち早くその場から逃げろと

 

「(バジリスクとコカトリスだと!?)」

 

そう心で叫びながら、全力で第1宇宙速度を超える速度で離脱し身を隠す、俺がいたところには、バジリスクとコカトリスと思わしき幻獣がいた。

 

耀side

 

ゲーム内容とゲームが始まった瞬間黒ウサギは白夜叉に抗議をした

 

「白夜叉様!!どんな考えがあるかは知りませんが今すぐギフトゲームを中止してください!このままだと竜輝さんが死んでしまいます!!」

 

「黒ウサギそんなに危険なの?そのバジリスクとコカトリスは」

 

飛鳥が尋ねると、十六夜が答える

 

「バジリスクは毒が強力で匂いだけで他のヘビを殺し、息に含まれた毒は石を砕く。見ただけで死をもたらすことも出来るそうだ。コカトリスも似たようなものだな、人に槍で襲われるとその槍を伝って毒を送り込んで逆に殺したり、水を飲んだだけでその水場を長期間にわたって毒で汚染したりとな。なんて楽しそうなヤツを相手にしているだよ竜輝俺がやりたいくらいだぜ」

 

それを聞いた飛鳥は黒ウサギと一緒に止めるように言った。

 

「竜輝・・・大丈夫かな」

 

『きっと大丈夫やでお嬢』

 

「聞いているのですか白夜叉様!」

 

「少し黙らんか黒ウサギ。私の感が当たっているのなら、やつはあの幻獣どもには遅れはとらん」

 

白夜叉はそう言った、黒ウサギはそれでは納得出来ないと言おうとした、それを止めたのは

 

「黒ウサギ、待って止めないで」

 

「耀さん!?何を言っているのですか!?このままでは」

 

「私は竜輝を信じる。竜輝が私が勝つのを信じたように、私は竜輝を友達が勝つのを信じる」

 

その言葉を言われ黒ウサギは黙った

 

「でも竜輝になんとか出来る策があるのか?まぁ当事者のやつは考えているみたいだが」

 

竜輝side

 

考えれば考えるほど、泥沼に入りそうだ。バジリスクとコカトリス・・・・無茶がすぎる・・・視界に入ってもダメだ、石を投げつける?息に含まる毒があるのに投げても意味は無いだろう、接近も遠距離も打つ手が無い。

 

『ハッ!情けないな、俺の力はあんな奴らに遅れをとるわけねぇだろ』

 

頭に声が響いた、頭が痛くなる、だが余計な思考が消えていく、声は続く

 

『ヒントをやる、俺が与えたギフトは奴らの伝承を通さない、前を向いて戦え、それでもわからねぇなら目を瞑れ、そしたらなにか得られるだろ』

 

声はそれっきり消える。言われたように目を瞑る。そして目を開ける、ギフトが少し理解出来た気がする。なら次は奴らに挑むだけだ。

 

耀side

 

しばらく経って、竜輝が出てきた、その表情には恐怖は無く、まっすぐに幻獣と対峙していた

 

「竜輝さんまさか!」

 

「ああ、竜輝のやつは真正面から対峙するみたいだな」

 

十六夜がそう言う。私は何も言えない。話を聞いた限り今の行動は自殺行為・・・だけどその表情は勝ちしか信じていない。バジリスクが竜輝に気付き、死の光を目から放つ

その光はまっすぐ竜輝を仕留めるために向かい竜輝に命中する

 

「竜輝さん!」

 

「竜輝君!」

 

 

その光は命中した・・・そう命中したが

 

 

竜輝は死んでいない、減速することなくバジリスクに向かい走っている

 

 

「「うそ!」」

 

黒ウサギと飛鳥驚愕する、私も驚いている。話を聞いていた限りでは、バジリスクの恩恵はあの光は死を与えるものだ、だけど竜輝は何事もなく走っている

 

竜輝side

 

「なるほどな!」

 

全力でバジリスクに接近し、鶏冠をつかみコカトリスの方にその光をぶつけた。直後コカトリスはバジリスクの光によって絶命した。バジリスクは怒り襲ってくるが、寸前で躱し、一撃一撃を入れていく。バジリスクは苦しそうにうめき声をあげる。外皮があるのにダメージが通るみたいだ。

 

「でもこのままじゃ、決め手がない」

 

攻撃を紙一重でかわしてダメージを与えているが、向こうの一撃は俺の致命傷になりかねない。早く決着を付けたい。使えるものはないか探す。・・・また頭に声が響く

 

『探すんじゃなく、自身のギフトを使うんだよ、たわけが』

 

直後、バジリスクの影に目が動いた。それからは早かった。距離を取り、左手をバジリスクに向けた、バジリスクの影がバジリスクの動きを封じた。

 

「これなら!」

 

右手を胸の近くに持ってくる、手の甲から光が出てきて剣となる。俺は走り出し、バジリスク切り抜ける、光の剣は消えた。バジリスクは青く光り、爆散した

 




光の剣のイメージはシュトロームソードですwww

次は今回より少し早いかな・・・そんな気がする
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