バカとテストとウチの弟   作:グラン

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アンケート『秀吉のお相手は誰にしよう?』

現在トップは佐藤美穂!
このまま決定か!?
それとも美春と玉野が追い上げてくるか!?

まだまだ回答募集中!
詳しくは活動報告にて


第二十二問 このままじゃ終われねぇ!

  SIDE 海人

 

 

秀吉君に続いて姫路さんも敗退した

これでこっちは2敗、もう後がない

 

 

「くっ、まさか姫路が負けるとはな・・・」

 

「うぅ・・・すいません・・・」

 

 

姫路さんがしょんぼりと項垂れる

 

 

「とにかくあと3勝、俺と明久と島田で取るしかねぇ」

 

「やるしかないってことね・・・次はウチの番よ!」

 

 

そう言って姉さんが前に出た

 

 

「島田か・・・じゃあこっちは俺が行こう」

 

 

向こうは智也君だ

 

 

「科目は数学でお願いします。絶対負けないんだから!」

 

 

姉さんがそう言った瞬間、智也君はニヤリと笑った

・・・!しまった!!

 

「姉さん!それはダメだ!」

 

「「試獣召喚!」」

 

 

二人が召喚した

・・・遅かった・・・

 

 

「どうしたのさ海人?大声出したりして。美波なら大丈夫だよ。数学はトップクラスなんだから」

 

「・・・確かに姉さんの数学の点数は高いよ。でもね・・・」

 

 

 

2-F 島田美波 345点

    VS

2-A 北条智也 551点

 

 

 

「智也君の数学は学年一位なんだよ・・・」

 

「う・・・そ・・・」

 

「悪いな、俺も数学は得意なんだ」

 

「でも・・・それでもウチは負けられないのよ!!」

 

 

姉さんは智也君に向かっていき連続攻撃を繰り広げる

熱くなっているようだが、智也君の武器は二丁の拳銃だ

姉さんの武器がサーベルである事を考えても、離れれば勝ち目はない

戦法は正しい・・・でも・・・

智也君のあの余裕はなんだ・・・?

反撃しようともせず、防戦一方。一体何を考えているんだろう?

 

 

「そろそろだな」

 

 

そう言って智也君は姉さんから距離を置く

 

 

「お前の攻撃は全て見切った。もう当たりは・・・いや、かすりもしない」

 

「舐めた事言ってくれるじゃない・・・絶対負けないんだから!」

 

 

そう言って姉さんは再び突っ込んでいく

 

 

「初撃、右上方から左下方へ振り下ろす確率75%」

 

 

そう言って智也君は攻撃を躱す

 

 

「このっ!」

 

「そこから薙ぎ払いに繋ぐ確率82%。そして・・・」

 

 

再び智也君は避ける

そしてそのまま蹴りを入れ、姉さんの召喚獣はバランスを崩す

 

 

「その後、隙が生まれ、俺の攻撃が当たる確率、100%だ」

 

 

そう言って智也君は二丁拳銃の銃弾を全て打ち込み、姉さんの召喚獣をハチの巣にする

そして・・・

 

 

 

2-F 島田美波 LOSE

    VS

2-A 北条智也 WIN

 

 

 

決着が着いた

 

 

「勝者、Aクラス!」

 

 

高橋先生がAクラスの勝利を宣言した

 

 

「負けた・・・アキ・・・海人・・・ごめん」

 

 

姉さんは泣き出しそうな顔で帰って来た

 

 

「美波のせいじゃないよ!」

 

「・・・だな、北条には誰が出ても勝ち目はなかった。これは俺の作戦ミスだ」

 

 

アキ兄さんは姉さんを抱きしめ、姉さんはアキ兄さんの胸の中で泣き出した

雄二君も仕方ないといった表情を浮かべている

 

 

「さて、これでこっちの勝ちが確定したわけだが・・・せっかくだから最後までやらないか?こっちは他のクラスから狙われる立場だし、経験を積んでおくに越したことはない」

 

「・・・ああ、このままじゃ終われねえ」

 

 

智也君の言葉に雄二君も賛成する

 

 

「じゃあ次は僕の番だね。美波、そういうことだから・・・」

 

「うん。アキ、頑張ってね」

 

 

そう言って姉さんはアキ兄さんから離れ、アキ兄さんは前に出た

 

 

  SIDE OUT

 

  SIDE 優子

 

 

四回戦、向こうは吉井君が出るらしい

・・・びっくりするほど北条君の予想通りだ

 

 

「じゃあこっちは久保だな。油断はするなよ」

 

「もちろんわかっているよ」

 

「それと、向こうが選択科目を使わなかったら古典を選んでくれ」

 

「?わかった」

 

 

久保君はなぜかわからないと言った表情を浮かべたが、北条君の事を信用しているのか、あっさりと頷いた

 

 

「ねえ北条君、なんで古典なの?」

 

「見ていればわかるさ」

 

 

質問した愛子に北条君は答える

どうやらなにか考えがあるらしい

 

 

「科目はどうしますか?Aクラス、Fクラス共に一回ずつです」

 

「久保君、決めていいよ」

 

「いいのかい?」

 

「うん。こっちは雄二が使うことになっているからね」

 

「そうかい・・・じゃあ古典でお願いします」

 

 

久保君がそう言った瞬間、吉井君の顔が青ざめた

・・・もしかして・・・

 

 

「「試獣召喚」」

 

 

 

2-A 久保利光 441点

    VS

2-F 吉井明久 67点

 

 

 

・・・圧倒的な点差だ・・・

 

 

「やっぱりな」

 

「吉井君が古典が苦手科目って知ってたの?」

 

「確証はなかったが、予想はしていた」

 

「?どういうこと?」

 

「そもそも吉井に勉強を教えたのは海人だ。そして海人の苦手科目は古典と保健体育だ。自分が苦手な科目は教えようがない」

 

「なるほどね。島田君の苦手科目はそのまま吉井君の苦手科目になるってことね」

 

「ああ、そして保健体育は土屋康太に教わっている可能性があったから、吉井の一番苦手である可能性が高い科目は古典というわけだ。っと、決着が着いたな」

 

 

 

2-A 久保利光 158点

    VS

2-F 吉井明久 0点

 

 

 

久保君が勝ったようだ

 

 

「思ったより削られたな」

 

「すまない。決して手を抜いたつもりはないんだが・・・」

 

「責めているわけじゃない。あいつは観察処分者で学年一召喚獣の操作が上手いという情報は聞いていたがこれほどとはな・・・」

 

 

吉井君の健闘は北条君にとっても予想外だったらしい

 

 

「・・・最後は私の番」

 

「くそっ!このまま終われるか!せめて一矢報いてやるぜ!」

 

 

そう言って代表と坂本君は前に出た

 




軍師対決は智也に軍配が上がった!
雄二は一矢報いることができるのか!?

次回も頑張ります
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