Re:CREATORS 〜白夜叉、創造主の世界へ〜   作:平山雑賀

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投稿するのに一月ほどかかってしまいました。
失踪などはしませんので安心して下さい。

ただガチャで『山の翁』を引けなかった事が辛かった。
来月の新章とクリスマスイベントの為に、皆さんも貯蓄しましょう。
ガチャは家賃まで、OK?

OK(爆死)!






第十一訓 ロボットは男の子のロマンで異論は無い!

三日月・オーガスの爆弾発言に気絶仕掛けていた銀時達が回復した頃、外では小雨が降っていた。

 

「それで、これからどうするんですか?」

 

中乃鐘の自宅の一室にて車座になる一同は、まりねの発言から今後の方針を思案しだす。

 

「どうするって言われてもな」

「メテオラ、お前はどう考えている?」

「まず、この現状において一番の攻略の鍵は軍服の少女」

 

三日月宗近に問われたメテオラは、手にある菓子袋を一つ口にしてから語り出す。

 

「彼女もまたこの世界の者ではない。 私達と同様に、彼女を創った者がこの世の何処かにいる」

「そいつを殺せばいいのか?」

「ぶ、物騒なことは言わないで下さいよ、三日月(ミカ)さん」

「おい中乃鐘、このガンダム主人公の思考回路どうなってんだ、コノヤロウ」

「そういう設定なんで……」

「その設定を書き換えることが出来る人間……俺達みたいな『創造主』(クリエイター)を死なせてどうすんだよ」

 

メテオラは再度話を続ける。

 

「改変は私達だけでは不可能。 だが、銀時の発言より導きだされた『承認力』を行使することで、改変の成功率は高くなる」

「『承認力』?」

「創作された物語を見る、読者、視聴者、その評価から得られる絶大的な支持の力。 それさえ在れば改変も可能と私は考える」

 

だから、

 

「創作物に関してあなた達の力は不可欠。 まずはこれから……」

 

突然、メテオラは口をつぐんで己の腕を見た。

そこには着けてたブレスレットの宝珠が赤く明滅しており、

 

「周辺に張っていた接触結界が反応している」

「もしかしてあの女ですか?」

「違う、これはっ」

「下がってろ、お前ら!」

「メテオラ!」

 

銀時とセレジアが木刀と長剣(それぞれの愛刀)を引き出し警戒すると同時に、ブレーカーが落ち視界は闇に包まれる。

 

その瞬間、轟音と共に闇に紛れて迷彩服の集団が、窓やドアを突き破り銀時達に襲いかかった。

 

「ジジイ! 三日月(ミカ)!颯太達を頼む!」

「了解した」

「わかった」

「待って、殺してはいけない!」

 

三日月宗近と三日月・オーガスもまた臨戦姿勢を取ろうとするも、メテオラの声がそれを静止させる。

 

直ぐ様、三日月宗近は腰の刀を鞘ごと抜き、目の前に現れた者達へと一人づつ振り下ろす。

 

三日月・オーガスもまた懐に隠し持つ拳銃から手を離し、格闘で応戦する。

 

戦闘が可能なキャラクター達は、颯太達一般人を守るように防戦するも、

 

「痛ええ! 離せって!」

「三班! マルタイフタ、確保!」

「松原!」

 

既に取り押さえられた者もおり、鹿屋も遂に痺れを切らし、

 

「来い、ギガスマキナあああああ!!」

 

腕に装着していたインターコムを起動させた。

 

「ちょっ、待って鹿屋くっ……!」

 

中乃鐘の静止も虚しく、野外の雑森林から轟音と震動が此方へと響き、

 

「伏せろおおおおおっ!」

 

家に衝撃が走る。

その場の全員が見上げるとそこに天井はなく、屋根もなく、此方を見下ろす黒塗りの巨大ロボットの相貌があった。

 

「はっはっはっ、デカいな」

「おいジジイ、呑気なこと言ってる場合かバカヤロウ!」

 

木刀にて相手を捌きながらも、余計に事態が悪化する状況に顔色を強張らせる銀時。

鹿屋が呼んだギガスマキナも、空に展開されていた攻撃ヘリの機関砲の的となっていた。

 

どうする……!

 

 

「静まりなさい!!」

 

声が。 声が響いた。

無数のライトの光がその発した場所を照らす。

 

「私達は抵抗しない! あなた達も武器を下げるがいい!」

 

メテオラだ。

その小さな躰から、いったいどこから出るのかと思う凛とした言葉が、この場を制した。

 

「鹿屋、ギガスマキナのオートドライブを今すぐ止めて! 皆も武器を下ろして!」

「でも!」

「停止を!!」

 

彼女の剣幕に圧され、鹿屋はインターコムを操作する。

ギガスマキナの停止と銀時達の手から武器が無くなった事を相手が確認すると、

 

「総員、銃を降ろせ!」

此方に円陣状で銃口を向ける者達の中から一人の男が現れた。

 

「無礼をお詫びします。 陸上自衛隊中央即応集団特殊作戦群、特戦第一中隊の真垣三等陸佐です」

 

メテオラは顔を上げ、

 

「この歓待の理由をお聞かせ願いたい」

「現在我々は、特別事態の対処として、内閣府危機管理室からの要請に基づき行動しております」

 

続けて、

 

「ご同行願えれば、そちらで詳しいお話を」

 

銀時達は、此方を向いたメテオラの視線に頷き返す。

 

「私達全員一緒が条件です。 各人個別の尋問は許しません」

 

 

○ ○ ○ ○

 

 

ヘリコプターにて霞ヶ関へと送られてる銀時達は、各々現在の状況を考察したり、現実逃避したりしていた。

 

「なぁ、メテオラ。 大体の経緯に心当たりあるか?」

「彼らは今まで私達の動向を監視していた。 恐らくは、鹿屋殿とオーガス殿が乗って来た巨大ロボットが現れた事により事態が急変したと推測できる」

「ぼっ、僕達のせいですか」

「それで、これから私達はどうなるの?」

「彼ら自衛隊の指揮を行ったこの国の上位階級より、私達の存在の解明と原因の追求を行われる」

 

故に、とメテオラは続けて話す。

 

「私達は軍服の姫君の危険性を告白し、彼らに助力を得られるよう対話しなければならない。 その為にも彼らから信頼を勝ち取れる様、各々は軽率な行動を取らぬよう注意するように」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その言葉を告げてから数十分程、

 

「メテオラ・エスターライヒさん、あなたには刑法上器物損壊と強盗の罪が有ります」

 

メテオラは冷や汗を掻きまくっていた。

 

「何やってんだメテオラァァァァ‼」

 

 

 

 

 

 

 

 




ホラー映画『IT』がネットの長編CMだけでお腹一杯な件について。
なんか子供の頃読んだ『地獄堂霊界通信』や映画『スタンドバイミー』を彷彿させます。
見たいけどホラーとグロは私には無理ですね(笑)。

そんな事よりヘブンズフィールだ。
イベント礼装は全部集めました。
続編も楽しみです。

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