ダリアさんに連れられ学園長室に入る俺達三人、その部屋の奥の席には女性が座っていた。
「ダリア先生、なんよ御用ですか?」
「学園長、新しい救世主(メサイア)候補の三人です。」
ダリアさんがそう言うと学園長が驚愕している。何故だ?そのまま二人で話し合っている。
「……そうですか…では三人共お掛けになってください。」
俺達は応接用のソファに腰をかける。
「私は学園長のミュリエル・シアフィールドです。皆さんはこの世界について説明を受けていないと聞きましたのでここで説明しますね、この世界は根の世界通称アヴァターです、異世界という通り世界は沢山あります。人間で例えるなら細胞一つ一つが世界ですね。そしてその他世界の元となる…………」
駄目だ…意識を保てない……ただでさえ理解できないのにここでフカフカのソファとか俺に寝ろって言ったもんだろ?本当にキツイ…後で大河に聞くとして俺は夢の世界に行くとするか………zzz
ミュリエルsid
私はいつものように書類整理をしていたらダリア先生が男性二人と女性一人連れて学園長室に入って来た。そのあとありえない事をダリア先生が言ってきた。
「学園長、新しい救世主(メサイア)候補の三人です。」
女性はいいとして男性が救世主(メサイア)候補とはありえない。今までの歴史を紐解いても救世主は女性(・・)しか出てきていないのだ。男性もなれるならもっと昔にいてもいいが1000年以上破滅との戦いの歴史上男性が召還器を持って戦うと書籍に示されてないのだ。そのことを胸に秘めながら三人にこの世界のこと救世主(メサイア)のことを説明した。
「そうか、召還器を召還できれば初の男性救世主な訳だ…モテモテになれるチャンス!!」
一通りの説明をし、質問を受け返していたら男性の一人当真大河さんがそう叫んだが妹の当真未亜さんが彼の脇に肘鉄(エルボー)を打ち彼が悶絶している。
「三人共召還器はまだ出せないのですね?」
未亜さんが「はい」と言い、大河さんが「召還してみせる!!」と頷き、もう一人の男性の金崎浩人さんは「………」返事が無かった。
「おい浩人?」
大河さんが彼に声をかけるが反応が「…zz…zzz…」n……目を開けながら寝ているようですね。一体何時から寝ていたのでしょう。ダリア先生も今気付いたようですね。私達に気付かれずに寝るなんてなかなか度胸がありますね金崎浩人さん……
sid out
体が揺れている。どうやら揺すられているようだ。
「浩人テメ何時から寝ていた!!」
その声で意識がやっと覚醒してきた。ほんと煩いな…野郎に起こされるなんて拷問だぞこれ。
「ふっあぁ~~~~あ…すみません、で大河。この世界は俺達のいた世界と違うのか?」
俺が大河に聞くと何故か顔を引きつる学園長と呆れる当真兄妹とダリアさん。
「お前本当に話聞いて無かったんだな。」
?何故そんな事を言う??寝ていたんだから当たり前だろ。
「説明はまた後にしましょお☆今は召還器を召還する為に闘技場に行きますわよ♪」
そして歩き出す人達、俺は寝起きの為ボーとした意識で後に続いた。