バカとテストとウチの弟   作:グラン

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更新が遅くて申し訳ありません
モンハンが面白すぎるのが悪いんですww


第四十四問 教頭の最期?

  SIDE 海人

 

 

決勝戦が終わり、僕達は控室の外でアキ兄さんたちを待っている

 

 

「あっ!アキ!」

 

 

姉さんはアキ兄さんを見つけると走って近づいて勢いよく抱き着いた

 

 

「優勝おめでとう!カッコよかったわよ♪」

 

「う、うん。ありがと」

 

 

姉さんにそう言われてアキ兄さんは顔を赤くしている

ふふっ、仲の良いカップルだね

 

 

「あっ、そういえば北内に何かされたでしょ?目、まだ痛い?」

 

「ううん、もう平k・・・「痛いでしょ?」・・・いや、もう・・・「痛いわよね?」・・・はい・・・」

 

「そっか・・・それじゃあしょうがないわね♪」

 

 

そう言って姉さんはアキ兄さんの腕に自分の腕を絡めた

 

 

「み、美波!?」

 

「これなら目が見えなくても大丈夫ね。さ、行きましょ」

 

 

そう言って姉さんはアキ兄さんを連れて(引きずって)どこかに行ってしまった

全く・・・デートしたいなら素直に言えばいいのに

・・・あっ、今のやり取りを近くで見ていた翔子さんが何かを思いついたように雄二君に近づいていく

 

 

「・・・えい」(ブシュ)

 

「ぐああああああ!!目が!目がぁぁぁ!!」

 

「・・・雄二には私がついてる」

 

「何がだ!?俺が何をしたぁぁぁ!?」

 

 

翔子さんは雄二君に目つぶしをし、腕を絡めてどこかに行ってしまった

そして取り残される僕と優子さん

 

 

「あ、あはは・・・相変わらずだね」

 

「全く・・・ウチの代表が迷惑かけてごめんなさいね」

 

「こちらこそ、ウチの姉がすいません。とりあえず教室に戻ろうか?」

 

「そうね、あの四人は帰って来ないだろうし・・・」

 

 

そう言って僕と優子さんは教室へと戻って行った

 

 

「そういえば姫路さんは?確か転校がかかってるのよね?観戦に来なかったけどどうしたのかしら?」

 

「・・・多分、他の事に夢中なんだと思うよ」

 

「???」

 

 

  SIDE OUT

 

 

  ※一方その頃Fクラスでは※

 

 

「いらっしゃいませ、二名様ですね?こちらへどうぞ」

 

(北条君・・・カッコイイですぅ~♪)

 

 

応援に行った海人たちの代わりにウェイターの格好をして接客している北条に見惚れており、自身の転校の事をすっかり忘れている姫路の姿がそこにあった

 

 

 

 

  SIDE 夏川

 

 

『おい夏川、本当に大丈夫なんだろうな?』

 

「安心してください教頭先生、今からアイツらと学園長の取引を録音したテープを放送します。これで学園長の信頼は失墜し、次期学園長の席はアナタのものです」

 

『くくっそうかそうか、それを聞いて安心したよ。では、よろしく頼むぞ』

 

「はい、それでは失礼します」

 

 

そう言って俺は教頭からの電話を切った

そうさ、俺達は今からテープを放送する

・・・ただし、学園長とアイツらの取引ではなく・・・俺達と教頭の取引をな

竹原教頭・・・てめえは俺達と一緒に地獄に落ちるんだ!!

