海人&愛子 100番
明久&美春 95番
英雄&優子 36番
雄二&友香 4番
秀吉&翔子 75番
康太&姫路 131番
智也&美波 12番
予想は当たっていたかな?
それでは本編へどうぞ
SIDE 海人
「よろしくね海人君、頼りにしているよ♪」
「あはは、頑張るよ」
僕のパートナーはAクラスの工藤さんだ
知っている人で良かった
「それにしても残念だったね~」
「?何が?」
「ホントは優子と一緒がよかったでしょ?」
「んなっ!」
ニヒヒと笑いながら工藤さんはそう言った
「なな、何言ってんのさ!?僕は別に・・・」
「いいっていいって、ちゃんとわかっているからさ♪」
ニヤニヤしながらそう言う工藤さん
・・・そっちがその気なら・・・
「工藤さんこそ残念だったね?康太君と一緒じゃなくて」
「な、なんでそこでムッツリーニ君が出てくるのかな!?ボクは別に・・・」
「いいっていいって、ちゃんとわかっているからさ♪」
僕は言われた言葉をそのまま返した
「むぅ・・・そう言う海人君こそ・・・」
「いやいや工藤さんこそ・・・」
※数分後※
「ねぇ・・・そろそろやめにしない?」
「・・・そうだね。この争いはあまりにも不毛だよ・・・」
互いに顔を真っ赤にした僕達は争うのをやめた
「とりあえずあまり時間も無いし、いろいろと確認をしないとね」
まずは壁に貼ってあるフィールドの地図を見る
僕達がいる建物は☆1エリア、ここから層のようになっていて、遠くに行くにつれて星が上がって行き、一番遠くが☆7エリアだ
☆が多いほど難易度は上がっていくようだ
「まず☆4エリア辺りで様子見かな?」
「いきなり☆7に行ってみるってのは?」
「それはリスクが高すぎるんじゃない?まだ☆がいくつでどれぐらいの点数かわからないんだし・・・それに☆7エリアはここから一番遠いから行ったら補充テストを受けに帰ってくるのが大変だよ」
「たしかにそうだね~じゃあ様子を見ながら上に行ったり下に行ったりしようか?」
「うん。それで行こう」
大体明日の作戦は決まったな
えっと後は・・・
「ん?これはなんだろう?」
「タブレットPCかな?あ、説明が書いてある。フムフム・・・どうやらこれに『チャンスタイム』や『ラッキーモンスター』の出現が知らされるようになっているみたいだよ」
僕は工藤さんから説明書を渡され、目を通す
どれどれ・・・チャンスタイムは時間内に討伐したモンスターから獲得できるポイント二倍、ラッキーモンスターは大量ポイントゲットのチャンスか・・・
「他にも随時現在の順位を確認できるようになっているみたいだね~」
工藤さんが機械を操作するとランキングが表示された
まだ全チームゼロポイントなので同率一位で1番部屋~150番部屋までが表示されていた
む・・・名前は出ないのか・・・
これは、雄二君に部屋番号を教えてしまったのは失敗だったかな・・・
「さて、確認はこれ位にしてそろそろ戻ろうよ」
「あ、うん、そうだね」
そう言って僕達は部屋を後にする
「それにしても、工藤さんが一緒でよかったよ。僕、保健体育は苦手だからさ」
そう、古典と保健体育は僕の苦手科目
なので保健体育の高得点保持者がいるのは心強い
「ふふ、それじゃあボクが教えてあげようか?もちろん実技で手取りアレ取り」
「アレって何!?」
「それはね・・・(ごにょごにょ)とか、(ごにょごにょ)とか♪」
「だ、ダメだよ!そういうのはちゃんと大人になってからで・・・」
「アハハ、海人君は可愛いなぁ♪まぁ海人君の相手は優子に任せようカナ?」
「いやいや、優子さんはそんなことしないよ!」
「わかってないな~海人君。ああいうお堅い優等生ほど実はエロ・・・(ゴンッ)・・・アベシ!」
「な・に・を・勝手な事を言っているのかしらねぇ?」
いつの間にか工藤さんの後ろに立っていた優子さんは工藤さんを拳骨で沈めた
「工藤ちゃん、保健体育の実技なら俺が喜んでお相手するで」
「えっと、友香の番号は・・・」
「すいませんごめんなさいそれだけは勘弁してください」
携帯を取り出した優子さんに英雄君はすぐさま土下座する
二人が一緒にいるってことは、優子さんのパートナーは英雄君なのか
・・・いいなぁ・・・
「愛子のパートナーは海人君なのね。これは強敵だわ」
「木下さんには俺がついとるやん。大船に乗ったつもりでいてや」
「あはは、中島君は面白いなぁ。じゃあミスタータイタニックって呼ぼうかな?」
「おぉ~そら豪華やな・・・って、沈むやんけ!!」
工藤さんの冗談に英雄君がノリツッコミを決める
この二人、結構気が合うんじゃないかな?
