Re:CREATORS 〜白夜叉、創造主の世界へ〜 作:平山雑賀
原作者の登場の問題は、作者の名前を一字変えて、オリジナルのキャラとして出す予定で考えてます。
銀魂だけでなく、他のアニメのキャラを紹介するにあたっては最後まで読んで下さい。
「出来た!」
銀時達はまりねの描いたイラストに興奮の声を漏らした。 イラストには、和服風に変化した衣装を着たセレジアが、強化された剣を手に炎を操る姿が描かれており、
「これ、私? すっごくカッコイイ!」
「これが、プロ絵か……」
「羨ましいぜ、目立つ特殊能力とか必殺技とか。 待てよ、今の俺ならかめはめ波が打てる可能性が……」
「銀時殿、色んな意味でそれはやめてほしい」
何かを閃いた銀時を押し留めるメテオラ。
「回復魔法はイメージしづらいし、コイツの性格に合わなそうだったから最初に考えてた炎の呪文にしといた」
「セレジア、さっそく試してみて」
セレジアは再び剣を取り、自らの『創造主』である松原が考えた呪文を唱える。
「あじゃらかもくれん、きゅうらいす!」
しかし、何らかの事象も起きず、リビングには沈黙が響いた。
「やっぱり、ダメみたいですね」
「あの、私、何かしちゃいましたかね?」
「大丈夫よ、絵は綺麗に描かれてたし、問題があるとすれば『創造主』の方よ」
セレジアの発言に松原は口を尖らし、口論になりだす二人。
「あのさぁ、言って良い事と悪い事ってねぇか?」
「何よ、もとはと言えばあんたが……」
「二人ともやめて」
それを抑えるメテオラを横目に、颯太はテーブルに置かれたイラストを再度眺める。
「けど、なんで出来なかったんですかね? 原作者と作画担当が揃っていれば可能性は……」
「感じんな所がお前ら抜けてんだよ」
銀時の発言にセレジアは眉をひそめた。
「どういう事?」
「主人公兼ジャンプ愛読者である俺から言わせりゃ、ひとおしが足りねぇんだよな」
銀時は買っていた漫画雑誌を手に皆を見る。
「いいか、漫画とか小説とかはな、多くの人に見てくれなきゃ評価されねぇし売れねぇんだよ。
俺達が内輪で色々とアイデア出しても、それを読者が読まなきゃ意味がねぇのさ」
「まぁ確かに、俺の作品も評価されて売れて、今アニメにもなってるからな」
「たぶん、弥勒寺が言ってた『改変』は、所謂後に付けた設定みてぇなやつだな。 『創造主』が物語のキャラクターに対して、"こいつにはこういう過去があったんだ"と思い付いて書き足して読者に認知させれば……」
「無かった事が有った事として書き変わる、恐ろしい話ね」
銀時の説明にセレジアは顔を強ばらせる。
「まぁ、実際問題やってみなきゃ解んねぇからな、これは。 それで、これからどうすんだ?」
松原の問いに一同は互いの顔を見直すと、
「あっ、そうだ!」
まりねが何かを思い出しメテオラの方を向いた。
「メテオラさんの出てたゲームって、『追憶のアヴァルケン』ですよね? 私、そのゲーム会社でサブキャラのデザインの仕事を受けた事があるんですよ。 連絡すればメテオラさんの創造主に会えるかもしれません」
「やったじゃない、メテオラ!」
セレジアはまるで自分の事のように喜びメテオラの手を握った。
「縁って、簡単に繋がるんですね」
「この業界、案外せまいからな」
「いいじゃねぇか、一歩前進出来そうでよ」
それを男達は微笑ましそうに眺める。
「それじゃあ、明日一緒に行きましょ。 そう言えば、こっちに来てからどこにお住まいなんですか?」
「私達には寄る辺はない。 一度颯太殿の家に身を寄せているが、これ以上の衣食住の世話になる訳には……」
「じゃあ、私の所に来て下さい! 独り住まいですし、向こうの世界のお話、すごく聞きたいです! セレジアさんも是非!」
「いいの? ありがとう、お世話になります」
「世話になんぜ」
『いや、あなたはそっち(松原の家)だから』
便乗する銀時に対し、女性陣は冷たく返す。
「松原殿、銀時殿をお願いします。 それと、まだこれからも試していない事がありますので、これからも協力してほしい」
「……もう巻き込まれちまってるからな、別にいいさ」
「感謝」
「わりぃな」
銀時と共に一礼したメテオラは、次に颯太へと顔を向けた。
「颯太殿、ここまでの協力痛みいる」
「あの、これでお別れ、ですか?」
「いや、違う。 『軍服の彼女』がこの世界の軛を開いたのが運命であるなら、あなたと私達が出会ったのは向かうべき宿命」
だから、
「颯太殿、まだあなたは此処にいるべき。 然るべき時に至るその時まで」
その言葉に身を固くする颯太の姿に、銀時は自身の仲間の影が重なって見えた。
○ ○ ○
「ようこそ、神の世界へ。 己が願いを叶える同士として、君を歓迎しよう」
都心部から少し離れた廃墟にて、軍服の少女は目の前の影に微笑む。
それに対し、影は火のような赤い目で彼女を見つめ返した。
「僕は、僕の世界で苦しむ人達を救いたい。 人種や価値感で区別して正義を吟う奴らを
月明かりが影を照らし、左目と口をマスクで覆った白髪の少年の姿を鮮明にする。
「間違っているのはこの
新キャラ登場です。 誰なのかは創造にお任せします。
感想欄にネタバレは止めて下さい。