忘れられた龍の秘跡 〜MonsterHunter Legend 〜   作:妄猛総督

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ごめんなさい、実力不足でかなり、端折ってます。

どうしてこうまで文才がないんだ‥‥‥‥。海の描写は難しいし、人の繋がりも荒すぎる‥‥‥‥。ちくせう_:(´ཀ`」 ∠):
思わず顔文字使っちゃう‥‥‥‥。


激化せんと顕現す、嵐の神と戦女神の船

縄張りが荒らされた。

 

 

 

 

嵐の渦巻く積乱雲の中、災害を引き起こす存在が心中にあったものだ。

 

災害の名は嵐龍 アマツマガツチ。

 

ユクモ村、及び周辺の村々、そして霊峰を縄張りにする嵐の化身。

同じ嵐を起こすクシャルダオラの纏う風の鎧など比較にならぬ嵐の鎧とも言える大雨と洪水の象徴。

 

 

周囲に嵐を従えながら縄張りを侵した存在を撃滅せんと高き空を優雅に舞う。

嵐龍は直感であるが今回の敵は勝てないと認識した。

 

自分の上位互換とも言える存在がいる。

 

しかし、この身も古龍種としての矜持がある。

行き先はタンジア。

 

縄張りではないが、そこに我が敵はいる。

 

そして我ら古龍種の最大の敵にして天敵、星の守護者もいる。

 

 

 

 

 

 

 

 

精霊種の出現は、この星の完全なる消滅を予言する。人が栄華として測った古代文明と古龍種との戦争もシュレイドと黒龍の戦争も蟻の大きさに等しい。

 

 

 

なぜなら、蟻と空の月どちらが大きいか分かるはずだろう。星の庇護下にあるものは皆蟻の大きさなのだから。そう、この身も‥‥‥。

 

ーーー

 

 

 

「さっきまで晴れていたのに急に湿気てきやがったな。おう、お前ら嵐が来るぞ帆を半分畳んどけ。」

 

 

 

ここはヴァルキュリア号。

 

ヴァルキュリア号は精霊種アマノヌボコヌシが移動した海路をたどりながらのことだ。

突如として空が暗雲に包まれ、波が荒く立ち始めたのだ。

 

タンジアまではまだ遠い海上でここまで荒れるというのであれば、恐るべきは海王龍とその精霊種という二体の怪物だろうか。

 

此処まで生物が環境に多大な影響を与える存在はお伽話で出てくる黒龍伝説、嵐の神アマツマガツチ、天空山の奥地にいるという神などだろう。

 

 

実際、衛生カメラがあればタンジア周辺の空域は超巨大な台風、あるいはハリケーン、サイクロンに完全に覆われている。時節、雲が吹き飛び大気圏まで届く水の奔流が見られるが再び雲が覆い尽くしてしまう。

 

暴風域は風速時100km以上、カンストである。風速時100kmで木が根こそぎ吹き飛ばされるのだから、それ以上ということは木が根こそぎだけではない。大地は吹き飛び、家はそれごと風に乗る。この世界はコンクリートなどないから簡単に吹き飛ばされる。無論コンクリートで固めてあっても捲り上げられて吹き飛ぶだろうが。

 

ある世界の太古の時代ではこの程度は普通だったという。大気が不安定で、安定することは稀。

 

つまり、この世界今は太古の時代に戻ったことに他ならないだろう。水の災害は最も起源が古いのだから。

 

 

「レガリアぁ!推進器使うと思うんだが、鎌わねぇよなぁ!?」

 

「あれを使うのかい!?あれを使うと使ってる限り撃龍槍や破龍砲が使えなくなるよ!?」

 

 

「使わねえと追いつけねえ!!試作品だろうと使うのは今だろう!?」

 

「勝手にしな!船長はあんただ!その指示に従うさね!!」

 

 

トリヴィスがいうのは天彗龍バルファルクの属性エネルギー推進能力だ。その原理を解明し、燃石炭の熱で擬似的に開発することに成功した。ただ、凄まじいエネルギーを食うために使用時他のエネルギー消費型武装が使えないという欠点がある。

 

 

運用方法は簡単だ。

 

燃石炭を制御する基盤をピッケルで叩く。

 

すると燃石炭の熱でタービンに熱が送られてタービンが回る。そしてそれぞれの噴出口へ熱がタービンを伝って送られると噴出口奥のエネルギア鉱石の熱反応で増幅しながら射出される。噴出口は六門あるので、28ノットが最大のヴァルキュリア号は約3倍の速度84ノットまで叩き出せる。

 

ちなみにエネルギア鉱石は熱を受けると中で熱を増幅させて放出する珍しい鉱石。

 

 

 

艦尾の備え付けられた推進器を完全点火させ、凄まじい加速を見せた。

それは他の船を置き去りにしてしまうほどには。かろうじてついてきているが撃龍船以外の船は撃龍船にワイヤーを投げ渡してハンターや船員はヴァルキュリア号を敬礼を持ってその場にとどまった。

 

 

戦女神の名を冠した自分たちの誇りの船が、必ずや海王龍を打ち倒すことを信じて。

 

 

 

 

 

ーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はぁっ!!!」

 

 

〈キュウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!》

 

 

左右が水の壁に挟まれ割れた海の底をかける幻獣とオルト。

 

幻獣の名は、何の因果かキリンであった。

 

見た目は古龍種としてのキリンと何ら違わない。だが、纏う気配は古龍種のキリンとは比較にならない神性のオーラ。

 

古龍種のキリンは雷が付きまとうものだが、精霊種であるキリンは光。破光とも言える神の使いに輝く光である。

 

そんな幻獣キリンはその背にハンターであるオルトを乗せて割れた海を駆ける。

峡谷を軽々飛び越え、山を踏破し

谷の下を神速に駆けていく。左右が海であり、幻獣キリンの権能で割っているため行く道は真っ直ぐだ。最短で海王龍と神魚との決戦の近くまで行くことが出来る。

 

時節飛び出してくるガノトトスを携える太刀『真大蛇ノ太刀玲瓏』を抜刀、キリンにまたがりながら刃をガノトトスの口の中央に当てそのまま駆け抜ける。後には刺身おろしにされたガノトトスだけ。

 

 

「悪いな、ガノトトス。お前に構っている暇はねえ!

