バカとテストとウチの弟   作:グラン

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相変わらずクオリティの低いこと・・・w
BクラスのK君の性格が・・・


第百二十問 紅組、白組の奮闘

「くそっ!うじゃうじゃ湧いて出やがって!」

 

 

根本は次から次へと向かってくる紅組メンバー相手に焦っていた

 

 

「こうなったら紅組から潰して・・・『ぐぁぁぁ!』・・・なんだ!?」

 

「し、白組の方から攻撃が・・・」

 

「なんだと!?この距離から攻撃できてこの威力・・・ちっ!『アイツ』か!だったら・・・」

 

 

  ※白組サイド※

 

 

「さすが久保君だね。この距離から攻撃できるなんて」

 

「でもさすがに微調整は聞かないよ。それに威力もやっぱり通常の攻撃より劣るみたいだ」

 

「ま、仕方ねえさ。とにかく今は戦力を削ることが大事だ。しかし根本の奴、きっちり紅組を潰しにきやがったな。このままだとまずいぞ」

 

「うん。紫組の点数が増えちゃうよ」

 

「それだけじゃねえ。紅組と紫組の領土は隣り合わせだ。紅組が全滅すれば紫組の領土が広がる。そうなると敵が分散して久保の攻撃が当たりにくくなっちまう」

 

「たしかにそうだね。悔しいけど僕の操作能力じゃあ的中率はほぼゼロになってしまう」

 

「じゃあどうするのさ?このま・・『待て!』・・・?どうしたの?」

 

「・・・世古と緋堂はどこだ?・・・『ぐあああ!!』・・・どうした!?」

 

「て、敵襲だ!」

 

「なんだと!?なんで今まで気付かなかった!?」

 

「そ、それが・・・障害物のから急に出てきて・・・」

 

「くそっ!紅組狙いはフェイク、本命はこっちか!仕方ねえ!迎え撃つぞ!」

 

 

白組VS世古・緋堂・その他数名、バトル開始

 

 

  ※紅組サイド※

 

 

「白組と紫組が交戦を始めたね」

 

「こっちももう戦力はほとんどいないわよ」

 

「せやな」

 

(・・・)

 

「でもここの領土を奪われるわけには・・・!!康太君!危ない!!」

 

 

ぼんやりと考え事をしていて集中していなかった康太に球が飛んできた

戦死を覚悟した康太だったが、愛子が康太を庇い、球は愛子に当たり、愛子の召喚獣は消滅した

 

 

「・・・工藤!なんで・・・?」

 

「あはは・・・ついとっさに動いちゃった。ごめんね。戦死しちゃって・・・ホントに・・・ごめん」

 

 

悔しそうに目尻に涙を浮かべながら愛子は退場した

 

 

「くくっ、そこのぼんやりしてる奴を狙ったつもりが工藤を潰せるとはな。ラッキーだったぜ」

 

「あなたは・・・Bクラスの北内君!」

 

「よぉ、仲間を犠牲にして生き延びた気分はどうだ?」

 

「・・・俺の・・・俺のせい・・・」

 

「土屋ァァ!!いつまで呆けとるつもりや!工藤さんの戦死を無駄にする気か!いつまでもウジウジしとらんで借りはきっちり返せや!!」

 

 

愛子を戦死させてしまったショックで呆然とする康太に向かい英雄は怒鳴りつける

 

 

「工藤の奴もバカだよな。こんなFクラスのバカを庇って戦死なんてよ」

 

「・・・俺のことを悪く言うのは構わない。だが工藤を侮辱するのは許さん」

 

「ええ目や。まだ戦えるな?」

 

「・・・ああ」

 

「アタシを忘れてもらっちゃ困るわね」

 

 

康太、英雄、友香VS北内、その他数名、バトル開始

 

 

  ※紫組サイド※

 

 

「ククッ、アイツ等、うまくやってくれているようだな。本陣を手薄にしたんだからこっちに青組が攻め込んでくれりゃあ楽だったんだが・・・あいつらもそこまでバカじゃねえか」

 

 

ほとんど護衛のいない本陣で根本恭二はそう呟く

青組と紫組の本陣は対角線上に位置する

なので青組が紫組に攻め込むには戦闘中の紅組と白組の間を通らなければいけない

故に下手に攻め込めないのだ

 

 

「まぁいいさ。紅組と白組を始末したらジワジワ攻め込んでやる」

 

 

根本はニヤリとイヤらしい笑みを浮かべながらそう呟いた

 

 

  ※白組サイド※

 

 

「クソッ!あいつら陰からコソコソ攻撃しやがって」

 

 

