バカとテストとウチの弟   作:グラン

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大体他の方々と同じような内容です


第三問 元神童の挨拶

  SIDE 海人

 

 

「丁度よかったです。今自己紹介をしているところなので姫路さんもよろしくおねがいします」

 

「は、はい!姫路瑞希といいます。よろしくお願いします」

 

 

姫路瑞希?どっかで聞いたような・・・

 

 

「はい、質問です」

 

「は、はい!なんですか?」

 

「どうしてここにいるんですか?」

 

 

あっ、思い出した。学年三位で順位は常に一桁の・・・なんでFクラスに?

 

 

「その・・・テストの日に高熱をだして途中退席してしまって・・・」

 

 

僕と同じ理由か・・・運が悪かったね

でも姫路さんには悪いけど、女の子が姉さん一人じゃなくてよかった

同性の友達がいないと可哀想だからね

 

 

『そう言えば、俺も熱(の問題)が出たせいでFクラスに』

 

『俺は弟が事故に遭ったと聞いて実力を出し切れなくて』

 

『前の晩、彼女が寝かせてくれなくて』

 

 

周囲のみんなが言い訳を始めた

 

 

「はいはい静かにしてくださ・・・」

 

 

先生が教卓を軽く叩くと教卓が廃材に変化した

 

 

「・・・替えを用意してきます。少し待っていてください」

 

 

そう言って先生は出て行った

 

 

「ちょっといいかの?」

 

「ん?」

 

「お主が島田の弟かの?」

 

「うん。君は・・・木下君だよね?」

 

 

僕がそう言うと木下君は目を見開いた

 

 

「お、お主、ワシが男とわかるのかの?」

 

「え?そりゃあまぁ見ればわかるけど・・・」

 

「嬉しいのじゃ!」

 

 

木下君は急に僕に抱き着いてきた

 

 

「ど、どうしたの木下君?とりあえず落ち着いて・・・」

 

「む、すまぬ、嬉しくてつい・・・それからワシのことは秀吉でよいぞ」

 

「じゃあ僕の事も海人でいいよ。よろしくね」

 

「うむ!よろしくなのじゃ!」

 

 

あれ?アキ兄さんと雄二君の姿が見えないな?

 

 

「あっ、島田君。姫路瑞希です。よろしくお願いします」

 

 

姫路さんがやってきて僕に挨拶を・・・あれ?

 

 

「姫路さん、なんで僕の名前を知っているの?たしか初対面だったと思うけど・・」

 

「あ、え、えっと・・・ほら、島田君ってかなり有名人ですし、野球部のエースで成績優秀、文武両道の優等生だって・・・」

 

 

なぜか焦っている姫路さん

どうしたのかな?

 

 

「さすが海人ね。ウチの自慢の弟だわ♪」

 

 

いつの間にか現れた姉さんが嬉しそうな顔で話に入ってきた

 

 

「姫路さんよね?ウチは島田美波、海人の双子の姉よ。このクラス、女の子はウチと姫路さんだけだから仲良くしましょ」

 

「は、はい!よろしくお願いします!島田さん」

 

「美波でいいわよ。苗字だと海人と紛らわしいし・・・」

 

「じゃあ美波ちゃんって呼びますね。私の事も瑞希って呼んでくださいね」

 

「わかったわ」

 

 

姉さんと姫路さんは仲良さそうに話をしている

早速仲良くなれたみたいでよかったよかった

っと、先生が戻ってきた

 

 

「お待たせしました。えー・・・後は代表の坂本君だけですね」

 

「了解」

 

 

そう言って雄二君は前に出た

 

 

「Fクラス代表の坂本雄二だ。代表でも坂本でも好きなように呼んでくれ」

 

「「「「「ダァァーーリィーーン!!」」」」」

 

「ダーリンはあっちだ!あっち!」

 

 

雄二君が顔を青くしながらアキ兄さんの方を指差す

 

 

「じゃあバカ代表」←アキ兄さん

 

「ぶち殺すぞバカ久」

 

「赤ゴリラ」←姉さん

 

「誰がゴリラだ!」

 

「ゆうちゃん♪」←僕

 

「気持ち悪い呼び方するんじゃねえ!」

 

「・・・霧島」(ボソッ)←土屋君

 

「康太!表に出やがれ!」

 

 

雄二君が発狂している

 

 

「はぁはぁ・・・やっぱり坂本と呼んでくれ。それはさておき、かび臭い教室、古く汚れた座布団、薄汚い卓袱台」

 

 

雄二君は周りを見渡しながらそう言い・・・

 

 

「対してAクラスは冷暖房完備の上に座席はリクライニングシートらしいが・・・不満はないか?」

 

「「「「「大ありじゃああああ!!」」」」」

 

 

Fクラスのみんなの魂の叫びが教室に響いた

まぁこの設備は確かに酷いよね

 

 

「だろう?俺だってこの現状は大いに不満だ。代表として問題意識を抱いている」

 

 

雄二君も不満があるようだ

 

 

「そこで、これは代表としての提案だが・・・」

 

 

雄二君は一呼吸置き・・・

 

 

「我々FクラスはAクラスに試験召喚戦争を仕掛けようと思う」

 

 

戦争の引き金を引いた

 

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