 

 

 

 

 

 

っ!見えた!タンジアの目印である交易港だ!あの向こうが俺の倒すべき敵‥‥‥‥‥‥‥!」

 

すでにほとんど埋まっていたのだろうか土と僅かながらフジツボが付いていた。そしてその標識の向こう側、雷雲と雷鳴、大地を捲り上げる暴風、度々立ち上る水柱。そして、ここまでも響く轟音。

 

 

「タンジアは船のメッカだ。撃龍船があるかもしれない。海中に沈もうがビクともしねえのがタンジアの撃龍船だ。多分倉庫にあるはずだ!」

 

「くそ、何処だ!」

 

瓦礫を掻き分けて、沈んだタンジアの一部地域を探索する。

 

いくら探しても見つからなかった。それもそのはず。タンジアの戦力となる船は無事なものは皆トリヴィスの指揮下の元集められていたからだ。

 

「くそ!!船がなくちゃ海を渡れないだろうが!」

 

行く道が同じだったから精霊種に乗せてもらってここまできたが向こうは自分の力で渡らないといけない。

万策尽きた、いや、怨讐に囚われたオルトは本来こんな行き当たりバッタリな策を講じない男だ。天空龍に関わり、死んだ仲間に報いるために走った。それがオルトを大いに焦らせた。

 

 

「畜生っ‥‥‥‥‥‥‥‥‥!」

 

 

 

 

「ははは、お困りか!?ハンターさんよっ!!」

 

そんなオルトを背後から声が響く。正確には割れた海の海である部分からつまり頭上からだ。

 

戦女神のシンボルを掲げ、船首に三門の撃龍槍。甲板から見える巨大な破龍砲に側面には約十二門の大砲。鉄鋼で船を覆い、撃龍船の何倍も大きい正に戦艦。

 

そこから声が聞こえた。背中に破岩砲シュライアーを背負う男と双剣の豪雷双剣ツインクルスを持った女傑、そのほかに見知ったハンターや船乗りがいる。

 

「運がいいな、ハンターさん。このヴァルキュリア号に見つかってよ!今、鎖をおろしてやる。ここにいるったぁ目的はあの向こうの海王龍だろ?なら協力しようや!!」

 

「いや、問題ない。鎖を登る必要はない」

 

オルトはそういうと幻獣キリンに目配せしその背中に乗ると幻獣キリンは一度の跳躍で、ヴァルキュリア号の甲板に音もなく着地する。

 

「モンスター、いやそいつも精霊か」

 

「ああ、一時的に協力することになったんだ。それと俺はオルトでいい。一応メゼポルタのハンターだ。今回は俺の独断だかな」

 

「メゼポルタには協力出来ねえとか言ってたが、きてくれたんだな。よろしく頼むぜオルトの旦那」

 

がしっ

 

トリヴィスとオルトは向こうで起きている超常の世界を見て互いに手を取り合う。

細かい事は全てが終わった後でいい。今は同じ目的を果たすことが先であり、他はどうでもいい。

オルトを含めてヴァルキュリア号にいるハンターは42人。G級ハンターは34人。後はG級を控えた上位ハンターだけだ。人が集めた中で最高戦力。

 

さあ、海王龍よ首を洗って待っていろ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーー

 

 

 

 

《グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!》

 

《キュアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアっ!!!》

 

海王龍と神魚、両者は荒れに荒れた海の上で凶器に変えた水を操り激化する。

 

雲を吹き飛ばす海王龍の激流のブレス、吹き飛ばされた雲があったところは木漏れ日が差していたがすぐに暗雲が覆い尽くしてしまう。

 

神魚の頭突きが海王龍に突き刺さる。すると海王龍の背後の海水が衝撃により多大な水柱をあげる。頭突きにより、衝撃が突き抜けたのだ。

 

海王龍が巨大な前足を振り下ろす。地面に直撃すると波が壁になり牙向く津波と化す。神魚はその津波をバックソルトで回避、遠心力で尾を叩きつけた。爆音が響く。だが、体格差で受け止められ逆に吹き飛ばされてしまう。

 

 

しかし、終息は終わりを近づけた。

長き中で戦う二体は不意に互いに違う向きをむいた。

 

神魚は内陸から嵐がやってきたと。

 

海王龍はもう一体の精霊がきたと。

 

 

《クオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!》

 

突如として咆哮が響くと海王龍の激流ブレスには劣るけれど紛うことなき水流のレーザーが海上を薙ぎ払う。

遥か上空にて嵐龍はかく現れる。

 

 

一方、

 

「見えたよ!!野郎ども!砲撃ヨーオイ!!!破龍砲発射ァ!!!!」

 

ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオンっ!!!

 

空間が破裂するほどの爆音を鳴らして海王龍の肩を少し吹き飛ばした!

「ようやっと追いついたぜ!海王龍ゥゥゥゥ!!!!!」

 

「手を休めんじゃないよ、連投して打ち続けな!!」

 

ドンッ、ドンッ!!!

 

 

戦女神の船は今、海の王の戦場に立つーーーーー!

 

 

 

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