Re:CREATORS 〜白夜叉、創造主の世界へ〜 作:平山雑賀
坂田銀時が現実に出て来たらと思い書いてみました。
「あっ、頭痛ぇ……」
正午前、とある公園のベンチにて一人の男が目を覚ました。腰の横に木刀を差した、黒のジャージの上に白い着物を崩して着た彼は、パーマな白い髪を掻きながら周りを見回し、
「……ここ、どこだ?」
自身が知らない場所にいる事に気付く。
「酒飲み過ぎて変なとこ来ちまったか? まぁ、夜までには家に戻りゃいいか」
男は大して気にする素振りはなく、取り合えずとして顔を洗いに公園内にある公衆トイレへと向かった。
しかし、
「……え?」
洗面台にて寝惚けた顔を洗った男は、前にある鏡
を見て唖然とする。
顔を触り、叩き、つねったりし、再度鏡を見つめなおして、
「おっ、小○旬になっとるぅぅぅぅぅぅっ?!」
自分に起きた異常事態にようやく察したのであった。
「えっ、何これ? 新手のドッキリ? 銀さん、よった勢いで整形しちゃった?!」
男は鏡を何度も見直したのち身体中をまさぐって、
「ぎっ、銀さんの銀さんが、小○旬の小○旬になっとるぅぅぅっ?!」
ズボンの中を覗くと自身に起きた変化が顔だけでないと理解する。
「ありえねぇ……。 まさか、銀さんの欲望が原因で演者さんと体が入れ変わっちゃった? 前前前世で君の名は?!」
この事態に混乱しだした男は、一度大きく息を吸ってゆっくりと吐き出した。
「冷静になれ、坂田銀時。 少しずつ思い出せ、坂田銀時っ。 昨日なにがあって俺のナニが小○旬のナニに、なった?」
男は、昨夜から今にかけての出来事を一つずつ思い出す。
「確か、アイツらと一緒に実写映画化祝って宴会開いて、そんで……」
だが、そんな男の鮮明になりつつあった記憶は、突如として響いた連続する爆発音により掻き消された。
男はトイレから飛び出すとすぐ近くの場所で、黒煙が上がっているのを確認する。
「たっく誰だよ、人が必死こいて頭ん中を整理してる時に……っ!」
悪態をつきながらも、男は腰の木刀に手をあててその場所へと走り出した。
○ ○ ○
「止めて! 怪我を負わせるつもり何てなかったの! そうまでして戦うなんてしたくないっ!」
「甘えないで!」
魔法少女マミカの言葉に対し、反論する赤毛の女戦士セレジアであったが、その体は満身創痍であり、次に一撃を食らえばひとたまりもない。
「お願い! おとなしく話を聞いて! でないとっ……」
しかし、マミカは感情的な行動により追撃を行う。 両手で持つステッキの先に、先ほどまでセレジアを傷めつけていたハート型の光弾が放出されだす。
「マジカルスプラッシュ……」
「セレジアさ……っ?!」
なんの力もない傍観者の颯太が叫ぶ瞬間、一つの白い影がマミカに飛びかかった。
攻撃寸前で乱入者に気付いたマミカだったが、手に持つステッキは横殴りによる強い衝撃により弾き飛ばされる。 マミカは、手に木刀を持ちもう一方の拳をこちらに振りかざそうとする存在の姿に、白い鬼を幻視して倒れた。
その一瞬の出来事にその場いた者達は言葉を失うが、
「たっく、ギャーギャーと騒がしいんだよ中2病ですか、この女郎」
その一連の原因である男の気だるげな発言に、颯太はまさか、と口ずさむ。
マミカを横合いから倒した男に見覚えがあった。 木刀を手に持ち、黒ジャージの上に白い着物を崩して着た、白髪のパーマの長身。
「週刊少年ジャンプの『銀魂』の主人公、坂田銀時……っ!」
週間連載十週年となり、今年の夏に実写映画化が決まったキャラクターが、彼ら同様に現実に現れたのだ。
Re:CREATORSが面白いのでもしも展開で書いてみましたが、実際に銀さんがいたら凄い事になりそうですね。
続きはおいおい考えて書きます。