白組は世古、緋堂に壁際を位置取られ、苦戦を強いられていた

敵は世古と緋堂の二人のみとなったのだが、白組も明久、雄二、中林、久保の四人となっている

おまけに世古と緋堂は大量の障害物をかき集め、それを盾にして攻撃している為、攻撃が当たらないのだ

 

 

「・・・こうなったら仕方ないわね」

 

「だね」

 

「久保?中林?」

 

「何を・・・」

 

「吉井君、坂本君」

 

「あとは任せたわよ」

 

 

そう言うと久保と中林は・・・世古と緋堂の召喚獣に向かって走り出した

少し前を久保が先行、盾になり攻撃を喰らいながら突き進んでいく

そして・・・久保の召喚獣は消滅した

 

 

「くっ、ここまでか・・・中林さん、後は頼む」

 

「任せて!」

 

 

久保の後ろを走りほぼ無傷の中林は多少攻撃を喰らいつつ、二人の召喚獣の元に着いた

 

 

「無駄だ!こっちには盾が・・・」

 

「そうね、だったらこれならどうかしら!」

 

 

そう言って中林は二人の持つ盾を蹴り飛ばした

二人は気付くのが遅すぎた

中林は・・・球を持っていない

彼女の目的は始めから障害物の方だったのだ

 

 

「今よ!吉井君!坂本君!」

 

「了解だ!外すなよ明久!」

 

「雄二こそ!」

 

 

そう言って二人は世古と緋堂の召喚獣に向かって球を投げた

 

 

「くっ・・・せめて・・・」

 

 

そう言って世古は中林に向かって攻撃し、中林の召喚獣は消滅

その直後、世古と緋堂の召喚獣に球が当たり、二人も戦死となった

 

 

「くっ、生き残ったのは俺達だけか」

 

「点差を考えるとこれ以上の失点は・・・」

 

(パコッ!)

 

「「え?」」

 

 

二人が会話していると、何かが当たるような音がし、雄二の召喚獣が消滅した

 

 

「雄二!くそっ!」

 

 

明久はすぐさま攻撃した奴を見つけそいつの召喚獣を倒す

そう、残っているのは世古と緋堂だけではなく、もう一人いたのだ

そして障害物の影に隠れて隙を窺っていたのだ

 

 

「クソッ!俺はいつだってそうだ!肝心なところで詰めが甘すぎる!」

 

「雄二・・・」

 

「すまん・・・後は任せた」

 

 

そう言い残すと雄二はその場から退場した

 

白組、残り一名(吉井明久)

 

 

  ※紅組サイド※

 

 

「けっ、まぁバカにしちゃあ頑張った方じゃねえか」

 

「・・・くっ、なんで俺はこんなに無力なんだ」

 

「無念や・・・」

 

「北内君がこんなに強いなんて・・・」

 

 

へらへらと笑う北内とその前で悔しそうに膝をついている康太、英雄、友香の三人

彼は点数の高い生徒を数名連れてきており、すでに壊滅寸前だった紅組は押し切られてしまったのだ

 

 

「工藤が勝手に戦死してくれたおかげで楽ができたぜ。やっぱりバカの友達はバカってことだな」

 

「・・・貴様!」

 

「ちょっと!そんな言い方無いじゃない!」

 

「うるせえよ負け犬共。戦死したんだからさっさと消えな。それともまた根本の女に戻りたくなったか?」

 

「・・・北内!貴様ァァ!!」

 

「もう我慢の限界や!!」

 

「康太君!ダメ!」←紅組テントから駆け付けた

 

「英雄!落ち着きなさい!」

 

 

北内に殴りかかりそうになる康太と英雄を友香と愛子が止める

 

 

「康太君、こんな人は放っておいて、もう行こう」

 

「そうね。顔を見るのも不愉快だわ」

 

 

愛子と友香にそう言われ康太と英雄は渋々退場する

 

 

「さて、これで残るは雑魚揃いの青組だけか。点数もこっちが勝っているし、楽勝だな」

 

「それはどうカナ?」

 

「優子を甘く見ないことね」

 

「けっ、負け惜しみかよ」

 

 

北内の独り言に愛子と友香はそう言うが、北内はバカにしたように笑う

そして紫組と青組の全面戦争が始まる

 

 

 

  ※残存戦力※

 

 

青組・・・生存者36名

紅組・・・全滅

白組・・・生存者1名(明久)

紫組・・・生存者27名

 

 

  ※点数状況※

 

 

二年青組・・・1035点

二年紅組・・・1008点

二年白組・・・1026点

二年紫組・・・1040点

 




優子「・・・アタシの出番・・・」←二話連続出番ゼロ

『次話ではちゃんと出番があるから安心して』

優子「ホントでしょうね?」



ホントです
次回は優子さん大活躍の予感!
次話で体育祭編は終了・・・の予定(ネタが思いついたら延長するかも)



次回も頑張ります
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