一回戦を終え、勝ち進んだのは日向ヒナタ、白、日向ネジ、春野サクラ、ウタカタ、我愛羅だ。
ここからまたくじを引き、次の対戦相手が決まる。
日向ヒナタVS日向ネジ
ウタカタVS我愛羅
白VS春野サクラ
掲示板に文字が出ると、観客席が盛り上がりを見せる。
白眼VS写輪眼に続いて白眼VS白眼の瞳術対決となった。
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「ネジ兄さん、勝負です。」
私は柔拳の構えをとりネジ兄さんに言う。
「負けませんよ、ヒナタ様。」
動き始めたのはほぼ同時。
お互いに点穴を突こうとするが、打点をずらして阻止するなど一進一退の状態だ。
お互いに一旦離れて距離を置くと、両手を突き出す。
「「八卦空壁掌!」」
真空砲同士がぶつかり合い、激しい音と共に会場中に暴風が吹き荒れる。
「八卦・双破山撃!」
「八卦掌・回天!」
ネジ兄さんが放った空壁掌の強化版である双破山撃を回天で防御するが、迫ってきていたネジ兄さんの攻撃を食らい…はせず、水が防ぐ。
バキッとネジ兄さんの拳から嫌な音がしてネジ兄さんは顔を歪めた。
鉄のクナイでも欠ける防御に思い切り攻撃すればどうなるかは、血を見るより明らかだろう。
現に、ネジ兄さんの右腕は赤く腫れ曲がっている。
「絶対防御…忘れてた…。
審判…棄権します。」
「日向ネジ棄権の為、日向ヒナタの勝利!」
めちゃくちゃざわざわしてる…日向の人間が水の絶対防御を発動させてたら驚くよね、うん。
しかも殴った手が折れる硬さだ。
水で一族の方へ向かい、勝ちの報告をすると、やぐらさんの方へと向かった。
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「日向一族やべえ…敵に回したくねぇってば…」
ぶつかった八卦空壁掌の威力に、俺たち五影や人柱力も驚きを隠せない。
真空砲のぶつかり合いにより会場に吹き荒れる風は、会場にあった木を何本か折っていた。
八卦・双破山撃という術を、宗家に伝わる回天で防ぐヒナタ。ヒナタの周りにはクレーターが出来ており、練度の高さが伺える。
回天の隙を付いたネジの突きも水が防ぎ失敗に終わり、ネジの棄権という形でヒナタの勝利が確定した。
棄権という形にはなったが、日向に伝わる体術…柔拳同士の見応えのある戦いであった。
俺の婚約者として霧隠れに来ても柔拳の鍛錬を怠らなかった努力家のヒナタ。
磯撫に頼り切りにはならず、正々堂々と従兄妹であるネジとの勝負に挑んだ。
強く美しい