艦ヒメ   作:ユウ0725

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第4話

正直に言おう、何これ?

 

外柵はボロボロだし、外から見ても分かる執務室と思われる所の輝きっぷり。

 

「オイオイ、ここまで酷いとは考えてなかったぞ?」

 

あんのババアは面倒な事押し付けやがって。

 

「そちよ! 危ない!」

 

「あん?」

 

爆撃機だからだろうか目が良い。

 

接近する砲弾に気づいた。

 

だが、もう躱せない所まで来ていた。

 

「邪魔だ。」

 

俺は右手を軽く振るってその砲弾を横に弾いた。

 

「「「「「「おぉ〜〜。」」」」」」

 

「テメェら俺の護衛って事忘れてねぇか?」

 

緊張感?

 

コイツらに求めるだけ無駄だ。

 

「司令官、毎回思うのですが、何処からその槍を毎回出しているのですか?」

 

俺の左手にある槍を見て尋ねる。

 

「それは言えないな。だって話したら俺の強さもバレちゃうし〜。」

 

さて、無力化しますか。

 

「司令官は待ってて。私が行ってくる。」

 

ゼロが前に出て言う。

 

「第1部隊のエースとして、司令官の秘書機として行ってくるね。」

 

要するに見せしめか。

 

「よし、行ってこい。ゼロ? くれぐれも、やり過ぎるなよ?」

 

何せ、第1部隊のいや、ソラヒメ達きっての戦闘狂だからな。

 

「分かった。銃弾はゴム弾にしておくよ。」

 

いやいやいや、実弾で打つつもりだったの⁉︎

 

「実弾で撃ったら地獄絵図の完成だよ。相手は原罪じゃないんだからさ。しかも、艦娘はソラヒメ達と違ってシールドなんて無いからね?」

 

「そうなの? なら、仕方ないね。」

 

ゼロは俺に背を向けて飛び出した。

 

「ゼロ1人で最初は十分に対応できるだろう。」

 

ゼロが出撃した直後に鎮守府内から発砲音が聞こえ出した。

 

「おーおー、やってるやってる。んじゃ、俺らは先に進むか。」

 

俺は鎮守府の柵を開け、鎮守府に侵入した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゼロside

 

「ここら辺の筈なんだけど?」

 

「お前は何者だ?」

 

後ろから声をかけられた。

 

「A6M零式艦上戦闘機のゼロだよ。」

 

「何?」

 

「外にいた人を撃ったのは貴方?」

 

「そうだ、ここに提督が来ると聞いて排除しよ…………。」

 

「司令官に仇なす者は殲滅する。」

 

88ミリ機関砲を構え、目の前の人(?)に発砲した。

 

「なっ⁉︎」

 

応戦して相手も発砲するが、全て躱される。

 

「格闘戦で零戦に勝てると思ってるの?」

 

接近戦に持ち込もうとしてきた相手を手に持つ日本刀で迎撃する。

 

「があっ!!」

 

短い攻防の中で決着はついた。

 

「バイバイ、少しは楽しめたよ。」

 

「あ」

 

機関砲を向けられ、死ぬ未来しか見えなかった相手は、その場に気絶した。

 

「むう、戦い足りない。司令官は大丈夫かな?」

 

私は気絶した相手を引き摺って、その場を離脱した。

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