そろそろ週一更新が間に合わなくなる予感・・・
とりあえず本編へどうぞ
「あれ?ごめん。待たせちゃった?」
早めに家を出たつもりの優子だったが、到着したのは一番最後
今回は遅刻したわけではなく、まだ集合時間の10分前だ
「気にしないで。まだ時間前だから。それに僕達も今着いたところだよ」
(失敗した。もっと早く来ればよかった)
遅れたことを反省する優子
「しっかしこれで全員か?てっきり明久や秀吉や中島も呼んでいるものと思ったが・・・」
「一応声は掛けたんだけど、友香も秀吉も部活だって」
「姉さんは葉月と葉月の友達に料理を教える約束しているからパスだって。ちなみにアキ兄さんも一緒」
「そっか・・・まぁ仕方ないね」
「それじゃあ行こうか?」
「うん。あ、ねぇ康太君。この服どうかな?」
「・・・よく似合ってる」
「えへへ。ありがと♪」(ニヤッ)
((イラッ))
康太に褒められ嬉しそうな表情をした愛子は優子と翔子に向かってドヤ顔を決める
その顔を見てイラッとする二人
(へぇ・・・そう来るんだ・・・)
(・・・その喧嘩買った)
バチバチと火花を散らす女子三人
「あれ?優子さん。そのヘアピン。いつもと違うね?」
「あ、うん。この間、気に入ったから買ったの」
「可愛いね。よく似合ってるよ」
「あ、ありがと」(ニヤッ)
((くっ))
ニヤリと笑う優子
(・・・失敗した。小物にも気を使うべきだった)
翔子は普段から雄二と遊ぶ時は服装を色々変えている為、何を着ても目新しさは無い
出遅れてしまった事に少し焦る翔子
「ん?どうした翔子?」
「・・・なんでもない」
「そうか、さっさと行こうぜ」(ギュ)
「・・・ゆ、雄二・・・うん!」(ニヤッ)
((ムムッ))
そう言って雄二は翔子の手を引いて歩き出す
自分から手を繋ぐなんて昔の雄二からは考えられないことだ
よく見ると雄二の顔は少し赤くなっている
翔子は返事をして優子と愛子にドヤ顔
「ボク達も行こ!」
「そうね、行きましょ海人君」
愛子と優子はそれぞれ康太と海人の腕に抱き着く
※洋服屋※
「ねぇ康太君。この服どう?」
愛子が着ているのは少し露出の多いワンピース
「・・・早く着替えろ」
「むっ、それって似合ってないってこと?」
康太の態度にムッとなる愛子
「・・・違う。お前のその格好を他の男に見せたくない」
「そ、そっか。うん。すぐに着替えるね」
康太のストレートな発言に愛子は頬を赤く染めて更衣室のカーテンを閉める
※アクセサリーショップ※
「はい。優子さん」
「?これ、ヘアピン?」
「優子さんにプレゼント。きっと似合うと思うよ」
「え?いいの?」
「うん」
「ありがとう。大切にしまっておくね」
「いや、使ってよ」
嬉しそうにヘアピンが入った小包を抱きしめる優子と彼女の天然発言にツッコむ海人
※下着売り場※
(((((ヒソヒソ)))))
「しょ、翔子!頼む!ここだけは勘弁してくれ!!」
「・・・雄二の好みを知りたい」
「直視できねえよ・・・って、待て待て!何で俺の手を引いて試着室に入ろうとしてんだ!?」
「・・・着けてるところを見て欲しい」
「か、勘弁してくれぇぇぇ!!」
顔を真っ赤にして叫ぶ雄二と雄二の手を引いて試着室に入ろうとする翔子
※昼食※
「ふぅ・・酷い目にあったぜ」
「・・・失敗」
「あはは、代表は大胆だなぁ」
六人は美味しいと評判のレストランで昼食
今回は場所がショッピングモールなので手作り弁当は作って来なかったのだ
「海人君はまたハンバーグ?」
「うん。好物だからね。優子さんはオムライス?」
「ネットでここのオムライスは美味しいって聞いてたのよ」
「へぇ・・・僕もオムライスにすればよかったかな~」
「(チャンス!)だ、だったら一口食べる?」
「え?いいの?」
ありがたく頂こうと思う海人だが、手に持っているのはナイフとフォーク
予備のスプーンは無いかとテーブル上を見渡す
「は、はい。あーん」
「ふぇ!?」
「ほ、ほら。早く」
「あ・・・あーん」
「お、美味しい?」
「う、うん」
優子の問いかけに返事をする海人
二人の顔は真っ赤である
「海人君のハンバーグも一口頂戴」
「う、うん」
ハンバーグを一口サイズに切ってフォークに刺し、優子の方を見る
優子は食べさせてと言わんばかりに待ち構えている
「あ、あーん」
「あーん・・・うん。美味しい」(ニッ)
((ムムッ))
「こ、康太く・・・」
慌てて康太の方を見る愛子だったが、康太の頼んだものは愛子と同じミックスサンド
(ボクのバカ!)