そんなことを考えつつ僕達は部屋に戻って行った
SIDE OUT
SIDE 明久
「そうか、お前のパートナーは清水か」
「雄二は小山さんとなんだね」
二人の成績は決して悪くない・・・が、海人に勝たなければならない事を考えると少し厳しい
「で、秀吉は翔子と、ムッツリーニは姫路とペアだったな」
「・・・雄二、すまぬ」
「ん?どうしたんだ急に?」
「実は・・・ついうっかり、霧島に賭けの事を話してしまっての・・・」
賭けって言うと勝った方が負けた方に命令できるって奴だよね?
・・・あ、この先の展開が読めた
どうやら雄二も同じのようで顔を青くしている
「ま、まさか・・・」
「それで・・・全面的に協力する代わりに雄二への命令権を譲渡して欲しいと言われての」
「なんてことしてくれてんだてめえは!!」
「し、仕方なかったのじゃ!断れば殺される勢いで詰め寄られたのじゃ!」
まぁ・・・そうなるよね・・・
でも、これで霧島さんが本気を出してくれるし、海人のパートナーしだいでは勝ち目が見えてきたぞ
「くっ、まぁ俺が勝てばいいだけの話だ」
「雄二、それ死亡フラグだよ」
「黙れバカ久。さて、あとは海人の相棒しだいだな。Eクラス辺りの女子なら楽勝なんだが・・・」
「Aクラス女子だと苦しいね」
「ああ、特に工藤だったら最悪だな。この手のイベントは積極的に動く奴が勝ちやすいからな。おまけに奴は保健体育が得意。海人の短所を補うことが可能だからな」
「・・・戻った」
「おう、ムッツリーニ。何かわかったか?」
「・・・海人のパートナーは・・・工藤愛子」
「「・・・終わった・・・」」
まさか一番厳しい展開になろうとは・・・
「・・・諦めるのはまだ早い。島田のパートナーは北条だ」
「ホントなのムッツリーニ!?」
これなら希望が見えてきたぞ
二人ともAクラス相当の実力者だし、美波はやる気充分
北条君には美波が話を通しているはずだからきっと協力してくれるだろう
・・・あ、雄二が複雑そうな顔をしてる
無理もないか、こいつはAクラス戦で北条君に惨敗して以来、彼の事をライバル視するようになったからな
清涼祭の時といい、借りを作りっぱなしというのは気が引けるんだろう
「雄二・・・」
「わーってるよ。悔しいがここはあいつに頼るしかねえ。でもな、俺だってそう簡単には負けねえぜ!」
「だからそれ、死亡フラグ・・・」
「やかましい!」
僕のツッコミに雄二がキレる
「・・・にしても・・・海人、今日も戻って来ないのかな?」
「みたいだな。まぁ北条のところにいるなら心配ねえだろ。それより明日に備えてさっさと寝ようぜ」
そうだねと言い、僕達は眠りについた
SIDE OUT
SIDE 海人
「え?智也君のパートナーは姉さんなの?」
そっか・・・これは強敵だなぁ・・・
「・・・」
「島田の事が心配か?」
「べ、別に!全然心配なんかしてないよ!」
(頑固な奴だな)
「そ、それより、他の人のパートナーって誰だか知ってる?」
「他の人っていうと、Fクラスのか?残念だがほとんど知らん。・・・が、誰が相手だろうが俺は負ける気はない」
フッと微笑みながら智也君はそう言った
智也君って意外と負けず嫌いなんだよね
「賭けの事は聞いた。悪いが勝負は勝負。手加減はしないぞ」
「もちろん。僕だって負けないよ」
智也君は本気だ
味方にいると心強いのに、敵にまわるとこんなに厄介なんて・・・
でも、僕だって負けられない!
勝って姉さんと仲直りするんだ!
「これってどっちが勝っても結果は同じなんじゃないのか?」by智也
次回も頑張ります