コンコン
部屋にノックの音が響いた。
「入れ。」
「司令官準備終わりました。他の5名も終わってます。」
「そうか。」
俺は椅子から立ち上がり扉を出た。
「我を待たせるとはどう言う事だ貴様?」
「悪いな。ワン。」
B-1のワンが言う。
「司令官、私の華麗な指揮を見たいのですか?」
F-14トムキャットのキャットが言う。
「零戦ばかりにいいところは見せられませんよ!」
A7M烈風のフウが言う。
「司令官、これから行く鎮守府の資料です。閲覧下さい。」
J-11殲撃11型のジャックが言う。
「今度はどんなお店かしら?」
Su-24のスーヨが言う。
「全員集まってくれたな。これより佐世保鎮守府に向けて出発する。ここはブラックと言われたところでもある為、艦娘よりの攻撃を受けるかもしれない。よって、こちらからは攻撃せず、攻撃された場合は、殺すな。無力化しろ。」
「「「「「「了解!!」」」」」」
これで準備は整った。
「これより出発する。俺は少しババアのところに行ってくる。10分程待機しろ。」
俺は、ババアの所に行こうとしたら、いきなり脛を蹴られた。
「っ、このアマ………!!」
そこには司令部総本部長がいた。
「んだよババア?」
「………ねぇ? そろそろ泣いてもいいかしら?」
「うっせぇ、行き遅れ。」
「………クスン。」
「あー、あー、泣き真似はいいから要件は?」
「………ちっ、要件ね? それはこの子も連れて行ってくれないかしら?」
このアマ、舌打ちしやがったな。
まあ、先にこっちだ。
司令部総本部長の後ろから小柄で桃色の髪を腰まで伸ばし、両手に地球儀を乗せた童女が出てきた。
「B-52ストラトフォートレスだな?」
「そうよ。この子を連れて行って欲しいのよ。」
「まあ、いいか。」
「妾も行ってもよいのかのぅ?」
自信なさげに言って来た。
「構わん。ただし、損傷はするなよ?」
「了解した!」
「さて、行くか。行き遅れババアはほっておいて、さっさと行くぞ。」
ババアは後ろでギャーギャー騒ぐが無視だ。
つーか、知るか。
面倒ごと押し付けやがって。
「あの司令官?」
ゼロがおずおずと言った感じて聞いて来た。
「あの人、司令官の事不能とか言ってるけど、どう言う事?」
今の意味が分かったワン、キャット、スーヨ、ジャックが目を背ける。
「ゼロ、まだ知らなくていいんだよ。」
優しく頭を撫でてやる。
そして鬼の形相で俺は司令部総本部長の下に行く。
「なになに? 話を聞いてくれるのかな?」
俺は無言でアイアンクローをかます。
「えっと? ちょっと? 私の可愛いお顔に何する気かな?」
俺は無言を貫くと同時に力を込めて行く。
「ちょっ、ちょっと⁉︎ 聞こえてはならない音が聞こえるんだけど?」
うっすらと笑い、言ってやる。
「ババアの幻聴だ。気にすることはない。あぁ、耳まで遠くなってるのですね。これはこれは、大変です。今すぐに引きちぎってあげませんと。」
「いだだだだだだだだ!!! ちょっと! やめてよ!」
さらに力を込める。
「いだだだだだだだだ!!! 本当にすみませんでした! 私が悪かったです! 許してください! 勘弁してください!!!」
「こう言ってるが、さっきの意味を理解した 4名、判定は?」
「「「「セクハラにより有罪」」」」
その言葉と同時に司令部総本部長の頭に渾身のチョップを喰らわせた。
その時に司令部総本部長は女性とは思えない断末魔(グッピヤァオッフェ!!!)を叫び、床に沈んだ。
「さて、スッキリしたから行くか。」
俺は7名のソラヒメを連れて司令部を出た。