なんとか年内に更新できました
本当におまたせしました
え?待ってない?
・・・ですよね~ww
「もう!ホントに恥ずかしかったんだからね!」
「ごめんごめん」
そんな会話を交わしながら海人と優子は青組の集合場所に戻る(着替済)
「む?おかえりなのじゃ。遅かったのう」
「あはは、まぁね」
時間が掛かったのは優子の服装の都合と説教によるものが主な原因なのだが海人はそれをわざわざ言わず、軽く流す
「にしてもお主はなかなか大胆な事をしたのう」
「ま、まぁね。おかげで二位を取ることができたよ」
ちなみにだが一位は水泳部
なんでも、来賓の(主に男性陣の)評価が高かったらしい
「ま、優子さんにはすごく怒られたけどね」
「それは災難じゃったな」
そう言いつつも秀吉は優子の様子を見る
「~♪」
(まんざらでもないようなのじゃ)
機嫌の良い優子を見てそう思うのだった
「さて、それじゃ、次の組対抗リレーは事前に決めたメンバーで行くわよ。海人君は連戦になるけど大丈夫?」
「うん。この位全然平気だよ」
「そう。それじゃ、あと二種目。気合を入れていきましょう!まだ優勝は狙えるわよ!」
ちなみに現在の順位は、一位紅組、二位白組、三位紫組、四位青組となっている
海人達は最下位だが、一位との差はそこまで大きくないのでここで上位を取ればまだ優勝は夢ではない
『組対抗リレーに出場する生徒はスタート位置に集合してください』
アナウンスを聞いて海人達は移動を開始する
この競技のルールは男子5名女子5名で一人辺りの走行距離はトラック半周
ちなみに青組は海人は第一走者、美春が第二走者、須川が第九走者、優子がアンカーであとはモブである(秀吉、佐藤は足に自信が無い為辞退)
「くくっ、さぁ今度こそ勝負だ!北条!」
「「「「「・・・」」」」」
「って、北条はどこに行った!?」←白組第一走者
「智也は第八走者やからスタート地点すら違うで」←紅組第九走者
「・・・北条はあっち」←紅組第一走者
「雄二、いい加減諦めなよ」←白組第九走者
「ちっ、まぁいい。チームで勝てばいいだけの話だ」
そう言いながら雄二は自分の相手の三人に視線を向ける
(俺の相手は海人とムッツリーニと北内か・・・北内の脚力は知らんが第一走者を任されるぐらいだ。遅くはないだろう。ムッツリーニと海人には普段なら負けるがムッツリーニはさっきの工藤の水着姿を見たことで鼻血を出し過ぎて貧血気味。今なら勝てる。問題は海人だな。汚い手段ならいくつかあるが、それを使えば俺は島田に殺されちまう。ここはガチで行くしかないか・・・)
「っと、そうだ明久」
「ん?なに?」
(根本の奴には気をつけておけよ。リレーには出ないみたいだがどんな手を使ってくるかわからねえ。油断するなよ)
(わかってるよ。美波の魔王降臨は見たくないからね)
海人にもしもの事があった場合の美波の行動を想像し、二人は顔を青くする
『それでは、組対抗リレーを開始します。第一走者の方はスタート地点に着いてください』
アナウンスを聞き、海人達はスタート地点に立った
そしてスタートのピストルが鳴り響き、四人は一斉に走り出した
先行したのは海人、それに続いて雄二、北内、康太と続く
普段は速い康太も、先ほどの部活対抗リレーの観戦で鼻血を出し過ぎたせいで少し後れをとっている
そうこうしているうちに一位の海人が二番手の美春にバトンを・・・
「あっ!」
渡そうとしたが、タイミングが合わず、バトンを落としてしまった
それを拾っているうちに他三名は青組を追い抜いて行き、青組は最下位に転落してしまった
「ごめん・・ごめん・・・」
最下位転落の責任を感じた海人は顔を青くして今にも泣きそうな表情でそう呟く
そんな海人に優子は近づいて・・・
「海人君、落ち着いて。大丈夫だから」
海人の手を優しく握ってそう言った
「で、でも、僕のせいで・・・」
「海人君のせいじゃないわ。それに、まだ終わってないわ。試合中に勝つことを諦めちゃダメよ」
「そう・・・だね。ごめん」
「っと、そろそろアタシの番ね」
競技は進み、僅差で最下位のまま第九走者がこっちに向かって来ている
「優子さん!!頑張って!!」
「うん!」
海人の声援に優子は笑顔で答える
「見せつけてくれるわね」
「でも、手加減はしないわよ」
「もちろんよ。正々堂々勝負よ!」
紅組アンカーの友香、白組アンカーの中林とそんな会話を交わす優子
そして・・・
「友香!頼むで!」
「中林さん!お願い!」
「木下さん!後は任せた!」
須川の頑張りにより、ほぼ同時にバトンがアンカーに渡った
そして優子、中林、友香は横並びに走る
紫組は須川が抜いたので少し後ろにいる
と、そこに・・・
「友香!愛してるで!!」
英雄の声援の恥ずかしさにガクッと力が抜け、友香は一瞬速度が落ちてしまう
完全に逆効果である
勝負は中林と優子の一騎打ち
(負けない!負けない負けない負けない!負けてたまるか!!)
優子の頭の中はそのことで一杯だった
そのまま二人はほぼ同時にゴールを駆け抜ける
「はぁはぁ・・・どっちが勝ったの!?」
どっちが先にゴールしたのか目視で判断できなかったため、ビデオ判定となった
審査席ではビデオを再生し確認している
そして・・・
『結果を発表します。一位・・・・・・青組!』
「か、勝った・・・の?」
「まいったわね。足には自信があったんだけどな」
中林はちょっと悔しそうに溜息をつく
テニス部で足腰には自信があった彼女からすればこの敗北は悔しいのだろう
「優子さん!」
優子の元に青組メンバーが駆け付ける
「やったね優子さん!凄いよ!」
自分の事のように嬉しそうに喜ぶ海人
その姿を見て優子は頑張ったかいがあったと思うのだった
これにより青組は総合一位の紅組をわずかに捲くってトップに躍り出た
しかし紅組も白組もかなり僅差の為油断はできない
そして体育祭も残る競技は召喚獣を使った最終競技を残すのみとなった
※一方その頃※
「ちくしょう!この俺が最下位だと!?冗談じゃねえ!こんな不様な結果、また親父に嫌味を言われるじゃねえか!・・・なんとかしねえと・・・」
スキル『愛の力』により、見事、優子は勝利しましたね
最後に出てきた意味深な呟きの人物・・・
一体誰なんだ?ww
次回も頑張ります
それではよいお年を!