「・・・雄二」
「ん?どうした?」←すでに完食済
「・・・なんでもない」
しょんぼりとする愛子と翔子
「さて、この後はどうすっかな?」
「午前中はボク達に付き合わせちゃったし、今度はそっちに合わせるよ」
「じゃあ・・・」
※本屋※
「ちょうど買いたい本があったんだ」
「・・・エロ本か?」
「ち、違うよ!大体、高校生がそんなの買えるわけないでしょ!」
((ササッ))
「なぜ目を逸らす?」
「「その話、詳しく聞かせてもらおうか?」」
海人の言葉に目を逸らした二人は、愛子と翔子に問い詰められる
「それで、何買ったの?」
「野球漫画の新刊」
海人はその間に会計を済ませるのだった
※雑貨屋※
「・・・もうすぐ陽向(妹)の誕生日」
「あ、これなんかいいんじゃないカナ?」
※キッチン用品店※
「まな板がそろそろ傷んできたんだよな・・・」
(((((主婦か!)))))
※ゲーセン※
「今日こそ決着をつけてやるぜ」
「・・・負けない」
「頑張ろうね。康太君」
「・・・雄二と私のペアは最強」
エアホッケーのダブルスを始める四人
取り残された海人と優子は・・・
「海人君。こっちこっち」
「これは・・・プリクラ?」
「海人君はこういうの初めて?」
「うん。これって男だけじゃ入れないからね」
「海人君なら入れるんじゃない?」
「・・・怒るよ?」
「ふふっ、ゴメンゴメン」
冗談を言いつつ中に入る二人
「えっと、お金を入れて・・・」
指示に従いながら操作する優子と緊張気味の海人
画面はカウントダウンが始まり、表示がゼロになる瞬間
(チュッ♪)
優子は海人にキスをした
「ゆ、優子さん」
「えへへ」
驚く海人と照れくさそうに笑う優子 ←二枚目
見つめあう二人 ←三枚目
そして・・・唇を重ねる二人 ←四枚目
「ふふ、こうやってキスするのは初デート以来ね」
「そうだっけ?」
「そうよ。全く、ちょっと寂しかったんだからね」
「う、ご、ごめん」
「たまにはこうやって甘えさせてよね♪」
「うん」
そう言いながら二人は抱き合うのだった
「さて・・・この写真。どうしようか?」
手元にあるのは二人のキスシーンがしっかりと写されたプリクラ
「半分こして持って帰りましょ」
「うん。なんだか照れくさいね」
「ふふ、そうね」
そう言いつつプリクラをしまう二人
その後、雄二達と合流
海人達はそれぞれ彼女を家に送って自宅へと戻るのだった
「ただいま」
「おかえりなさい。デートは楽しかった?」
「うん。今度は姉さんとアキ兄さんも一緒に行こうね」
「そうね」
そう言って上着を脱いでトイレに向かう海人
美波はその上着をハンガーに掛けようとしたその時
ポケットに何かが入っているのを見つける
「ゆ、優子・・・なんて大胆な・・・」←プリクラ発見
「お姉ちゃん、どうしたですか?」
「な、何でもないわよ。さ、晩御飯にしましょ。葉月も手伝ってね」
「はいです!」
美波と葉月は台所に向かうのだった
(ウチも今度アキと・・・)
その日美波は料理に集中できず、久しぶりに失敗するのだった
※おまけ・後日のAクラス※
「ゆ、優子。これ・・・」
「・・・大胆」
「ど、どうよ。アタシが本気を出せばざっとこんなもんよ」
優子はプリクラを見せ、二人に自慢していた
しかし恥ずかしさからか顔は真っ赤である
(先を越された!エアホッケーなんてやってる場合じゃなかった)
(・・・次は私も雄二に・・・)
「何話してるんですか?」
「あ、美穂。優子ってば大胆なんだよ」
「た、大したことじゃないわよ」
強がる優子
しかし何度も言うようだが顔は真っ赤である
「あーキスのプリクラですか。私も持っていますよ」
「「「へ?」」」
「ほら」
そう言ってプリクラを見せる佐藤
(((!!!)))
そこに写っていたのは優子のキスよりもっと激しい、舌を絡ませた『大人のキス』をしている佐藤と須川の姿だった
「えへへ、私は恥ずかしいって言ったのに亮君ってば強引に・・・」
写真を見てオーバーヒートしている三人に佐藤は頬に手を当て、モジモジしながら惚気話を始める
(((ま、負けた)))
思わぬところに恋愛上級者がいたのだった
いつの間にか勝負になっていましたが・・・
佐藤さんの完全勝利でしたw
次回も頑張ります