ただ一つ、心残りなのは・・・

 

 

「・・・すまねえ常村、お前まで巻き込んじまって・・・」

 

 

・・・親友である常村を一緒に地獄に落としてしまうことだ

 

 

「気にすんなよ相棒。竹原を許せないのは俺も同じだ。それに・・・野球ならボール一つあればどこででもできるさ」

 

 

そう言ってニカッと笑う常村

全く・・・友達に恵まれてるな、俺は

 

 

「じゃあ・・・やるぞ?」

 

「ああ、あいつらに今回の事は島田には言わないように頼んだ。これで島田が心を痛めることはない」

 

「・・・そうだな」

 

 

これでもうアイツと同じグラウンドには立てないのか・・・

ちょっと残念だ

でも、俺はいつでもお前を応援してるぜ

優しくて泣き虫な後輩の事を思い浮かべながら俺は再生ボタンを押した

 

 

竹原?『えー私はこの学園で教頭を務めております竹原と申します。この度はどうしてもある女性に私の想いを伝えたいが為に放送設備をお借りしております。その女性とは・・・船越先生!あなたです!私はアナタを愛しています!どうか結婚を前提にお付き合いを・・・』

 

根本?『ちょっと待った!船越先生を嫁にするのはこの俺だ!教頭先生といえどそこは譲れないぜ!!』

 

 

・・・はい?

な、なんだこれ!?

俺達は確かに・・・

 

 

「やっぱり・・・そうするつもりだったんですね?」

 

「北条!」

 

「・・・悪いがすり替えさせてもらった」

 

 

そう言って北条の隣にいる男子生徒(土屋だったか?)はテープを見せる

 

 

「このテープはお前の仕業か?しかしこんなものどうやって・・・」

 

「ワシの声帯模写ならこの程度朝飯前じゃ」

 

 

そう言ってドアの陰からひょっこりと木下秀吉が顔を出す

え?なんで名前を知ってるのかって?・・・隣にいる俺の親友が大ファンだからさ

 

 

「・・・いつから気付いていたんだ?」

 

「海人に詳細を伝えるなと言った時からです。先輩たちの性格ならきっと退学覚悟で海人の敵を取ろうとすると読んでいましたよ。ですが先輩たちは間違っています。海人が心を痛める事は無いと思っているようですが、あいつは人の不幸をなんとも思わないほど冷たい人間じゃない。たとえ・・・あなた方が海人が悲しまないようにとわざと悪役を演じても・・・ね」

 

「・・・そうか・・・全部、お見通しってわけか・・・」

 

 

こいつは人の心でも読めるのかね・・・

コイツには心理戦じゃあ敵わねえな・・・

 

 

「さて、そろそろ教頭からのラブコールが来るんじゃないですか?」

 

 

北条がそう言い終えると同時に俺の携帯が鳴りだした

表示はもちろん竹原教頭

俺は静かに通話ボタンを押して電話を取る

 

 

『夏川!貴様何の真似だ!!』

 

「何の真似か・・・ね。よく言えたもんだな!全部聞かせてもらったぜ!てめえが島田達を始末しようとしたこともな!」

 

『あんな連中などどうでもいい!そんなことより私の計画が水の泡ではないか!』

 

「どうでもいいだと?ふざけるな!アイツが毎日どれだけ頑張って野球に取り組んでいると思ってんだ!アイツほど野球を愛している奴を俺は見たことねえ!そんな奴が腕を折られそうになって二度と野球ができなくなるところだったんだぞ!その気持ちがてめえにわかるか!人の努力を踏みにじるような真似をしやがって・・・絶対に許さねえぞ!!」

 

『くっ、貴様・・・「教頭先生♪」・・・ふ、船越先生!さっきの放送はでたらめで・・・「照れなくてもいいんですよ、私と教頭先生と根本君の三人で幸せな家庭を築きましょうね♪」・・・だ、誰か!助け・・・』

 

 

もう声を聞くのも耳障りなので俺は電話を切った

 

 

「北条・・・お前けっこうえげつない事考えるな・・・」

 

「あの屑にはこれでも足りない位ですよ」

 

 

どうやらこいつも怒っているらしいな

 

 

「じゃあ俺達はそろそろ行くぜ」

 

「あっ、一つ頼みたいことがあるんですが・・・」

 

 

そして北条に『ある事』を言われ、首を傾げながら俺と常村はその場を離れた

 




竹原教頭、人生の墓場へようこそww
さて、北条が常夏コンビに頼んだこととは・・・

次回も頑張ります
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