海人の退学、及び姫路の転校を阻止すべく明久達が動き出す
果して止めることは出来るのか?
それでは本編へどうぞ
追伸
今回もヒロインの優子の出番は無しです
優子「納得出来なぁぁぁい!!」
SIDE 海人
「ほら、もう泣かないの」
「ぐす・・・うん」
「大丈夫ですよ。今、吉井君と坂本君が学園長の所に行って・・・(ガラッ)あっ、帰ってきましたね」
「あっ、海人、戻ってたんだ」
話をしているとアキ兄さんと雄二君が帰って来た
「うん。アキ兄さん・・・それにみんなも、迷惑をかけてごめんなさい」
「迷惑だなんて思ってないよ。でもちゃんと相談してほしかったな」
「うっ・・・ごめん」
「ワシにできることなら協力は惜しまぬぞい。なんせ、原因の一端はワシの姉上にあるわけじゃからな」
っと、そうだ
「あの、秀吉君。みんなもなんだけど・・・このことは優子さんには内緒にしておいてくれないかな」
「え?なんで?」
「さっき秀吉君が言ったようにあの時の事には少なからず優子さんが関わってるでしょ?それで僕が退学になるって知ったら優子さんは責任を感じると思うんだ。だから・・・お願い!」
そう言って僕は頭を下げた
「はぁ・・・ったく、人の心配をしている場合じゃねえだろうに・・・」
「ま、それが海人の良い所なんだけどね」
雄二君とアキ兄さんが呆れたような溜息を吐いた
「ま、それは置いておくとして、学園長と話した結果を報告するぞ」
雄二君からの報告によると、雄二君とアキ兄さんが二人で召喚大会で優勝し、商品である如月ハイランドのプレミアムチケットを回収すれば僕の退学処分の取り消し、及び、教室の補修を行ってくれるらしい
「つまり、アキと坂本が優勝すればいいのね・・・海人、ウチ達も出るわよ!強敵を倒してアキたちをサポートするのよ」
「うん。わかったよ」
「姫路さんと海人で出た方が確率高いんじゃない?」
「たしかに姫路と海人が組んで出場すれば優勝は固いだろうが、海人は文武両道の優等生として有名過ぎるからな。それで優勝してもレベルの低いクラスメイトばかりじゃないという証明にはならないだろう。それに優勝は俺とお前がしなきゃいけねえ。点差がでかすぎるから海人たちにわざと負けてもらうと八百長疑惑をかけられちまう。それよりも出し物で稼ぎを出すことを考えないとな。おい須川、そっちはどうなってる?」
「候補は黒板に上がっている通りだ」
どれどれ・・・
・写真館
・メイド喫茶
・ウェディング喫茶
・中華喫茶
・コスプレ喫茶
随分喫茶店に偏ったね
「とりあえずメイド喫茶はやめた方がいい。Aクラスがメイド喫茶らしいからな。設備の差で勝ち目がねえ」
「写真館は稼ぎが少なそうだからやめた方がいいよ」
雄二君の意見でメイド喫茶が、アキ兄さんの意見で写真館が削除された
「ねえ、ウェディング喫茶ってどんなことするの?」
「普通にウェディングドレスを着て接客するんだ」
「「・・・ウェディングドレス・・・」」
姉さんと姫路さんが顔を赤くして何かを考え始めた
やっぱり女の子だから憧れとかがあるのかもね
でも・・・
「ウチのクラスは女子が二人しかいないし、難しいんじゃないかな?」
「大丈夫だ。秀吉と海人ちゃんとアキちゃんがいる!」
「三人とも男だからね!?しかもそれでも五人しかいないし・・・」
ってか、誰だ!?海人ちゃんって言ったのは!?
渋々と言った感じでウェディング喫茶も消えた
あとは・・・
「中華喫茶って、チャイナドレスでも着るの?だったらさっきと同じ理由で無理じゃ・・・」
「待ってくれ!それは誤解だ!チャイナドレスを着るわけではなく、本格的な飲茶を出そうと考えているんだ。そもそも食というのは・・・」
なにやら須川君が熱く語りだした
中華料理が好きなのかな?
「しかし、やはりそれなりに見た目が良くないと客が来ないのでは?」
「確かに、いくら味が良くても食べてもらえなければ意味がないぞ」
他のFクラスのみんなが思ったことを言い始める
うーん・・・
「じゃあコスプレ喫茶にして、和食・洋食・中華を全部やるって言うのはどうかな?」
「なるほど、設備の悪さはレパートリーの多さで補うわけだな」
「うん。どうかな?」
「「「「「異議なし!!」」」」」
「決まりだな。ムッツリーニ。衣装を頼む」
「・・・任せろ」
その後の話し合いでメニューが決まった
しかしその後またしても問題が・・・
「・・・華が無い」
そう、女子は姉さんと姫路さんしかいないため、どうしても華やかさに欠けてしまう
・・・とはいえ、こればかりはどうしようも・・・
「失礼するぞ」
ドアが開き、一人の男子生徒が入ってきた
「あれ?智也君?」
「北条か・・・何か用か?」
「・・・放課後にまた来ると伝えておいたはずなんだがな・・・」
「「「「・・・あ」」」」
そう言って智也君はアキ兄さんたちの方を見る
するとアキ兄さんたちは何かを思い出したように声を上げた
「まぁいい。海人の事は聞いたな」
「ああ、大体な」
智也君の口振りからして、どうやら智也君も僕の退学処分の事を聞いているようだ
・・・?
なんで知っているんだろう?
そんなことを考えているうちに智也君と雄二君は情報を交換していく
「なるほどな・・・やはり学園長は何かを・・・」(ブツブツ)
智也君は何かを考え込むようにブツブツ言っている
どうしたんだろう?
「お前らに提案なんだが・・・俺達Aクラスと組むつもりはないか?」
同盟を持ちかける智也
さて、彼の目的は・・・?
次回も頑張ります